こんにちは(0 0)/
昔は・・・1970年代後半から80年代全般に亘る国内自動車市場での、国産車全盛時代には、セダンと言えばスポーティなものからハイソ系、本当の社長様用と、いろんな選択肢が用意されていました。
クラウンと言えば、特に当時から11代目モデルまでは、中年以上の年齢層のユーザーが街中・高速道路をゆったり流す、法人用途で運転手付きでも最高級までは行かない、ベンツじゃないし、みたいな立ち位置で会社役員などが顧客先訪問に使う、なあんて感じで、V8エンジンの特別モデルを除けば「スポーティな走りを重視」するなんて使命というか重荷・・・は負わされてませんでした。
ハイソカークラスでは、クラウン、マークⅡ、チェイサー、クレスタ。
それら4ドアセダンを尻目に、2ドアクーペにハイソテイストをふんだんに取り入れて大ヒットした「スペシャルティカー」の代表が、例えば2代目ソアラ。
因みにこの頃は、2ドアクーペも実に多様なモデルが各社から出てました。
その中で、いまではヤンキーが街中でボロボロにして走ってる以外にも、綺麗に仕上げてドリフト競技なんかでは良く見かける、ニッサンシルビア。
これなんか、そんな高く無くて買えたモデルですが、各メーカーの現行新車モデルに比べると、軽くて低くて小さい。それでいて、シュンっとスタイリッシュ。
話がちょっとクーペにそれました(滝汗;
4ドアセダンでも、これまたトヨタ社内の肯定派じゃない方々の予想を覆して爆発的な人気を博したスタイリッシュハードルーフ(Bピラーレス)セダンが、カリーナED。
※すいません、NET記事からお借りしましたm(_ _)m
通常のセダンに比べてもごく低いルーフ。
乗りにくいか? 使い勝手はどうなんだ? ・・・という心配をよそに、低くてフラッシュサーフェスなモダンスタイルが受けてヒットしました。
見てください、この内装仕上げ。
ルーフが低くたってちゃんと後席スペースも充分以上に確保されているし、いま時分に新車で販売されているたっかいモデルに比べてもめっちゃ魅力的な毛足の長いファブリック/モケット内装貼物。
クルマが国内で売れない売れない・・・・って、いまこんなの売ってないじゃん。これの良さって、過去のしょうもないブームって思ってます?
ちゃんと、人気だった理由とか掘り起こしてます?
クラウン、セドリックといったフワフワ脚のセダンのほか、もっと高級なインフィニティQ45とかシーマも出てましたけど、そこまでお金を出さなくてもこういう素敵なクルマを選べて、乗れる時期でした。値段が安いから貧相だ貧民だなどと比較されてバカにされることも無かったんじゃないかな。
あと、クラウンが売れないとか言ってるけど、
スタイリングがどんどん尖って来たのはまあ、好みの問題で脇に置いておくとしまして、クルマのサイズなんですけど、
私がクルマに乗り始めてから初めて買った4ドアセダン、9代目クラウン、
ここから今の愛車・13代目クラウンになるまでに、車幅は広くなりましたけど、14代目、現行15代目と新しくなるに従って、ボディサイズの横幅は1,800mmに納まっているけど、全長なんか15代目はもう13代目より100mmも長くなっちゃって、うちのマンションでRS購入した人が機械式駐車場で出し入れするのにかなり手間どるようになってます。
既クラウンユーザーで高齢者層に突入した人たちは、大きな駐車場があるマンションに住んで余裕のある人とか、一戸建てを所有し且つ駐車場環境も余裕のある人で無い限り、サイズの少し小さい車種に乗り替えたいって、思い始めちゃうと思うんです。
多分、お金は持ってるんだけど、サイズの小さい、日頃運転しやすいクルマ。
でも、うるさかったり燃費悪かったり、荷物積めなかったりすると奥様から駄目出しが出て、ハイブリッド。
エンジンは小さくて、ボディも少しクラウンより小さいけどスタイリッシュで丁度良い、って感じで、メルセデス・ベンツCクラス180。
集合住宅の狭い機械式駐車場で取り回すたびどこかガリガリってやっちゃう・・・
駐車場で他の人がジリジリ待ってるのに、まだ駐車トレイに納められないで冷や汗、毎回・・・とか、そうなっちゃいますよね。全長が長すぎるクラウンは。
いまの現行各モデルみたいにデカいのじゃ無いセダン作ったら、こんなに売れない状況にはなっていなかったんじゃないかしら。
我が家だって、妻から「クラウンこんな大きくなって(-_-メ)」とか、「え、今度3,500cc?Σ(・ω・ノ)ノ!」って、購入当初からブツブツ不満を言われて、11年間ずっと静かな静かな抵抗をして過ごしてきたんですから(*_ _)
おっしまい。単なる、オッサンのグチでした。
私自身は、あと10年もしたらほとんど古希を迎える年齢にまで逝きますから、多分その頃はまだ日本国内ではレシプロガソリンエンジン車が多く走ってて、EV車やFCV車の良いやつに出逢うことは無いでしょう。
電気オンリーも水素オンリーも間に合わずに、免許返戻年齢を迎えることでしょう(/o\)
それまで、国産に固執せずに、好きで乗りたいセダンやクーペを探してカーライフを締めくくるんだ!
( *´艸`)
Posted at 2021/01/14 14:49:34 | |
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