今朝は高速道路メインで、娘1号を会社まで送り届けて来ました。13代目クラウンは基本ゼロクラウンのキャリーオーバーということなので、フレーム剛性も高め、14代目の捻れる足回りも見直した15代目クラウンに比べると全体的に柔らかめ。
うちの子はだからそれに強化ビーム・ブッシュと、アジャストを最強位置にしたアスリート用のTEINストリートダンパー・レクサスIS-F用リヤスタビライザーで補強し、今回更に11年経過したブッシュを新品に入れ替える為にフロントサスペンションアームとスタビライザーリンケージを交換しました。
そんな状態で街並みや、今朝のように高速道路を走ってみると、街なかでは割とダンパーは硬め。コイルスプリングがクラハイ純正なので、ハイブリッド車の重量には問題なく対応しているけど、フロントスタビライザー本体は純正なので切り始めは突っ張ってアンダーになることはほぼ無く、緩やかにロールしてって感じ。
以前にもブログでコメントしましたが、これで走行中ハンドルを小刻みに何度も左右に振り回すと、試乗した15代目クラウンRSとだいたい同じ納まり方。
アウディS4のように道路に張り付いて離れないって程では無いし、BMW3尻のようにガッチリ剛性感のあるボディって訳でも無いけど、ふわふわしたノーマルクラウンの捉えどころの無い空走感は抑えられている、そういう感じには仕上がっていると思うんです。
んで、これで高速道路を走ってみると、良く粘りが出ていて、高速コーナーでは振られずに車線をトレースして行きます。車線変更時もお尻がちゃんと一度のブレで納まり、不安感は消えているので、落ち着いて走ることが出来ます。
ブレーキは純正のままで、真綿を締めるような効き方は無いけど、ファミリーハイヤースペシャルなので、今の使い方の限り、これで充分。
ただ、その高速走行中のソフトな粘り感のなかに、先に挙げた独軍スポーツセダンが見せる、低速高速どのレンジでもガッチリ路面を抱えて進む強力さは、やっぱり無いんです。
こう、さ~って逝っちゃうというか、路面の感じがわかんないまま通り過ぎてしまう、というか。
でも、例えばこれでフロントスタビライザーを強化しただけでは、ただ硬くなって、アンダーステアも強くなって、じゃあコイルスプリングを強いものに換装しただけでは、多分ポコポコ跳ねるヤン車傾向が強くなるだけ、だろうなあ。
ま、このへんのコストで、ファミリーユースには充分な脚になったし、絶対に2倍以上のプライスタグが付いてるS4様❤のようにはならないし、ゼロクラウンプラスαの13代目クラウンだから、あんまり変に弄らずこのまま、今までやってきた維持りで可愛がるってことで良いか。
以上、おっしまい。
Posted at 2020/12/04 14:01:16 | |
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