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イイね!
2018年05月12日

今週の捕獲18/5.7~5.11

 今週の捕獲18/5.7~5.11 いやー、GW明け、しかも雨ばっかだし寒ぃし(+_+) 今週はエラかった~(因みにエラいとは甲州弁で“辛い、キツい”という意w)

さてさて、今週の捕獲!
述べました通り我が神奈川県は冬に逆戻りしたような寒さと今週は殆ど雨だったんでなかなか捕獲撮影はできずほぼオク会場の逸品のみのご提供(笑)

しかしワタクシ的にはかなりの大物を捉えたんでね、捕獲数少ない割には満足満足!(^^)!

という訳で毎回毎回~何曜日になにを捕獲~とやってますが今回は水・木のみ、雨、夜間でしたんで画質は良くないっすがこらえてつかい(*_*;

ではその元Gure的大物!?から!!
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そう、前回ブログでお伝えした逸品中の逸品!2代目ギャランΣ(ギャランとしては4代目)2000ロイヤルA164A型!!

いやー、一人で喜んでますが2代目Σ、コイツは初代Σが爆発的HITによるキープコンセプトが災いして人気がなくて売れんかったんすよねー…

初代Σ(A120/130系)に較べ中身は大幅に進歩、ハイテク技術も各所に投入、今でも菱車で採用されている一括電子制御システム=エタックスを初採用、飛躍の80年代の新モデルとして大いに期待されながらも販売は初代Σから大幅に下降、一時は両横綱(コロナ、ブルーバード)を上回る、または脅かす勢いだったΣ(ギャラン)の存在感を薄れさせてしまった?A級、いや、B級位にしとくかw 戦犯かもしれんですorz…

元Gure的には初代も勿論エェ、しかし2代目も好きだったんですが全ては代わり映えしないスタイルに飽きが来た結果、今はFMCせず7年も8年もなんて珍しくないですが当時は4年できっちりやってたんでね、76年発売の初代~80年FMCでもほぼ印象は同一、いくら初代が好評でもスタイル的に引っ張り過ぎた感は否めないかもしれんです…。

トーシローには区別がつかない位クリソツだった初代Σ㊤と2代目Σ㊦
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と、いけねぇ、ギャランネタだとついアツくなるのが悪いクセ?2代目Σについては こちら に詳細語ってるんでクドクド解説はこの辺にして単に現車を見たいと思います(汗)

出品票がなかったので詳細不明ですが年式的には80~81年の前期型、後期はあまりにも初代に似すぎた点を反省?しFrやテールを大幅にイメチェンしてるんで前期、特に横からと後ろ姿はギャランバカのワタクシですらよく目を凝らさないと見間違う程似て蝶w

さてこのΣ、車種が少ない三菱ですが当時は勢い強く第三メーカー、このためこのΣで人気カテゴリーのミディアムセダン市場でもマークⅡやローレルと闘わざる得ず最上級グレードにはこれらに遜色ないフル装備(懐かしい言葉w)の「ロイヤル」を設定、初代ではその役目を「スーパーサルーン」が果たしますが2代目は更に豪華な内装を持つロイヤルが追加設定された訳です。

しかしコロナクラスでそこまで高級グレードを望むユーザーは少なくそれが欲しけりゃマークⅡやローレルを買うのが人情ってモン!ご想像の通りただでさえ人気なかった2代目Σのロイヤルなんてまず見かけないレアグレードですけん、38年を超越して現代でΣロイヤルを見れるとはギャランヲタ、ギャランバカのワタクシにとってはそりゃも大騒ぎな訳です(爆)、三菱博物館=岡崎オートギャラリーですらA160系は無視されとる位だし…

“逆”じゃないスラントノーズが2代目Σの特徴ながらギャランとしてはどうなん?って感じが昔も今もありますナ


テールはクドいですが初代Σとどこが違うの?って感じでしょ!?


この個体、塗装はそこそこクタビレモードながらサビや凹みは殆どなく全体評価3、外装D、内装C位の状態かな?最大38年経過のモノとしては恐ろしく程度はいい、エンジン他機関は解らんけど見える範囲では上物でしょ、恐らくロイヤルの残存なんて何台もないでしょうし少ないA160の中でも特筆かもしれんです、ハイ。

内装は経年劣化も少なく非常にイイ状況!



ただでさえレアなΣロイヤルで更にレアな本革仕様!


本革の手入れもよくヒビ割れナシで硬化もしていない、Σ(やΛ)に本革って…当時感じましたがΛはその性格上、本革も結構見ましたがΣでは記憶にないっす、流石にw

オドは3万㎞台を指していますが5桁なんでね、13万か23万kmかは解りませんが全体に痛みは少ないんでもしかした実走かもしれん(*_*


この位置のP/Wスイッチ、懐かしい…日産もスカイラインやブル他この位置が昔はレギュラーでした!


『MCA-JET』のエンブレムと今は亡き『横浜三菱』のステッカーが涙モン


横浜三菱ってのは当時民族系のディーラー、メーカー系の神奈川三菱(地元民は「ヨコミツ」「カナミツ」と呼んでました~)より勿論小さくて店舗も少なかったながら当時の住処の至近距離にありウチも最初の菱車であるA51ギャラン、2台目のGTOはココで購入、その後ヨコミツはカナミツに吸収され例の不祥事以後、売れ行き不振の為三菱ディーラーの近県大同団結?政策によりトーミツ(東京三菱)やヤマミツ(山梨三菱)らと合併、現在の関東三菱さんになっています!

サターン、ネプチューン、アストロンに続く『シリウス』エンジンが当時の売り!


と、どんだけΣにスペース使ってんねん!って感じですがwww まぁそん位ギャラキチ(ギャラン〇チガイの略w)には興奮の捕獲っつーこんずら(笑)

って事で他にも捕獲してるんでご紹介(^^;)



アハハ、どっか見ましたよねw

そう、前回の捕獲シリーズで取り上げた310サニーのSGX!! 静岡の同業社ヤードにいたのを捕獲したんですが横浜に運ばれて出品のようです、アントキの猪木(ツまんねぇ)じゃなくあの時は車中からチラ見しただけなんで異様に綺麗な印象でしたがこうして真近で見るとやはり40年の歳月は隠しきれない感じ、しかし旧車見る都度思うのですが40年50年と見れるレベルでここまで維持してきたのってスゲェですよね~、まだ30年にならないE39Aの維持ですらコンパクトの新車1台分掛けてるっちゅーのに…

全体2、内装Cの評価


白なので画像では解りにくいも色むらやヒビ多数、ALLペンした業者?が腕悪かった様子


ロック車輛なのでガラス越しですが内装は評価Cを示すように綺麗!


お次はコレ↓


泣くヤンキーも黙る?330の4HTっすネ~

珍しいのは往時大人気だった角目2灯の『Fタイプ』ではなくセダンと同一の丸4素4HTが残っていた点、しかも真の富裕層しか買えなかったお宝3ナンバーの最高峰2800SGL!!(有名なブロアムは77年の追加モデルです)

330は75年にデビューしますが当初は角2は2HTのみ、4枚はセダンもHTも丸目4灯の意匠、スッキリしたデザインが好評だった先代230と較べインポブルメントデザインになった330はデビュー時酷評ながらファッショナブルな2HTのマスクを76年、4HTに与えたFタイプを追加以降、4HTはほぼFタイプが販売を占めるようになりトーシローはこの顔は330 4HT=オリジナルと信じるのもいる程普及したもんです。

現車はそのFタイプ追加前の75年モデルなので丸4で当たり前なんですが同業の若い世代なんて「あの330、セダンの顔にしてますねぇ」なんて言う始末ですから♪あ~ぁヤんなっちゃうな、あ~ぁ驚いた てなモンです(笑)

総合3.5という高評価の330!


現車、ALLペンの1度や2度はしているでしょう、およそ40年超えには見れない綺麗さだし内装も一部シート破れがあるもこんだけ綺麗なら立派!っていう感じで80年代カブレはソッポ向く!?丸4ながら相当な高額になると予想されます。

まだまだATなんて身〇者のクルマ扱いの時代ですんで高級車のTOPグレードとは言えMTです!


バンパーのオーバーライダが憧れの3ナンバーモデルの証!


お次ぃ~

今回取り上げる中では最古参になる1970年の2代目カローラ1200バン KE26V!!



いやいや、これもアッと驚くタメゴローです(最近やたら昔のギャグばかりでw ヤバい、老人ですわwww)
20カローラ自体は今やお宝として大切に保存される個体もあるでしょう(前にご紹介したKE25クーペとかTE27レビンは超メジャー)が初期のしかもバンはこれしかいねぇんじゃね?位珍しい筈、旧車嗅覚の強いワタクシでもこれは引っ掛かった事、近年(と言っても30年超え)ねぇっす(+_+)

20カローラのデビューはズバリ1970年(昭和45年)、♪コンニチワ、コンニチワの大阪万博の時ですから太古の昔、元Gureもまだまだハナタレでした(笑)

ウチのクルマが当時、先代のKE15カローラスプリンター(その前はKE10カローラセダン)だったんで亡オヤジとトヨタDに20デビュー時は興味津々で見に行ったんですが丸っこくなったスタイルでオヤジ、即代替え候補から外し目出度く?これ以降は菱党になった訳ですがね、ウチ(オヤジ、ワタクシ、倅)の親子3代を三菱ヲタクにしたきっけけがこの20カローラであったとも言ええますわなw

当時のトヨタはイヤー制を採用、72年、73年にMCされ何か情けない顔付(個人的感想)やショボイテールはMCの度に垢抜けましたがこの初期型は顔もテールも好みではなかった(バンについてはウインカーにアンバーが入る程度でほぼ不変)し少しでも新しい年式の個体が現存する現代に於いて初期型はかなりレアですよ、えぇ。

赤目のテールが初期型を主張!


現車、レストアされているのは間違いなく塗装はまだそれから年月を経ていない様子、評価R(事故落ちまたは塗り替え車)ですが全体のレベルはこれを置いといて3.5は付く感じ。

KE26Vの出品票


内装は大人の事情で撮影していませんがD評価、やはり大衆車でしかも商用ですからね、経年劣化は激しいかもしれませんが充分このままで乗れるレベルでした。

菱ヲタのみならずバンマニアで知られる(誰にじゃw)ワタクシですからこれも刺さる刺さる(笑)

程よいローダウンとアルミ程度でほぼオリジナリティというのがまずイイ!20系はセダンが苦手だったながらクーペとバンはいい線行ってた(何様だよ とかいうツッコミはなしで夜露死苦www)んで当時も今も否定なんてしませんし中でもバンは現代の機能1本やりのスタイルではなくカローラとしての訴求や遊び心もあり今見るとなかなかのモノです(^_^)v

さて、今回のオク会場レア捕獲の最後は軽太郎(懐かしいなぁ、業界内での昔の言い方)


85年、昭和60年のフロンテっすよフロンテ!アルトではなくフロンテって言うのでまた驚き!!

先代(スズライトから数えて5代目)SS30/40時代に節税4ナンバーの姉妹車アルトが爆発的にヒット、このため5ナンバーのフロンテは影が薄くなり現車である6代目CB71/72の時代でもフロンテはレアな存在、とうとう次期7代目では1年にもならずに消え去り知名度が高いアルトに統一、4ナンバーが従来通りのアルト、5ナンバーはフロンテ改めアルトセダンになった程、まぁ、軒先借りて母屋を取られちゃった訳ですね、フロンテ…

当時街行くCBも9割方アルト、こちらはメーカーも気合入れて小林麻美さんをキャラに起用して大々的にセールスしてましたからねー、反面フロンテのCMなんて記憶にないし。
SS30/40時代はそれでも4人乗れて豪華(軽としては)装備のフロンテ支持もそれなりにおり見かける事もありましたがCBになってからはよりアルト色が濃くなり往時でも殆ど見る、触るという記憶がこれまたございませぬw

そんな‟珍車”である現車、出品票にも記載ないしワタシも興味なかったクルマなのでグレードは解りませんが素地バンパーやショボイ内外からして低グレードである事は間違いない、高グレード(確かFG)こそがフロンテの価値!という時代の中でアルトと大差ない低グレード、回転シート付のようなので間違いなく女性オーナーだったのでしょう、あっ、回転シートと言っても現在の福祉車輛の位置づけではなくスカートがめくれず乗れる!!と当時は女性ターゲットにしたモデル、普及した女性向けは内外ももう少しオシャレな味付けだったんでコレの低グレード、尚更珍しいですよ、現存これだけかも!?!?

33年落ちの軽としては驚愕の総合3.5をもらってます!


実走1万㎞台というのも奇跡としか言えない、このフロンテは33年の生涯は殆どガレージ保管だった様子ですね、スズキ歴史館が欲しがりますゼ、実際…

内装評価はDですがどんなに大切にしようが避けられない経年劣化による評価なので元オーナーさんの溺愛度は充分伝わる個体


素地PPバンパーも手入れ良く綺麗、外装はAW以外オリジナル


いつも通り‟ある所にはある”としか言いようのないフロンテCB71S、変態にしかこれの価値は解らんでしょから高額取引はなされないでしょう、しかし恐らく2台とない?上物レア車ですからスズキマニアに引き取られ今後も慈しまれる事を願って止みませんネ!

と今週はこれで終わりだな!と思いながら陸屋ヤードに戻るとこんなのが鎮座!


U11ブルーバードマキシマルグランですねー、先日、業務中に車中から眺めたマキシママニア?の個体かと思いきや立派にナンバー付いてるしバリバリ現役!

610ブルU時代にスカGに刺激されて分不相応な?直6を搭載してきたブル、次期810でもラインナップしまししたがどちらも芳しい販売実績を残せず次の910で大きく、豪華路線を反省し4気筒モデルのみになりましたが時代は好景気、83年、U11型にFMC後の翌年、再びV型6気筒(VG20)を纏って返り咲いたのがマキシマでした。

4気筒版が87年にU12型へFMC後もネーミングからブルーバードを外して存続、その後は『日産マキシマ』としてブルとは決別して単独車種となりましたが時代の流れでセフィーロと統合、そのセフィーロもローレルと統合され現行ティアナに繋がる訳ですね。

現車は84年~86年の前期マキシマ、MCでスラントノーズとなりましたが直立の定規で描いたような顔(スタイルも)がU11ブルらしくワタクシも前期が好み!


当時U11は910の劣化コピーの如くで910派のワタクシとしては好きになれずでした、FR→FFに大転換したってのもFR世代としては抵抗ありましたがU11のスタイルは冒頭のΣ同様、キープコンセプトの失敗例の典型とも言えると思います、しかしマキシマはV6載せるためかつてのサメブルや810のGシリーズ同様ロングノーズ化で迫力と高級感が高まり威風堂々としてなかなか良かったかな!?本流ブルではないながら存在感あるモデルだったと思います!

このアキシマもチラッとしか見てませんし夜間でしたので粗は見逃してると思いますがパッと見はかなりの極上さ、スカイラインやローレルのようなメジャー車ではないですしオークション(オークション出品車輛とは限りませんが陸屋ヤードにいる8割はオク関係のクルマ達なので…)でバカ値っ訳ではないと思います、しかし当時も今もレア度の高いU11マキシマ、なかなか見れない存在に間違いなくこれもどうか一つwこの状態で生き続けて欲しいモノです(^_^)


と、今週はこれにて終了でーす、ギャランが入ったので無駄にエネルギー遣い長文になってしまいましたw 読んで頂いた方お疲れ様でした~(^^)/
ブログ一覧 | 捕獲 | クルマ
Posted at 2018/05/12 22:09:37

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この記事へのコメント

2018年6月4日 10:05
こんにちは。初めましてではありませんが、フロンテは私が買ってしまいました(笑)やっぱり変態からは逃げられない運命でした…(笑)
コメントへの返答
2018年6月4日 18:15
こんにちは。
この個体を買われたんですか?CBのフロンテなんて超希少、程度もいいみたいですしイイ買い物しましたネ!

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