相模原市とんかつ（？）「松村」

先週に引き続いて日曜は三部作ですね…

今日の昼食に徳小寺様が案内してくれたのが、相模原市大野台にある村じゃなかった「松村」というとんかつ（？）屋さん。

この店、昼時になると結構並んでるという徳小寺様情報で、珍しいことに徳小寺様もまだ行ったことがないので是非行ってみたかったというお店です。

うちらが行ったときは昼前だったからか、客は誰もいませんでした。決して私の誰もいないラーメン屋シリーズではありません（笑）

座敷に案内されて、メニューを見てみます。定番のロース、ヒレの他にオイル焼き（生姜焼）や刺身定食も…だからとんかつ屋というわけではないようです。

徳小寺様は開口一番「ヒレ！」とお決めになったようなので、下っ端の我々が同じものを頼むわけにはいきません。私もヒレが良かったのですが、ここはロースにさせていただきました。

待っていると、ドレッシングがとどきました。ドレッシングは自家製のようです。さらにこの店、カツのタレは席に置いてあるのですが、タレの匙が綺麗に洗ってあります。こういう細かいところで、お店の気遣いが分かりますよね。

後は何故かゴマとすり鉢。自称「ゴマすりが上手」らしい徳小寺様がゴリゴリとすってくれました（笑）

ほどなくして、カツが出て来ました。

私の性格のような（笑）、竹を割った器に盛られています。セロリが「でん！」と載っているのがこの店の特徴なんでしょうが、意図が不明です…

いきなりセロリをかじる気にはならないので、セロリをどけてカツにタレをかけました。そして、いよいよ食します！

私は「美味しいものは後に、野菜は最後に」という食べ方をするもので、端っこから食べ始めました。ここがロースのイヤなところで、端っこは脂身が多くてちょっと厳しい感じでした。徳小寺様は向かい側で美味しそうにヒレを食べているので、実に羨ましい…

それを察していただけたのか、徳小寺様とヒレを１切れ交換することに！　その頃には私も、ロースの真ん中部分にさしかかっていました。

真ん中はほんのり赤身が残っていて、肉厚でジューシー！　しかも柔らかい。端っこの脂身とは全然違って、「これぞロースの醍醐味！」って感じでした。徳小寺様からいただいたヒレ、これはもうまごうこと無きヒレで柔らかくて美味しいです。ロースの真ん中部分とどっちが良いかと言われると…正直悩みどころです。

残るはサラダというかセロリとキャベツ。人生においてセロリなんて、数回しか食べたことがないのに、まさかとんかつと一緒にセロリを食べることになるとは思いもよりませんでした（汗）

自家製のドレッシングはちょい酸味の効いたフレンチ？タイプ　でこれもなかなかでした。竹の器は、カツの部分はすだれが敷いてあって上げ底なのですが、キャベツが盛ってある部分はそんなものはないので思った以上にキャベツが入っていました。

後はお新香と味噌汁が付いて来ますが、竹の器に盛られているものとご飯を片付けるのでいっぱいいっぱいでした。

これでお値段はどちらも1,100円。たぶん場所柄なんでしょうが、十分リーズナブルと言えるでしょう。以前行った、ただでかいだけでマズイカツを延々と食べなければならない店とは大違いです。

満足して会計に行ったら、落とし穴が。「３人分で3,465円です」って。やられました。今時メニューに書いてあるのは税抜き価格でした…さすがは相撲原です。ご注意を。タレの匙に気を使うのも結構ですが、ここにも気を使っていただきたいものです。