捨てられず！

今日はオーテックジャパンで開催された日産車フェアに行って来ました。

商談会がメインなのでしょうが、レパード乗りとしてはステルビオを見に行ったようなものです。

間近で見たのは初めて、しかもオーテックさんは太っ腹でボンネットの中も内装も見せてくれたので座ることが出来ました！　おそらく二度とない機会でしょう…

奇抜な見た目とは裏腹に、内装は全くもって後期のレパードで、座ったらシートも含めてまんま乗って来たレパードと同じでしたね（苦笑）　シートは長年専用と思っていたのですが、あのよく壊れるパワーシートのスイッチはそのままだったのでレパードのシートをベースにしているようです。シートもインパネもレパードの意匠違い…という印象でしたね。

なんでレバーが前期風の角ばったやつなんだろう？　と思いましたが、ASCDのステアリングスイッチが無くなった分をレバーに追いやったからでしょうね。丸いレバーでASCDスイッチ付きがその当時無くてこれのために起こすわけにも行かなかったんでしょう。あとはスーパーソニックサスペンションではないので切り替えスイッチのところがフューエルフィラーリッドオープナーになってます。パワステの切り替えスイッチはそのまま、バブル期日産車の珍装備、ユマクレスもそのまま付いてます（笑）

このクルマ、当時の価格が1,870万円もしたそうで、ベースになったアルティマV30ツインカムターボの約4台分！　バブルの遺産ですね。相当数が売れ残って踏み絵のごとく処分されたという話しを聞いたことがありますが、こいつは捨てられずに残っていた貴重な個体です。これに比べたらデボネアAMGはバーゲン価格でしたね（苦笑）