
ADSL回線は今朝、無事に復旧してました(^^)。
軽箱を検討し始めて、一体自分にはどれがいいのだろうかと考えてみました。
ここは各社捨てられないカテゴリーらしく、OEMのみの日産を除けば全社最低1車種は用意されています。
以下、あくまでも私見による評価ということをご了承ください。
1.三菱タウンボックス
このカテゴリーでは現行最古参車。軽1BOXで初の5ナンバーを実現したという功績を忘れてはならない車種。
私を軽の虜にした三菱が造るクルマですから、個人的には高評価を与えたいクルマです。ただ、残念ながら市場では人気がイマイチで、三菱もミニカ以上にヤル気が無いのが伝わって来ます。
パッケージングの上手さはミニカで十分証明されていますが、タウンボックスもパッケージングについてはかなりのもの。特に、リヤシートの広さはスライドを持たない車種の中ではダントツです。それに、リヤの足元がちょっとえぐってあってつま先が入るように工夫されているところが憎いです。残念ながら、一度も試乗したことがないので、どういう走りをするのかは未知数。ここのところが購入に踏み切れない理由でもありました。
内装はミニカと同じ時期のクルマだけあって、残念ながら今の水準からすると貧相と言わざるを得ません。魅力的だったのはメーカーオプションでオーディオレスにすると4スピーカーになり、リヤのトリム内にスピーカーが装備される(標準はフロント2スピーカー)ところですね。ライン装着なので綺麗に収まっているところは非常に魅力的です。ただし、昨年末の仕様変更でドアミラーが改悪されたのが痛いです。それまではメッキの鏡面可動式(格納は付かない電動リモコンがメーカーオプション)だったのが、カラードなのはともかくミニキャブ/クリッパーと共通の首振りタイプになってしまったのだからたまりません。これが新車で欲しく無くなった最大の難点と言ってもいいです。
以前は電動ガラスサンルーフ(スライド&チルトアップ)の設定があり、新車でそれがあれば迷わずこれにしていたでしょう。
これを今買うにしても、サンルーフの設定がないことも合わせてラインナップの少なさが問題です。特にボディカラー。白・シルバー・群青色・黒の4色しかなく、どれも個人的に魅力薄。レパード様で黒のカッコ良さは分かったのですが、黒2台なんてアホなことは出来ません。三菱のクールシルバーは日産のプラチナ/ダイヤモンドシルバーほど嫌いではないので、強いて選ぶならこれにしていたでしょうね。
ノーマルではちょっとカッコ悪いので、架装オプションのM2を装着して購入するとなると18万高で、元々割高な車両価格がドンと跳ね上がります。とは言っても付き合いがあるからと思い、赤ミニカを買ったディーラーで査定してもらったら信じられない安値を提示されました。それでいて下取り価格はバモスと20万円もの差があることが分かったので…諦めました。
買うとしたらLXに寒冷地&リヤヒーター・ABS・オーディオレス・リヤスポイラーそしてM2を付けるつもりでした。そしてエンブレムを日産化して「クリッパーRider」として乗りたかったんです。5ナンバーのターボでMTが選べるのはこのクルマだけですが、かなり高くなる割には下取りがNAと5万しか変わらないという大損こくグレードなのでMTならLXでも十分じゃないでしょうか。でも、カタログ価格は安いのですがABSが付いてないし、ミラーは電動にすらならない首振りだし、残念ながら割高な感じが強いです。
2.ダイハツアトレーワゴン
ターボのATのみしかなく、一度見に行ったディーラーでのおっさん営業から「買いもしないのに見に来るな!」と言われたからいろんな意味で論外。
3.スズキエブリイワゴン
なんとMTの試乗車に巡り会えたというクルマ。
走り味は結構好みで、装備も電動格納式ドアミラーやリヤシートスライドというバモスが逆立ちしても追いつけない2大装備を持っています。
ただ、MTの設定が最廉価版のみしかなく、2本スポークステアリングや内装色が非常に安っぽくて気に入らないので却下。スタイルも、最上級グレードのPZターボスペシャルはまだしも、MTの設定があるJPは仮にディーラーオプションで同じエアロを付けたとしてもなんだかな~という感じにしかならず。
確かに価格は安いのですが、のり番長から「耐久性が今三歩」と言われたこともあってやっぱり却下。
仮に買うとしたらJPのハイルーフでディーラーオプションの下回りエアロを付けます。
4.スバルディアスワゴン
メーカー的に論外なのですが、それはさておき見てみました。
スタイルも内装も、カタログで見るだけで古さを感じるので全然魅力を感じません。試乗させてもらったサンバーバンの3ATでそれに拍車がかかりました。
フルキャブ構造がウリですが、個人的には乗り降りはセミキャブに比べてしにくいし、言うほど足元が楽ではない(ステアリングシャフトがブレーキとクラッチペダルの間を通るので足が疲れそう)。リヤシートについても、足元はタウンボックスのような工夫があるわけでもなく垂直に壁がそびえ立っていて広々感はそれほどありません。バンだからだったのかなぁ…ディアスワゴンのカタログにはその辺が写ってないところを見ると、見せたくないのかもしれません。
購入資金30万円プレゼントに当選すれば買うかなと思ったのですが、個人的には世間で割と支持される理由や意外に下取りが高い理由が分かりませんでした。スーパーチャージャーのMT車でも、バモスのLローダウンと値段が大して変わらないことが利点かな。買うとしたらスーパーチャージャーにタフパッケージを装着します。
5.ホンダバモス/バモスホビオ
本命。結局消去法で選んでもバモスしか残りませんでした。
バモスの利点は、まずダントツにスタイリッシュなところ。好みもあるでしょうが、バモスを横目で見ているアトレーワゴンやエブリイワゴンは未だに追いついていないと思います。タウンボックスM2はいい線行っていると思いますが…さすがはミニヴァンメーカーのホンダだと思います。
そして、レイアウトがMRであること。私の中ではタウンボックスと一騎打ちだったわけですが、運転席下にエンジンがあるよりは荷室にエンジンがあった方が夏は熱くないし、乗り降りもしやすいように思います。それに、レカロが入るかも…
外観もさることながら、内装の質感もまずまずでこれなら納得行きます。グレードによってグレー/ブラウン/ブラックの3色も内装色があるのはバモスだけですしね。
ターボ(4AT)、NA(3AT)を公道で試乗し、5MTを中古車展示場でちょろっと試乗したところ、停まっているときは非常に静かなのが印象的。ターボは確かにパワーはあるもののしっくり来ず、エアコンを付けた上り坂は笑うしかありませんでしたけど3ATのがキビキビ走って好印象でした。なので5MTだったら問題ないだろうと。
そんなバモスも設計が古いが故の難点がいくつかあり、1つはリヤシートの狭さ。スライド機構がムリなら、もう少しシート自体を後ろにずらして欲しいもんです。フロントシートの下に足が入るので、狭さ感は軽減されてはいますけど…何とかなりませんかねぇという感じです。ただ、使用頻度を考えてそこは妥協しました。あとはドアミラー。今回のビッグマイナーで鏡面可動式になったのでようやく買ってもいいかなと思いましたがせっかく鏡面可動式にするなら電動リモコンもしくは電動格納をオプションでもいいから用意して欲しかったです。ここが改悪されたタウンボックスとは逆で、バモスオーナーからは悲願達成だと思います。
あと、バモスの決め手になるのは旧Sパッケージ、現行ローダウンという設定があること。ローダウンにホワイトメーター、アルミにブラックのセンターパネルといった装備が追加されます。これがNAのMTにも設定があるところが憎いです。
そんなこんなで、結局バモスしかないな~と思っていたところに今回のビッグマイナー。これはもう、「買え!」という神のおぼしめしだと感じました(笑)赤ミニカも長期間の放置プレイの後にそれなりの仕様変更を待って買ったので、
最終型に付けるだけ付けて買う
という私のポリシーにバモスがピッタリ合致してしまったというわけです。長年作り続けているモデルの最終型ということはモデルとして安定しているから、決して間違いはないと思うんですよ。
今回はここまで。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。次回はグレードや色の決定までをお話ししたいと思います。