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みやこしのブログ一覧

2007年12月18日 イイね!

レンタルミオンの感想

レンタルミオンの感想遅くなりましたが、先日借りたカローラ ルミオンの感想です。

借りて来た仕様は、ジンジャーレッドマイカの1.5X(最廉価版)。グレードが最廉価版なのは想定外でしたが、指定どおり赤がやって来たのがせめてもの救い。やっぱり赤はイイ(笑)

ちなみに私が欲しいと思っているのは1.5G AEROTOURERのジンジャーレッドマイカで屋根付きです。

正面から見るとそうでもないのですが、角度を付けて見るとエアロレス仕様はちょっとアゴが出過ぎている感が個人的にはあまり好きではないのです…

内装は、トヨタ車にしては思いのほか殺風景でしたね。ディーラーオプションでインテリアパネルセットという、センター部分の革調パネルが出ているのでそれは装着必須だと思いました。

ナビは、ディーラーオプションのグレード同様最廉価版のDVDナビでした。他のルミオンは9スピーカーなのがウリですが、このグレードだけは4スピーカーなので「どうせまともな音はしないだろう」と思っていました。それが、意外にちゃんと鳴るんですよこれ。AUX端子が標準装備なのがありがたくて、iPodを接続して使っていたのですが特に調整しなくても私好みの音になっているのは関心しました! いくら調整してもしっくり来ない、先日大失敗した某ALPINEのナビとは大違い…

ただこのナビ、目的地の設定が非常にやりづらいです。何をどうすれば検索出来るのか、目的とする画面にたどり着くのに一苦労。しかも訳の分からないおばさんのアイコンが表示されて余計イライラする始末。引いてくれるルートはまともで、ナビとしてのレスポンスはDVDナビであることを考えたら私が愛用しているStradaの150・155と比較するとかなり良いのですが操作性に関してはイマイチですね~。

さて、動かしてみます。Aピラーが立っていることとあいまって運転席からの視界は良好。最近のクルマによくある「寝過ぎたAピラーと、その前に動かない三角窓」という組み合わせではないので私好みです。

動かしてみると、トヨタのCVTの癖なのかクリープが弱いので発進には気を使いますね。噂によるとトルクコンバーターが付いていないとか。動き出してしまえば軽快そのもので、とてもこれが廉価版の1.5Lエンジン搭載車であるとは思えません! さすがはトヨタだと思います。北米仕様のサイオンxBには2.4LでMT仕様があるようですが、1.5LのCVTでもこれだけ走りますから、その仕様だと鬼速なんでしょうね。

1.5Lのエンジンで十分なので、「カローラ」シリーズなんだからMTを用意してくれれば今以上にグラッと来るのは間違いないですね。「赤・屋根・MT・リヤワイパー」が完成しますから(笑)

欧州向けのオーリスがベースであることもあってか、乗り心地は結構固めで私好みです。コーナーもロールせずに普通に曲がって行けるから乗ってて何のストレスもないんですよ。このクルマの気に入っている点はこの乗り味なんですよね~。とてもこんな見た目のクルマがこんな走りを披露するとは、最初に試乗してみるまで思っても見ませんでしたから。

とても快適なドライヴをしていたのですが、悪夢は次の日にやって来ました…

全身が痛い

んです(涙)乗り味は非常に好きなんですが、それとシートとは別問題で、シートが自分には合わずに翌日目覚めたら体中が痛かったです。レンタカーという緊張もあったんでしょうけどね。こんな思いをしたのは現行キューブの初期型に乗って以来でした。

このシート、サイドサポートが無いとかコシが無いとか、そういう訳ではないんですがどうもしっくり来ないんですよね。Xだから手抜きなのかなぁ(苦笑)仮にルミオンを自分で乗るんだったら、運転席レカロは必須です。どうせエボVIIレカロ余ってるし。まだバモスのシートのがましだと思いますよ。

あと、運転してて意外に思ったのがハンドルの切れ角。結構切れるんですよこのクルマ。最小回転半径は5.2mだから別に大したことはないんですけどこれだけハンドルが切れるんだという安心感はありますね。

1,760mmの全幅は、やっぱり気にはなるんですけどハンドルが結構切れるのがせめてもの救いかな。ま、でかいことを意識して乗るし、それ以上にクルマ自体を気に入っているから気にしないでしょう(笑)

リヤシートに1名乗車、2名乗車、3名乗車と全てのパターンを試してみました。アメちゃん向けなので、シートバックが非常に大きいんですがクッションが短いのでどうにもバランスが悪かったですね。一応、2段階の角度調整は付いているんですけど立てた方が良かったです。そして、このグレードは専用装備としてクッションの下にトレイが付いているんですけどトレイがクッションよりも前に出ているので必然的に足を投げ出すことしか出来ないのが辛い。特に端っこはそれが顕著で、ほぼフラットな床は素晴らしいものの足のやり場に困りました。

あと、運転席では気になりませんでしたがリヤシートは長いシートバックとあいまって閉塞感が強いです。ま、自分が乗るとしたらリヤはほとんど使わないし、屋根空きを選びますからだいぶ印象は違うと思うんであまり気にしてません。やっぱり屋根は空けてナンボですから(笑)

最後に燃費なんですが、これが大問題で…燃費計は「11.0km/l」を示していたのですが、給油量で割ってみると「6km/l」という目が点になる数値が出ました。いくらフル乗車していたからと行って、それは有り得ないだろうと。フォトギャラリーを見ていただければ分かりますが、借りた直後と、返す直後に満タンにした直後では燃料計の位置が全然違うので満タンになっていなかったのが原因のようです。というわけで期待の実燃費は全く分からないという不本意な結果に終わってしまいました(涙)

それほど距離が乗れず、高速を試せなかったのと実燃費が分からないままで終わってしまったのでもう一度借りたいと思っています。ちなみに5人乗車時の運転は全て徳小寺様にお願いしていたので、私はインプレは書けません(汗)でも一同パワー感には驚いていたので、1名乗車時とさして変わらない乗り味だったのではないかと思われます。

とりあえず1日付き合ってみて、それでも気にはなっているので結論としては私はこのクルマが好きなようです(笑)でも、300万近い金額を出して、シート交換必須のクルマを買うというのもどうかな~と思うところです。

同じくルミオンが気になっている、お友達のfuna_cpさんから「赤・屋根」の試乗車が置いてある店の情報をいただいたのでそれを見に行って来るとします。やっぱり屋根は見ておきたい!
Posted at 2007/12/18 20:38:19 | コメント(6) | トラックバック(2) | レンタカー | クルマ
2007年12月15日 イイね!

今日のトヨタでの用事その2~嬉しいけど嬉しくない!

今日のトヨタでの用事その2~嬉しいけど嬉しくない!トヨタでの用事その2というのは…カローラルミオンを

借り

ました(笑)世間一般でいうところのレンタカーというやつです。

友達がトヨタレンタに勤めているので、「ルミオン入ったら借りたいから教えろ!!!」と言っておいたらようやく配車されたとの情報を入手したので今年最後のチャンスでもあるこの週末に借りた訳ですよ。

色はもちろん…ジンジャーレッドマイカを

指定

して借りました。「色はご希望に沿えない可能性もあります」と言われていたんですけど、念願かないました。ちなみに赤は2台あるんだそうです。

今日のこの日が来るのを超~楽しみにしてまして、ようやく迎えたわけです。

説明を適当に聞き流しながら乗り込んで、とりあえず家まで。エアコンを操作しようとパネルを見たら…マニュアルエアコン!? ということは

最廉価版のX

じゃねぇか! ということに気づいてテンションダダ下がりなんですよね~。何が悲しくて金払って最廉価版を借りなきゃいけないんだか(怒)友達には大クレームですよ(苦笑)先代フィールダーの1.8Z AEROTOURERで赤・屋根なんていう素敵なレンタカーをお持ちの会社だったのであわよくば屋根付き…なんていう展開を期待していたんですがそもそもXには屋根の設定が無いので屋根付きが来ようハズがないです(涙)

レンタカーに文句言うなと言われればそれまでですけど。

Xなので…私の大嫌いなマニュアルエアコンだし、エロ「調」ルームランプは付いてないし、マップランプも付いてないし、ルミオンの特徴装備でもある9スピーカーもありません。はぁ…

ま、「色はいい」と自分を納得させてこれを一日乗り回すことにします。
Posted at 2007/12/15 19:00:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2006年07月11日 イイね!

アイ試乗記その3-まとめ

アイ試乗記その3-まとめさてさて、アイ試乗記の最終章です。

アイにおいて一番居心地がいい場所は、運転席でした。582,500円のミニカバンですら、あれだけ走って楽しい演出を施す(意図していないとは思いますが)三菱なので、アイも運転していてそれなりに楽しめるクルマになっています。

ちなみに、パワーウェイトレシオでいくとミニカバン3ドアの方がアイよりも低い数値です(笑)軽量ボディを振り回して楽しむならミニカバンですね~。

閑話休題。

走り出してみると、いくら64PSのターボとは言っても車重900kgのボディなのでミニカに比べると出足はもさっとしています。いったん動き出してしまえば、可変バルタイにターボですからそのパワー感は大したもの。車重を感じさせない走りを見せてくれます。何よりATが優秀で、シフトショックを感じさせずにシフトアップしていくところは日産のアホアホATを経験している私としては感動もの。ま、今時のATなので当然と言えば当然なんですが。

ATと合わせて、電子制御スロットルの優秀さについても触れておく必要があります。今まで、あまり電子制御スロットルにはいい思い出がない(特にスイスポ)のですが、アイの電子制御スロットルはごくごく自然に制御してくれるのでアクセル開度とエンジン回転が微妙にズレるなんてことは皆無でした。調べてみて初めて「え、これって電制だったの!?」と気づいたぐらいですから。

「ターボ!」という走りはしませんが、全域で余裕ある走りを実現しています。車重が100kgとは言いませんが、せめてあと50kg軽かったら燃費にも加速にも良かっただろうにと思います。秋にはNAエンジンが追加されるという話しですが、ターボ付きで普通かなというこのクルマにNAだったら…NAにはMTでもあれば別ですが。

運転席にいる限りでは乗り心地も良く、快適です。特に高速道路は楽ですね~、このクルマ。ロングホイールベースと重めの車重で「軽で走ってる!」という感覚はありませんでした。空力も相当考えられているのか、徳小寺様が関心していたのが風切り音の無さ。高速道路でクルージングしているときは本当に「軽」とは思えない室内空間でした。踏めばパワーもあるので、追い越し車線を引け目を感じずに走ることも出来ます。

高速道路は比較的快適なんですが、ことワインディングとなると「う~ん」というクルマです。まず、私がFFしかまともに運転できないことをお断りしておかなければなりませんが、このクルマはコーナーが楽しいクルマではありませんでした。乗っているときにいろいろと試してみたのですが、なかなか思い通りに曲がってくれません。基本的に安定志向のセッティングなんだと思います(ずっこけないため?)。ノーマルのミニカの方がロールはするものの、曲がって楽しいクルマです。これでサーキットを走るのかと思うと…

静粛性は室内にエンジンがあることを考えれば、まずまずですかね。三菱のエンジン音は決して耳障りではないので、回しても気が狂うような音ではありません。でもやっぱり室内にエンジンがあるので、ミニカに比べれば回したときの騒音は大きめです。

借りたレンタカーにはナビとETCが付いていましたが、付いていたナビはメーカーオプションのMMESでした。中身はクラリオンMAX560HDがベースになっているようで、機能面ではそちらに準じます。HDDナビにミュージックキャッチャー機能、DSPも備えた多機能ナビなのでこれがライン装着というのはお得な感じですね~。しかもメーカーオプション価格は168,000円と非常に良心的だと思います。DVDビデオの再生機能がないので、そこにこだわる場合はダメですけどね。

アイを堪能した後、ダイハツのディーラーに寄って徳小寺様の運転でソニカを試乗しました。アイにしろソニカにしろ、形も駆動方式も全然違いますが「プレミアム軽」という同じジャンルに属すると思います。

運転席に座っている限り、比較的アイもいいなぁ~と思っていたのですが、ソニカの助手席に座るともうダメでした…足元空間、内装の質感、ファインビジョンメーター(笑)、たっぷりとしたサイズのシート、そして静粛性。乗せてもらう分にはアイの利点を見つけられませんでした。

ソニカに対するアイのイメージは、非常に悪い言い方なのですが「ガキッぽい」感じがしましたね。

アイに丸1日乗ってみて、アイの利点は何だろうと考えてみたのですが、1にも2にもあのスタイルに尽きます。どこを走っていても、アイの注目度はかなりのもので常に視線を感じますね。これは「どこかで見たような…」というデザインに終始しているソニカでは絶対に味わえないアイの特徴です。かの徳大寺がアイのスタイルをいたくお気に入りらしいですし。

運転席は比較的快適なので、ほぼ1人でしか乗らない! と割り切れる方にはいいと思います。残念ながら、助手席も後席も積極的に人を乗せたくはないクルマです。一応イスが付いているだけ、大昔のミニカバン1シーターよりはましだろうと(笑)

後席足元のボコボコ具合や助手席に張り出したクーリングユニットはどうしようもないでしょうけど、今後のマイナーで三菱がこのクルマをどう育てて行くのか、温かい目で見守りましょう。クルマ自体にはものすごい金がかかっているのは分かるのですが、もうちょっと煮詰めて来て欲しかったなというのが正直なところです。今のままだと「ヴィジュアル軽」で終わってしまいます。三菱の軽は好きなので、あまり悪口は言いたくないのに。

今回はほぼ1日借りて、アイの利点や弱点を知ることが出来ました。たまたま三菱レンタカーで1日3,900円というキャンペーンをやっているので借りようという気にもなったわけですが、このぐらい乗ってみないと善し悪しは分からないですよね~。安い買い物じゃないわけですから、本気で検討している客にはそれこそ1日1,000円ぐらいで貸してくれてもいいと思うんですけどね。

いつもの私の結論としては、やっぱりミニカって(値段の割には)バランスの取れたいいクルマだなと(笑)誰が乗ってもそこそこ走るし、そこそこの広さだし、そこそこ燃費もいい。逆にこういうクルマの方が造るのは難しいのではないかと思います。だからフルモデルチェンジ出来ないのかも。この辺りが定番の伝統あるブランドの持つ安心感と、昨日今日出て来た新しいブランドへの期待感の違いですね。

願わくば、アイのこのエンジンをNAでもいいからミニカに搭載して欲しいです。もちろんMTで。来年、万が一新型ミニカバンがこのエンジン搭載で車重700kg前後でデビューしたら買わざるを得ないでしょうね(苦笑)この表をご覧いたただければ一目瞭然のように、実はパワーウェイトレシオ最強のエッセECOに対抗出来るものを是非!
Posted at 2006/07/11 22:26:36 | コメント(3) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2006年07月10日 イイね!

アイ試乗記その2

アイ試乗記その2運転席以外の評価は徳小寺様共々、ケチョンケチョンにされてしまったアイ。今回は運転席を中心としたレポートをお届けします。

まずはキー。今時のクルマなので、キーレスオペレーションシステム(日産でいうところのインテリジェントキー)が付いています。これはMとGに標準で、Sにメーカーオプション。今時のクルマとしてはあってしかるべき装備ですね。

個人的にアイのロジックで好きなのは、「ドアハンドルを1回引き上げて開錠」が出来るところです。これは手の動きとしては非常に楽で、まず1回引き上げて開錠。その後にもう1回引き上げてドアを開けられます。ドアを開けたいからドアハンドルに手を持って行くのは当然なので、例えばキーに付いているボタンを押したり、ドアハンドル上部にあるボタンを押すという「別の動作」が必要にならないという利点があります。これが妙に気に入りました。

ただ、室内にこのキーを置いておくのにちょうど良いスペースが無いのが困りものです。ドアミラー操作部上にカードホルダーがあるのですが、ここをインテリキー付車はインテリキーの形状に合うようなスペースにしておいてくれると非常に使い勝手はいいと思います。今だと、ドアのグリップ部分かシフトノブ前部にあるカップホルダーに「適当に」置いておくことぐらいしか出来ません。

運転席に座って気になるのは、バックレストの形状。妙に反っているので腰だけにしかバックレストが当たりません…つるつると滑りやすいシート生地とあいまって、ホールド性は皆無ですね。運転席だけではなく、全体的にシートが小ぶりで、どうも室内を広く「見せよう」としているのではないかと思います。最初はどうしようもないシートだとは思ったのですが、長時間運転していると体が慣れて来るみたいで最初ほどの違和感はないですね。

助手席と後席に関しては悲惨だった足元空間も、運転席に関しては問題ありません。人によっては、シフトの部分がそびえたっているので、それが膝に当たるのが気になるかもしれません。私はそこをニーパッド的に使ってしまうクセがあるので、全然気にならない(故にフットレストもそれほど欲しいとは思わない)んですけどね。

エンジンを始動させ、スタートさせようとシフトノブを操作すると、これがどうも体に合わない操作性です。個人的に、ATだったら妙なゲート式よりも普通のストレート式が一番使いやすいと思っているので、ゲート式は嫌いなんですよ。しかも、D→3→2は左下→左下と下げて行くのでまだしも、NとDはストレートになっているので戻すときに力を入れ過ぎるとNにまで行ってしまう…ということが多々ありました。せっかくeKスポーツの使いにくいコラムシフトからフロアシフトになったのに、この操作性の悪さではフロアシフト&ゲート式にした意図がよく分かりません。

分かりづらさを助長しているのは、メーター内のインジケータにもあると思います。メーター左上の円内にシフトポジションが文字で表示されるだけなので、視覚的にシフトノブがどういう動きをするのかは伝えてくれません。ストレート式だったら別に問題はないと思うのですが、三菱軽で初めてのゲートシフト採用なんだったら、シフトノブの位置を模したインジケータを付けてくれたらもっと分かりやすいだろうに、と思います。特にバックするときとか、駐車してPに入れるときなんかはなかなか思い通りにノブが動かせなくて、苦労しました。

う~ん、期待度が大きかっただけになかなか走りだせませんね…すみません。

走りとまとめは次回にします。
Posted at 2006/07/10 22:30:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ
2006年07月09日 イイね!

アイ試乗記その1

アイ試乗記その1いつもなら新車に乗ってすぐさま試乗記を書いてしまう私が、今回のアイに関しては前回の代車のときに試乗記を書かなかったのは…イマイチだったからでして。

今回のレンタカーに乗ってみて、その認識も変わるかもしれないと思っていたのですが、結局はイマイチ度が上がっただけで終わってしまいました。

今回、300kmほど街乗り・高速・ワインディングと新車情報ごっこをしてみました。徳小寺様と私の結論は、「これは95%を1人乗りで使うパーソナルカーだな」ということになりました。悪く言えば「でっかいR1」みたいな感じですかね…

燃費のご報告をいたしますと、290km走って28.73Lとかろうじて10km/lというところでした。大人3人が乗ってエアコンをかけて高速走ったりしましたから、悪いだろうなとは覚悟していたんですけど軽でこの程度だとは。1人乗車でおとなしく使って、良くて13km/lというところじゃないでしょうか。1,600mmもの車高に900kgのボディ、それにターボエンジン+4ATだから燃費がいいハズはないんですよね。

この度乗ってみて、「1人乗りパーソナルカー」だと思ったのは以下の2点が大きいです。

1.助手席足元に物置やらクーリングユニットがあって非常に狭い

リンク先の画像に我がミニカとの比較画像を置いておきましたので、ご覧いただきたいのですが空間の差は歴然としています。

運転席に座っているだけだと比較的快適なので全然気づきませんでしたが、助手席に座ると「なんでこんなところに物置が…」「なんでつま先にクーリングユニットが!」ということで座った瞬間にダメです。

今回のようにリヤにも人が乗る場合はシートを前に出す必要があるので、その場合だと私は特にクーリングユニットがつま先に当たるのが苦痛でした。おかげで助手席のフロアカーペットがズレまくりです。

あのでっかい物置が果たして必要なのかどうか、そこが疑問です。

ミニカの場合、若干クーリングユニットは助手席側にオフセットしてはいますけど足が引っ掛かるなんてことはありません。

2.後席足元は中途半端な燃料タンクの出っ張りと大きめのセンタートンネルで足の置き場がない

アイはリヤエンジンなので、燃料タンクは前席下にレイアウトされています。それは別にいいのですが、おかげで床が出っ張っており、その出っ張り方が実に中途半端なので足が落ち着きません。出っ張っててもいいから、真っ直ぐにしておいて欲しかったです。

前席がなんでこんなに着座位置が高いのだろうかと不思議だったのですが、原因は燃料タンクにあったようです。全高1,600mmも、そうせざるを得なかったんでしょうね。何だかルネッサみたい…

ミニカもそうなのですが、フロアを4WDと共用しているようでセンタートンネルの出っ張りは大きめです。例の出っ張りとあいまって、後席足元はもうボコボコ。落ち着いて長時間座るのはムリです。しかもエンジンからの熱があって、ほんのり暖かくなります。冬はいいけど夏は…という状態ですね。

アームレストも円形の中に収めているために長さが足らず、全然「レスト」になりません。

さらに、後席は足回りのセッティングがイマイチなようで乗り心地が非常に悪いです。

そして、100万超の高価格車にしてはあるまじきなのがアシストグリップが付いていないこと! 私のミニカですら(ヴォイスだけですが)付いてますよ。

足の置き場は無いし、よく滑るシート生地でつかまるところもないので後席に座っていると簡単に横に吹っ飛びます…

こんな状態なので、もうリヤシートは苦痛以外の何者でもありませんでした…へげぺんぎんさん曰く「嫌いな人を乗せるにはいいかもしれない」というシロモノです。

というわけで、乗り心地はともかくとして座ってみただけでもすぐに指摘出来る欠点だらけのアイの室内空間でした。

このクルマを造った人は運転席以外に座ったことがあるのかしら…と思わざるを得ないんですよね。三菱がはっきりと「1人乗りパーソナルカー」と言っているのであればまだしも。

室内の前後長は負けますけど、はっきり言ってミニカの方がずっとか後席空間の出来はいいと思います。助手席足元に出っ張りは無いし、後席の床も平らだし…センタートンネルは若干大きめだとは思いますが、アイほどではありません。リヤシートがリクライニングしてくれればいいんですが。

残念ながら、アイの後席空間についてはリヤエンジンの欠点が思いっきり露呈しているようです。

長くなってしまったので、次回以降で走り味等のレポートをしたいと思います。
Posted at 2006/07/09 20:57:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | レンタカー | クルマ

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