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2005年12月29日 イイね!

新型シルフィ試乗記

新型シルフィ試乗記私は今日を有給にしたので、今日から休みです。夜中の帰省に控えて、準備に追われる中、ようやくディーラーに行って新型のブルーバード シルフィを見て、乗ることが出来ました。

格好は既にモーターショーで見ているので、まぁ良しとしましょう。先代の妙に細長い感じは無くなり、クルマ全体が一回り大きくなった感じです。でも、自分で撮った写真を見てみるとシルエットはプレミオ/アリオンにそっくりな気がする…

展示車はAXISと20Sでした。もちろん興味があったのはAXIS。グリルのデザインがはっきり言って嫌いなんですよね~。内装は専用の本革シートで特別感たっぷり。一足先に実車に乗ったのり番長からは「狭い、クソだ」と一蹴されていたのですが、私には十分な広さに思えました。あれだけでかいセンターコンソールを配しているわりには頑張ったなと。5ナンバーでも頑張れば出来るじゃん! シートの良さは先代シルフィの美点でしたが、新型のシートもまずまずじゃないですかね。写真で見る限りはちょっと小さ過ぎじゃないかと思ったんですが、そうでも無かったです。どうにも合わない親父のV35よりいいです…

次はリヤシート。B15/G10/Y11のプラットフォームはリヤシートの狭さが最大の欠点でしたが、マーチいやいやティーダベースになったために十分な広さを得られました。先代は「子育ての終わった老夫婦向けなので、リヤシートはどうでもいい」と言い訳していましたが、広いにこしたことはないですからね~。居住空間の拡大がこのモデルチェンジ最大の利点でしょう。ただ、このリヤシートのデザインはいかがなものかと…2人で座る分には問題ないですけどね。

そしてトランク。広いです。でも旧態依然としたヒンジが出っ張ります…三本さんじゃなくても「今時何とかなりませんかねぇ!」状態です。プリメーラを無くすんだからトランクのダンパーぐらいプリメーラの後を継げって。もっと愕然とするのはボンネット。フード側につっかえ棒があって安っぽさ全開! フードを開けてみると、いかにこのクルマがマーチを膨らませているかがよく分かります。

ひとしきり見た後試乗車を出してもらいました。試乗車は20Mにパワーシートとアルミ、ナビ付き。このディーラーは一人で試乗出来るので、のびのびと試乗出来るのが利点です(^^)。

乗り込んでディーラーを出発すると、ハンドルは結構重め。しかも前が全然見えない…ちなみにシートは一番下にしました。一番上にするとボンネットが見渡せますが、今にもナイトライダーの天井から飛び出しそうな感じなのでそれは無しで(笑)

踏み込んでみると…意外に走る! そりゃそうですよね、今までクソ重たいミニヴァンにしか積まれてなかったMR20DEをマーチベースのクルマに積んだわけだから。先代は2.0Lはともかくとして、1.8Lのモサッとした遅さには定評がありましたから、これも新型の美点です。でも…

そのパワーにブレーキが見合ってない!

まるでNOTEのような感じですね。CVTのチューニングのせいか、結構勢いよく走れるけど、思ったように停まれないっていう。このあたりにここ最近の日産の詰めの甘さというかマーチベースの弊害が出ているような気がします。比較対象の我がサニーVZ-Rのブレーキが効き過ぎというのもあるんですけど…先代は確か、それほど速くは走れなかったのでブレーキは割りと停まったような印象があります。あ、某ノリフィは除きます(笑)ブレーキが効かないのはブルーバードの伝統を汲んでるのかなぁ…U13もU14もそんなに効かなかったから。そんなくだらないとこ受け継がなくていいっての。

いい感じで加速する割に、停まらないから運転には気が抜けません(苦笑)でも、運転してる感が希薄で(私には)トヨタ車的なフィーリングだったティーダよりは運転して楽しい感じがしました。やっぱりちゃんとしたセダンボディだからかな。これならまぁ許せるかな、という範囲です。

運転席に座って辺りを見回してみると、Aピラーの角度はともかくとして左右は思ってたより余裕があるので、ようやくU14時代に戻った感じです。インパネのデザインのせいもあるんでしょうけどね。ボディ剛性を最優先したために狭苦しい我がB15サニーや先代シルフィとは大違いです。上にも書きましたが、5ナンバーでもやれば出来るじゃん…

というわけで、当初思い描いていたよりは良さそうです。U14の代替を考えている伯母さんに買わせよう(笑)

でも、ウイングロードと同様マーチを使い回してる割りには高いのがネックです。試算してみると…

木目ステアリングがイヤなので、あえて20Mにします。寒冷地/バイキセノン/16型アルミ/濃色ガラス/インテリキー&パワーシート/MD・CD一体オーディオ/ビルトインETC/カーテンエアバッグで

  BDRAREZG11EZA-GBKA

となり、メーカーオプション込みの車両価格が\2,468,550となりました…ディーラーオプションも含めると込みで300万行ってしまいそうです。やっぱり高い! ゴーンがあれだけケチッてマーチを使い回したクルマに300万も払う気になれません。これではプラットフォーム使い回しの恩恵が全くユーザーに還元されてないと思うのですが。

あと、新型で気になるのは装備のグレードダウン。真っ先に目につくのがワゴンRですら全車付いているファインビジョンメーターの廃止ですが、その他にもデジタル表示のエアコン廃止やオートライトが20Gにしか付かないなど、先のボンネットのつっかえ棒もそうですがどうにも全体的に安っちいクルマになってしまった感があります。メーターはティーダの使い回し、デジタル表示のエアコンはマーチにすら設定があるというのに…

やっぱり最後の詰めが甘いのが日産というべきか…逆に言えば今の日産の実力はこの程度なんですね。悲しいことに。

まぁサンルーフ/ビスカスLSD/リヤワイパーの設定がない新車を買う気にはならないのでどうでもいいんですが(笑)
Posted at 2005/12/29 20:08:42 | コメント(3) | トラックバック(1) | 新車 | クルマ

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