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西部警察PART IIの第37話と第38話、三重・名古屋ロケ編にしか登場しない430の覆面車。

この2話では、日産にしてみれば敵地に乗り込むので当時の現行型である430を気前良く破壊したという話しを聞いたことがあります。

この430も地元で調達したんでしょうね。教習車上がりというのが定説のこいつ、なぜかオキが使用してました。長島温泉では、走りだすシーンでいかにも重ステというオキの据え切りシーンも見られます。その後の2車は東京から持って来たいつもの430で、ハトとジョーが軽々とハンドルを切っているので違いが露骨なんです（笑）

これ、オキが乗っていたのでナンバーは品川ナンバーだろうとずっと思っていたのですが、DVDだと三重ナンバーなのがはっきり見えます。長島温泉で活躍した後、名古屋編でもまたもやオキが強行突破するのに使用、今度はちゃんと名古屋ナンバーになっています。

430ではスタンダードのみの丸目4灯、教習車上がりだからか上級グレードと同じミラーでバンパーも黒く塗られているので通常の430スタンダードのアイデンティティとも言える2大メッキ部分が無いので見た目の印象がかなり異なります。黒ボディともあいまって、角目のGLよりもカッコイイと思ってしまうのは私だけでしょうか…

このクルマ、煙突倒しのシーンで煙突の下敷きになるバスの奥にいるのが見えますが、その後バスと一緒に爆破されて処分されたんでしょうかね？　爆破されていないにしても、煙突のがれきを浴びてボロボロになって結局は処分されたんでしょうけど。