4キロか～

今月あたまから出張で見てきたこのクルマ、最初は4気筒ぐらいだったのが燃料まわりのリフレッシュで6気筒まで復活するものの、残り2気筒がどうにも復活しないので工場に運んで今日からまた見直したのですが、いきなり終了。
圧縮がかからない2気筒は4キロしかありません。
出張先で測定したときはどれも7キロほどで低いけどかかってる気筒もあるのでとりあえずよとしたのですが。
今日は調子悪いまま暖気してから測定したのですが4キロとは...ほかは10キロほどです。
時間を置いて何度か測定したのですが、何回かに1度7キロほどにあがることがありました、あがるときは、セル回して一発目に上がりその後張りはぴくりともしない、あがらないときは、圧縮工程が来るたびにじわじわと上がり4から5キロで頭打ち。
で推測　動弁系に問題あって、バルブがうまく閉まっていて、いきなり圧縮工程から始まるときのみ圧縮7キロで、バルブが動く工程があるとスムーズにバルブが閉まらず、クランキングスピードごときでサージング状態で圧縮上がらずと推測。
依頼主にこの先開けて確認するか協議の結果、年式やハイドロオイル＆A/Cの漏れ、内外装の状態から、売れる状態にするには費用がかかりすぎるということで、路上復帰はなしと言う結末になりました。