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ローレルにとりあえずつけてだけらしいキャブがじゃじゃ漏れなので点検してみると、油面が異常に高いのが２つ低いのが一つ、でもオーバーフローはしてないようだ、さらに見ていくと、加速ポンプダイヤフラムあたりからもれている。
ばらしてみて、何じゃこりゃ状態。
ガスケットが入ってない、それも中途半端に切れたかす(画像中央のフランジ面の黒いの）は挟まったままねじが締められている、ひずむだろう！
加速ポンプのばねも入ってない。
さらに点検していくと、バタフライの固定ねじが１個着いてない、恐る恐る内視鏡でエンジン内を見たが傷はないので、もともと着いていなかったのだろう。
さらにジェットブロックを抜くと、１個ジェットが抜けてました。ねじ式のソレックスではありえないトラブル。ほかのジェットも緩み多数。
ヤフオクの分解掃除済み即使用可は、かなり怪しい。全バラ決定。

ローレル手直しがあるようでエンジン下ろされてました。
エアコンもパワステも着いてないので、簡単に降りてました。
エアコンはいずれ付けたいようです。
どなたかL型用のコンプレッサーブラケット持ってませんか？

今日のは手ごわかったです。
カーボンクリーナー、弱アルカリエンジンクリーナー、弱酸性アルミクリーナーとケミカルを散々使いましたが、カーボンは落ちたものの酸化アルミの汚れは、なかなか手ごわくヘッドはブラストかけ他のちワイヤー＆スコッチ仕上｡ブロックはワイヤーブラシとスコッチとリューターで磨きました。

Lのエキマニ加工が終わりました、後はマフラーを製作します。

このエンジンは、なんと2.3Lもあるそうです、他にもいろいろ特殊らしく
市販のエキマニが合わず、加工依頼で入庫してます。

これは珍しいんです。メーカーでももうこれの存在を知る人はほとんどいないらしいです。
ウェーヴァーのダンドラではありません。日本気化器製です。
ファミリアプレスト、の10Aやカペラの１２A用にマツダのスポーツキット用に口径違いで作られた物と、同じ型でさらに小さいスロットルで本田のNなどに使われたりした物です。これは一番小さいボアの物です。

FETが代理店にになる前のころでしょうか、ものすごくウェーヴァーの価格が高く日気の試作部門で少量作った物の最後の新品です。当時すでに試作部門の方は、引退まじかの方々だったらしく、今となっては当時作ったことさえもう誰も知らないような珍しいキャブです。

発注主の事務所にあったのを、借りて、会社に飾ってあります。