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ＭＦ308

今日は、出社してすぐにご近所さんより電話。
溶接で直せるか見てくれと。
よくもまぁこんなにポートを広げたもんだと。
爪で穴があきました。
だめ元で引き受け、ぶくぶく沸きながら、溶接しては削ってブラシ掛けて溶接してを繰り返して、8箇所肉盛りするのに丸一日かかってしまいました。
うまく行ったかは、持ち主がポート研摩しなおして水圧検査してみてですね。

画像はNYMのもので本文とは無関係です。

今日別件で作業していた車両ですが時折､アクセル全開時にまったく吹けなくなると言うか､抜けるような感じになることがありました。それが段々ひどくなり危ないので修理することに。
ふけない瞬間は､インジケーターなど何もつかないので､回転信号とかが抜けているわけではなさそう。
綺麗に抜けてマフラーから音もないので失火ではなさそう､電気的に信号が落ちているかんじ。
燃料に的を絞って､燃圧計と、INJのパルスをみるLEDをつけて試乗。
燃圧OK,INJが信号カットされていると判明。リミッター？
ブースト計をつけてみてみても０.６キロほどブーストリミッターでもなさそう。
一応エアフロ電圧も測定するもふけなくなる瞬間も4V程度なのでこれも問題なさそう。
ここでいろいろ考えた結果予想して試乗、AT＆タコメーター無しなので正しい数字はわかりませんがアクセルは調子が悪くても踏みっぱなしでいると４０００rpm付近でストール２０００rpm付近で復帰することがわかりました。
この２つの回転数で確信が持てたのであるコネクターをはずして試乗。見事ふけました。
ディーラーならテスター掛けて一発で出るような内容だった。ちょっと遠回りでしたがその他の作業でも必要な点検も多かったのでよしとして。

この件をオーナーに報告、手持ちがあるから送ると....新品にしようよ､２０年前の車なんだから～。

いつか乗ってみたいＦＬ､今回はハヤシにファルコンにアロー。画像は､カプリシャス？が展示されておりました。
カプリシャスは､レストア途中なのかカウルがすべてはずされ綺麗なシャシ状態での展示でしたので隅々まで見させていただきました。ＦＬ最後のほうのフレームなのでかなり他のフレームよりかなり進化している車両でした。

ＮＹＭでＳＴＩＮＧ浜松さんのブースで見せていただいたＣＲキャブです。
これは､同ブースに展示してあったニュルブルクリンク優勝車（1964年ADAC500Km）Ｓ600レーシングに装着されていたものです。この車両は去年44年ぶりに日本に里帰りした由緒あるキャブなんです。