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やっとセルモーターも解決してエンジン調整です。
同調を取っていると、なぜか右のキャブだけポンプノズルからアイドリング中ずっとガスが吸い出されています。
キャブはフルＯ/Ｈ済みと聞いていたので綺麗だし安心していたのですが.....。
２つはおそらくキャブ専門店の仕事ですべての打ち込みの目クラも外してＯ/Ｈシャフト類も新品になっていて完璧の仕事です、漏れていたもう一つは程度のいい中古の洗浄品のレベルでした。その一つのキャブの油面が高かったので基準に合わせて、ポンプノズルのバンジョウボルト中にチェックボール内臓なのでそれを綺麗に洗浄、このチ
ェックボールは、スプリングなどなく玉の自重だけで押さえてますのでたいして密着性が良くないので、ちょっと汚れるだけでガソリンが吸い出されるようになってしまいます。

やっと乗り出せそうなレベルになったのでフード類をつけで表にと思ったら、雷＆豪雨で休憩中

もうとっくに終わっているはずだったＤＩＮＯですが、Ｏ/Ｈ済みとして持ち込まれたスターターがうまく飛び込まずエンジンがなかなかかからないという症状が出てしまい、配線変更、リレー変更、アース追加などいろいろ車両側でやれることはやって、スターターを返品するも、問題ないがストローク調整はしたとして戻され、予想どうり変わらず、モーターそのものは問題ないのだが、うまく飛び込まない５速に入れて車を少しずらしてリングギヤの位置をずらすとうまく入る時もある。

ご近所のクラシックフェラーリの先生のところで、ちょうどＤｉｎｏのエンジンＯ/Ｈを終了してボディのレストア待ち中でしたのでその車両のスターターをお借りすると一発でエンジン始動、これでスターターのほうに原因があると確定したので二つを比べると、明らかにＯ/Ｈ済みのほうがワンウェイクラッチの周りが重い。
このスターターは古いタイプなので、ピニオンストローク時には回転しないので歯があってないときはワンウェイクラッチを回されて逃げながらストロークするのですが、そこがスムーズにげないからダメなのではということになり、微妙に形状の違うリプロと思われる新品を捨て、元の中古のピニオン＆クラッチを修正して直すことにしてもらって、無事今日ものが届いてエンジン始動成功です。来週から調整にはいります。
むだに１月長引いてしまいました。

今日は蒸し暑くて作業がいまいちすすまず。
エキマニのフランジ修正やら､ねじ山修正やらやっていたら､思ったより進まず。
明日こそは､よけいな不具合にぶつからず火が入りますように。

補記類をつける前に、シフトの微調整です。
MT単体である程度フォークの位置は中立にしましたが、実際シフトしてみると､前後ストロークなど差があるので､2人でレバーの位置関係とフォーク＆セレクターの位置関係のおいしいところを探りました。
シフトスリーブは､3個とも同じものでそのうち2個は新品､1つはもともと片面のみ使用なので裏返せば､嵌め合い面は新品になり、磨り減ったフォークは､肉盛り研摩修正しているのでよけいながたがなく調整はスムーズ行きました。

Dinoは、エンジンルームの清掃をしてエンジンを載せるだけで今日は終了
みんな忙しそうだったので一人で載せましたが、一人だと、ぶつけないようにちょっとおろしては確認の連続です。
最後はエンジンを片手で傾けながら片手でホイスト連打で無事ドッキングです。
補記類は明日から。