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2010年06月29日 イイね!

BSインチ工具

BSインチ工具
インチのうんちくネタですが、必要な方だけ読んで下さい、自分も以前英車の作業で必要で調べた程度の知識です、そのころはネットもなく工具を買ったものの何でこんな表記がされているのかちっともわからず図書館でねじのお話の本を読んだことも有りました。今なら簡単にネットで資料は集まりますいい時代ですね~

昔フリーターやりながらプロダクションレースやっていた時、あまりにも貧乏そうに見えたのか大田区の町工場でいすゞ&三菱のねじを作っている会社からタイヤホイルのスポンサードを受けていて少しの間ですがそこでお手伝いしたこともあり、いい勉強になりました。今でも転造ねじを製作するときはお願いしています.今回はBSFでしたので転造のダイスがないので切削で製作します、オリジナルモ切削ですから問題ないでしょう。

では本題。

インチといっても旧イギリス規格のBSF(細目)BSW(並目)と現在主流?アメリカ系のUNF(細目)UNC(並目)大別されます。BSはブリティッシュスタンダードの略Fはファインで細目をあらわしますWは、ねじの量産化のため規格の元を作ったウイットウォースの頭文字です。イギリスインチのねじをウイットねじやW/Wねじと表記したりもします。
ねじの角度も英55度 米60度と違いが有ります。



画像はスナップオンのボックスセットです。上からメトリック、USインチ、イギリスインチ、はずしてある2個のソケットは、どちらも表記は3/8となりますが見た目からサイズが違います。

アメリカインチのの表記はねじの六角頭の二面幅のサイズの表記です3/8なら工具の対面幅が3/8になります、これはミリの工具とおなじ考えです。

イギリスインチのほうはボルトの軸径に対して六角幅は決まっていて、軸径3/8のボルト用の工具として3/8BSと表記されます。ただしこれはスナップオン式で、W/W式はさらにわけがわからなく、ボルト軸径から1/16引いた数が書いてあります。
3/8サイズのボルトなら6/16-1/16となり5/16WWと書いてあります.何でそう書いてあるのかはわかりません、はかってみましたがこれぞと言うぴったりした部分がボルトには有りません、よくわかりません。

BS用の工具を買うならスナップオンのがいいと思いますが、クラシック英車にどっぷりつかりたい方は、英国製のW/W表記の物をお勧めします。

ついでに昔のアメリカ系の工具はボルト軸径のに3/16たした数になるみたいです、3/8のボルトでは6/16+3/16で9/16という工具表記になっていたみたいですが、普通に2面幅のインチ表記の物しか見たことないです。


よくわからないネタにお付き合いありがとうございました。書くことで自分も覚えられます。
Posted at 2010/06/29 01:46:47 | コメント(3) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2010年06月05日 イイね!

今日のSST

今日のSSTベンツを車載でクランクプーリをはずすことが増えてきたので固定用のSST]を以前作ったのですが、グレード違いからか肉抜きの穴のPCDが違ったので、ヘッドの部分だけ交換できるように製作。
二分割にすることで、何もはずさず、プーリーにロック部分だけ入れて、後からロッドに固定できるようにも考えて作りましたが実際使ってみると狭いところで組み立てるよりシュラウドやFANをはずしたほうが速かったかな。

作業時間より圧倒的にSST製作時間のほうが長かったです。

最近ハクランクプーリーも角度締めで毎回ボルト新品となります。
Posted at 2010/06/05 00:44:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2010年06月03日 イイね!

ロングBOX

ロングBOXMT作業をしていると、普段使わないような工具がまた必要になります。
たいがい純正SSTなんて物は高くて買うこともなく作ることになるのですが。
今回の71Cでも真中の超ディープ38BOXを製作。
今までは38スパナにトルクレンチがつけられるように加工していたのですが.もう何年も71Cを触ってなかったので誰かに貸したのかあげたのか、sstが見当たらないので安売り工具屋さんからソケットを買って来て旋盤加工.パイプをくっつけて完成です。今回作って次の出番はいつのことやら。
ちなみのこのパイプ.ボンネビル最高速アタック車輌のロールバー作るのにUSAのレギレーションにあわせて作った時のφ42.7のt3.2の引き抜き管です。
Posted at 2010/06/03 00:30:46 | コメント(5) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2010年05月13日 イイね!

ジャッキ修理

ジャッキ修理低車用じゃないので普段あまり使っていないほうのジャッキを使おうとしたら、エアシリンダーの音はすれど全く上がりません、手動では上がるので油圧シリンダーはいけてるみたいです。

このジャッキでないとだめな車両もあるのであまり使わなくてもないと困りますので、とりあえずオイルを補充してみるも・・・・効果なし。

部品まちで時間があったので、後ろから順に分解してみました。

エアシリンダーのピストン機構は問題なしですがプランジャーポンプがエアで前後してもオイルを送って無いもよう
真鍮製のフィルターが2か所あってそれが汚れていたので清掃して組み付けるも変化なし。

もう一度ばらして見ると洗ったばかりのフィルターが乳化したヘドロ状の物でまた詰まってました!

ジャッキUPしてジャッキごと下回り洗浄したりしていたので、エアヌキの部分からでも水が侵入してオイルをだめにして詰まっていたようです。

新油を入れてエアで吹き飛ばしてを数回繰り返して洗浄して組み付けたら無事動き出しました。
Posted at 2010/05/13 12:58:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | 工具 | 日記
2010年05月05日 イイね!

薪割り機

薪割り機田舎最後の作業は、もらい物の電動薪割り機の修理です。
無不可だとフルストロークするのですが全く力がありません、油圧がリークしてる感じです。
構造が良くわかりませんが、見えるねじを順に分解しながら構造確認。

ポンプは常時回ってオイルが循環していて、レバーを引くとリターンラインが閉じられシリンダーが動く構造。
モーター単体&ポンプは問題なさそうなので洗って終了、リリーフバルブのゴミのかみ込みを期待するも分解するも問題なし。シリンダーとバルブユニットをつなぐオーリングはかなり劣化少し怪しい。

さらにシリンダーを抜き取るとありました原因が、ピストンについているオーリング&樹脂製のピストンリングが死んでました。
ピストンがフルストロークするとシリンダーに幅10mm長さ15mmほどの溝を通過してそこでオイルをリリーフさせてオーバーランを防止する構造のようですが、リリーフの際に溝にリングが押し出され、バネの力で戻る時に溝にシールが挟まりきれてしまったようです。

家から数キロはなれた大型ホームセンターに材料を調達に出かけ、近そうなものを数種類購入してピストンリングはいい材料がなかったので、すべてオーリングシールに変更して組み立ててみました。
工場でやれば、もっと綺麗にして、旋盤でいろいろと加工しながら作るところですが、ありあわせのものと工具で、野戦病院的修理もまた楽しいです。



Posted at 2010/05/05 12:01:29 | コメント(6) | トラックバック(0) | 工具 | 日記

プロフィール

「今年度の知覧疾風調査保存、台風ともろ被りで半日停電等ありましたが4日間無事終了               https://x.com/A6M232/status/1828821160072745048
何シテル?   09/03 11:12
年2回のK4GPに参加して遊んでます。 車輌道楽開発研究所にて研究してます。
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