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某所より某元ＦＩＡ-ＧＴ車両のオイル漏れラックが届いたので分解です。

ロードカーと違ってラックブーツなどないので、雨天走行の後などメンテは必要なのですが
濡れたまま寝ていた時間があったのでしょうか、シールの当たる部分が一部錆びておりオイル漏れをしてしまったようです。

もれてないラック側も分解しましたが途中微妙にかじる感じで抜けてきません。
画像の状態から分解できず

ラックのギヤのグリスを洗い流すと、磨耗などによるバリで太っていて引っかかってるようです。
ダイヤモンドやすりで仕上げて分解。

ケースやシャフトの状態を点検してシール＆シリコン系のオーリング、バックアップリングなど規格品から使えそうな物を数点オーダーしてみました。

シャフトは旋盤で回して磨きましたが、残念ながらそこそこまでしかきれいになりませんでしたね。
テフロン樹脂塗って軽く磨いてまた塗ってを繰り返して錆でくぼんだところに樹脂しみこませて延命しては見ましたが。新品シールですぐもれるようなら、研磨して硬質クロームかけて再研磨かな～

時間のあるとき見ててと鍵だけ預かって駐車場においてあるエンジン不調チェロキー。
だいぶ遠くからだましだまし乗ってきたというので、取りに行くと、よく乗ってきたというレベル、ガチャガチャいいながら黒煙吹いてます。
右足全開左足ブレーキで調整しながら何とかたどり着きました。

点火の二時波形とＩＮＪのパルス見て、燃料いっぱい吹いてるね～
ロッカーアームあたり折れてるかな～と思いながら圧縮測定
６番ゼロでした～
プラグ穴からエア入れてくランキングするとほかのプラグ穴から順に出て来てとまるときがない
ので常にエアが６番からスルーしてることに。
バルブ割れ？と思いながら内視鏡で覗くとパットみなんとも無し。
内視鏡で覗きながらくランキングするとバルブのストロークが少なく閉まりきりません。
カムカバーあけて、はい６番ＩＮのバルブスプリング折れてます！
バルブは手でスムーズに閉まるところまで引っ張れるので曲がってはないようですのでスプリングのみ交換でいけそうです。（ものがあったらね）
コッター外れなくてほんとよかったね！

午後の予定が雨で中止したので、お仕事をいただきに、ご近所に呼ばれていったのですが～
なんかすごかったです、昔の車って小さいイメージですがこれはかなり大きくて、当時はすごく速い車です。

車種は聞かないで～わかっても書かないで～

珍しい車種がやってきたのでＵＰ

普段触ってるのとは全く乗り味が違うな～

今日は、ＮＹＭにお台場に行ってきました。
旧車に乗っているわけではないので特に何を見るといううのはないのですが、新年の挨拶もかねてぐるっとひと回りしてあっちこっちで暖かいものを頂いて帰ってきました。今日は午後から曇りで気温も低くあんまりクルマは見てないような。最後は雪も結構降ってきましたしね。

今回、めずらしいなぁと思ったのがこのクルマです。
ホンダのＳ600ベースのようで生産は5台ぐらいらしいです、ホイルもガラスも専用に作ったものだそうです。
塗装も当時のままだそうで、ＦＲＰのうねりや塗装の痛みも少なく保管もすばらしいですが、当時の技術も高かったと思います。

サラも5台製作されてますからいつかはこんなイベントでサラⅡと一緒に展示するときがくるかも。