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タンクをおろして､カーボンのコンテを開けていくとATLの特注ラバーシェルが出てきました.ぱっと見はひび割れもなくコンテナ内には､ガソリンも入ってないので漏れはなさそうで一安心。

コレクタータンク内臓だったので楕円の大蓋を開けても全然あがってこず､コレクターを分離して中で配線＆配管を全部はずしてからの取り外しです。
内部はタンクの四隅にカスケードタイプの燃料ポンプを送りにもち､コレクターからボッシュのローラーベーン２機で左右バンクに送ってます。合計６個も入ってますので､中は配管と配線でスポンジの出し入れも大変です。
スポンジ自体は､まだ腐ってませんでしたがタンク内には､砂をはじめとしたゴミが入り込んでましたのでいい機会でしょう。

ATLの輸入元にガスケットなどをオーダーしたのですがなんと丸いほうが在庫なし納期は３ヶ月掛かるかもと！
コルクだと作りにくいからラバーで切り出すしかないかな～
耐ガソリン用を小数で買えるとこあるのかな～前に探したところは1000ｘ10000が最小だったんだよな～

古いレーシングカーを走らせると多いトラブルが燃料系のトラブルです。
レーシングカーは安全タンクが装着され､使用期間も製造から５年までと決められていますが、JAF＆FIA格式の競技で使用するわけでなければ､５年すぎてもそのまま使っている場合がほとんどです。また
中には､ガソリンのゆれ止めにスポンジが入れてありますが､耐ガソリンとはいえ所詮樹脂､何年も持ちません､劣化してばらばらになります、これがフィルターにつまったり、ポンプをロックさせたりというトラブルをよく引き起こします。

といううことでせっかくだから今回タンクをはずして掃除＆スポンジを新品にすることに。
サイドカウルをはずして横から取り出します。
ノーマルボディのサイドカウルはリベット＆シーラーでしっかり止っているので鈑金やさんのところでしか
ここまで分解された姿は普通見れません。

デフやる時もここまでばらしておけばもっと腰が楽だったかな

デフ周りの作業をやっているディアブロですが､足回りだけでなくマフラーもオーナー様がみがいておいてくれました。
元レーシングカーでしたのでエキマニの後はメガホンパイプの直管でしたが､車検を取るために触媒＆マフラーを製作いたしました。

ディアブロのファイナルドライブの調整も無事終わり､足回りの組みつけです。
オーナーが磨き上げてくれた足回りなので気持ちよく組みつけられます！

不調ＥＣＵが送られてきたので、明けてみるとなんかいつもと景色が違う。

ＩＮＪや点火コイル用のトランジスターが壁から浮いてます。
ここには、トランジスタ１個ごとにクリップで挟んで壁に押し付けていたはずなのですが・・・・
電子は担当ではないので、詳しくありませんが素人判断ですが放熱がかなり厳しくて死んでしまってるのでは～。
参考価格８０万円なり！