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ただいまご機嫌斜めのＥＣＵ　　Ｌａｍｂｏｒｇｈｉｎｉ　ＬＩＥ
箱はすごく大きいですが中は2/3ぐらいの基盤です。

256のＥＰＲＯＭが付いてます。
素人目に焼けてるとか、コンデンサーが液漏れとかわかりやすいトラブルは見つけられませんでした。

昨日からやってるエンジン不調の白牛さん､いろいろ測定してなんとなく悪いところはいっぱいあるのだが､決定打がないまま測定を続けているとインジェクターが１２気筒中３箇所アイドリングで20.７ｍｓも噴いてます。通常は3ｍｓ程度。先にプラグがかぶっていたので点火系を中心に疑っていったので.ちょっと遠回りしましたがＣＰＵがお馬鹿になってるのは間違いないようです。

丑年ラストスパートでディアブロがこのところ連打でやってきます
この車輌は走行少なく内外装は非常にＧｏｏｄです。
ではなぜうちにきたか､それは～、エンジンが非常にあれだからです。

先月頭にオイル漏れ修理をはじめたディアブロですが、ベアリングの状態が悪かったのでせっかくなのでサイドベアリングの交換を一緒にすることにしたのですがプレスに掛けようとしたら、リングギヤ側が手でベアリングが抜けてしまいました。
磨耗して圧入代がマイナスになってます、ベアリングのスラスト側のどんつきも磨耗してくぼんでる状態です。
ここまでひどいの久しぶりに見ました。昔３２ＧＴＲとかもよくなってました。
オーナーが中古を一つうちでも中古を一つ手配てみましたが、なんと程度の差こそあれすべて同じ状態でした。
でこの純正ＬＳＤ新品なら５０万ぐらいするのですが、買ってもまた同じことになるのが目に見えているので、ふたの部分を新規で作りました。
オリジナルは鋳鉄でしたが、強度ＵＰのためＳＣＭ435にタフトを掛けてみました。
切削加工だけではなく研摩加工の部分が多かったのでコストが掛かってしまいましたが、いいものが出来上がったと思ってます。

ディアブロのドライブシャフトのグリス交換です。
これも洗浄がほとんどの時間です。
このタイプは玉もはずして全バラにできるので綺麗にしやすくクラックの点検も楽です。
ただ初期型のディアブロは、M１０のボルトがたった４本でしか止ってないのでちゃんと点検しないと
緩むことがあります。この車輌も１本完全に緩んでいました。
昔ポルシェのナロー（RSRルック）にMTノーマルのまま９６４RSのエンジンをフルコン化して載せたら、M10の４本のボルトがしょっちゅう緩みました。キャパを超えてたみたいです。