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現在作業中のエンジン変更中の車のエアコン配管です。
エンジンスワップはパット見の、乗せるまでは、意外とすぐに終わります。
そこから先が乗せ変えの本当に大変な部分なのです。
配線類は当然ですが、A/CやP/Sも純正のように着いてないといけません。
手曲げで作った配管にフィッティングを溶接して鍍金に出しました。
つぎに、R134ガス用のゴムホースをカ締めてもらい純正のように完成品となります。
ボルト類も再メッキです、純正と同じ、オリーブで仕上げます。

AMGには大容量のデフ冷却のためのフィンが追加されてます。
マフラーは純正でφ70のデュアルです。NAの純正エンジンなのに極太です。

アンダーガードも空力を意識して、ミッションの横まで回りこんでます。
小さいナサダクトでエンジンマウントラバーをエキマニの熱から守ります。

最近旧車しか触ってなかったら､今日は登録前の新車がきました、
S63AMGのディーラー車です。
AMGは数名のエンジン担当がいて､流れ作業ではなく1人で､エンジンは組み付けすべて行います。
インマニの上に担当のサインのはいったAMGのプレートが､チェック後に張られて完成となります。
今月３機の6.3AMGを見ましたが､すべて担当が違ってました｡

インマニやカムカバーなどあちこちにMgを使って､軽量化とリサイクルに気を使ったエンジンだそうです。

世の中の上のほうの方の景気は、やはり上がってきてるようです。
先ほどのCLSにつづいて、新型CL63AMGディーラー車が入庫しました。
エンジンは、先ほどのCLSと同じものがのってます、足回りはメルセデスお得意の油圧制御の車高調整付でAMGがさらにチューンした物が着いてます。
ブレーキはFにやく４００φリアに３８０φの管理BIGブレーキです、でも対抗ではなく片押しツインキャリパーだったりします。不思議なブレーキです。

のってちょっと驚いたのが、ポルシェに乗ってるような、シードのサイドサポートがかなり張り出していて、包み込むようなシートです。サラにシートで驚いたのが、右コーナリング中シートの左のサポートが張り出してきます。左にステアリングをきると、今度はシートの右が張り出してきて、横Gを受け止めてくれます。
無くてもいい機能ですが、ちょっとうけてしみました。