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以前、純正が出なくて、どうしても必要で海外で作ったシールつきのアンギュラーボールベアリングです
通常アンギュラーボールはシールつきはありません、構造的に微妙に無理があります。ガタが出るとシールが成り立たなくなるからです。
なのでシールが外れてグリスが飛び出し焼きつきます。


いろいろ調べてもらって過去に同形状の物を納品実績があるというドイツのメーカーＦＡＧで作っていただきました。

お友達の親父さんの車なのですが、ほとんど乗らず持ってるだけのなのですが、あまりの水の汚さに息子が水＆オイル交換に持ってきました。

アルミブロックのこの車でこれだけ錆びてるのは、やばやばです。
コンクリートかき混ぜるでかいパレットで３杯の水を使ってもきれいになりません！
画像は２杯目。
あんまり信用してないけど、少しでもと思ってラジエター洗浄剤なるものを２本ぶち込んで１時間ほどエンジン回して、また水洗い。洗浄剤入れて最初はかなり汚いのが出たので、多少は効いてるみたい。
その後２回洗浄して、このくらいで勘弁できるレベルまで来たので、ＬＬＣを濃いめに入れて終了。
１日中かかってしまいました。

エンジンは金属なのでお願いですから乗らない車でもＬＬＣまめに変えてください。オイルさえ入ってれば乗らなくてもそんなにエンジンの中錆びたりしませんが、水腐っって、いろんなんとこ腐食したエンジンはほんと再生するの大変ですから。

パッキンなど部品の在庫は国内にあったので、早速タンクおろし。
ガソリンが少なめだったのがちょっと嬉しい。たいがいこういうときはなぜかガソリン満タンなのがお約束ですが30Ｌほどでしたので保管が楽。

このタンクはＩＮポンプタイプなので開口部が大きく乾かしやすいのでいいです。

アルミの蛇腹は、ヒートガンで熱風を送ってます。
直にヒートガンを近づけると、引火の恐れもあるので、遠隔で熱風だけ送り込みます。

漏れの原因は隔壁のスポット溶接が強すぎたのか溶接の中心にピンホールがあいてました。

F348の続きです.下回りを点検するのにすべてのアンダーカバーをはずしていきますが。銀色に光る燃料タンクにφ３０ほどの赤いしみが､アンダーガードにもべたべたした蒸発して残ったガソリンのしみ。

アルミパテのようなもので応急処置？してあるもののガソリン漏れは間違いありません。
現オーナーの車となってだいぶ経つそうですが､過去に修理したことはなく､前オーナー？のころの処置のようです。

新品タンクはあってもきっとすごく高いに決まってるので見積もりせず。
すぐ降ろして溶接したいところですが､まずゴム類が在庫あるか確認､なければ応急処置してゴムの入荷次第､溶接作業開始となります。

エンジンはかかるがメーター類が動かなく充電もしないと、昔フレッシュマンレース時代お世話になった中古車屋さんからの依頼で週末お預かりしたＦ348。

予想ではヒューズボックスかリレーのどちらかで予想をつけて点検開始、今回は安いほうのリレーが原因でした。ヒューズボックスには焼けもなく一安心。

機能はほぼＯＫそうなので試乗。ＳＰメーターが動きませんでした。トリップも動かないので、センサー側でしょう、これも良く壊れますオシロ当てると信号こないのでセンサー交換です。

ここまでは割とすんなりいったので、ついでに点検も依頼されましたのでガード類を外して下回りチェックです。月に２度ぐらい少し乗る程度で基本的には綺麗です、カムカバーが少しオイル漏れ始めてますのでここは次回タイベルと一緒に予定して。

次に見つけてしまいました。１０円サイズの赤いしみ。


つづく