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BBの足回りでブッシュがヘたってるので､交換する事にしました。
パーツは2週間ぐらいは､かかるので､そのあいだにアーム類をリフレッシュします。
画像は1部ですが､すべてのアーム､ボルト類をブラストかけて､めっきや塗装に出します。
塗装やさびが残ってると､酸洗いしてもめっきがはじくことがよくあるので､ブラストでできるだけきれいにしてから､外注先にもってきます。

ボディや内装は今回やりませんが､足回り&ブレーキ､水周りガソリン周りなどを重点的に行います。

毎日同じようなねたですが、今日は、ＢＢのブレーキマスターシリンダーとクラッチマスターシリンダー、クラッチレリーズシリンダーを分解しました。

マスターシリンダーは、どちらもシリンダー内は問題ないので、ブレーキマスターのシールは手持ちがあったのですぐできますが、クラッチはマイナーなサイズだったので、探さなければなりませんが、最悪高くても純正が出るので問題なし。
タンクホースも新品にします、古いイタ車は6ｍｍのホースが多く意外とこれが手に入りません｡やっと探してもらって10メーターほど輸入しましたが、同業者にいっぱい使われて、もう少しだけになってしまいました。

問題は、レリーズシリンダー、よくこれで自走でここまできたもんだと。
新品は多分6から7万ぐらいでリプロが手に入ると思うのですが、とりあえず、1/16インチ大きいサイズをボーリングしていれて見ます、タッチは軽くなるはずですが切れるポイントなど不具合が出たら、あきらめて新品を買います。

BBを馬に乗せ､下回りを掃除しながらチェック。
かなり埃が多いがひたすらエアガンとウエスで掃除しながら現状チェック。
予想以上にオイル漏れの少ないエンジンでひとまず安心。
うちにくる前に自走できるように､燃料ポンプ周りのホース交換と､キャリパｰO/H＆Fのみホース交換はしてありました。
Ｐバルブのゴムキャップを外して、ブレーキを強く踏んでもらって､ピストンの動きを確認すると､右系統が固着してるようなので､とりあえず左右とも分解することにしました。

このパーツは､デイトナやディノなどにも使用されてますが､もう新品は出ません。
キャリパーやマスターシリンダーをO/Hしてる車でも､このパーツは､開けた気配がないことが多いです。
漏れてることは少ないですが､固着してることは多いです。
いつも分解して､清掃して､表面はブラスとかけて塗装､内側はひたすら掃除し手、固めのシリコングリースを塗って組み付けます。たいがいこれで復活して延命できます。ブレーキパーツなのでリプロでもいいので､早く作ってほしいものです。
今回は平気でしたが､錆びがひどく虫食っている場合は､オリジナルをあきらめて､他車流用で､取り付けてますが､似た外観のものが､未だに見つけられません。

BBやディトナのホイルはセンターロックでスピンナー（ウイングナット）で取り付けられてます。

通常は鉛ハンマーでたたいてナットの脱着をします。鉛ハンマーは､めっきをいためなくてよいのですが､1年ぐらいで真中のハンマーのように変形してしまいます。横のは､4月におろしたものです。

最終チェック用に､自分で作ったアダプターを使ってトルクレンチで締め付けます。

今日BBが入庫しました。納期は特に無いのでゆっくりやっていきます。
とりあえず今日は馬に上げて現状チェクです。
とりあえず普通にエンジンはふけますが、ホース類全部だめですね。

トヨタのBBの最初のCM覚えてますか、BBは女優じゃないとか薬ではないとかいうやつ、BBはフェラーリかボーグ＆ベックだろとTVに一人突っ込みしてしまいました。