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フェラーリのなんかチャレンジ？についていたキャリパーのＯ/Ｈです。

ピストンは薄くて軽いのでチタンのようです。このくらい幅があると手が入って作業しやすいです。

ダストブーツもないし、まめに見てるから錆びも固着もないしストリートより楽！

今週は久々の32GTRが車検でやってきました。
前回はタイベル周り一式とブレーキフルメニューをこなしましたが､このところあまり乗られてないようでたいして走行が伸びてませんので水＆油脂交換、FキャリパーのO/HとMTのスイッチ周りがオイル漏れしていたのでスイッチ交換ぐらいが今回のメニューです。

このAPは､初めて純正流用ではなくブレーキ強化した一号車でもあります。

この車輌がまだブレーキがノーマルでパットのみパジッドRS4をいれていたころに、オーナー様とFiscoの走行会にいって､ちょっと走らさせて頂いたのですが､それまで競技車輌でしかFiscoを走ったことなく､Rの速さと重さにびっくりしながらペースUPして、ちょっと速そうなポルシェを追ってたった一週して次のストレートエンドでブレーキが全く利かず964Tにお釜掘りそうになりながらぎりぎりインから交わしてサイド引いたり､ポンピンぐしたりしながら､ピットから見えないあたりでグラベルに入りしたものの４駆のおかげでそのまま脱出､そのまま冷やして､人間はとっくに冷え切ってテンションダウンでピットイン。
ピットでは､コースアウトにはき気付いておらず､「ポルシェインからさしたね～」なんていわれましたが、
こっちは死ぬ思いでした。

唯一一部始終を見ていたのが､その前に１コーナー端でトラブルで車輌を止めて外にいた友人だけでした。ブレーキローター赤を通り越してオレンジに見えていたそうです。コースアウト仲間がやってきたと喜んでいたらしい。

工場かえってメンテでローターはずそうとプラハンでたたいたら､パン！と音がして端からローターが５ｃｍぐらいクラックが走りました！。

これを見てブレーキ強化が決定しました。当時はノーマルホイルに納めるためにあまり大きいローターは入れませんで315ｍｍでしたが､現在はローターも少しだけサイズUPして純正ブレンボ用のプロミューローターに組み合わせてます。

このAPはダートシール付きなのでややストリート向きです.通常のオイルシールと泥除けのコの字断面のシールが気休め程度ですがついてます。

ＡＥ101セダンがブレーキ鳴きがするのでパット＆ローターも減っていたので交換することになったのですが原因はほかにありました。

方押しタイプのキャリパーですが､スライドピンが錆びで一箇所固着してましたこれが原因でパットが斜めに減って鳴いていたようです。
ピストンなどは固着がなかったので､駄目なところだけ、フレックスホーンで磨いてたっぷりグリスを塗ってもう少しがんばってもらいましょう。

今日は､車ごとを一切してないのでネタがないので、いえのＰＣにあった画像から。

去年のモデルになりますがＦ3用のＡＰレーシング製のキャリパーです。
日本のＦ３はイタリアダラーラ社製が100％なのでブレーキもブレンボ標準ですが､これを付けてるチームも少しですがあるようです。

究極の肉抜きからブレーキ時にねじれを起こさないようにリブが立ち､不思議なデザインになってます。
ここまでくるとかっこいいのか悪いのかよくわかりません。

ちなみに図面はこちらでみれます。

AP6PキャリパーをO/Hではないですが､点検洗浄してみました。
ダストシールがないのでまめなチェックが必要ですが今回は特に問題なく終了。
まめにやっていれば固着もなくエア使わなくても簡単にピストンも引っ張り出せます。