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古いイタ車＆英車を触っていると､現れるこのガーリングキャリパー､何故に３Pなのかメーカーさんにメリットを聞いてみたいです。現在ではなくなったタイプなのでそんなにメリットはないのかな。

今やっているＳ１５のメインの作業は、これでした。
ＡＰレーシングの削りのモノブロックです。
ランニングコストを下げるためにパッドとローターはプロミューのを使用しました。

アイドラーズゲームでいつも上位走行の、とあるポルシェのキャリパーに使うブレンボ純正部品です。
一緒に写っているパットホールドピンも消耗品？で、なぜかよく折れます。毎年オーダーもらってるようなきがします。
レース前日の練習で折れて手持ちの中古キャリパーからはずして送ったこともありました。いまでは、サーキットにスペアも必ず持っていってもらうようにしてます。
レース用キャリパーをストリートで使ってる方は、危険ですからちゃんとメンテして下さいね。

縦目6.3の鉄ホイルの中にあったAp６のO/Hです。
特に固着などの不具合は全くないのですが、パットとローターを交換するのでピストンを戻すのにストリートで使って汚れた（特にホイルキャップはエアの抜けが悪そうだしホイルとキャリパーのクリアランスも狭いのでカスがたまりやすいかも）物をそのまま戻すわけにはいきません。
このキャリパーは一応程度のダートシールは付いてますが、ストリートの物のようなブーツは付いてません、レースのように短時間で減ったのと違いそれなりの時間をかけて減ったものですから、汚れの条件が違いすぎますのでそのつどO/Hしていただいてます、それができそうにないお客さんの車両にはF50やポルシェなどの純正ブレンボをお勧めしてます。
エアヌキのブリーダーも新品にしてキャリパー側もタップでさらっておきます。これを怠るとねじがかじって厄介なことに。よくなんとか溶接でとか電話がかかってきます。
先日みん友の方とAPの話をしていたのですが、キャリパー本体やピストンのアルマイトの強さ、かなり腐食して固着したようなキャリパーでもピストン抜いてみると全く浸食されてなくものすごく古いAPでも無事再生できましたし、ベルやキャリパーサポートの黒アルマイトは、熱で色抜けしていくのにキャリパーは色抜けしない。よっぽど特殊なアルマイトなんでしょうかね？色も渋くていいし同じ物をオーダーしたいです。

今日は朝一番で、人とクルマのテクノロジー展に行ってきました。
時代的に、エコ＆コストダウンがメインなのでいまいちつまらないところもあるのですが、DLC屋さん、熱処理やさんWPC屋さんなどと長く話しをして、TODAさんのオリジナルエンジンを見て、一番細かく見たのは、顔なじみの営業さんがいたので、APやANモータースポーツの高級パーツの説明を受けてきました。
あちこちでカタログやパンフレットももらってきましたが、ワンタッチチャックのカタログとボッシュモータースポーツ（これはお願いして頂いてきた）のカタログは使えそうです。