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縦目6.3の鉄ホイルの中にあったAp６のO/Hです。
特に固着などの不具合は全くないのですが、パットとローターを交換するのでピストンを戻すのにストリートで使って汚れた（特にホイルキャップはエアの抜けが悪そうだしホイルとキャリパーのクリアランスも狭いのでカスがたまりやすいかも）物をそのまま戻すわけにはいきません。
このキャリパーは一応程度のダートシールは付いてますが、ストリートの物のようなブーツは付いてません、レースのように短時間で減ったのと違いそれなりの時間をかけて減ったものですから、汚れの条件が違いすぎますのでそのつどO/Hしていただいてます、それができそうにないお客さんの車両にはF50やポルシェなどの純正ブレンボをお勧めしてます。
エアヌキのブリーダーも新品にしてキャリパー側もタップでさらっておきます。これを怠るとねじがかじって厄介なことに。よくなんとか溶接でとか電話がかかってきます。
先日みん友の方とAPの話をしていたのですが、キャリパー本体やピストンのアルマイトの強さ、かなり腐食して固着したようなキャリパーでもピストン抜いてみると全く浸食されてなくものすごく古いAPでも無事再生できましたし、ベルやキャリパーサポートの黒アルマイトは、熱で色抜けしていくのにキャリパーは色抜けしない。よっぽど特殊なアルマイトなんでしょうかね？色も渋くていいし同じ物をオーダーしたいです。