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エンジンのほうは､一段落したので、Ｍｔも点検のため分解します。
去年の夏にクロスを組んでＮＡで1000キロターボで2400キロ走行したＭＴになります。
カプチのＭＴは､軽いしはめあいもゆるいのでプレスなしで､画像の道具だけでここまで分解できます。よく壊れるこのＭＴサーキット＆ゼロヨン派の方は自分で組めるようになったほうがお得かも。

エンジン載せる前にキャブも一応開けることに。
開けて正解でした。ニードルの調製部分を回しすぎてねじから外れてニードルぶらぶら状態で変磨耗してました。
本当はフルＯ/Ｈしたいところですが予算の都合もあるので､掃除とダイヤフラム､ニードル､ニードルバルブ､ガスケット類の交換まで行います。

エンジンマウントは溶接したので次にフライホイール類をもってきてもらうと非常に油まみれ。洗浄台で洗っているとパイロットブッシュが抜け落ちました！台座も半分ぐらい抜けてきていてクラッチディスクに干渉していた気配あり。
以前も同じ部品を購入してまともに使えるものがこなかったので、今回はリン青銅で作ってもらいました。
ついでにレーリーズベアリングも前回同様に国産化しました。

とっくに組みあがっているロータスＴＣですが､某所に出張で乗せることになり､補記類を組み始めましたが､いろいろと問題があり進みません。
まずはエンジンマウント左右とも割れてました。
去年やったヨーロッパも同じように割れていましたのでヨーロッパオーナーさんは点検したほうがいいかもしれません。
この車両マウントラバーも片方ち切れて落ちる寸前でした。

洗い上げて点検のみした､バルブまわりを､またフライスで組み付けです。
リテーナーにコッターをのせておいて、主軸を上下させて簡単に組みつけられます､うまくいかなくてもちじめた状態での固定もできるので軽く手でアシストすれば簡単です。
16Ｖで10分かかりませんよ。