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最近､低走行のエキシージにエリーゼから乗り換えられた常連さんですが､高速走行で水温が下がりふけなくなってしまうという症状を抱えた車輌でした。
低水温時は､フューエルセーフモードなので5000ｒｐｍい上回らないことは問題ないのですが､通常一度水温が温まれば､そのあと低水温モードになることはないので､巷で売ってる､低水温サーモスタッドとかよけいなものが入ってるのか､サーモがはずれだろうと思い､季節がらＬＬＣ交換ついでにサーモもトヨタ純正新品にしようと提案して入庫していただきました。

早速リフトにあげ（パネルはずしたりといろいろ面倒）下回りも非常に綺麗､特にいじった気配もなくローテンプサーモは入ってなさそうと思いながらオルタはどかして､サーモを取り外し､普通にＴＯＹＯＴＡ純正が。違ったかなと思いながらサーモケースに指を入れてみるとなんか異物感が､うまく取り出せないが何かいるのは間違いなく､あきらめてＷ/Ｐもはずしてみると､ありました､玉砂利が！
どーもこれがサーモに挟まって悪さをしていたようです。

交換後は､水温の上がりも早く､安定しているのでこれが原因だったのでしょう。
走行も少なく綺麗な車輌なのでおそらく一度も水の入れ替えなどはないと思われます。
いつ入ったのでしょうね？ＴＯＹＯＴＡエンジンで安心感があがったはずだったのに・・・・それをつみ込む段階に混入でしょうかね。

ヨタハチのオイルクーラーまわりも一段落したので、キャブ調整です。
リンケージをはずして左右単体でスロー回りを調整してからリンクをつなげての調整。
開け始めのところで、左側のキャブが遅れて開き一瞬失火状態になってしまいます。
リンクのブッシュのガタがありがたぶん遅れてしまうようで、デルリンで削りだそうかとおもったのですが、とりあえず、部品やさんに電話して調べてもらったらトヨタ共販から出るとのことで、即注文これが届いてから再調整です。

オイルクーラーの配管を変更中のヨタ８ですが､エンジンブロックにつくバンジョウが､たぶんオリジナルとは違うもののような気が。
穴径が小さい、ブレーキフルードなどに使うようなボルトです。エンジンオイルの粘度＆吐出量だと厳しい気がしたので､会社にあったほかのバンジョウに交換.油圧計上は特に差はありませんでしたが､効果あるでしょう。


修正

このエンジン前期型の分流式なので細いバンジョウがオリフィスの役目をしていて、ここを拡大すると、クランク側に行く量が減ってしまうようで、絞る必要があるようです。
後期ガタは全流濾過ななるので、配管もすべて太くなります、オイルクーラーには後期のフロントカバー＆エレメントブロックのほうが相性よさそうです。

お馬鹿になっていたＥＣＵも無事直していただき１２気筒らしい音で吹けるようになりましたので､ここから先の調製の前に､希釈されてガソリンくさいオイルを抜き換えます。交換時で14Ｌぐらい入ります。

先日､手曲げしていた、７Ｎ０１のオーバルパイプは､こんな形になりました。