本日二つ目のブログアップは、かなり久しぶりとなります
「太陽にほえろで懐かしむ」シリーズですが、放映されたものを懐かしむのは今回が最後です。ラガー登場時期をスタートに何だかんだで36回も書いてきたんですね。
いつものように書いておりますが、このネタは
マニア向けなので興味のないかたはスルーでお願いいたします・・・。
それでは早速。

第718話
「そして又、ボスと共に」 より。
この回は石原裕次郎さんが亡くなられる前の最後の出演となった回で、太陽にほえろの最終回でもあります。高校生になった私はクラブと電車通学のせいで太陽にほえろを毎回リアルに見ることが難しくなっていた時期ですが、この回は録画することなく見たのを覚えています。

登場する車は変わらずスープラとソアラとクラウン。ほぼ消化試合的な登場ですが、過去もっとも豪華な顔ぶれだったとも言えますね。

橘警部が捜査一係に戻ってきたら・・

そこにはずっと入院していたボスが座っていました。もちろん実際も石原裕次郎さんは入院中でしたが、最終回ということで無理をしての出演です。

振り向くボス。
やはりボスがいての太陽にほえろだと思いましたが、相当を無理をしての撮影だったのが当時から分かりました。

その後トシさんも戻ってきたのですが、ボスの復活に驚きを隠さない二人。

この回のゲスト出演はエンケンさんこと遠藤憲一さん。若いですね~。でも・・・・

実はブルースをここまで血まみれにした一之瀬という名の極悪な役です。まるでジーパン刑事を思い出すシーンですね。

この回の有名なシーンはここですよね。一之瀬の妹に一之瀬の居場所を教えるよう説得するこのシーン。医者から止められているたばこを内緒だよと言いながら吸い、過去の殉職した自分の部下のことを話す事7分。全てアドリブだったそうです。
妹役の女性は相当緊張していたのでしょうか、芝居がガッチガチで最後は棒読みの様に居場所をすぐに答えてしまったのはちょっと笑えましたが、命の大切さを語っていたこのシーンは久しぶり見ても忘れないものだなぁと思いました。

ブルースを見付けた橘警部。意識がなく病院に運ばれすぐに緊急手術され、どうにか意識を戻しました。

放送の最後のシーン。またいつものように事件の電話がかかり部下を送り出すボス。残念ながらこのシーン中にブルがいないのが残念です。入院中なので仕方がないのですが・・・

部下を送り出したあとも電話がかかって忙しいボス。14年4ヶ月の放送が終わってしまいました。

ファミりー劇場では、このあとこんな案内が・・・・。
私はこの時初めて太陽にほえろにPART2があったことを知りました(爆)
もちろん録画は続行です。

PART2のオープニング前にはこのような映像が(物凄く粗い画像で申しわけありません・・・)。
ボスは転勤。七曲署では新しいメンバーとなって月日が流れていた、という設定です。

ということでオープニング映像は取って付けたようにPART2の文字が下の方に(笑)。

新しいメンバーは奈良岡朋子さん。ボスに代わっての篁朝子(たかむらあさこ)係長役です。
なんでも、石原裕次郎さんが最も尊敬していたのが奈良岡朋子さんで、裕次郎さんのご指名だったようです・・・。

そしてご存じ長さんこと野口刑事役の下川辰平さんが復活です。

更には、喜多(きた)刑事役として寺尾聰さんが新たに登場。ちょっとだけ西部警察の匂いがしてくると思いきや、常時グラサン、スーツでキザな役が多く、何となくあぶ刑事の匂いも感じました。

ということで、PART2の第1話
「悪魔のような女」 より。

意地悪な役が多い奈良岡さんですが、太陽では厳しくも優しい役柄を演技されていました。

PART1ではボスの机を前にしてみんなが囲んで捜査状況を説明していましたが、PART2ではこんな感じで会議風に話し合うスタイルに変更。違和感ありまくりでしたが、今風になったとも言えますね。

肝心の登場車両ですが、残念ながらというと失礼ですが、顔触れはPART1そのまま。まぁこれ以上豪華なトヨタ車の顔ぶれはないのですが、色とかグレードが変わると嬉しかったかな。

PART2になっても放送最後のあの名場面は継承。ボスの突っ込みが大好きだったけど、奈良岡さんの突っ込みもなかなか(笑)。

第2話
「探偵物語」 より。

冒頭のシーンで早速気になったのが左の車。Z10ソアラですよね。

画像が粗くて申しわけないのですが、多分2.8GTではないかと・・・。アルミが切削っぽかったもので。

喜多さんの演技がクサいというか、かっこよすぎ?。太陽っぽくないというか、このクサい演技はレパード+柴田恭兵さんの組み合わせだけにしてほしかった(笑)

普段笑わない奈良岡さんだけに、最後の名場面の笑顔が印象的です。喜多さんもタジタジ・・・

第3話
「愛犬ムク」 より。

登場車両はいつものごとく。

この左の車はなんでしょうね。ガラスサンルーフでボンネット根元にはラム圧ベントの外気吸い込みダクトがある様に見えるので私はホンダ車と思ったのですが・・・。ワイパーが1本ではないので二代目プレリュードではないと思いますけど・・・。

この回は少し悲しい話で、最後のシーンでは奈良岡さんがDJ刑事に同情して涙を流して終わるという珍しい回でもありました。

第4話
「俺は殺された」 より。

PART2になってからは特にカーチェイスがなくなった感じで、この回も車に関しては全く見ごたえなし。もちろんストーリーは面白いですけど、車以外の話はなるべくネタにしないようにしているので・・・

第5話
「長さんの長い午後」 より。

この3台で最後まで乗り切る雰囲気ですね。クラウンは結構長い期間活躍してる気が・・・

長さん主役の回ということで、長さんならではの人間味溢れるお話でした。

ゲスト出演は北村総一郎さん。もう太陽には何度も出演されてますよね。

第6話
「心満たされず・・・・・」 より。

この回はちょっとクラウンが熱い走りをしています。
しかし

まぁまぁ派手な凹み傷発見・・・。
以前の2000ロイヤルサルーンTWINCAM24も似た様な位置に似た様な凹み傷がありましたが、どういうシーンで付いちゃうんでしょうね(笑)。

ゲスト出演は相本久美子さん。綺麗な方でしたが、今も活躍されているのでしょうか。

第7話
「逃げる」 より。

スープラに乗り込むこのシーン。DJが助手席側から乗り込みますが

実は後席(笑)。スープラってBピラーが太いから、後席のことはほぼ考えられていない?!私が乗ってもこの姿勢をしちゃうかも。

20ソアラ、目つきがかっこいいね。

第8話
「ビッグ・ショット」 より。

この回もクラウンが熱い走りを。最後はサイドターンまでかましてくれます。
フットブレーキ車にはきついシーンでしょうね~。

今書きながら気づいたけど、20ソアラの前期ってフォグがない??!後期になって装着されたのでしょうか。

ちょっとした一瞬のシーンでも目がいくのが60セリカXX。また太陽の再放送があったら、がっつり眺めていたいです。

第9話
「見知らぬ侵入者」 より。

もはや消化試合のように画像を流しております・・・。XXやブラックマスクの時のようなときめきがないので仕方がないのですが、少し変化がないと飽きちゃうかな・・・。

第10話
「DJ刑事・ステバチ作戦」 より。

ついにスープラの後ろライトのバルブが・・・・

クラウンの窓越しに見えるのはクイントインテグラ。私の場合、意外とクイントインテグラにも目がいっちゃいます。

そしてZ10ソアラ。フロントのチンスポイラーが装着されているので後期の最終仕様っぽいですね。最終仕様では3000GT系のアルミがメッシュに変更され、2000GTはシルバー塗装から切削に変更されましたが、これは2000GTかな?

第11話
「神戸・愛の暴走」 より。

車的には特に見どころはなく、Z10ソアラに反応した程度・・・・

そして最終回の第12話
「さらば!七曲署」 より。

七曲署の覆面車は、結局「GZ20前期 ソアラ2000GTツインターボ」と「GA70前期 スープラ2000GTツインターボ」、そして

「GS120後期 クラウン2.0ロイヤルサルーン・スーパーチャージャー」の3台の活躍で幕を閉じることになりました。クラウンも最後は左側のバルブ切れって、ちょっと寂しい気も・・・。
できればPART2で1台でも車両の入れ替えが欲しかったな~。

最後のシーンは、事件も解決し篁係長のおごりで飲みに行くという設定。

皆さん、素敵な笑顔ですね。長きにわたって楽しませてくれて本当にありがとうございました、という感謝の気持ちでいっぱいです。

太陽ネタを書き始めてもう随分経ちますが、当初はまだ画質が良かったのに徐々に画質が落ちてきて終盤はもう酷い状態でした。でももうこのデッキもこれで引退。長い間お勤めご苦労さまでした。
さて、太陽の放送終了によって私の太陽ネタも基本的には終わりですが、一応まとめみたいなものをこの先アップしようと思っています。言ってみれば、登場した覆面車両とその登場放送回数とか、その他諸々・・・。過去を辿って拾ってみると登場した車種かなりある事が分かったので、こちらも興味のある方(多分マニアな方だけ?)はまた覗いてみてくださいね。
それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。