慣れとは恐ろしい

昨日は、ミニカの足回りがふにゃふにゃヘニャヘニャの件について、オリジナルを保つためにこのままでいく、と書いたが内心大丈夫か自信が持てずネットでショックのもう少し固いのを調べていた。

出ているのは１種類。

これならだいぶ良くなるだろう、これにしようかななどと思いながら、今朝所用で乗った。

すると、それほど違和感がない。

確かに柔らかく頼りない気もするが、これはこれでそれほど不安ではない。

２ＣＶと比べれば全くどうということはないのだけれど。

ただ、２ＣＶのためにもいっておくが、２ＣＶはたしかにロールは大きい。

というか、スタビがないからすごく大きい。

スピードを上げてコーナーに進入すると、倒れそうな感覚になるが、それ以上はどうもならずぐっと踏ん張る。

だからある種の安心感がある。

ミニカは少し違う。

コーナーでのロールは２ＣＶと比べると少ないが、どうもふにゃっとした感じなのだ。

軽い、そんな感じかも。

２ＣＶはある重さが有る。

その上ミニカはピッチングもある。

前後に揺れる感覚。

この感覚を車で感じるのはこれまでなかった。

ひょっとしたらショックが抜けているのかもしれない。

古いとはいえそれほど走っていないのでその可能性は低いが一度見てみよう。



でも、人間は慣れる生物だ。

数時間の所用を終わって帰りに乗ってみたらほぼ違和感は感じない。

国道を制限時速程度で走ると、静かだし、やわらかだし、スーッと走ってくれる。

ちょっとした峠も走ったが、それほど傾く感じもなくスムーズに走れた。

また、これまでの車に乗れば、そちらの方に違和感を感じることだろう。

さっきビアンキでちょっと走ったら、クラッチの重さに驚いたし、そのぐにゃっとした感覚にも驚いた。

車体の騒がしさにもたまげた。

慣れるとは恐ろしい。