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ラブアバルトのブログ一覧

2021年06月18日 イイね!

温見峠、冠山峠など

昨日のこと、6時前出発で鯖江まで高速でそこから東に。



地図では東に東に走ると国道476号に出て、更に県道34号の宝慶寺を経て国道157号に出られる。



問題は通行止めになっていないかということだが、鯖江のガソスタで尋ねたらそういう情報はないということだった。



店員さんは、そんな道ではなくもう少し回り道をすればよい道で行けると親切にも教えてくれようとしたが、林道や峠を走るのが目的でと答えたら、変な顔をされた。



普通の人から見たら、好んで走りにくいところを走ろうとするのは変わった人であることは間違いがない。



157号は以前岐阜から抜けたことがあるが、その後は通行止めが続いていて2回通行止めの柵に阻まれて走れなかった。


調べてみたら昨秋から通行止めが解除されているとのことでこのチャンスを逃せばいつまた通行止めになるかわからないので、天候が安定するとき(今日)を見つけて走ってきた。



今回は福井側から温見峠を経て岐阜に抜けて、根尾の薄墨の里あたりから馬坂峠を徳山ダムの方に抜け、417号から冠山林道、冠山峠経由で帰宅するという計画を立てた。



天候もまずまずで鯖江から県道18号、192号と走って国道476号に出た。



192号から国道476号までは林道でつながっておりこれは峰越林道というらしい。







国道476号から県道34号を通って国道157号に。



途中大きな滝に出合ったが、滝百選にも選ばれている龍双ヶ滝というらしい。



写真を撮らなかったのでネットから借り物。







157号に入ってすぐの真名川ダム。











真名川ダムを越えて寄り道、県道230号の伊勢峠を目指す。



途中にある笹生川ダム。







伊勢峠への道は狭くて、更に谷川の上にかかっている橋がただの平たくて端の盛り上がりのない形なので踏み外さないかひやひやしっぱなしだった。



☆伊勢峠  308峠目 福井県道230号 標高770m 





        (昨秋から数十の峠を走ったがまだまとめられていない。近いうちに簡単にまとめる予定)



    230号は舗装された1車線の林道風の県道。



    上の方は狭くて曲がりくねっているがさほど険しくはない。



    見晴らしは良くない。



    B級峠  ☆☆ ★★  お勧め度2











道路幅が狭いところでも2、5m程度なので直進なら大丈夫だが、たいてい橋の前後が曲がり道なので踏み外しそうで慎重になった。



こんなところで脱輪でもしたら助けに来てもらうにしても一日がかりになる。



伊勢峠は下まで行くと九頭竜湖に行き当たる。



しかし今回は温見峠が目的なのでそこまでは行かず、頂上を越えてしばらく走りターンできるところから引き返した。



再び157号。







温見峠はアプローチが長いが峠としては大したことがない。



ただ頂上の近くだけは180度ヘアピンが何カ所かあり厳しい。



岐阜側は峠の近くは広くて走りやすいが降りてくると狭く走りにくくなる。



特に今は撤去されたが「落ちたら死ぬ」な看板で知られている根尾の近くの数キロ区間はやはり落ちたら死ぬを実感する狭くて怖い道だ。



以前あった落ちたら死ぬの看板。







狭くて崖なのにもかかわらず、ガードレールもロープもなく反射板が付いているだけ。



狭すぎてレールを設置するスペースがないのが理由だと思われる。



幸いなことに対向車がなかったが、あればバックになり怖いことだった。



☆ 温見峠 309峠目 標高1020m 国道157号 福井県⇔岐阜県







   アプローチは長いが険しいのは頂上付近だけ。



   能郷白山の登山口になっていて数台の車が停まっていた。







   福井側に見晴らしが利くところがある。



   洗い越しがあるが主に岐阜側で、水が流れていたのは5か所。



   B級峠  ☆☆☆ ★★  お勧め度3 岐阜根尾側の集落から数キロ間は本当に狭い。



途中で野良狐に出合った。



キツネは普通は野良のものだが、こいつは餌をねだる狐だった。



ゆっくり走っていたら横から道路にとことこ出てきて車の前に回る。



ひいたら困るので止まったら、後ろから運転席の横に来て何かをねだるような目で見つめる。



物を与えてよいものか迷ったが、手元にあったジャーキーを与えたら喜んで食べていた。



かなり人慣れしている様子で、いつもそういう風にえさをもらっているのだろう。



犬かと思い何度も見たがしっぽがふさふさしていて大きく、口も長くてとがっているのでキツネに間違いはない。



県道270号馬坂峠は3度目。



ここはトンネルが狭くて対向車がないことを確認して進入しないといけない。







徳山湖。







ダム湖としては日本最大の貯水量だそうだ。



417号を北に。



冠山峠の下にトンネルを掘っているが、そのトンネルの工事口までの10キロほどはほぼトンネルで間を橋で結んでいる。



冠山トンネルが完成すれば、峠は閉鎖になるかもしれないので今のうちに走っておかなくてはと思う。



冠山峠はかなり厳しい。



高さは1050mで温見峠とそう変わらないが、山肌を削るようにして上まで登っているし、その様子が下から見える。



岐阜側は遠くまで見晴らしが利き気持ちが良い。



しかし、谷側はガード類が何もなくただストンと石垣やがけで落ちているだけなので踏み外したら無事ではないのでかなり緊張する。



頂上は少し広くなっており、ここも登山口になっているので数台の車が停まっていた。














福井側も険しく橋はただの平らなコンクリートの板だったりするので踏み外さないように緊張する。



冠山トンネルは第2号トンネルが去年貫通したそうで全長は4834m、2017年に1号トンネルがすでに貫通していて1238m、この2つのトンネルを含む冠山峠道路は全長が7,8kmで2023年には開通する予定だそうだ。



後二年で開通するようなのでその後峠はどうなるか?



峠は登山口を兼ねているのでそこまではアクセスできるように残すが片側は閉鎖されるのではないか。



伐採など林業には必要なので林道として残すかもしれない。



その後北陸道経由で帰宅した。



走行距離は580km。



走行時間は11時間だった。
Posted at 2021/06/18 18:48:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 日記
2020年10月26日 イイね!

細尾峠、袴腰峠(288,289峠目)

つづき



金沢は激しい雨だった。



空は真っ暗で雷が鳴っても良いぐらいの風雨。



そのうち止むだろうと走ったが一向に止まない。



止まるわけにもいかないので煙硝街道石川県道10号を南下。







ちなみに煙硝とは黒色火薬の原料で鉄砲にはなくてはならないもの。



五箇山で秘密裏に作られた煙硝は、この煙硝街道を通って加賀に届けられたという。



石川県では県道10号でこの道は問題なく走れるが、富山県に入ってからの煙硝街道は県道54号となりブナオ峠を抜けて五箇山に通じている。



石川県道10号の先、刀利ダムから右折すればよいと思って進んだが、途中思わない林道に迷いこんでしまった



民家が一軒だけある横谷集落から左に行けば本来の道だったが、右に行ってしまって狭く厳しい林道を走る羽目になった。



ナビは違うところを走っていると示していたが、いったん進みだしたらどこに行くのか見届けたいという癖が出てずんずん進む。







この林道、舗装はされているが狭くて左右からススキなどの植物が道側に倒れ掛かっている。





雨なので余計に倒れ掛かっているのだろう、車の左右フェンダーやドアミラーにバシバシ当たる。



雨で重くなっているのかかなり音も煩い。



車を大事にするなら進めないだろう。



しかし、SUVはこういうところは走ってなんぼと思っているので注意すつつも進む。



途中伐採現場でトラックに木材積載中。



さらに上で一台すれ違った。



こんなところを走るのは、よほど好きものか変人(お前が言うか!)か、それともキノコ採りかな?


見晴らしの良いところも。





もういい加減抜けるかなというところで行き止まり。







唐突に行き止まって、どうしようもない。



幸い転回の広場はあったので撮影後すごすご戻る。



伐採現場まで降りると、すでにトラックは出発していてすぐに追いつきしばらく後ろを走る。



先ほどの横谷で本来のコースに曲がり、トラックと別れた。



同じ方向ならどうしよう(遅すぎる)と思っていたので安心。





また通行止めか!?と思ったがどうやら通れそう。






がけ崩れ落石防護柵設置工事中をそっと通過しダムに。







土日は休工で通行可。






ダムの上を越えて右に行けばブナオ峠だが無情にも通行止めの表示が。





 

黒部第四ダムと同じ時期に完成した刀利ダム。



黄色いところは歩道で通行できるらしい。







それでも行ける所までは行ってみようとトンネルをくぐり少し走れば柵があって完全に通行止め。







すごすご引き返した。






後で調べたらがけ崩れ路盤崩落各所にあって、二輪はおろか徒歩でも通過は難しそうな道になっているらしい。



かろうじて舗装の跡が残っているが、それさえ隠れがちでしばらくすれば山に戻るのだろう。



この道の開通は望みがない。



昔の人の煙硝を、おそらく背負っての峠越えがどれほどの大変さだったかを少しでも感じたいとの希望は果たされなかった。



昔の人のように徒歩で抜ける根性も体力もないし。



またもや県道10号を福光方面に走る。






次の目的地は国道304号から細尾峠。



304号は整備されていて走りやすい。


途中の展望駐車場で。






少し坂になっているなと思えば右細尾峠の案内が。







そちらに進むが、立派な案内とは裏腹に結構な林道。







先ほどの名称不明の林道と同じく左右からのススキがバシバシ当たって走りにくい。



ちなみに後で見てみたら、フェンダー、ミラー、ドアノブなどの隙間にススキの種綿毛やら枯れた葉が一杯引っかかっていた。



側面には擦れた筋が無数についているし。



それはそれとして、細尾峠は予想以上の厳しさだった。



峠自体はそれほどでもないが、落石やススキ、木の枝などの張り出しがすごくて走りにくい。







雨で、余計に滑りそうで葉っぱはくっつくし。



この辺りが峠かなというところを通過してしばらく走ったら二股に分かれているところに到着。



左に行けば細尾トンネル(古いトンネルらしいが改修されてきれいになっている。しかしトンネル名は表示されてない)をくぐり平から国道304号に出る。







右は林道袴腰線で東海北陸道の袴腰トンネルの上を通って国道156号に出ている。



いったんトンネルをくぐってしばらく進んだが、道は下りでこのまま平穏に国道につながっているらしい。



それでは面白くないので引き返し、再びトンネルをくぐって登っていく方に。



トンネルをくぐったところにあった表示が裏からは見えなかったが、戻るときには読めた。



通行不可。らしい。



然し柵もバリケードもないので進む。



ちなみにまだ五箇山トンネルが開通していないときのバス通過の写真、ネットからいただいた。







細尾峠付近。







落ちたら死ぬのは間違いのない崖の上の細い道。



よく走っていたものだ。



ここからは林道袴腰線、ダートでガタガタ。







落石も多い。







それほど気分はよくないが、行ける所までは行くとどんどんがたがた走ってようやく舗装路に出たところが袴腰山登山道入り口だった。













こんな雨の日に登山しようとするような酔狂な者はいないと見えて他に車は無し。



写真をすばやくとってそそくさと進む。



なんといってもこの季節、最強の野獣が怖い。



そのあとの下りは曲がりはあったものの道は1,5車線になり国道まで走りやすかった。



☆ 細尾峠 288峠  富山県南砺市 旧国道304号 現在は林道の一部のよう。

 標高720m

 

       ほかの方のブログからこのトンネルを通過する名鉄バスの写真を拝借した。



       以前はがけ崩れのため通行止めだったが最近は開通している。



       細く曲がりくねった峠道ではあるが旧国道だけあってバスが走っていたぐらいなのでそれほど困難でもない。



       B級峠 ☆☆ ★★  おすすめ度3 



☆  袴腰峠 289峠 林道袴腰線  旧国道304号から袴腰山脇を抜けて  

       国道156菅沼に出る。  標高930m



       狭くガタガタの未舗装路が袴腰山の登山口まで続く。



       ここでもススキなどの植物がバシバシ当たって走りにくい。



       登山口は見晴らしが良い。







       登山口から南側、国道156側は舗装路で1,5車線と広く走りやすい。



       落ち葉が雨に濡れて滑りやすく注意。







       曲がりは結構大きい。



       A級峠 ☆ ★★★★ おすすめ度4 林道愛好家にはお勧め。










降りたところが世界遺産の菅沼集落。



ここから相倉集落に向かう。



つづく
Posted at 2020/10/26 14:06:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 旅行/地域
2020年10月26日 イイね!

谷峠 287峠目

土曜日まだ明けきらない六時出発、目指すは白山ホワイトロード(白山スーパー林道)富山側。



その後白川郷に抜けていくつかの峠を制覇。



するつもりだった。



予報では冬型の気圧配置で日本海側風雨模様ということだったが、福井近辺がひどく岐阜辺りは大丈夫だろうとの見込みだった。



北陸道杉津PA、風雨少しあって空も冬色。







いわゆる鉛色というやつだが、それほど嫌いでもない。



この寒そうな色を見ると、家の中炬燵でゆっくりしたり、まどろんだりと暖かな思い出がよみがえる。



北陸道から中部縦貫道永平寺方面。







いったん勝山で降りて新しくできた道の駅に。







福井県のこの辺りが恐竜化石の本場らしい。



いきなり恐竜の出迎え。







休憩後すぐ出発。



国道157号石川県に抜けるところに谷峠がある。



谷トンネル。







☆ 谷峠 287峠目 国道157号 福井県勝山市⇔石川県白山市 標高690m



         国道の2車線の良い道路



         トンネルで結ばれているので峠というより坂。



         一向一揆衆と大名方の大規模な戦闘があったところらしい。



         ほかにも逸話が残されている。



 



         旧道の廃道入口か?






         D級峠  ☆☆☆   おすすめ度1

白山市に入る。





ここにも恐竜。少し古いタイプの模型姿。














もうすぐだ。






順調に進んで目的地すぐ手前のスキー場で。







いよいよホワイトロードと思ってカーブを曲がったとたん通行止めが!







うそ!っと思ったが紛れもない事実。



わざわざ朝早く起きて兵庫県からやってきたのになんで!?と思ってもどうしようもない。



すぐ後から2台同じようにやってきた車があったが、写真を撮っている間にすぐに引き返していた。



仕方がないわな。



気を取り直して引き返す。



道の駅瀬女(せな)で地図で方針を決める。











ホワイトロードが通れないとかなりな遠回りになるが、金沢経由で次の目的地をブナオ峠にして向かう。



つづく

Posted at 2020/10/26 13:50:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 旅行/地域
2020年10月22日 イイね!

平丸峠、万坂峠(285,286峠目)と斑尾高原

新潟長野峠のつづき



パンク修理をしてもらって一安心、まだ時間があるのでさてどちらに?



修理してもらったカー用品店からそれほど遠くないところに平丸峠があるのでそちら方面に。



この峠、地図ではすっと行けるように見えるが実際走ると結構きつかった。



道幅は1,5車線でギリギリすれ違える広さだし舗装状態も良く走ることには問題は無いが、とにかく曲がりが厳しく多い。



それに急な坂。



もう一つ心配な点は平丸方面通り抜け不可との案内があったこと。



初めて走るところなので全くの不案内で通行止めになっているかもしれないのは不安。



しかし、こういう時はとにかく行けるところまでは行くというのが方針なのでとにかく走る。



厳しい坂がひと段落ついたあたりに案内が。



桂池。








天然記念物黒岩山?







ウイキで見ると以下の通り稀有な自然環境なのだそうだ。



概要
長野県最北の関田山脈の一山である。長野県飯山市と新潟県妙高市の県境に位置する。

西日本に生息するギフチョウ(飯山市の市制に指定される蝶[6])と東日本に生息するヒメギフチョウが混生する稀有な場所であり、山自体が国の天然記念物に指定されている[1]。多様な生態系が保たれる自然保護区域であり、清流域に生息するモリアオガエル(森青蛙、Rhacophorus arboreus)やクロサンショウウオ、特別天然記念物のニホンカモシカ[7]や、野生のタヌキ、ウサギなどの小動物が生息する。様々な花や植物を鑑賞でき、主として野生の水芭蕉やカタクリが多く見られる群生地として知られる。山頂付近には数カ所の池が見られるなど豊富な水資源を持ち、いくつもの湧水(箱清水、出口清水等々)がある。その中でも、黒岩山の山麓から湧出る腹薬清水(はらぐすりしみず)は、古くから旅人の腹痛を治したと伝えられ、夏でも水温は10度を越えない[8]。

明治時代の作家・島崎藤村の写生文「千曲川のスケッチ」の一節「川船」に、黒岩山を背景とした千曲川と飯山の眺望が描かれている[9]。

全長80kmに及ぶ関田山脈には16の峠があるが、黒岩山は富倉峠や平丸峠を含めた交通要路として古くから利用されていた。戦国時代において黒岩山周辺は、上杉謙信の支配領域にあり、古い文献などにこれらの峠が交通要路として利用された記載が見られる。黒岩山の頂き付近には戦の合図を送る場所であるのろし台跡(東屋)がある。

2000年(平成12年)から日本初のロングトレイルを実現する構想及び周辺調査が始まり[10]、黒岩山は中継地点として整備され、信越トレイルが実現した。



桂池
黒岩山のほとりに佇む神秘的な池。
桂池から信越トレイルを歩いて黒岩山へ登る途中のブナ林はとても美しく、春にはカタクリの花々が咲き誇る。また、近くにある熊の巣池では水芭蕉やモリアオガエルの卵塊を見ることもできる。





峠は少し先のようにナビには表示されているが、実際はこのあたりが一番高かった。



写真だけで通過。



平丸集落に抜ける道路はこの先で通行止めで幸いなことに迂回路がある。







地図では林道のように表示されていたが、林道には違いないが1,5車線の舗装路で全く問題なく走れた。



☆ 平丸峠 285峠 県道411号 長野県飯山市 標高810m









          飯山側は坂は厳しく曲がりもきつい。



          妙高市平丸方面は通行止めだが、国道292号に抜ける林道がある。



          B級峠 ☆☆ ★★ おすすめ度3



やはりいる。外に出てゆっくり写真も撮ってはいられない。







途中、営業停止してからかなり時間のたったようなスキー場跡地があった。











思えば昔スキーブームというものがあったようで、私は仕事に忙しくてちらっと聞いたような気がするだけだが、私をスキーに連れてってという映画がヒットしてブームの頂点を迎えたそうだ



調べてみると1987年の初冬公開なので、およそ30年前のことになる。



このスキー場もブームを当て込んで開設したのだろうけど、ブームは過ぎ去るもので、まさに兵どもが夢の跡となっている。



この朽ち具合は30年と考えれば納得できる。



これで、投資資金が回収出ていればそれなりにやった甲斐があったというものだが、おそらく回収もできていないだろう。



国道292から県道503経由で県道97号に。







この道は2車線の一級国道並みの走りやすさ。



しばらく走ったら理由が分かった。



斑尾高原という冬のスキーをはじめとして夏は避暑、春秋はトレッキングなど四季折々の楽しみ方があるという1000m級のリゾート地を通るためだ。







名前だけは知っているリゾートだ。






おしゃれなカフェーやレストラン、ロッジやホテルなどが固まっていて日本ではないような雰囲気の町になっている。






おそらく少ないとは思うが普通の民家もあるようで、民家自体もおしゃれな作りになっている。







若い時のことを思い起こせば、大学に行ったもののバイトバイトで休む暇もなかったし、働き始めればはじめたで忙しく休みなしに動き回っていた。



当然スキーリゾートには行ったことがない、と思っていたが思い出したら一度だけ誘われて滋賀のマキノに行ったことがあった。



後、思い出すのは学生時代の部活の夏季合宿で志賀高原に行ったことぐらいか。



スキーにもリゾートにもほぼ縁がなくて今まで来たが、今この年になって初めて時間も費用もさほど気にせずに動ける時が来た。



しかし悲しいことに、もう一緒に行って遊べるような相棒はおらず、家内は仕事で一緒に行動することもなく。



第一にリゾート地といってもレストランやカフェーにもショップにもさほど魅力を感じることができなくなってしまった。



コロナの影響かどうかは知らないが、斑尾も人気は少なく閑散としていてさらに侘しさが増す。



高速を走っていて思うことだが、若い時には料金が気になって思う存分走ることができなかった。



料金やら燃料代を気にせず走って思うところに行けたらどんなに素晴らしいかと思っていたが、今はその望みがほぼ叶えられている。



時間的経済的に余裕があるに加えて、健康も維持できているので人生の最高の時かもしれない。



この状態がどれほど続くのかわからないが、一番気を付けないといけないのは健康面だろう。



毎日毎日を味わいつつ感謝して過ごしていこう。



そのまま進むと少し下ってから万坂峠に至る。







☆ 万坂峠  286峠 県道97号 長野県飯山市⇔新潟県妙高市 標高900m



         走りやすい2車線の県道だが、斑尾高原以北妙高側は少し狭い。



         97号(飯山班尾新井線)妙高側は道幅が狭く大型車通行困難との表示が出ていた。



         私は左折して野尻湖方面に向かったので残念ながら通れていない。



         C級峠 ☆☆☆ ★  おすすめ度3



野尻湖湖畔東側を通る県道96号経由で上信越道に乗った。







このまま帰宅するのもまだ走り足りない気がしたので、上信越道のぼり方面に。



大好きな妙義山が見たいので関越道方面に走る。



残念なことに日が暮れおまけに雨が降り出してきたので、高岩山の山腹を貫いて走る高岩山トンネルなどもゆっくりは楽しめなかった。



高岩山トンネルはネットからいただいた。







横川SAで車中泊。



19時ころはマイカーなどで満車状態でトラックはトラックエリアでおとなしくしていたが、深夜ごろになったら乗用車はほぼいなくなりこのエリアまでトラックが進出してきてうるさい。



周囲をトラックに囲まれる形になったが、幸い季節柄エンジンを止めるのもいてそれほどうるさくはなかった。



翌朝は待望の妙義山を仰いでスタート。











関越道で榛名山や赤城山を見てすそ野がきれいに伸びていることから火山に違いないとか想像を膨らませ、谷川岳の山腹を11㎞にわたってまっすぐに貫く関越トンネルなどを楽しみつつ工事関係者の努力奮闘などに思いをはせながら帰宅した。



走行距離1538㎞。







少し疲れた。
Posted at 2020/10/22 12:57:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 旅行/地域
2020年10月18日 イイね!

野々海峠深坂峠、三方峠、天水島峠(282~284峠)

つづき


国道117号に降り東に。



平滝近辺から北上する道を探した。



集落の間の細い道がそうらしいのでどんどん上る。



道幅は1,5車線あり舗装もきれいなので走りやすい。



途中大き目のトラックと出会ったが問題なくすれ違えた。



ただ勾配が急。





一気に800mほども登るので結構厳しい。







紅葉が始まっている。









ほぼ頂上に野々海池があり水芭蕉の群生地もある。









キャンプ場があるがオフシーズンのためかひっそりしていた。









☆ 野々海峠 282峠目 県道348号菖蒲林道 新潟県上越市⇔長野県栄村



         標高1096m











         新しい舗装路で走りやすい。



         道幅はおおむね1,5車線ありすれ違いはできる。





         通行量は結構あるので注意。







         周辺は広葉樹で明るく、さらにこの季節は紅葉が始まっていてきれい。



         新潟側には「落ちたら死ぬ」レベルのガードのないカーブが数か所ある。







         新潟側で見晴らしの良いところがあり、日本海まで見える。







         A級峠 ☆☆☆ ★★  おすすめ度3 



この後野々海池キャンプ場の反対側の深坂峠に向かった。







峠にはすぐに到着したが 先は通行止め。平成25年から通行止めらしい。







野々海峠と近いこともあり、同じ峠としてまとめておく。



☆深坂峠 野々海峠に同じ。



ここからの新潟側の見晴らしも良い。







再び野々海峠に引き返し降りる。



途中にあった別荘のような建物。







別荘は憧れかもしれないが、いくらきれいな建物を建てても草に覆われてしまったら、、雑木雑草を刈り、掃除をし気持ちの良い状態にするのが大変。



周囲をきれいにしても設備の点検や室内の清掃などこれまた手間で、常時管理してもらえる余裕があれば別荘も良いが、その余裕がなければ大変だなと思う。



この時タイヤ近辺からかすかな異音が聞こえた。



少し気温が高くなったので窓を開けて走っていた。



石が溝に引っかかっているようなピタピタピタという音。



そのうち外れるかと思って走り続けたが一向になくならないので停めてみてみると、拾わなくてもいいものを拾っていた。







空気圧は大丈夫そうなので、修理できるところまではこのままそっと走ってみようと、予定通り走る。


ススキのきれいなところ。





国道405号の三方峠に。



最初は結構交通量があったが、峠辺りさすがに対向車はない。



舗装されてはいるものの1,5車線で状態の良い林道レベル。







☆ 三方峠 283峠 国道405号 新潟県上越市 標高650m 







        峠らしく曲がりはあるがそれほど厳しくはない。



        1,5車線で走りやすい。



        見晴らしの良いところはない。



        C級峠 ☆☆ ★  おすすめ度2



タイヤが心配でたびたび空気圧を確認するが減っている様子はない。



そのまま走って飯山方面に。



飯山なら修理できるところはあるはず。



途中天水島の峠を通りさらに七曲りを通過する。



☆ 天水島峠 284峠 国道405号 新潟県十日町市⇔津南町 







       峠名は地図にはない。



       このあたりの地名から天水島峠と思う。







       眺望の良いところがある。



       棚田が懐かしい、がよく獣害を受けないものだ。







       1,5車線の舗装路で走りやすい。



       津南町側の七曲りは、文字通り7か所の急カーブがある。



       180度ヘアピンだが、私の車で問題なく曲がれたのでスピードさえ気を付ければ楽しい。



       B級峠  ☆☆☆  ★★ おすすめ度3



この後国道117号に出て飯山方面に。



パンク修理は修理工場でもガソスタでもできるが、万一タイヤそのものが修復不能で新しいのが必要になれば困るのでカー用品店を探した。



幸いオートアールズが開いていたので修理を依頼。





しばらくするとパンク修理で完了したということで一安心した。







このオートアールズという店は関西ではなじみがないが、関東中部方面のカー用品チェーンで結構大きな会社だと先ほど調べて分かった。



いずれにしてもタイヤ交換まで覚悟をしていたがパンク修理で終わってよかった。



まだ時間があるので飯山から西側の峠を目指すことに。



つづく
Posted at 2020/10/18 14:38:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 1000峠を走る | 旅行/地域

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アバルトのサソリのエンブレムが好きで、小さくても速い車が好きで。 エンブレムはどうやら家内のほうが気に入っているようで、アバルト車などなかなか購入できないから...
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狭く落石落木ごろごろの危険な酷道、腐道、険道、淋道を走るのが趣味の私。 これまでは主に ...
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