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2017年09月14日

珍車PART721

珍車PART721
珍車シリーズ、連続して2輪の取り上げです、2輪興味ない方、こらえてつかい(^^;)

さて、このバイクもワタシの青春時代に大人気のモデル、一世を風靡したバイクなのでその人気は衰える事なく現在でも高価プレミアムで取引される今となってはレアバイク!


ホンダやカワサキ、ヤマハに比較してなかなか名車と数えられる車種が少ない感じのスズキで現在1、2を争う人気車種ではないかと思います。

⇒『昭和53年(1978年=フレームNoより推測)GS400型スズキGS400(Ⅱ型)』!!

50代以上には夢見る少年期に憧れが強く郷愁の思いを抱くお方も多いかと?今が旬の斉藤由貴に憧れたパンティ被り医師みたいなモンですナwww

まっ、そんなGS400、その世代に例外なくワタシも好きでしたぁ。
親友が持っていたので自分のバイクにした事はないながらある事情で自分のバイクが出せない時、GS友人は他にZ250FTも持っていたので気軽に貸してくれツーリングにも使ったりと個人的に想い出多いバイク…

GS400は76年のデビュー、それまでのメインであったGTシリーズ(GT100/GT125/GT185/GT250/GT380/GT550/GT750)から変わる新世代スズキのメイン車種の末弟として登場、上級にGS550/GS750を持ちGTシリーズの2stから4st化し主に海外で環境問題で煩くなっていた70年代後半、各社が4stに軸足を移す中でのスズキの新モデルでした。

スタイリングはカワサキのZ/SS/KHで見慣れたテュアドロップ型タンクにスマートなテールカウルといった出で立ち、先発のカワサキがいるため新鮮さはないながらいかにも60年代スタイルのGTに比較して新鋭らしくスマートでジェントルなイメージも好評でそこの収まるツインのクラス初DOHCエンジンの姿も凛々しかった!

↓76年デビューの初期(Ⅰ型)GS400


小排気量の125と250はそのまま2stで名称のみGT→RG125/250となる程度(年度は後年78年前後からの動き)ながら400以上は全て新設計、550/750は4気筒とされますが400は2気筒ツイン、それでも上級同様に2バルブながらDOHC機構を持つ本格的スポーツエンジンで旧GT380(通称サンパチ)の2st3気筒38psに対し36psというスペック、確かにこの数値が表すようにサンパチのパワフルさ、獰猛さは影を潜めDOHCと言えど特性はマイルド、低速からトルクも出し初心者でも難なく扱えるモノでしたが回せばDOHCらしく豪快さも味わえツインらしい迫力サウンドも人気の的、これが災い?して直管やショート管とかにすると耳をつんざく爆音を発しこれが暴走兄ちゃんや現在でも老年旧車會でも引っ張りダコ、2st並みの素晴らしい爆音?はGSを置いて他にはナイ!って程の人気は今も昔も変わらずです!

乗ればどツーリングのポジションでDOHCといっても特に緊張する代物でもない、ツインの恩恵で軽く取り回しもラク、乗り易く疲れない反面サスはノーマルだと頼りないし峠道や一般路で面白味はサウンド以外さほど感じませんでした…

国内ではまだ環境問題って何ゾや!?って時代ですので売れ線の中免モデルである250~400カテゴリーは暫く旧GT380と併売(550/750はGT→GS登場によりGTは生廃)、RGとなった250も後年GS→GSXシリーズになる時に4stモデルのGSX250Eに切り替えられ2st版はレプリカ調のγ(RG250γ)などに発展、このクラスの黄金期をスズキも充分堪能させてくれてましたっけ(^^♪

出品車ですがそんなGSのⅡ型=78年のMCモデル、単一色だったⅠ型に対しタンクとカウルに細いデカールが入り高級感を増したモデル、この後スズキ独自の星形キャストホイールを履くGS400Eシリーズにバトンタッチ、これがⅢ型迄発展し80年に後続GSX400E(通称ザリ)にFMCしますがGSXがスタイリングを主とした不評で一度生産中止になるも人気、支持の衰えを知らないGS400Eはファンのカムバックの声に応え再デビューした経緯もある位で当時のGS人気が理解頂けると思います。

尚、平成に入り再び『GS400E』を名乗るモデルが発売されますが元祖GSの出で立ちも関連性もなく殆ど話題になる事はありませんでした。

↓78年~GS400E Ⅰ型


↓79年~GS400E Ⅱ型


現車、残念ながらエンジン不始動=不動で総合評価なし…所謂放置部品取りレベルですが何年放置かは不明ながら外装はそれ程傷んでる印象もなく復活もそう難しくない感じ?E/gが息吹き返すかどうかがカギですがクランキング可能なようですしこれも可能性高いでしょう。ただ痛いのは書類ナシという点、書付きフレーム仕入れるなり現車を路上復帰させるのは手間かかりますね~

↓レストアベースには最適な感じ、書類付きフレームの準備要ですが…


注目なのは距離表示がkmですから国内物の可能性も高い、GSは前述の通り族人気高いのでここまでオリジナリティが保たれた個体も限りなく少ない、この個体はせいぜいハンドル、ヨーロピアンウインカー、集合、Rrサス程度の改造で美しいオリジナルな佇まいを失っておりませんし食指動きます、残存は殆どがBEETのサイドカバーとか3段シートやらロケットカウルとかド派手に弄られた個体ばかりですしねーorz。。。

↓長年の放置で?それなりの痛みは多いですがレストアベースとしては優良な個体の様子!




こういった車輛ながらやはり人気旧車、落札額はいい値段しており通常、バイク屋で売ってるGS400が三桁当たり前のご時世、不動書類ナシと言えどその半分位までは付いていましたのでね、プロの手によりこれも復活の日を迎える事間違いないでしょう(^^)/
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Posted at 2017/09/14 02:17:24

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