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2015年05月17日

保存版・珍車PART534

保存版・珍車PART534  エボ・レクイエム第7弾ですねー…

?辺りから“珍車”コーナーに相応しくないな!と思いながらやってますが今回はレクイエム番外編のPART?で高年式ながら“珍”を用意しました(^^ゞ

⇒『平成16年(2004)6代目CS5A型ランサーセダンラリーアート』!!


ラリーアート(RA)、菱ファンとしては感慨深いいにしえの名称になりつつありますね〜…

CS型ランサー、エボに換算?すると第三世代ですがランサーとしては通産6代目に充たるモデルかつ先だって廃盤となったギャランの名を持つランサー=ギャラン・フォルティスをギャランとしたならばセダンとして非エボランサーでは最後のモデルですネ。

1973年のA73型ランサー1600GSR登場以来、数々のラリーシーンで活躍し三菱ではギャランに次ぐスポーツセダンのイメージが強かったランサー、それは現在でもかろうじてエボ?に血筋は引き継がれていますがその本流モデルはエボ以前のGSRというTOPグレードだった訳です!

93年から追加されたエボリューションに完全にそお株は奪われてきましたがそれでも2000年の5代目終了までは非エボのTOPグレードとしてエボの影に隠れるように地味にライナンップされていました。

エボ登場以降、当然人気/販売はそちらに集中、非エボのGSRに興味を抱くファンは少なく「エボほど尖らずにまた、ATで高性能のランサーが欲しい」といった変わり者?しか需要がなかった感じで街で見かけるのも稀、限定販売だったエボの方が遥かに見かけましたしね〜…

非エボGSRの時代はまだエボにGT-AなるATモデルがありませんでしたし既に時代はイージードライブ化に完全移行しておりましたのでAT設定のあったGSR、もう少し出るかと思ったんですがやはりエボの存在は偉大でした!

そんなGSRですが2000年、6代目が『ランサーセディア』となった時点でリスト落ち、ワゴンブームの最中でセディアワゴンには旧GSRの流れを含む1.8LI/Cターボエンジン搭載モデル(Tツーリング他)が2001年から設定されるもセダンには未設定、長年“スポーツセダン”のイメージ戦略もセダン→ワゴン化され寂しい思いをしたモノです…

セディアとなって全体的にマイルドな、そしてファミリーを基本としながらも実際には時代の要請でセダンは既にビジネス需要がほぼなっていた時代、この施策はセダン人気の衰退から致し方なかった事とは思います、この時期ランサーに限らず他社含め魅力溢れる各社のセダン達が退場してゆきました…

しかしランサーは死なず!って感じで2003年にセディアの名を取り以前の『ランサー』となるMC実施、翌2004年に4年半ぶりにGSRがラリーアートと名を変えて戻ってきた訳です!

ワゴン系に搭載されていたGDI 4G93型16V I/Cターボ165psを搭載、エボ(当時は?)の280psと較べても、また、先々代〜先代(エボ第一〜第二世代)のCD5A/CM5A型GSRの205psと較べても見劣りするパワーながら当時は環境エンジン(GDI)とハイパワーを融合したモノとしてセールスされていました、まっ、GDIは…なので今こんな事言われてもorzって感じですがね(-_-;)

そんなRA、三菱ファンとしては刺さるネーミングにわざわざ変更していましたがワタシのようなOLDファンは73年のA73やギャランGTOから続いた“栄光のグレード”名の復活を希望したかった、RAもいいんですがGSRのネームバリューには負ける気がするのはワタシだけ…!?!?

ただRAが出た時ってあのブーレイ顔全盛期の時期、この面構えだけは個人的にNG、世間的にもあれは評判悪くこれもRA普及の妨げになったか?と本気で思います、あまりにもあの顔は酷かった…

よせばいいのにあの頃って”フルラインブーレイ顔”に近かったですからね、例の事件も当然ですがブーレイ統一のアイディンティが完全に下手コイた気がします、コレ以来三菱は沈んだままって感じがしますね、クルマや全体のデザインは良かったのにあの顔が…と思える車種、かなりありましたし(+_+)

結局ブーレイはあまりの評判の悪さで数年にて廃止、ランサーも2005年にこれをやめ所謂ウルトラマン顔に再度MC、個人的には初期のセディア時代の角ばったFr/Rrhが一番好みでしたがとりあえずブーレイでなくなりメデタシ×2って感じでした(笑)

と前置きがまた長くなってしまいましたが出品車を見てみましょう(汗)

平成16年(2004)ですからRAデビュー時のもの、RAのみ最後までブーレイ(他グレードが2005/1、RAは2005/12までブーレイ)2007/6には次期フォルティスデビューによりCS系は車種整理がなされRAは廃盤となりますのでRAに関してはブーレイ期の方が長く見るとすれば、またイメージもRAはブーレイって気がします…。

↓事故落ちですがRA点となっており内外も年式からしたら当たり前のB、C評価距離も7万km台ですので程度は良さそうです!


RAは内外共に素グレードと較べると大人しいCS系の中ではなかなかスポーティな味付け、しかしあくまで上にエボがいるため過激さはなく控えめでジェントルな佇まいでこれがイイ!というファン、特に年配者のランサー好きはこちらを支持する方々も少数ながらおりました。

↓スポーテイな雰囲気は充分ながらハンドルやシートがエボに較べるとかなりマイルド!


この時期のエボⅦとインパネ&室内の味付けは共通、エボⅦ自体が歴代エボの中でも大人しい雰囲気でしたのでね、第一、第2世代と較べると大人な感じのインテリアという印象を個人的には持っています。

↓うちのランカゴも同じデザインのインパネ、スポーツマインドは少ないですが使い勝手がよく視認性もなかなかいいインパネです!


このGDIの4G93ターボ、非GDI時代やエボ/ギャランの4G63に較べると過激さは皆無、低速から効くターボチャージヤーは街乗りでは非常に扱い易いモノでしたし何より良かったのは他グレードのATがCVTだったのに対しトルコンだった事かな?
どうしても加速モッサリのCVTではターボといえどもまどろっこしさ、モヤモヤが残るCVTを使わなかったのはまぁ、ターボパワーを受け止めるCVT用意できなかったという側面もあるように感じます(あきまで個人の推測)が正解!せっかくのターボパワー、イージードライブでもやはり少しでも楽しい方がいいですし…

↓エボの主張とは裏腹にさりげなく遠慮がちなRrスポがRAの立場を表していますネ!


↓C評価の外装、艶も充分で大傷大凹もなく画像の限り程度は良さそうです!

出品地は東、落札額は二桁に近い一桁…これ、人気無かったんでねー、エボのような訳にはいきませんね(-_-;)


さて7回に渡りお届けしてきたエボ・レクエムですが今回にて終了とさせて頂きます。

エボⅦ〜Ⅹに関してはまだまだ普通に見れるし市場でもかなりの流通量ですのでね、これといって取り上げるにはあまりにも多すぎますし何よりこのコーナー=『珍車』を取り上げるコーナーですから趣旨に外れますのでこの辺にて終了、次回からは本筋に戻り通常の?“珍車”をまた取り上げていきたいと思ってまぁす(^o^)/
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Posted at 2017/11/24 21:42:26

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