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2016年06月09日

保存版・珍車PART624

保存版・珍車PART624  このモデルもそう古くはない(と言っても20年ですが…)イメージですがすっかり見なくなってしまいました、兄弟の同時期のセリカ/コロナも同様ですがこれらより現役時、人気は薄いながらも天下のトヨタ車、数多く見かけたモンですがエゴカー減税の被害車である事に相違ないでしょう…

⇒『平成7年(1995)6代目CT190型カリーナ2000ディーゼル・マイロード』!!

カリーナ、70年のデビュー時は同時発売のスペシャリティカー、セリカのセダン版としての位置付けで2HT/クーペ(LB)のセリカに対し当然同じシャシで既存のコロナやカローラと異なり新開発(当時)若々しいスタイリングと新開発シャシによる走りの良さが人気となり特にオーナーが限られるセリカ以上に2/4セダン、HT(後発)と実用的ボディを持つカリーナは若いファミリー層やセリカの派手さを嫌う保守層に高い人気を得ました!

代を追うごとに当初のコンセプトである“セリカのセダン”という部分はどんどん薄まります、特に80年、対910ブル対策でデビューしたカリーナセダンの双子兄弟である『セリカ・カムリ』によりその役目は完全に終わりました。

82年、最後のFRモデルが登場(3代目)しますがその直後からこのクラスにもFFの波が押し寄せカリーナもFF化に傾倒、スポーツモデルと廉価版をFRに残し普及版は全てFFに移行(85〜)、この頃から従来のスポーツセダン的イメージが強かったカリーナは完全ファミリー向けイメージとなり3代目からコロナとシャシを共有するようになった事もイメージ変更に因果関係ありと感じます。

出品モデルはFFになってからで数えると3代目に充たる190系、先代(170系)、先々代(150系)同様コロナ(とセリカ)の兄弟モデルです。
特にこの代ではそれまでカリーナやコロナに地味ながら存在した頂点である2000GTが消えた事もスポ車ファンには−イメージ、18R-G→3S-Gとエンジンこそ換装されましたがいぶし銀のGT=シンボルでしたのでね、当時はガックリしたもんです(-_-;)

190カリーナ、ガソリン1500でしたが一時社用車で使っていました。良くも悪くもトヨタらしさ満載、誰が乗っても安心して転がせトラブルも少ない、しかしかつてコロナやカローラと較べあらゆる面で先進性を感じ走れるセダンであるカリーナ独自の愉しさはFF化以降皆無、無難で大きなカローラ的味わいはコロナ同様何の愉しさも感じない無個性なクルマでした。

まっ、190の頃は市場もRVやミニバン(1BOX)に徐々にニーズが移り始めた時期でこのクラスのセダンは既にファミリーユースという従来の役目を終え社有車や年輩者の足車へと役目を変えつつありましたんで190に愉しさなんかなくて良かったんだと思いますが。

個人的にはコロナと兄弟にな
ってから(FF化以降)も幾分若々しさを感じていたカリーナでしたが190系に関してはコロナの方が好み、コロナもカリーナもこの時期のトヨタトレンドのバブリーぶくぶくデザインでしたが大きな違いはセミファストバックデザインがコロナ、ノッチバックがカリーナ…

時代を表す良く言えば大らかで贅沢なデザインはどう見てもコロナの方がバランスが良かった!

カリーナは従来から継続して若々しさをアピールしたかったのでしょうがFrマスクやRrの造作が非常に安っぽく見えてしまいコロナの完成度に較べ手抜きしたような印象、また、特にコロナは全日本ツーリングカー選手権の出場したりしてスポーティさも感じモータースポーツでの雄姿はなかなかのモでしたしほぼ同じ値段なら絶対コロナだべ!とカリーナを選んだ担当者を恨んだりしたっけ(^^;

↓190カリーナと兄弟だった190型コロナ


さて、現車を見てみましょー!

おぉ、珍しの2C型2LのDeモデルってのがイイですね、距離を走る地方などではセダンのDeも普及しましたが首都圏では滅多に出会わないタイプ、2C型は元々カローラ系に積んでデビューした1.8Lの1C型のスケールUP版ですがこの1Cからして新世代レーザーエンジンに指定される小気味良い吹け上がりが魅力のDeエンジン、音こそガラガラとトラック的ではあるも振動も少なくMTなら充分以上の走りができましたしね、カりーナですと廉価版1500の5A-FEでは荷が重い印象でしたが2LDeはpsこそ頼りないながらDeらしいトルクフルさで1.5Lにはないストレスフリーを実現していたと思います、因みに売れ線は4S-FEの1800、そして1500の5A-FEと2000De2C型にリーンバーンの4A-FEというエンジンラインナップでした!

そんな希少なDeの出品車、Deならば余裕のまだ9万km台の走行で外装こそDですが内装C、総合3ですので即乗りにも及第点の様子。

↓機関的不具合もなさそうでまだまだ現役!


上述しましたがFR時代は特別なセダン的ワクワク感があったカリーナですがもはや190にそれはない、このスタイリングのおかげで見切りも悪くセミファストバックのコロナよりは幾分良かったながら後方視界もさほど良くなくかつベルトラインが高いせいか意外にこのモデルは乗りにくかった印象、常に顎を上げて運転してたかもしれないですw

↓インパネデザインも大嫌いでした、センター部分が大雑把過ぎて…この部分もコロナの方が魅かれます!


往時はやはりコロナの方が見かけましたが今現在はカリーナも勿論、コロナですらもうこの型は皆無って感じ、下手すると両車これの先代であり人気もより高く普及した170系の方をまだ見たりしませんか?
まっ、データまで調べるのメンドイですが170が88〜92年、190が92〜96年、前者はバブル真っ盛り、後者はそれの崩壊後ですし恐らく売れた台数や現存、170の方が多いかもしれんですね(あくまで推察)

↓安っぽいテールランプとふくよかスタイルにはバランスが合わない感じのRrスタイル…NG!!


D評価の外装、クリア剥げや傷も多そうですが画像の限り大きく気にするレベルでもない感じ、Deですし実用でしたらまだまだ活躍できそうですよね、年式的に貿易は難しそうですし少なくなった190カリーナ、まだ中途半端でイベントとかヒーローとか言われるレベルにはないと思いますが国内路上復帰を願いたい、そんなクルマ…

↓A/W以外はオリジナル、ペイントも暫くはこのままイケるでしょう!


出品地は北、落札は無事なされますが一桁後半というレベル、逆にガソリンモデルでしたら解体価格程度と予想できますので希少性のあるDeですから生き長らえたかな!?

170や後続210系最終型に挟まれた190カリーナ、忘却の彼方に飛んでた方には思い出してもらえたかと思いま〜す、こういう普通のクルマってのが一番消えますからネ(^^)/
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Posted at 2017/12/02 17:19:44

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