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2018年05月31日 イイね!

珍車PART768

珍車PART768
デリカ特集(^^;)

そろそろ書く方も読む方も飽きたかも!? てかそれ程インパクトあるような個体がないんでねー、初代T120とかやはり出てないし(そりゃそうでしょw)

な訳であと1回で通常営業に戻しますんでもう暫くのお付き合い願います!

今回はこれも滅多に見ないモデル、5年間ラインナップされましたが様々な理由で殆ど売れなかったっすからね~

⇒『平成6年(1994)初代PD5V型デリカカーゴ4WD』!!

見てお解りの通りスペスギアの商用モデル、これ、意外に知られてなく同業の連中でも「えっ、スぺギのバンなんてあったんだ」なんて言うのもいる位認知度は低いですねー…

元ネタ?はご存じ“ウリ坊”ことデリカスペースギア!


デリカカーゴ、それまで“デリカバン”と名乗っていた商用モデルで初めて“カーゴ”名を与えたモデル、その後2代目はマツダOEMとなり現在はまた元の“バン”に戻り現在は日産NV200バネットのOEMがラインアップされています。

初代カーゴはスぺギ発売と共にラインナップ、当時は衝突安全基準が煩くなった時期で従来型キャブオーバーバンが数年後には大改良しなければ生産できなくなる、と業界では騒がれておりこれに呼応するかのように各社1BOX→鼻=クラッシャブルゾーンがあるミニバン形態に変更してゆく中で三菱は従来のスターワゴンを併売させるカタチでスぺギ/カーゴを追加、来る安全規制に対応する新モデルとして大々的にセールスした訳ですね。

ただ、結果、乗用モデルのワゴン(スぺギ)は一般オーナーの安全意識もあり徐々にスターワゴンからの切り替えは進みますがバン(カーゴ)は従来型デリカバン(前回取り上げたP0系)に較べ鼻がある分荷台は犠牲となるのは当然で積載効率は大幅に低下、価格はデリカバンに較べ大幅にUP、そしてまだまだ仕事車に安全意識なんてまだまだ浸透しておらず売れ行きは旧型のバンには及ばず販売も伸ばせない中、安全基準施行の中で自社開発を諦めボンゴブローニィのOEMになりまだスペースギア現役時代の99年、早くも廃盤になりました。

これはデリカだけに限らずトヨタもライトエース/タウンエースが30系の1BOX→40系のミニバン(ノアの商用)にも当てはまりトヨタの場合併売せずFMCというカタチになったので上級ハイエースがまだ1BOXでしたしそっちに流れる、或いは顔面大改良を施し安全基準に対応したマツダボンゴ/同ブローニィに客を奪われるといった現象も起きました。

日産は基準対応には莫大な金額掛かりながら当時のバネット/同ラルゴ(C22系)ではシュア率からして元手が取れないと判断、マツダからボンゴOEMをバネットにするなど商用車業界では軽く混乱が起きたりしたものです。

トヨタもハイエースレジアスバン、日産もC23セレナにバン等、ミニバン形の商用をラインナップしましたが結果はデリカカーゴとデリカバンと同じ、“安全より積載効率”が価値旧態1BOXバンに支持は流れていましてねー。

さて現車、総合3.内外E/Dですから24年経過の商用としてはまずまずの状況


基本スぺギと同一のインパネ、無線機搭載から見て降雪地帯の公的車輛上りと推察


クドいですがデリカカーゴ、例えばハイエース(100系)のバンとワゴン、キャラバンホーミー(E24)のバンとコーチ、ボンバンではリベロカーゴとバン、ADバンとウイングロード、カロバンとカロゴン等と比較してワゴン(スぺギ)差が非常に目立つ、勿論これら含め商用乗用では当たり前ながらここまで差が目立つ感じはないんですよね、勿論あくまで私感ですが…

デリカカーゴサイドビュー、スぺギの面影は鼻先のみ?って感じで…



残念ながらデリカカーゴのドライブ経験はなし、商用は古典的ながら信頼あるRrサスにリジットを使うのが常、この時代ならリーフですし荷物用ハードサスなんでね、どれも質素故乗用より商用は軽いし同じエンジンなら低速に振るギア比も含めて商用は街中での軽快さでは勝りますから重々しかったスぺギとの走りの違い、今更ながら興味ありますわ(笑)

実走123000㎞代、Deですしまだまだ活躍の期待ができる現車、オマケにMT4駆ですから間違いなく貿易車輛でしょう、D評価なりの傷や凹もあるようですがそう目立つモノはない様子、海の向こうでもう一花咲かす事でしょう。

低年式商用としてはそこそこ綺麗な外装!





しかしこのテは外人もあまり興味ない感じ、やはり積載効率悪いのが要因で落札はそう驚く程ではなく年式なりの商用って感じ、Deマニュアル4駆という貿易には強い“三種の神器”を持つ割には安いです、ハイ。

デリカカーゴ、現役時代も殆ど見ませんでしたし貴重な存在であるのは確か、しかしこれもホント売れてないんで現存はどん位なんでしょーね~(*_*;
Posted at 2018/05/31 23:59:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2018年05月29日 イイね!

珍車PART767

珍車PART767デリカ50周年企画(^^;)

第3弾ですね、珍しいデリカと言ってもそうそうはオクにはなくD:5が勿論最多で他は近年のボンゴデリカバン/トラック、スタワゴにスぺギばっかですがそん中から必死こいて“珍デリカ”を探してますが…

今回ご紹介は「ん?珍しい?」ってワタシも思いますが指名で探しHITしたのはこれのみでした!

⇒『平成8年(1996)3代目P05V型デリカバンDXディーゼルターボ』!!

P05バン、見てお解りの通り今では名車、プレミアム化している2代目デリカスターワゴンの商用4ナンバーモデル、最近まで見かけていた気もしますが思い返すとスタワゴは最近でもそれなりに見てるもバンは記憶ないかも…

P05バン、平成6年にワゴン/バンともスぺースギア(バン=デリカカーゴ)登場後も併売、但しメインをスぺギにしたためグレードは大幅に整理されますが平成6年当時でも発売10年でしたので設計古い分大幅に廉価、当時いた会社でサービスカー導入の話があり元Gureとしてはさ、熱烈コレ推ししたんですわ、値引きもかなりだったし何より平成11年、そう、もうすぐスタワゴ/バンが廃止されスぺギ1本、バンはマツダの借り物になる!って話が出た頃で新車買えるデリカバン最後ってんで自分のクルマでもないのに強烈推し(笑)

結果相見取ったらマツダが頑張っちゃってボンゴ導入になりましたがね、“チックショー”って感じの思い出が蘇りまする。。。

このように相当な長寿だったスタワゴ/バン、昭和61年(1986)~平成11年(1999)という13年に渡り製造販売されましたがスターワゴンは特にスぺギ前はRVブームもあり爆発的人気車でもありかなりの普及、しかしバンはタウンエース、ライトエース、ハイエース(デリカバンはロングでハイエースやキャラバンホーミーに対抗)、バネット(オリジナルC22系~ボンゴOEM)、そして大幅安売りで攻勢していたマツダボンゴ/同ブローニィの次点というシュアでした(関東圏のお話)

ワタシは当然?菱ヲタですからこのデリカバン、非常に好みでしたし三菱らしく背高の4駆バンなんてスタワゴよりワイルド感満載!バンで装備が簡素な分スタワゴより非力85psディーゼルターボでも登坂以外はグイグイ走るしガソリン版はあの名機4G63(当初はG63Bの名称)搭載でしたから萌えましたヨ(笑)1BOXバンで一番好きでしたし!!

デリカバン4WD


ここで現車!

残念ながらそのワイルド4駆ではなく2駆モデル、まんま仕事のみで使われてきたって個体ですが2駆の2.5Deターボってそこそこ珍しいかもしれんです、4駆はほぼこれでしたが2駆は廉価なガソリン(1400/1600)かNAのDeモデルばかり、85psのDeターボ、これもスタワゴではどうしよううもない非力でしたがバンの場合、先記のように軽いので街中はビュンビュントルクでMTならば軽快でした。

R点、内外DEという年代物商用車としたら当たり前?な評価!


走行12万㎞台はいいですねー、持病の噴射ポンプの不具合まではまだ執行猶予ありそうだしw

外装は商用1BOXにありがちな左サイドの凹と傷が酷い、1BOXでこんな感じで凹ボコなのってよく見かけますがいくらバンでももう少し丁寧に乗れや!!って思いますw



このデリカバン、過去買付やら回送やらでそこそこ経験あるんですが真四角のボディはバンとしての積載能力はかなり高い!
ハイエースやボンゴと較べても段ボール2~3個は余分に積める感じかな、荷台、真横も後ろも真四角ですからねー、但しその分横風には弱く回送で横浜→栃木に走ったP05バン、2駆で4G63エンジンのヤツでしたが首都高湾岸線、その時風が凄くまともにまっすぐ走れずハンドルに全神経集中、空荷ってのも余計に横風に煽られて怖い思いしたのが強く記憶に残ってますねー。

まぁ昔の1BOXはFRだしどれも似たり寄ったりでしたがいくらかボディが丸いハイエースやタウンエースはそこまで酷いって感じはなかった、スタワゴのP35W(ハイルーフ)もイイ車でしたが横風だけは強敵で背高と非力で風がある高速、登坂なんて言ったらもう4tに煽られるし最悪でしたっけ(@_@)

D評価の内装ですが磨けばそこそこ綺麗になりそな感じ!


インパネはタコメーターの有無程度の違いでスターワゴンとほぼ同一デザイン!


荷台の痛みは外見から考えるとそれほど酷くはなくRrシートも綺麗、殆ど畳んで使用していたんでしょうねー!



過去に社用車でもGetできなかったんで今更ながらこのバン、ランカゴに代わるサービスカーで欲しいかもですが如何せん絶滅的、De系はほぼ海渡ってるでしょうしガソリンは元からそんなに出ていないしあっても商用の悲しさでコキ使われて→解体となっているでしょう、何だかんだもうオリジナルデリカバンが消えて20年近い、日産旧バネット同様すっかり今やデリカバン=ボンゴのイメージになっちょるし(*_*;

右側は左に較べたらいくらかマシ、角目2灯のバントラ商用ルックもすっきりしてる割にオシャレでありがちな安物感もなく好みでした(私感)



出品地は中部、落札は意外にイイ金額でやはり商用は古くてもそれなりに需要あるし金額付きます、整備/車検でプラス10~15万、そこに利益載せたら50は軽く超えてきますんでねー、まっ、Deターボ+MTってところからまた外人の仕業でしょうが直近(半年)での唯一の存在のP05デリカバン、欲しいッす(どんだけ欲しがるんだかwww)

(^^)/
Posted at 2018/05/29 21:58:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2018年05月27日 イイね!

珍車PART766

珍車PART766デリカ50周年記念、第2弾ってこんで(^^;)

前回珍車765で取り上げた2代目デリカトラック、丸目の初期に対し今回は角目後期の取り上げ!
勿論排ガスの問題やら何やらで首都圏や主要都市ではもう維持もしにくく後期はDeエンジン主体ですんで都会で見るのはもう皆無、その代わり地方ではまだ残っている様子、ワタシも第2生息地だった山梨県の山間部では2駆4駆限らず時折みかけたりと…

ただ、どうしてもこの時期のモノは4駆推し、三菱=4駆という認知を高めた時期なので降雪のある地域や普段の農作業に活躍する4駆モデルが残存してる事が多い感じです、因みに前回取り上げた丸目時代には4駆のラインナップはなかったので余計、後期(4駆)が残っているのでしょう…

という訳で今回取りあげるのは

⇒『平成元年(1989)L039P型2代目デリカトラック』!!

デリカ企画ですから必死に初代T120を探しましたがさすがに出ないですね(笑)
HITするのはどう古くても2代目、後はスターワゴンにスぺギという感じなんで前回とあまり変わり映えしない出品車ですがこらえてつかいw

さて、2代目デリカについては前回珍でウンチク語ったんで述べませんがその時触れた86年にバン/ワゴンが3代目に切り替わるもトラックはBIGマイナーにて継続、現車もそのマイナー後のモデルになります!

BIGマイナーと言ってもキャブオーバートラック、顔付を変える程度しかできませんが初期の丸目、中期の角目とはかなりイメージを異にするツラ構え、Frグリル調のガーニッシュを纏い復活のスリーダイヤをセンターに誇示、これだけで真正面から見ると全然違うクルマに見えますネ。

各部意匠も90年代に向けリファイン、ただ基本はそのままでしたので当時、古臭いインパネデザインと窓面積の小ささが設計の古さを訴えていたように思いましたっけ、2代目は79年デビューですから後期型MC時で既に7年ですから致し方ないかと。

現車29年を経た商用車、それなりに疲れを見せる個体ですが距離も少なく全体評価は3が付いてるので年式勘案したら上程度、4駆モデルが販売主流の中で2駆の生息も貴重!


73000㎞代の走行、内装もCというこのテのクルマでは綺麗な部類、OIL漏れがあるようですしこの部分はチェック要ですがデリカのDeエンジン=4D55や4D56の持病である噴射ポンプトラブルまではまだ距離が行ってないし当面大丈夫かな!?

この4D系エンジン、スペックだけ見ると何とも頼りないのですが低速トルクは逞しく街で乗るなら非力は微塵にも感じない、しかし高速や登坂=つまりは回転上げると醜い程の黒鉛と動かん!!ってイメージ、この時代のDe車はデリカに限らず黒鉛モクモクでしたが世間一般は特にデリカ=黒鉛イメージがある様子、まぁ、De車での生息が多かったんで一番見かけたので仕方ないですナ~。

C評価のキャビン内、シート切れはあるものの比較的丁寧に扱われてきたのが解ります!


インパネデザインは全く不変、てか現在も生産されるL300に至ってもラジオがない程度で全く変わってません、84年~2018年の現在まで34年間もの長い生産車記録、国内だけならY30営業用(87~2014)の27年が最長、海外生産含めたらサニトラ(72~2008)の37年に次ぐ記録となります!

まだまだ使用に耐えうる荷台、後ろ姿は国内向け79~94年まで不変!


角目、ガーニッシュ、スリーダイヤで初期型とはイメージを異にする顔付!


出品は東の北関東、落札額も30年の1t級としてはいい値段、これは外人がウハウハ喜ぶDe5速マニュアル(コラム)なんでほぼ貿易落札でしょうねー。

余談ですがこの北関東の会場、バントラ専門なので外人の多さはどんな会場より凄くて中近東系の方達が大半、お祈りの場所やら昼食にはナンが出たりと日本ではない?日本人の方が肩身が狭い感じなんですがお宝商用は盛りだくさん!このL0デリカですらスルーされるような感じで下手な博物館よりオモロイですヨ、久しく行っておらず陸屋請負ではトラックはやりませんからね、またあの独特な雰囲気を味わいたいモノです、バンバスマニアならば卒倒する会場ですよー(^^)/
Posted at 2018/05/27 14:23:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2018年05月23日 イイね!

珍車PART765

珍車PART765
現在では残念ながら?少なくなった我が三菱自社開発モデルの代表的車種となっているデリカ!
そのデリカが今年、生誕50周年と言う事で珍車シリーズもお祝いにちょっとデリカにスポットを当ててみようかと(^_^)v

てな訳で珍しいデリカはねぇかな!と探してみたら引っ掛かりましたヨ(笑)


いやいや、改めて言うのもおかしいんですが今やデリカの名を持つモデルが4つ(D:5,D:3.D:2にデリカバン)も揃うというBigネームになりましたが哀しいかなD:5以外はスズキと日産からの借り物(OEM)という体たらく、かつての三菱なら全て自前で揃えていたでしょうが三菱ブランドを取り巻く環境を考えると致し方ない…

いや、そんな長い苦境の中でも『デリカ』の名前が継続してる事を喜ぶべき!プラス思考っすよプラス思考(^^♪
古くからの三菱Bgネーム『ギャラン』『ランサー』『ミニカ』…デリカと共に三菱を支えてきたモデルが次々に消え去った後も一人気を吐きかつての三菱らしさを継承するデリカ(D:5)OLD三菱ファンの唯一の?拠り所かもしれんです、ハイ。

と前置きはここまでにして今回取り上げるのはコレ!

⇒『昭和59年(1984)2代目L063P型デリカトラック』!!

とアツく語ったD:5には何んも関係ねぇですがwww

いやいや、2代目デリカのトラック、現在デリカにはマツダボンゴトラックのOEMを最後に設定されていませんですが命名の由来が「デリバリー・カー」であった事から解るように元は商用トラックでデビュー、1968年、600㎏積み小型トラックの初代T120系がその元祖!

その後バン、コーチ(乗用ワゴン)をラインナップに加え今回取り上げる2代目から折からの1BOXブームに乗っかりコーチ改めスターワゴンが4WDワゴンの先駆け的存在として人気を得たのもあり2代目から商用(トラック)と乗用(スターワゴンとこれをベースとするバン)は別系統の発展をしてゆく事になりました、内訳は↓
乗用はスターワゴン→スペースギア→D:5、バンはデリカバン(スターワゴンベース)→デリカカーゴ(スぺギベース→マツダボンゴブローニィOEM)→デリカバン(ボンゴOEM)→同(日産NV200バネットOEM)

79年、10年ぶりにFMCされ80年代らしいスッキリクリーンな印象となった2代目デリカ(スターワゴン)


さて、今回取り上げる2代目L063Pトラックですがこれも79年デビュー、しかしワゴン/バンが86年に次型3代目に切り替わるもトラックは継続、94年まで国内向けはMCを行いながら生き、海外向け(海外=台湾生産L300)は現在でも生産中という実にデビューから35年に渡る超・長寿車です!

そんな2代目デリカトラックの現車は初期モデル、後期の角目になったモノや独特な背高4WDなどはまだまだ地方や山間部で活躍する個体も見られるも丸目初期(79~86)モデルはさすがにないですよ、もう(@_@)

後期になってからはほぼディーゼルが主体、現車は今となってはお宝のガソリン1600モデルで往年のギャラン・ランサーでお馴染みであるサターン4G32型ってのがもうサターンエンジンファンのワタクシとしてはそりゃ見逃せませんわwギャランノート♪が聴ける?唯一のトラックだし(^^;)

※実際には排ガス対策、吸排気系の取り回しの違い、ギア比の違いからギャラン・ノートはデリカでは聴こえません、‟もどき”なら聴こえましたが…

全体評価2、内外D.Eという内容は34年経過の働くクルマとしては普通な評価!


デビューからそろそろ40年になるデザインですが先記の通り長くラインナップしていたので後期型(角目でガーニッシュ付き)比較的近年まで見れたのでそれほど古さは感じさせない?評価が示すように使いこまれ感はあるも走行4万㎞台は実走の様子、昔の、頑強な4G32エンジンは部品さえあればまだまだイケるでしょう。

希少な丸目モデル、ド初期はセンターに三菱のM文字イメージした当時の統一ペットマークを、MC後は右端に「MMC」マークが輝いていました!(現車はMMCマークがオリジナル)


1t級トラックは乗用の延長のような感じ、オーナーも2t~大型のようなヘビーユーザーではなく一般の商店、小売業等なので乗用車のシュア率がそのままあてはまってました、やはりハイエース/トヨエース/タウンエース/ライトエースが強く次にサニー/チェリーバネット、第3位をマツダボンゴと競うデリカトラック、トヨタ、日産ほどウヨウヨはいませんでしが往時はそれなりに生息しており‟過剰品質”気味の菱車、同世代の他車が皆無の中、まだ生き残っていた事に敬意を払いたい心境です。

使い込まれたインパネ、ドライバーズシートはほぼ残骸?の様相ですが34年モノとして見たら意外にイイ状態、インパネ等は磨けばかなり綺麗になる感じ!

インパネの意匠、近年タイ向けのL300を見た事ありますがほぼこの頃のモノと同じでASEANでは強い三菱、お国違えどこれだけ長く造ればとうに元手は回収してるでしょうナ。。。

このデリカトラック、学生時代にアイスクリーム屋でバイトした時、冷凍車で存在、コラムながら5速でバネットやライト/タウンエースが4速しかない時代だったのでね、まぁ、当時から菱ヲタだったってのもありましたが好んでこれを乗ったモノです(微笑)

もうコラムMTを知る世代も少なくなりつつですがフロアシフトにない独特な操作感、アレはアレで愉しかったんですよね~、タクシーは昔ほぼこれでしたからコラムゴチャゴチャやってるとプロドライバーになった気分満喫でしたしw

外観の割にスチール荷台の痛みは少なくそれほどヘビーな荷物を運んだ訳ではなさそう!


塗装だけやり直せばまだまだ立派な現役でしょう、年式的に貿易には出ないですし商用はガソリンでも排ガス規制に引っ掛かり首都圏、主要都市では登録NGながら地方に余生の道は残るし現役続行を祈りたい!


出品は西、落札は無事なされ部品取りレベルでない、りっぱな実車としての金額なので綺麗にお化粧直しされもう一花咲かせてもらいたいモンです(^_^)v

とデリカ50周年企画?今後何回かデリカを取り上げるつもりです!

えっ、何ナニ?三菱ばっかでツまらんと?そんなお嘆きの貴兄、結構他社珍も仕入れてますんでも少しお待ちを(^^)/
Posted at 2018/05/24 00:26:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ
2018年05月21日 イイね!

珍車PART764

珍車PART764
昨日見つけた『おぉ!』シリーズ(笑)

昨日のΣに較べるとインパクト弱いですがね、Σに次ぐギャランシリーズで売れたE30系ギャランに89年に追加設定されたグレード、往時はかなりの勢いで普及、リーズナブルな割には内外は限りなくTOPグレードのVR-4に寄せ主にヤングファミリーに普及しましたが今やこれも希少です!


⇒『平成4年(1992)6r代目E35A型ギャラン1800ヴィエント』!!

コイツはギャラン乗りなら反応せずにはいられない?当時の所謂お買い得グレードって訳でもないですが普及版で廉価ギャランの中では冒頭申した通りVR-4チックに味付けされマニア間では“ナンチャッテVR-4”と呼ばれていましたw

まぁ、有名どころのマークⅡ1800GRサルーンの“ナンチャッテ・グランデ”、チェイサー1800XGエクストラの“ナンチャッテ・アバンテ”みたいなモンですナ(笑)

87年デビューのE30ギャラン、当時最速5ナンバーとしてVR-4が注目を集める中、雰囲気だけでもVR-4が欲しいというユーザー向けに追加された『ヴィエント』
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ヴィエントに関しては こちら で触れてるので割愛しますがこのモデルには変な?想い出があり鼻炎トwいや、ヴィエント見るともう20年以上前の事ですが思い出してしまいます(^^;)

当時勤めていた会社、マイカー持ち込み制にて業務を行ってたのですが持ち込み許可されるの、ペーペーは規定で1800cc迄!丁度クルマの代替え期、この時にE39AギャランR-4に惚れこんでいてそんなもん無視して購入(1号機です、現在は3号機)したはいいが社用にもう1台なんてとても無理!ってーんでやったのがもう時効だから言いますが私文書偽造(汗)

会社に提出する車検証コピーは修正液やら他の1.8Lのモノを使い型式や排気量を切り貼りして偽造、マンマと持ち込み手当をせしめたまでは良かったながら…

ある日、ソフトボール大会があり普段は営業所にいないおエラいさんも集合、そん時にPにある我がVR-4がおエラいさん数人の目に止まり「アレ、2000じゃねーのか?」と軽く詰問され冷汗モノ(*_*;

何せクルマ関係の会社、上司もクルマには詳しいんしでそこはすかさず「これ、ヴィエントっす、エンブレムチューンでVR-4にしてます!」と平然と言いながら内心~エンジン見せろ!!とか言われたらどうしよう…そうだ、キャッチが壊れて開かないとか言うべ~っつー悪い事を考えたりwww

結果、ボンネットオープン令までは出ませんでしたがネ、マジヤバいと焦りに焦った若き日、思い出しますなぁwww

とカビ生えた思い出話のお付き合い、有難うございます(笑)

という訳で現車を見て行きましょー!

ヴィエント追加後はVR-4に次いで我が生息地では一番見かけたんじゃないかな?ホイールやフォグ等僅かな違いはあるもパッと見はVR-4、エンブレム取られたら真後ろからだと見分けも付かず下手にツツくとヤバい?って感じでいやらしいグレードでしたw

あれ程見かけたヴィェントもたまにグーネットやカーセンサーで見かけますが街行く個体なんてのはもうまず見ない、E30系でかろうじて現役を見かけるのは9割方VR-4ですしねー、E30製廃後24年ですから当たり前なんすが。

現車、E30ギャランの最終期である92年3月、直後に次期型がデビューしているので在庫一掃セールで購入した個体かもしれませんね!

R点、内外C,Dという内容で年式なりの評価ですが実走6万㎞台というのは魅力的!
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ヴィエントは勿論2駆(FF)で現車(後期)モデルは4バルブDOHC(ECIマルチ)135psというスペックのサイクロン4G67型1.8DOHCエンジンを搭載、勿論VR-4やAMGに較べるとアンダーパワー感は拭えないながらNAらしく気持ちよく吹け上がる元気さは必要にして充分の性能、ファミリーカー目線ですとパワフルな部類でギャランはいいが大袈裟なハイパワーモデルはいらん!とか大蔵省(当時)の許可が出ないという層に人気高かった!

内装もそのままVR-4テイスト、エンジンを落とし外装も一部異なるヴィェントでしたが内装はほぼVR-4と同じというのもギャラン好きには歓迎されましたっけ。。。

C評価の内装、ダッシュやステアリングの状態からして6万㎞台を訴えてます!
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外装はD、普通に手入れしていても24年になれば大体この位、ワタシのように見栄張りが神経質に手入れしても青空ならCレベルになるんでね、これは致し方ない。
クリア剥げや傷や小凹もそこそこあるようですが加修→ALLペンで蘇るには充分な状態は維持、部品取りでは勿体ない感じ!
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外装はほぼオリジナル、懐かしの純正15インチA/WもVR-4と同一、この個体は何故か?フード先端にスリーダイヤを貼り付け前期モデルもどきになっています、ここだけが非オリジナル。

出品は東、落札は“モッテケドロボー”コーナー(ノークレームコーナー)の割には金額が付き2桁超え!
一時期はVR-4、AMG以外のE30系は問答無用で解体行きでしたが状態良く距離も出ていなければ値段が付く、E30ギャランもその域に入った事を示す典型的なヴィェントの出品トでしたぁ(^^)/
Posted at 2018/05/22 00:09:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

プロフィール

「イケスポ、ユーザー車検! http://cvw.jp/b/2682511/48703381/
何シテル?   10/10 18:44
元GureのHNで活動、かつて二拠点生活していた時代や現在の本拠でののクルマ弄り記、また自己満全開の独自の企画モノをUP! 社会に出てディーラーメカ→営業...

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