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元Gureのブログ一覧

2018年08月01日 イイね!

珍車PART777

珍車PART777珍車777弾!7並びラッキーセブン!指ぱっちんでポール牧でござんすね(意味不明www)

ってこんで今回は復活のカウントダウンが始まったトヨタ・スープラ!!

2002年に絶版となって早16年、セリカXX時代からトヨタの代表的スポーツだったスープラの復活、内容見ればBM臭?レクサス臭?強い手の届かない高級スポーツカーですんでワタシ如きが楽しみにしても仕方ないんすが久々直6の復活とか見どころは多いようだしスポ車ファンとしてはまエボの復活、REの復活と並んで超楽しみかも!(^^)!

ワタシら世代ではスープラ(XX)は青春時代からの憧れのスポーツでしたしどちらかと言えば当時はトヨタ派だったワタクシ、人気の日産勢(スカイラインにZ)以上にこの名前を聴けばウズウズするのが正直なところで(笑)

⇒『平成元年(1989)初代MA70型スープラ3.0GT-LTD』!!

国内ではセリカXX、北米ではセリカスープラの名前でデビューししたのが78年(初代A40/50型)、81年にはより尖鋭的スタイルと強心臓を搭載した2代目A60型に移行、そして86年、従来の国内XX名を止め海外モデル同様にスープラを名乗って登場したのが現車、すなわち3代目XX=初代スープラとなる訳ですねー…

初代モデルはMA40/50型セリカXX(海外では初代セリカスープラ 78~81)


2代目モデル、MA/GA60型セリカXX(海外2代目セリカスープラ 81~86)


XXは売ってましたし70スープラもドンピシャのリアル世代、当時のトヨタ最強エンジンを搭載し決して小柄軽量ではないながらもしそのBigパワーにモノ云わせやや直線番長的な部分はあるもFRが故テールスライドもお手の物、腕が伴いこのBigパワーを思うように使えればこれもオモロイ車だったです、ハンドリングにやや鈍さを感じるもシフトフィールは鋭く脚も70になってからかなり進化、それでも3Lではパワーあり過ぎて物足りませんでしたしGT-RやRX-7に較べてしまうと鈍いというか追いついてこないと言うか…しかしこれも後半の2.5になると水準が上がりましたし足回り一つでも日進月歩だった当時、今とは違いMCすれば足に限らず確実に進歩を感じられる、そんなイイ時代でした。

XX→スープラ、その味付けは古典的FRで排ガス規制で青色吐息、豪華路線だった40/50を除けば60→80までほぼ変わらず早くから4WDに移行した日産とは趣を異にするFRスーパースポーツでしたし近々再来する新型スープラにも是非歴代のワイルドさを継承して欲しいモンですナ!

今回の出品のモデルは88年MCの後期型のTOPエンジン&グレードである7M-GTE(DOHCターボ240ps)搭載の3.0GT-LTD!

3ナンバー税制改正前ですしクソ高ぇ税金払える富裕層は兄弟車だったソアラ(Z20系)に行く事が多く70の3Lは当時でも珍しかった印象、その後3ナンバーの税金が劇的に安くなってもそれに合わせた2.5ツインターボ(1JZ-GTE)が売れ線になりましたんでね、3.0GT系は2.5デビュー前のご存じ限定車、270psのグループAホモロゲ限定の3.0GTターボAが脚光浴びましたがXX時代の2Lメイン、そして70スープラの2.5Lメインに挟まれた3.0モデル、一番普及は低かったように思います。

さて現車、お疲れ様の30万㎞オーバーでRA評価、内装E外装Dという年式並みの状態ですがさすがトヨタ車、こんだけ走り込んでもきちんと値段入ってます、間違いなく今日本のスポ車が人気な貿易車輛でメーター巻き巻きして海を渡るんでしょうが(あくまで憶測w)決して安くない落札額に驚いてしまいましたわ。

白煙吹いてるしかなりヤバそうなレベルになっている様子で国内では潰しでしょうが海外行けばこれも立派なお値段になるでしょう…


内装E評価ですがこれは手入れ次第で綺麗にはなるながらシート焦げ、切れ、コンソロール割れはキツいかな?まぁ70スープラは海外でもかなり数出たしあっちにもEbayでも部品は出てるでしょうから蘇る余地は充分ありますネ!


デジパネ、これも10年位で大概どっか壊れてましたがこれは大丈夫なんかな!?オドはまだデジタル表示ではない時代、巻き巻きは簡単にできてしまいますw


70には他に1G-E(2L SOHC)、1G-GEU(2L DOHC24バルブ)、1G-GTE(2L DOHC-24 ツインターボ)、そしてこの7M-GTEに1J-ZGTとトヨタの誇る各スポーツエンジン(1G-Eは除く)が搭載されましたがやはり3Lのトルクは凄かった!2/2.5Lも馬力だけ見れば立派ながら実際ハードにh走らせてもじゃじゃ馬要素はなくトヨタらしくジェントルさが勝る味わい、しかし3Lは不用意にアクセル開けるとTRC入れていても出足やコーナーではケツ振るしBigトルクを2本のもはや後輪だけに任せるのは厳しいのでは?なんて乗る度に思ったもんです、勿論当時でも4駆であるR32GT-R始めギャランVR-4やレガシィRS等ハイパワー4WDに慣れてしまっていたのもあったので余計そういった感想になっていたのですが200psを超える重量級FR、扱い易さでは勿論劣るもFR世代としては逆に安心でき愉しめ古き良き走りを伝えていたと思います!

今や当たり前の3ナンバーワイドボディが大きな売りとなった70スープラ、ナローボディとは同じスタイルでも迫力は段違いでしたねー。


外装Dながら画像の限りまだまだこのままで乗れそうですネ!




この個体は西からのお出まし、落札額はこの内容なので額だけ見れば高額ではないですが30万㎞走った手負いの状況の30年経過車としてみれば驚きの金額、昨今の旧車価格の異常な高騰ぶりにはいつも驚きの書き込みをしていますが数年前ならこれもポンコツ解体価格の筈、80~90年代の魅惑のクルマ達、どんどん遠い所に行ってしまいますなぁ。。。
Posted at 2018/08/01 01:16:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2018年06月19日 イイね!

珍車PART772

珍車PART772
珍772弾はいぶし銀のこのモデル!

そう、オジン臭い外見に当時、貴重なDOHCエンジンを搭載、本家スカイラインよりも“羊の皮を被った狼”的存在だった当時も今も激シブ車が今回のお題です(^_^)v

⇒『昭和51年(1976)5代目RT104型コロナセダン2000GT』!!

マニアなみんな!コロGっすよ、コロG!ってこの呼び方知ってるのは既に50歳以上かな(汗)、日本で初めて『GT』を名乗ったいすゞベレットGTが“ベレG”、続くスカイラインGTが”スカG”、そして初めてGTグレードが設定されたこの100系コロナ(RT55 1600GTはコロナ名ではなかった為)から‟コロG”と、GTグレードがあるものは何でも縮める文化があった時代でした、しかしセリカGTをセリGとかカリーナGTをカリG(何か卑猥w)とは誰も云いませんでしたが…

さてこの4代目コロナ、通称‟安全コロナ”と言われ日本/トヨタ初の予防安全を謳うOKモニターを初採用、以後トヨタ車に続々と普及しますがその草の根的存在、CMキャラには元祖財前教授の故・田宮二郎氏を抜擢しその安全性を訴求してましたっけ!

まぁ、当時~タァーイムショック~で人気高かった田宮氏のおかげがどうかは知りませんが100系コロナは大ヒット、先々代の売れに売れたRT40系に次ぐ販売記録を得ております。

100系は1973~78年という5年の長寿、途中排ガス規制に手間取りFMCが1年先延ばしにされた結果ですがモデル末期でもそこそこの登録があったのはさすがトヨタ車、76年にライバルのブルーバードが不評610→810に、三菱ギャランはギャラン史上最大販売数を誇る初代ギャランΣA120系がデビュー、No2~3の日産と三菱にNEWモデルで挟まれたコロナでしたがΣに一時的にTOPシュアを奪われるものの終盤の78年まで安定した販売数を誇り王者の貫禄を見せつけたモンです、しかも3車の中では排ガス対策の出来が一番悪くドライバビリティの低下が顕著で酷評モノのレベルだったのに関わらずですからトヨタさんの実力は40年前もスゲかった(*_*;

確かにこの型は奇をてらわずにオーソドックスなスタイリングが好評、当時流行の見かけは尖鋭的ながら視界が著しく損なわれるインポルブメントデザインを採用せず広いグラスエリアとスッキリしたデザインが保守層だらけのこのクラスを求めるオーナーに大きく支持され逆を行ったブルーバードU610はこれが大きな要因で人気を急落させてしまいましたんでね、ブルUのように個性はない代わりに大きく目立たず安心感、安定感のある100系コロナはマーケット研究に長けたトヨタの勝利でした!

現車ですが100系の前期型、モデルライフが長ったので76年と77年にMCされ前・中・後期がありましたが73年~3年間という長い期間存在した前期がやはり一番見かけたモデル、しかし現車は76/7月登録、この年の秋にはMCされているので前期のモロ最終版ですナ。

43年前のコロG、走行不明ながら総評3.5、内装C、未記入の外装もDレベルは維持している感じ!


100系コロナも当時の定石通りセダンの他に2ドアHTをラインアップ、HTながらキャラの被るセリカ(ダルマ)カリーナHTよりも地味で落ち着いた印象は年配層向けでその分、セリカカリーナのようなスポーツモデル(STやGT等)よりもファミリーグレードを見かけるのが多かった気がします、コロナは性格上HTにも普及版ファミリーグレードを設定、DX、GLと言った何らセダンと変わらない地味なグレードもよく見かけましたね~。

カリーナにもファミリーグレードHTは存在(DX、スーパーDX)しましたがこちらは見かけるのは稀、ほぼST/SR/GTといったHTモデルの目撃度でこの辺、コロナとカリーナの棲み分けが上手に出来ておりました、後(84年以降のFFになってからのコロナ150、カリーナ150)に統合される2車でしたがまだまだコロナはコロナ、カリーナはカリーナのそれぞれの存在価値が見られる、そんないい時代でした…。

コロナの若向き?HTモデル、TOPは勿論GTでしたがセリカ、カリーナの1/10位の目撃頻度でしたでしょうか!?!?


と言うようにHTのGTですらこの調子ですんでセダンGTなんて数える程しか見ていないかも?当時でもセリカカリーナGTは腐る程いましたがコロGセダンなんて見た日にゃ翌日学校でクルマ好き小僧の間では目撃が自慢になる程珍しかったですwww

あっ、このコロナにはよりレアな2ドアセダンSRってのも存在、DOHCではないながらそれに次ぐスポーツユニットのインジェクションEFIで130psを発揮する2L 18R-E搭載の2000SRにツインキャブ付き16R-B搭載の1800SRが一時期存在しました。
こんなのは子供時代に見た事はなく大人になって僅か1回だけトヨタ関連施設で見ただけという幻のモデル、さすがに現存はないでしょうねー、当時ですら「誰が買うの?」的な2ドアSR、カリーナやカロスプSR同様にハードサスに助手席フットレスト、ラジオすら装備されずLSD装備という漢グレードで果たして何台売れたんだか…

コロナ2ドアセダンSR


話を戻しコロG!!ジジ臭いコロナにGTのみの黒ガーニッシュとこのエンブレムを見た瞬間、発狂モノでした(笑)


コロGはスタイリングもですが内装の感じも‟THE大人”って雰囲気がイイ!当時の流行り通り連メーターを採用するインパネはドライバー側に湾曲するフライトコクピット、これはトヨタではセリカにもカリーナにも採用されず当時トヨタでは唯一無二の存在(後にKP40系スターレットも採用)でフライトコクピットが有名だったホンダ1300クーペや三菱ギャランGTOに次ぐ採用でした。

年式以上の高評価の内装、フライトコクピットが当時のスポーツ車の雰囲気を強調しますネ!


ズラリと並ぶ6連メーターもソソります!


76/7の2000GTというのは違う意味でも貴重=最後の未対策モデル、国の指導で76年12月を以て未対策車は販売できなくなるという事から駆け込み需要がこの頃は盛ん、トヨタの場合は排ガス対策の遅れから51年規制施行の翌77年前夜にギリギリパスという業界TOPとしては情けない惨状ながら日産、三菱、マツダ、ホンダ等他社は76年には既に対策車もラインナップ、駆け込み需要で未対策モデルの販売が好調な半面、規制車は売れないという時期が76年の一つの出来事でした。

未対策時代のトヨタ2LのGTと言えば勿論エンジンは名機18R-G型DOHC×ソレックス2基!
2L最高の145ps(レギュラー仕様の18R-GRは140ps)、このエンジンは飽きる程味わいましたがテンロクの2T-Gの俊敏な吹けがない代わりにツインカムながら余裕の排気量からなる低速からモリモリくるトルクフルな感覚が忘れられません、後発ではいくらでも18R-Gを超えるパワフルなエンジンは出現しましたがソレックスからなる重厚なエンジン音と高回転まで回した時の爽快感はまだターボなんて夢の時代、NAの神髄を見せつけてくれる名機に思います、2バルブでしたんで後の日産FJ20や後続機3S-G等とは比べ物にはなりませんが当時の最高峰のスポーツユニット、まだまだDOHCが希少な時代、スポ車好きならみんな憧れたモノでしたよね、ご同輩w

現車、赤いボディのため退色も見られますが程度はそこまで悪くない感じ、恐らく1度や2度はALLペンしているのでしょうがまだこのまま乗れる感じ?外観は社外マフラー、ローダウンにワタナベA/W、内装ではナルディのステアリング程度のカスタマイズで限りなくオリジナルに近い状態というのも高ポイント、典型的スポーツモデルの弄りながらシブさを増長しなかなかいいセンスだと感じます、やり過ぎずかつノーマルの野暮ったさがない、この位がコロナというクルマには一番合っていると私的には感じます!

『静岡533』のマニア3桁ナンバーを背負う現車、手入れも良さそうです!


懐かしの対米輸出用激突吸収バンパーはop、サイドモールも取り払われますがこれが逆に地味なコロナをイケイケ風にしている感じ!?


この大袈裟な?大型アイアンバンパー、時速5㎞程度ならばぶつけても元に戻るという衝撃吸収型の初期、ホースメント裏にはダンパーも入りコロナを始めマークⅡ(X30/40)セリカ(A30)カローラ/スプリンター(E50/60)等に広く採用されましたがすぐにより軽量で同じ効果のあるウレタンバンパーに取って替わられ寿命は短いながらもまだバンパーがバンパーとしての役目を立派に果たしていた時代(ウレタンも含む)の象徴のように思います、見かけもいかにも頑強そうでは迫力あったもんなぁ~。。。

さてこのコロG、そこそこの金額で落ちましたが3桁には余裕で届いてません、ケンメリやブタケツ、LBなんかと同期ですがそれらに較べるといかにもコロナらしい地味な金額?しかし店売りは確実に3桁は超えるでしょうしある意味ケンメリ等より遥かに希少なクルマですんで再びマニアの手による過保護な動態保存、期待したいっすねぇ(^^)/
Posted at 2018/06/19 21:06:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2018年02月03日 イイね!

珍車PART751

珍車PART751
おーっ、草ヒロからレスキューされましたかね!?

旧車としてはそれほど珍しくない3代目コロナですがこの固体、何気に車型とグレードは今となっては超貴重品ですゾ!

⇒『昭和41年(1966)3代目RT51型コロナHT1600S』!!



アローライン、バリカン、カミソリ、出っ張りと様々な形容詞で例えられる3代目コロナ、初代ST10、2代目PT/RT20・30では成し得なかった小型車ベストセラーの座を射止めました!
それまでの小型ベストセラーはダットサン110~210、ブルーバード310、コレの陥落はコロナの悲願で遂にダットサンをTOPの座から引きずり降ろすのに成功した要因に現車である2ドアHの設定もありました。

ご承知の通りコロナHTは日本初のHTでもありこれの発売を機に70~80年代の国産スポーツ定番のボディ車型として定着、冷房の普及や安全性の強化という観点により廃れましたが当時の2ドア(セダンやクーペ)と言えばRrサイドウィンドウはヒンジ式で僅か5~10㎝程度の開放しかできない中でセンターピラーレス、RrサイドもFr並みにフルオープンでき解放感は抜群、本来オープンモデルのクローズド時に選ぶトップが幌かスチールにより「ソフトトップ」「ハードトップ」と呼び分けていた文化から日本、と言うかトヨタはそのハードトップ時の姿がセンターピラーレスでフルオープンウィンドウさせた姿と似ている事からHT(ハードトップ)と命名、これに倣いトヨタに限らず日本ではHTのネーミングが定着、コロナはこれのパイオニアって訳ですね!

↓国産初のハードトップ(HT)として名を刻むのはコロナHT!


そんな3代目コロナ、ベースのセダン(PT/RT40)が64年に発売、ライバルのブルーバードが410のタレ尻スタイルで大きく評判を落とす中、スラントノーズ、ボクシーなスタイリングが受け敵失にも助けられ前述の通り3代目でようやくライバルを下す大ヒット果たし65年にスポーツグレードの1600S、そしてこのHTにヨーロッパで人気の5ドアHBモデルと次々に話題作を追加、68年に次期コロナとしてRT60/70コロナマークⅡに代替わりさせる予定がRT40のあまりの人気に急遽マークⅡは上級車種としコロナは継続させる事になり(これには日産ローレルの発売が大きく関与していますが…)結局は1970年までこの型は生産、都合6年に渡るトヨタとしては珍しい長寿車種でありました。

当時、破竹の勢いで次々と新型車を繰り出す中、同一モデルではせいぜい4年でFMCしていた中での6年は異例、それだけ40コロナは売れまくった訳でワタシが幼少の頃はそこらじゅうにいましたし友達の家でも数人乗っていた、最終モデルについては大人になった頃の80年代でもまだ生息していましたし往時はファミリー、業務用、タクシー等々…とにかくこのコロナはやたらにいた印象です。

さて現車のHT、丁度日本にマイカーブームが到来する中、同時にスポーティブームも到来、ライバルのブルーバードはSS→SSS、スカイラインはスポーティDXや2000GT、コルトSやベレットGT、ファミリアクーペなど一般訴求のスポーティ車種が充実、スターであったトヨタ2000GT,完全2座のトヨタスポーツ800、ホンダSシリーズ、マツダコスモ、日産フェアレディSP/SRに初代シルビアでは果たせない”実用使用できるスポーティモデル”であるセダン型(及びクーペやHT)も広く普及しました。
そんな中コロナもいち早く65年には1600cc 4R型OHVツインキャブ付きの1600SをTOPグレードに据えスポーティ需要にも対応、そしてHT追加後に現車であるHTにもセダン同様Sを設定、セリカやギャランGTO以前のスペシャリティカー的な存在感を示しました。

ただ、やはりHTボディだけで充分、高額なツインキャブでなくてもベースグレード(セダンDXに相当)で満足だったのでしょうか?コロナSはブルSSSのような大人気は得られず普及はそれほどせずむしろ当時のスポーツマニアは次にご紹介する1600GTが本命!

1600GTはコロナではない単独車種、これはトヨタ(ヤマハ)DOHC搭載の第二弾であるモデルであのトヨタ2000GTの普及型モデルという位置付け、ベースはコロナHT1600Sでエンジンもこれの4R型をベースにヤマハの手によってDOHC化し4Rの90psから一気に110psを叩き出す9R型1600ccDOHC+ソレックスツインを搭載、この辺の手法はクラウンのエンジンM型をヤマハがDOHC化し3Mとした経験がなせるモノ、また、足回り強化、当時は珍しい5速ミッション(4速もあり、5速=GT-5 4足=GT-4)を採用、2000GTと同一のバケットシート、七宝焼きエンブレムを装備、見かけはコロナながらあくまでトヨタは別車種として1600GTを設定しますがコロナと同一ボディを使う事により大幅に低価格で訴求、プレミアムな2000GTの半分以下の価格設定にてDOHCの本格スポーツを提供しこの頃のスポーツブームを盛り上げるのに大きな貢献も果たしサーキットでもスカイライン、フェアレディ、ホンダS等と共に暴れまわりました。
1600GTはその後のトヨタDOHCモデルの基礎となり後続にマークⅡGSS、そしてセリカやカリーナ、コロナ、カローラのGT等にその経験が活かされていました!

↓トヨタ2000GTの弟分1600GT(RT55)はコロナ1600Sがベース!


この1600GT、80年代後半位まではコロナと同一ボディが災いし他の60年代スポ車が神扱いされる中、忘れ去られたような存在でしたし稀に中古で出ていても非常に安くポンコツ扱いだった時代もあります、本来「CORONA」エンブレムが入るフェンダーがエアアウトレットになるだけで後はコロナと同じ、80年代では最早50系コロナHTなんて単なるポンコツ扱いで1600GTであっても扱いは同様でしたのでね、2000GTという偉大な兄とは対照的な弟1600GT、現代では見直され他車OLDモデル同様に扱ってもらえるようになり良かっ×2(笑)

とまたまた前置き長ぇーし(^^;)
って訳で出品車を見てみます!

どこか人里離れた山奥に寝ていたかそれとも地方都市の納屋脇にでも置かれていた?外装のサビは穴空くまでは行かなくても長年の放置を物語っていますね、E/Gも勿論かからない不動車でこれを再生→路上復帰には相当の労力と資金力が必要でしょう…

↓出品はノークレームである不動・事故車コーナーから!


この固体、見かけはアレですが良く見るとフルオリジナルでパーツもほぼ完備している様子、しかも貴重なHT1600Sですから同型車、或いは1600GTを維持しているマニアには部品取りとして欲しがるものではないかと推測します、何せ絶対数が限りなく少ない1600S/GTですから充分にこの状態でも需要はあるでしょう。

↓丸形4連メーターが1600Sの証!出品車には貴重な吊り下げ式クーラーも装備されており当然実働ではないでしょうが部品が生きる可能性はアリですネ!


↓とにかくサビが凄いながらボディは意外にしっかりしていそう?オールペンも下処理に相当労力掛かりそうですが塗れば見違えるでしょう…


コロナHTの果たした功績は前述の通りとにかく偉大、70年代なんて猫も杓子もHTがなけりゃ話にならん時代、軽から3ナンバーまでHTボディを設定していましたし安全上とかボディ剛性とかややこしい事抜きにそのスタイリッシュさには当時のスポーツマニアには眩しかったですしね、コロナHTが成功しなければあの”HT文化”は無かったかもしれません、昔も今も後追いメーカーであるトヨタが珍しく真っ先にに採用したコロナHT、クルマ好きとしては忘れちゃいけんクルマ、今こうしてみるとそんな風に感じますナ(^^;)

↓部品取りか長い年月かけて蘇るかは落札者のみ知る事ながらこれが復活する姿、見てみたいですねー!


出品は中京地区、落札は無事になされ意外にイイ値段、しかしとても再生→販売って感じの値段ではなく部品取りとしてこの位までは出していいかな!?と思える程度、まぁ、必要なマニアには喉から手が出るでしょうね(^^)/
Posted at 2018/02/04 01:14:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2018年01月20日 イイね!

珍車PART748

珍車PART748
珍748弾も今となっては珍車らしい珍車と言っても過言ではないでしょう、トヨタの当時重要基幹車種、Bigネームの『コロナ』に設定された新たなボディバリェーションの『LB(リフトバック)』になるんですが先行して登場し大人気を博した『セリカLB』とは真逆の商業的には失敗のモデル、このため往時でも滅多やたらに観れるモノではなかった…


⇒『昭和56年(1981)6代目TT131型コロナLB1800DX』!!

これに触れる前にもう若い世代はもうコロナなんて下手したら知らんのでしょうねー、コロナは当然日産のブルーバードや三菱ギャランと言った当時のミドルBig3 各社の需要戦略車種ですがそれぞれ2000年代前半に消滅、これら車種にそれなりの思い入れあるのはもうアラフィフ世代以上でしょう、ウチの倅なんてクルマ好きと言われる友達から「お前のオヤジ、何乗ってんの?」と聞かれ「ギャラン」と答えても「はぁ!?!?」って感じらしい、それだけ月日が経ったと言えばそれまでだけどオッサン、時代は変わったなぁと。一部80年代かぶれや免許もない〇障が知ったかしてコロナやブルーバードを語ってますがカタログ丸暗記の頭デッカチや運転すらできない輩にクルマの良し悪し、語られたくないですわな、まぁ、だから知〇なんでしょうが(爆)

話を戻すと何せ今、数少ない若者クルマ好きの憧れが『アルファード/ヴェルファイア』とか『プリウス』なんだそうだからいやはや…
(別にこれら車種がどうのではなく若い時代しか乗れないクルマってのがかつて(ワタシらが若い時代)の憧れだったような?ヴェルファイアやプリウスは50,60になってからでも乗れるし)

さて本題w

130コロナ、次期140から格下だったカリーナやセリカとシャシやパーツ共用が顕著となるのである意味コロナとしての独自性を持っていた最後のモデルと言っていいでしょう!

若者向けセリカ、ヤングファミリー向けカリーナに対しアダルト、いや老人?向けという印象は140以降や現行の後継車種プレミオに至っても不変ですが130まではクラウンに次ぐトヨタの最古参でメーカーもこれに敬意を払ったそれ相応のコロナへの思い、熱意を感じたモノでした。

このため古くからのコロナユーザーは根強く以降に新発売されたあらゆる車種にそう浮気する事もなくコロナ一筋っていうオーナーも多かった印象、扱いのトヨペット店はこれら根強い顧客により支えられていた感じ、2001年の11代目T210型コロナプレミオを最後に先記の通りプレミオ/アリオン(こちらはカリーナの後継)の後を譲りますが現在、街行くプレミオやアリオン、ドライバーの年齢層の高さはコロナ時代のまんまですしね、てか今時はシルフィにせよ大幅に減ったこのクラスのセダンは年寄専用車に化した感じってのも一抹の淋しさを感じたりーの。。。

現車を見てみましょう!

セリカLBからなる“LB”とはかなり印象がかけ離れる日本では当時鬼門であった5ドアHB、セリカがスタイリッシュなHBクーペだったのに対し地味~ぃな5HBのコロナLB、Bigネームのコロナでしたが殆ど普及なく終わった感がありますね。

実はコロナ、3代目のT40型時代には日本初5ドアをラインアップしますが使い勝手は多用途性に優れながらバンと混同されたりあまりに見慣れたセダンとは異なる奇異なスタイルが敬遠され商業的に失敗、以後トヨタはこれに懲りて4、5代目では5ドアの設定はなされませんでした。

しかし40型では時代が早過ぎたという判断から6代目になり再びLBとしてラインアップ、しかしコロナを含め国産では各社この便利な?5HBを度々提唱しますがユーザーの拒否反応は凄く5HBよりも多用途に優れるワゴンの方が先に市民権を得ました、5HBがそれなりに普及したのは意外に新しく200年代以降、マツダのアテンザ辺りだとワタシは思います、これ以前の5HBは忌み嫌われていた印象しかない…

そんなコロナの5HB、このT130でも芳しくないながらもトヨタは意地になったようにコロナには5HBを設定し続け次期型FFのT150~最終1コ前のT190までそれぞれ5ドア、SFとネーミングを変えながらラインアップ、全5代に渡り5ドアの存在がありますがどれも普及したという印象はないですね、ハイ。

↓4枚ドアにテールゲート+可倒シートに広大なラゲッジと使い勝手はセダン以上でしたが…


出品車、そんな130LBの低グレードになるDX、モールディングも省かれ鉄バンパー丸出しのいかにも低グレード風情が今となってはソソりますw

↓外装はボコボコ傷多しでD評価ながら走行実走で7万㎞台というのは40年選手としては驚くべき距離!


現車、エアコンもNGだし決して程度は良くなさそうですが機関上には問題ない様子、この会場は室内画像がないので解りませんが内装、シート切れ等はあるとしてもC評価なのでそこそこ綺麗なのでしょう、内外装それなりに傷んでいながらこの低走行、どんな使われ方してたんでしょうネ~

↓参考までに同型130コロナのインパネ


この画像、メインに座っているのは2000CXという当時スポーツグレード(1800SLツーリング、2000GT)を除くファミリーグレードの最高峰のものですがタコメーターの付かないメーターパネル、まるで60年代のメーターを思わせるようなドでかいスピードメーターがカッコ悪く当時、非常に時代遅れ感がありました。
上級110クラウンの普及グレードにも採用していましたがこれは確かに見やすくてドライバー目線ですと悪くはないんですがデザイン的にとにかく古臭くて(+_+)
スポーツ系になると右に表示される一般的な〇型メーターになりこれは見慣れていたし拒否反応持たずに済みましたがファミリー系のは転がす度に「古ッ!!」と呟いていたような(笑)

エンジンは13T-Uという1.8LOHVの95ps程度、前回のヨンメリでも語りましたがこの時期のモノなんで出力低下が顕著、しかもコロナのウェイトでは元々既に1.8Lは役不足だった上にTTCという排ガス規制が施され13T-Uに限りませんがこの時期のトヨタのエンジンは悲惨、もうハンドル持ちながら”進め!進め!”と身を乗り出したくなる程で若い頃はこの時代の各車をかなり乗りましたがトヨタが一番悲惨、60~70年代に売らんがなのため基本的技術を磨かずに新車種の発売やウケのいい車型(HTやクーペ等)の開発に熱心になり過ぎた結果ツケがまわり排ガス規制には施行ギリギリ、ブービーでパス、しかも一部ではホンダのCVCCパテントを導入したり触媒方式を採用したりと安定せず結果的には触媒方式となるもそのフィーリングは同じ方式を採る他社製に較べどうしようもないストレス、一応そんな時期でも51年規制ではソレックス+DOHCを持ち続けるという矜持はあったのは認めますがこれとて未対策時代に較べると悲惨の一言、まぁあの時代はDOHCというだけで価値が別物でしたんでそれでも存在価値は高かったながらこれ以外はもうウンコエンジンと言っても過言ではないでしょう、ホント、1600や1800走らんかった…

因みに130コロナは廉価版に更に小さい1600 12T-U、普及型が13T-U/3T-EUの1800、豪華版&スポーツが21R-Uと18R-GEUの2000シリーズ、正直”動く”のはDOHCである18R-GEUのGT位かな?21R-Uにしても何だか胸がつかえたようなまどろこっしい走り、1600に至ってはもう終わってる感満載でトヨタはコロナで言えば次世代140から排ガス規制を盛り込んだ新設計エンジンであるS型A型になるまで旧来の未対策エンジンに手を加えたモノは諦めるしかなかったですね…。

↓誰が買ったのか?不人気のLBにも2000GTは存在、実物は1~2度しか見た事ナシ!今現存すれば発狂します、えぇ(^^;)


てかコロナ熱く語り過ぎwww
もうコロナなんて知らんがなって時代なのにねw

出品車に戻りましょね、希少なコロナLB、外装悪い中でも醜いダメージはバンパー位でボディは艶こそ消えていますが大凹大傷はない感じ、日本以外ではバンパーは文字通りブツけるためにある訳ですからね、こっれはこれでアリかもしれない(笑)

↓このままヤレた感じで乗っていてもおかしくない?バンパーは鈑金できんしねー


LBで一番個人的に気に入っていたのはFrグリル、メイン車型のセダンとHT、そしてLBでそれぞれグリルが別あつらいでしたがセダン/HTはいかにもコロナらしく地味で年寄り臭い、その点LBは日産のグロリア的な十字グリルで引き締まり顔付だけは一番好みでしたっけ、まぁ、130コロナはどの車型も地味で田舎臭くて先代100~120型をわざわざダサくしたようなスタイルで好みじゃなかったんで顔付なんて大した問題ではなかったですが(*_*;

↓野暮ったい130コロナの中でも顔だけはハンサム?だったLB


さてこの貴重なコロナLB、出品地は関東、落札は意外に値段が付き店売りは少なくても40万位は付けないと利益が出ない、果たして40万以上出してこれを買うヒトがいるのかどうかが気になります、マニアに人気なT40や140系のGTとかならそういうマニアも存在しますが130の、しかもLB、売れんのかなぁ~…

しかし現存する同型車なんて数える程度しか現在はないでしょう、希少な個体、無事な延命を祈りたいですナ(^^)/
Posted at 2018/01/20 18:56:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年11月18日 イイね!

珍車PART739

珍車PART739
珍車739弾、コイツもつい最近までは普通に見ていたような気がするんですが先日、自宅前でやたら綺麗なのが通り掛かり何かスゲェ久々の目撃でガン見しちゃいましたんで探してみたら…

いやー、業オクに出てるのも少ない、かつやたら高額落札で驚きました!(但しMTモデル)

やはり90年代のスポ車、新車にこういった魅力的車種がなくなった影響と海外需要の高まりでプレミア付いている感じ、5~6年前が底だったかな、50万位でゴロゴロ出ていたのももう昔という事かぁ(*_*;

⇒『平成3年(1991)初代JZA70型スープラ2.5GTツインターボR』!!

70スープラ、気づいてみたらコレもすっかり見かけなくなってますナ、いや、70どころか80ですらめっきりと見ないし。
ここのところBMと組んで新型スープラの噂も絶えませんが一体どうなんでしょうね、勿論スポ車ファンとしては楽しみな反面、GT-RやNSXのように非現実的な価格で出てこられてもねぇ、ワタシのような貧乏人や若い世代には所詮絵に描いた餅、ならば中古のスープラでも!と思っても程度のいいモノだとこれまたプレミアで手が出ないorz…

ったく、儲かるからと言って貿易出し過ぎなんだよねー"(-""-)"
と、手が出ない愚痴はこん位にして(笑)

現車、R点ながら総評4が入っており走行12m万㎞超えてる割には高評価、外装には評価ナシながら内装はCが入りこういうクルマなんでそれなりに弄ってあるも程度はイイ様子…

事故落ちながらRrを少し当てた程度のようでまだまだ愉しめそうな上物スープラ!


70スープラのR、実はコレも若かりし頃に買いかけたクルマ、当時は元Gureも一番景気のいい30ソコソコの時代で結局は思い悩んだ末に新車のエボⅣを購入しましたがその時、既にスープラは80になっており80はスタイリングが個人的にはNG、リトラに憧れた若き日、これ以前に前任のセリカXX(GA61)も乗り損ねたんで最後の最後まで悩んだんですわ、まだ程度のいい70もゴロゴロしていて180~200万位で買えたような…
先代の60XXに心底惚れてたんで前期型スープラ(86~88年)には殆ど興味なかったんですがMCされワイドボディーが出て新エンジン280psの1JZ-TEが載るともう70に夢中、新車なぞ買える筈なく必ず中古でも手にしようと決意したんですよねー。

神奈川県内だけでなくわざわざ千葉や埼玉まで見に行き千葉の確か2万㎞台の素晴らしい個体を買いかけた時、時の財務省=カミさんから2ドアは却下のお達しがありましてね、その代わり彼女は「新車買えるんだから何も中古買わんでもええんでない?」とあっさり4ドアセダンのエボに許可が出てそれになった訳ですが本気で乗りたかったクルマってのは何年経ってもその思いって消えませんナ、片想いで終わったクルマ達、古くはGX61マークⅡ、ランタボ、TT140コロナHTツインカムターボ、そしてXXにR34スカイライン、JZX100チェイサーにEC5Aギャランとか…

と個人的回想で恐縮です(汗)話を元に戻して70スープラ!
歴史的な部分は人気車ですからワタシづれがクドクド語る事もないでしょうが元はセリカファミリー、型式の「A(JZ”A”)」は元来セリカに割り振られたモノでしてそのセリカが85年のFF化以降、コロナの型式とされましたのでそれ以降、スープラ前身のセリカXXが引き継ぎ最終80スープラまで不変でした、ご承知の通り40時代から輸出名は『セリカ・スープラ』、XXはアメリカでは卑猥な意味と言う事で内外でネーミングを分けていましたが70系から統一って訳です。

セリカXXは初代が78年にデビュー、2代目A40/50系セリカをベースにM型6発を搭載したロングノーズで正直、歴代セリカで2代目は最大の駄作と言い切るワタクシですがXXは見違えるカッコ良さ!
当時はソアラ前夜ですので高級パーソナルクーペとしての立ち位置、マークⅡやクラウンのM型エンジンは排ガス規制後のモノなので正直パワーはないし燃費極悪だしカッコはいいけど欲しいとは思えずで…

↓初代MA45/55セリカXX


そんなXXも81年、ベースのセリカのFMCと共に2代目に進化、高級パーソナルはXXの発売前にデビューした初代ソアラに任せスポーツ色を色濃くした2代目XX(GA/MA60系)が後(次期)70スープラの原型と言ってもいいでしょう。

↓2代目XXは当時としてはスーパースポーツ的存在!


60XX期にトヨタディーラー勤務だったワタクシ、出たばかりの鬼ローン60回払いでXXのツインカム24を買いかけたんですが会社に5年もいねーべ!って感じで最後のハンコ押す場面で踏みとどまりローンレンジャーにならずに済んだというオチとなりますw
何せ当時、会社辞めると残金一括払いでしたんでね、金ねーし若い身空で消費者金融とか走りたくなかったんで(爆)

いけねー、またカビ生えた思い出話になっちまいました(^^;)

現車ですねー、ハイハイw

スープラも一時は首都高やドリ車に重宝されたので程度のいい個体の残存も少なくオリジナルなんてのも絶望的、先述の自宅前を通過していったのは買いかけたモスグリーンでフルオリジナルでしたが既にそのような個体が市場に出てくる時期は過ぎ去りましたが出品車、限りなくオリジナルに近いモノで特に外観は下品に弄られる事もなくなかなかササる個体です。

↓元Gure的には当時後期ツインターボRのモスグリーンに萌え萌えでした!


現車、室内はステアリングとシフトノブ以外はほぼオリジナルを保ちC評価だけありかなりこのてのクルマとしては大切に扱われ綺麗な状態を保っています、センスない走り屋さんにかかると外装ばかりか内装も荒れますからね~

↓“コックピット”の形容がしっくり来る70スープラのインパネは今見てもトキメキます!


残念ながらモスグリーンではなくブラックですが画像の限り傷みやすいカラーながら問題ない感じ、黒だけは現車見ないと写真写りがいいので解りませんが大傷大凹もない様子で評価入ってないのは?ですが画像の限り悪くてもD、Cは付く感じですかね~

↓ローダウン、社外マフラー、A/Wもセンスよく弄られシブい感じがイイ!


S13やC33、GX/JZX90~100と同様に大袈裟にカスタマイズされる個体ばかりだった70スープラの中ではセンス良く落ち着いた弄りがワタシ好みです、オリジナルの美しいスタイリングをブチ壊さない前オーナーさんに敬意を払ってしまします(笑)

また毒吐き御免ですがトヨタも是非60XXやスープラの時代のようなセンスある美しいデザインを思い出して欲しい、CMでこの頃を振り返るのもいいですが現実は軽~大型(日野)までお下劣大口ギレギラのオラオラ顔ばかり(怒)トヨタに憧れたあの日も遠くなりましたわ。。。

↓さりげなくロールバー入ってますが元々低い70のルーフ、乗り降りキツいだろうなぁ…w


出品地は中京地区、落札額はMTなので余裕で三桁超え、数年前の相場からすると倍ですナ、トヨタ車は90年代位だと日産に較べプレミア率低いのですがスープラと20ソアラはやはり上がってます、新車時は誰しも憧れるクルマでしたから当たり前なんですが異様な高額を付ける同年代のF31レパードやR30~31スカイラインGTSにも迫ってきている印象です!

XXは勿論、70スープラですらこれですと若き日に憧れたモデルに今乗るなんてのはもう無理、こうしたプレミアを見ているとあの時乗っておけばという思いが一層強くなりますね、時既に遅しですが…

今や希少となった上物70スープラ、どうか本物のスープラファンに慈しんで欲しい、よくいる80/90年代カブレの手に渡り粗末にされ飽きたらポイって運命だけにはならんで欲しいです(*_*;
Posted at 2017/11/18 20:06:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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