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元Gureのブログ一覧

2017年04月11日 イイね!

珍車PART687

珍車PART687
またこれは変態臭バリバリの逸品が出てましたヨ~(^^)v
変態車マニアが泣いてよろこぶんじゃね?って感じのメジャートヨタさんの超マイナー車のお出ましです!

⇒『昭和60年(1985)AL25型2代目ターセルセダン4WD1500VL』!!(グレードは推定)

まだ残存してたとは驚愕のAL25、この型はHBは人気がありかなり売れたんですが当時でもセダンは超レアな存在、初代AL10型がトヨタ初のFFとして鳴り物入りでデビュー、結果は泣かず飛ばずでしたが80年代初頭のFFブームの中で名乗りを上げた初FFはそれなりの足跡を残し82年にこの2代目にFMC、このクラスでFF2BOXブームを巻き起こしていたマツダファミリアを模倣したようなスタイリング(但し中身は別物)が好評を呼び一気にこのクルマの知名度を高めました。

↓トヨタ初のFFである初代ターセル(コルサ)


初代は兄弟としてペット扱いの『コルサ』(ターセルはカローラ店)、2代目は三つ子/四つ子になる『カローラⅡ』『スプリンターカリブ』(4WDワゴン)を追加、カリブはオート店、カロⅡをカローラ店扱いとしターセルはビスタ店に移されていました。

このモデル、どうしても売れ線の2BOXHBのイメージがありますがAL10時代から3BOXのセダン(2/4ドアセダン)もラインナップ、2代目にも2ドアは廃止されながらも継続、まだスターレットもカローラもFRの時代でしたのでトヨタのこのクラスでは唯一のFFセダンでしたが華やかなHBに比較して地味な存在でした。(セダンはターセル/コルサのみの設定)

↓メインのHBは2代目ではかなりの高人気!(カローラⅡ)


初代~2代目はFFながらもまだFR全盛時代、保守層が多いトヨタユーザーの為にエンジンを縦置きし2階建て構造という凝ったミッションまで造り搭載、FRから乗り換えてもそう違和感を覚えなくて済むようにとトヨタはかなりの努力をしコストを掛けた造り、その甲斐あり先発のシビックやパルサー、ミラージュに比較すると素直なハンドリング、違和感ないミッション等FRと大差なく扱え特に2代目ではマツダの2番煎じみたいな見かけに眉ひそめるも乗ってみるとFR世代としてはなかなかの好印象なクルマでした。

そんな2代目AL20のセダンですが84年から4WDを追加、同じシャーシのワゴンモデルでカリブがありましたので単なるボディチェンジでしたがそれまでどうしても4WDと言えばジープやクロカンが主だった雪国需要をこの分野のパイニアであったスバルレオーネ独断場の当時、レオーネより1クラス下のセダン4駆としてそれなりに注目されましたが雪国以外ではまず見かける事のない(FFは少数ながら生息)レアモデルでした。

しかし縦置きによる素直かつ扱いやすいサイズ、意外に高い走破力(当時として)という部分に少ないながらもファンは多く次世代の3代目L30時代もMCでセダンのみは残り84年~90年ラインナップという長寿でした。

↓2世代に渡りラインアップされたセダン4WD


そろそろ出品車を見てみますがよくぞ残っていましたねー、この類のモデルは2~3オーナー、せいぜい10年位の寿命、使い捨て感すらあるカテゴリーなので2000年代に入る頃にはもうまず見ないクルマ、32年経過車としてはなかなかの状態で残っています。

↓総合3、内外C、走行14万㎞という年式勘案すると上物レベル!


出品票によると雨漏れがある様子ながら機関的に致命傷になりうる記述はなし、A型エンジンも名機と呼ばれる頑強さもあるので手入れは要ながらまだイケる感じ…

↓C評価の内装は経年劣化はあるもオリジナルで綺麗な状態!


AL20系はHB同様セダンも80年代らしいカクカクのぺキぺキスタイル、HBベースのデザインにセダンは無理矢理トランクを付けた感じでアンバランス感があり私的にはあまり好みではなかったですが当時のこのクラスとしては室内に広々感はありましたね、加えて4駆は背高でしたので少々の積雪ならカリブ譲りの走破性で普通の小ぶりなセダンが雪にも強い!この部分が最大の売りでしたがスバルの牙城には届かなく往時、雪国では圧倒的にレオーネ天下だったのを思い出します。

↓白のボディには艶も残り4駆の割には下廻りも痛みも少ない感じ!


あれだけ多かったHBですらもう見かけない現代、コイツ乗り回してたらかなりの注目度でしょうね(笑)
出品は東北かと思いきや関東のワタクシの生息地近くなんですよ、雪国セダンのイメージがあるのですぐそこでこんなの出てくると驚きますがディーラー下取り初出品との事、大事に維持されてきたんですね~。。。

↓素地バンパーの経年劣化以外はまだまだ綺麗でいいコンディション!


落札は無事なされますがこのテのクルマはプレミアも付きにくく一桁中間位、部品取りには勿体無いし貿易にももう行かない、近所で実働個体として出会える事を期待したい、そんな1台でした(^^)/
Posted at 2017/04/11 20:53:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年04月08日 イイね!

珍車PART686

珍車PART686コレ、よくぞ残ってくれました!って感じ?

今の30代~40代が腕磨いたAE92が有名ですが何と廉価版の91ですよ91!!
この型のレビトレはバブル期でもあり当時1番人気の20ソアラを小さくしたようなデザインが好評、FR世代としてはFR→FFに転向した初のモデルだったので抵抗あるもカッコは素直に惚れましたね~

⇒『平成元年(1989)AE91型カローラレビン1500S』!!

レビンとしては6代目(TE27、TE37、TE51/55、TE71、AE86)となる90系、これも全く見なくなりました。

FF化により一部では否定されるも新世代(当時として)のFF世代には大人気、好景気もあり売れまくりました。
プレリュード、シルビア等の所謂デートカーブームもありそれらよりリーズナブルに設定、しかし90系カローラは全体的にカローラとは思えない高級感がありスタイリッシュな上に都会的でお洒落さも醸し出し人気高かった…

先代のAE86でデビューした4A-Gも健在、この代(80系)から72年以来カローラのクーペDOHCモデルにのみ与えられた“レビン”の名称をクーペモデル全体のネーミングに変更、DOHCは『GT』系グレードとなり我々世代には特別感のあった“レビン・トレノ”が何だか安っぽくなってしまい残念感もありましたが新世代?はそんなのお構いなし、バカ売れしました。

先代80系までは標準グレードのレビンはいかにも廉価版、先代はAE85、その前はAE/KE/TE70(これはレビン名はなく単にクーペ)、次世代はAE100がこれにあたりますが正直、DOHC(非ツインカムまたは非スポーツツインカム)でない点でバカにされ気味の存在、売れ線は常にツインカム(スポーツツインカム)モデルでありいい若いモンが乗ると恥ずかしい気持ちになってしまう、そんな存在ながらAE90はそのお洒落さから女性にも人気、赤のSやSJ等も比較的他の代よりは見かけたモノでした。

しかしおもしろいモノで現代では往時低評価、単なるレビンの安物扱いだったAE85やAE/KE/TE70、AE100の方が現在では少数が故、変態には刺さり注目を浴びますからね、普及版だからこそせいぜい2~3オーナーで潰される運命のモデル、生き残りには愛の目を!!って感じでしょうかw

↓4A-G搭載のレビン・GTアペックス、好景気+高性能+スタイリッシュで人気を得ました!


しかし最後のFR+名機4A-Gと漫画の影響で実力以上の神人気となったAE86の存在価値に較べ90~92は残存も皆無で90年代に淘汰してしまった感じ、今となってはアペックスでさえ見る事はできずそんな中の90レビンSの出品は奇跡的ですナ(^^;

↓RA(事故歴ありのA)、内外Cは年式から勘案すれば高評価!


出品車、内外は綺麗ですが機関はチョコチョコとヘタリ整備が必要な感じ、距離は12万km弱走ってますがA型エンジン名機でもありますし基本メンテさえ行っていればまだまだイケるエンジンですので前オーナーさんの手厚い保護を願ってしまいます。

90系は88年にMCされており現車は後期型、この後期より標準グレードでも挟角ツインカム=ハイメカツインカムを搭載しており前期のSOHCに較べ飛躍的にドライバビリティが向上、ATですらストレスを感じずキビキビ走る素晴らしフィーリングですんで90系は断然後期推しです!

↓C評価の内装もまだまだ綺麗、この高級感は値段的には安いも王道シルビア/プレリュードに負けてませんでした!


私感ながら数多いレビンが存在する中、これのデザインや質感は随一に感じますネ、古いヤツなのでこれでFRだったら!と未だに思いますが次世代からはバブル崩壊によるコストダウンとブクブクと肥大化してしまったんで初代27からあった俊敏で硬派なレビンの最後だと思います。
いや、90系は見かけは“デートカー”ですからチャラさもありましたが反面、走らせれば定評の4A-Gに後半追加されたスーチャーの4A-GZ等あのホンダB16Aを上回る160psを発生、テンロク最速モデルとしてスポ車ファンにも見逃せない存在にもなっていましたから…

↓フルオリジナル、色褪せも感じず外観はこのままで乗り出しできそうな出品車レビンS!!


先代80時代でも後半はセダンやFXでFFのGTモデルが存在しましたが92になるとその完成度は向上、FR信者であってもFFのクセは80時代からするとかなり消され充分乗って楽しいモデルだったと思います。

↓Frビューも問題なし、この角度はホントにミニソアラって感じでカッコ良かった!


今となっては中はタイトだし外寸も小さい、今の若者はこんなクルマでデートなんかしないでしょうが小気味いい小さいMTのクーペでドライブ、そんな憧れの青春時代を郷愁の思いで眺めてしまいます(^^)v

出品地は北関東、落札は一桁後半って感じでしたが再販に足る金額だと思いますしこれもある意味いい時代(バブル)の生き証人としてまだまだ走っていて欲しいモノです!
Posted at 2017/04/08 20:04:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年04月06日 イイね!

珍車PART685

珍車PART685
カムリ、このモデルも地味ですよねー…

しかし何気に今のトヨタラインナップとしてはご長寿、派手なマークⅡや小型戦略車であったコロナ、カリーナという老舗が次々に消え失せても現代でもラインナップし続け安定的な地位を得てまいます。


元々はカリーナベースのセリカの派生車種としてデビュー、当時の人気車910ブルーバードに対抗して造られた急造モデルですぐ消えるかと思いました(私感)ですが2代目SV10の頃(S57y)急激に訪れた小型車FF化の波に乗り新時代のFF中級セダンとして独自路線を見出し以降、派手さはないながらトヨタでは稀に見る?良心的セダンとして着実に歩んできました。

今回はそんなカムリに時代を先取りしたV6エンジンを発搭載したこのモデルをお題とします。

⇒『平成2年(1990)2代目VZV20型カムリ4HT V6プロミネントG』!!

FF化には慎重で悪く言えば乗り遅れ気味だったトヨタでしたが2代目SV10カムリで時代の流れであったFF小型サルーンに名乗りを上げましたが他車は既に高級モデルでもFF化に軸足を移し始めていました、日産ブルーバードマキシマ、三菱ギャラン/エテルナΣのV6、ホンダレジェンド等々…

これらに対しマークⅡ3兄弟で高級モデルではガッチリ抑え込みをしていたトヨタですが時代の流れには勝てずカムリが86年に3代目にFMCした翌年、87年にV6を追加、当時トヨタは日産のV6推しに対向し“直6こそが高級車”という主張気味でしたが三菱やマツダ、ホンダも含みV6モデルがデビュー、余は正にV6祭り的時代に素直に従ったという感じでしょうか(笑)

コロナ/カリーナよりも少し上級の立ち位置であったカムリでしたがV6モデル=プロミネントによりマークⅡクラスに名乗りを上げ値段もこれらとほぼ同一、マークⅡ人気が衰えを知らない87年にこの施策は決してプロミネントをメジャーにする環境ではなかったながら数の多すぎるマークⅡ系を嫌う、室内の広さとV6の静粛性に手を挙げる層も少ないながらおり一定の成功を収めました!

カムリは先代SV10デビュー時、兄弟車『ビスタ』も登場しますがこれを扱うビスタ店にはクレスタが既に存在しており競合を避ける為V6プロミネントはカムリのみの専売モデルでありカローラ店初の6発モデルでした。

↓セダン/4HT共にラインアップされたV6プロミネント、兄弟ビスタには未設定


米・レクサスブランド立ち上げ時はES250としてラインナップ、その後あちらで人気高かったES300=ウィンダムの下地にもなったのがプロミネント、出品車はそんなプロミネントの最高峰である4HTのプロミネントG、新車時もそうは数の出なかったモデルで中でも性格的にセダンが多かった中で4HTの残存は希少に思います!

質実剛健と言いますか派手さがないカムリ(ビスタ)、このため比較的年輩層の支持が高かったのもありセダンはそれなりに見かけるも4HTはそうは見ませんでした。
元々ベースとなったSV20はビスタではセダン/4HTのラインアップながらカムリはセダンのみ、従ってプロミネント4HTはビスタ4HTのボディを用いていました。

何故にHTのないカムリに4HTをラインナップしたかはペット、オート店のマークⅡ、チェイサーが4HTで高い支持を得ていた事によるカローラ店への配慮?とも思えますが売れ行きはそれらに較べると悲壮感を感じるモノ、しかしスタイル的にもトヨタらしく伸びやかで堂々としていましたし従来型4気筒カムリとは異なるFr部のリ・デザイン(国内仕様のみ)は高級感も充分で値段に釣り合う“高級車”を意識させる出来栄でした。

そんな今も昔も少数派の現車、トヨタの珍車が地域柄出てきやす中京地区からのお出まし!

↓総合4、実走3万㎞台という高評価はこの年式ではなかなか…


出品票によるとA/C不良との事でこの類のクルマでこれは痛い、70年代後半~80年代のトヨタはエアコンやブロアモーターの不良が多かった印象で私感ではご多分に漏れずって感じですがクルマの状態がいいのでここは是非直したいですね、部品があるか否かは知らんですがw

↓この時期特有のワインカラーの内装もB評価だけあり美しい状態!


外装評価が何故か入っていませんが画像の限りB~Cは充分に付くレベルかな!?探してもまず出て来ないクルマですんでファンには見逃せないモノではないかと感じます。

↓傷や凹も問題ない現車、ボディも艶があり車庫保管を推察できますね!


プロミネントデビュー時は~うちにもFF高級車ありますよ!~的にしか捉えられませんでしたがトヨタ初のV6エンジン搭載であるこのモデル、その後の経緯で直6が消え失せV6が6気筒のスタンダードとなった現在から見ると先見の明があったとも言えますがこのV6、SV20から搭載され始めた普及型エンジンでもツインカム=ハイメカツインカムという話題を振りまいた後なので無理矢理?ハイメカ化、「フォーカム」という呼び名でアピールしましたがこれの1VZ-FE型(トヨタがエンジン型式の枯渇により初めて二桁のアルファベットでの記述を採用)は静粛性以外はあまりその恩恵を感じすマークⅡ系の1GやSV20のS系エンジンの方がフィーリングは上、日産や三菱のV6程の下からモリモリ来るトルクフルな印象もなく印象に残らないパワーユニットではありますが今となっては懐かしいです。

↓Frビューも問題なく現代目線ですと小さいながら古き時代の高級車感を訴えていますネ!


ミディアムクラスでしかもこの年式は貿易にもなり得ませんしマニアックなモデルで一般ウケじゃ皆無のモデル、希少性は知る人ぞ知るって感じなので落札はなされますが解体+α程度、やはりA/C不良が致命的と思われますが路上復帰を期待したい1台であります(^^)/
Posted at 2017/04/06 18:35:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年03月05日 イイね!

珍車PART676 

珍車PART676 
はい、「わっ〇ん」には不評の連続UPですwww

676、ダルマちゃんですね~…
ダルマセリカも国産屈指の名車ですかからデビュー50年近くなっても結構残っている気がします、しかし今回取り上げるダルマの3次改暦モデル(全4次)はかなりレア、何せ新車時はOILショックや排ガス規制という取り巻く環境が最悪の時期、この時期のスポ車は世間から否定され始めておりスポーツ色の濃いセリカなんてその矢面に立たされていた感じ。

何せそれまでスターだったこれらスポ車(ケンメリ、セリカ、サバンナRX-3やギャランGTO等)から燃費が良く排ガスも綺麗でいち早く排ガス規制を通過したそれまでとは一転する今風で言えば“エコカー”であるホンダシビックCVCCに乗り換える、というのがカッコイイとされた時期ですんでね、大排気量、多気筒を否定しプリウスアクアに一勢乗り換えの現代と似てる?

という訳で今回のお題はコレ!

⇒『昭和50年(1975)初代TA22型セリカ1600GTV』!!

昭和50年、Gメン75が始まった年(笑)ダルマちゃんの未対策最終モデルですねー。

詳細は こちらこちら を見て頂きたいのですが1970~1977年という長きに渡って在任したダルマセリカの中で最も生産期間の短かった3次改良モデルである現車、販売量も当然少なく現生に残るのは稀であると思われます。

ダルマは1970~72年がⅠ期、72~74年がⅡ期、そして74~75年が現車のⅢ期、75~77年が最終となり生存期間は1年少々、後追加のLBと同一マスクとなりLBやコロナGT/マークⅡGSSから18R-Gの2000DOHCエンジンを換装したりと充実のモデルながら先記のように時代背景から短命に終わった訳です。

↓ダルマⅠ期モデル


↓73年追加のLB


↓LBと同一マスク化した3次モデル


こんなところから比較的有名な初期(Ⅰ期)やLBと比較して残存はかなり少なく(推測)その希少度をご理解願えると思います…。

現車を見てみましょう、レストアした?かなり状態は良さげです、これも総合3.5点評価、外装評価なしですが少なくともCは行ってるでしょう、色替えか何かで入ってない模様。

↓不具合もなく手の入った2T-Gに涙モノ!


GTVとはGTの豪華装備を廃し足回りを固めた正に“漢”のモデル、他のGT群(LB、コロナ、カリーナ、マークⅡGSS等)には設定されないダルマ独自のグレード、後にAE86レビトレにも設定されましたがトヨタにもこうした本気に走りに徹するモデルがあったんですよ、〇’sとか見せかけだけでお茶を濁す今とは訳が違います(^^;

↓内装C評価ですが立派!スパルタンな男の職場って感じが70年代のイイところ!GTOもそうでしたが灰皿だけは使えなかったなw



セリカもこの次からどんどん軟弱路線に傾きますがこの初代こそが本当のセリカって気がします、いや、勿論後続でもソソるモデルはありましたよ(例:60系のGT系、GT-T系やXX TC24 160系以降のFour等)、しかし“マシーン”としての魅力は初代20系に敵うモノはないでないかい?

↓モスグリーン(カーキ)は当時のダルマGT系のイメージカラー、シブいですナ


3次モデルはLBと同一顔になりオリジナルのスモールがスラント(バンパーは逆スラント)していた出で立ちよりロングノーズになり迫力満点、どちらの出で立ちも好きですが真正面から見てLBかダルマか判別しにくくなったのは元Gure少年としては杓に障ったのも懐かしい想い出w

↓同色バンパーは非オリジナル、ワタナベでチョイローダウンが決まってますね!


これの出品地は東海地区、この状態ですから高いですよー、余裕で3桁超え!店頭では200、ガメツイ旧車屋ですとそれすら余裕で超えるでしょうね。

ハコスカやダルマクラスになると値段はあってないようなモノ、今後はレストア含めまともなモノしか存在しなくなるでしょうがこれも一桁万円時代をリアルに経験した世代としてはとにかく“ビックラ・ポン”いや、“ビックリしたなぁ、もう”by三波伸介 ですわwww
Posted at 2017/03/05 18:14:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ
2017年02月23日 イイね!

珍車PART673/674

珍車PART673/674
久々業オク珍(^^)v

客注車輌探索中に手を止めたコイツ、4~5年前位までなら走り屋に弄り倒されたボロボロの個体なんかを見れましたがさすがに最終型から30年を経過した現在ではまず見かけなくなってしまいました。

今回はそんな珍しいコレ、一気に2台見つけたんでご紹介…

『昭和59年及び60年(1984,1985)AA63型3代目カリーナセダン1600GT-R』!!

63カリーナ、シブいっすよねー!

4AG搭載のFRライトウェイトスポーツとして今も昔も人気高いAE86レビトレの代役?いや、あまりに多過ぎて個性がないという点から一時期63カリーナも特に走り好きからは熱い眼差しで見られ値段も高騰した時期がありました。
私も個人的に”走るハコ”が好きな天邪鬼ですんでね、レビトレや63セリカよりはこれのファン、機会あれば所持したかった1台です。

60系カリーナはカリーナらしかった最後のモデル、この代までがFRというのもありますが次期型(4代目T150系)以降は完全にコロナと兄弟化、いや、60系でもかなり共通化を図りコストダウンされておりましたがあくまでシャーシはコロナとは別物、元々カリーナは1970年発売時、スペシャリティで2ドアクーペのみだったセリカのセダン版としてデビューしておりこれもありイメージはスポーティでお洒落なセダンという印象、それを60系まで継承していた点がファンには一番大きいでしょう…

完全大衆車のカローラ(E20系)とオッサン臭いコロナ(T80/90)の中間に位置した初代カリーナ(A10系)は若々しくスポーティでお洒落なセダンというイメージが受けセリカと肩を並べる人気車となりこれを背景にセリカ同様のDOHCモデル、HTモデル等次々に追加、ワイドバリェーションを誇りコロナ以上に小型車の重要戦略モデルに成長、そのイメージをうまくコロナと兄弟化以降も漂わせますが60を最後にカリーナ独特の感性は消え去りつまらんクルマに成り下がったとも言えなくもない?こんな事書くとまた150以降のカリーナユーザーから物云い付きますん止めておきますが少なくとも”走るハコ”好きなGureとしましてはFF以降のカリーナには用はなかったという訳でwww

↓初代A10系カリーナ(1970~1977 HTモデル)


↓2代目A40系カリーナ(1977~1981 セダン)


カリーナはCMキャラに当時アクションスターとして人気の千葉真一氏を起用、「足のいいヤツ」のコピーは未だ語られる程有名でこのコピーがカリーナのイメージUPに大きく貢献していた事は間違いない!
但し初代も2代目も言う程足はいいとは思えませんでした、所詮リジットでしたので日産の4独には敵いませんでしたが特に初代の頃はまだまだスポーティ車でもリーフリジットを使っているのがほぼ、それらに較べたら確実に「足のいいヤツ」ではありましたがそれなりに強化しないとトヨタ特有のフワフワ腰抜けでしたねー。

初代も2代目もさんざん味わったモデル、初代のHT1600SRやGTに義兄や友人が乗っておりましたし販社勤務時代、下取り他でその他のグレード含めかなりドライブ経験あり先記の足もそうですがハンドリングにも取り立てて千葉ちゃんのイメージ程スポーツって事はなかったですね、但しFR時代のトヨタのダイレクトのミッション、ギアチェンジの感覚は三菱に次いで秀逸、これだけで運転が愉しくなる、そんなクルマでこの点は日産は劣っていたと思います、あくまで個人的感覚ですが。

さて現車を見てみましょう!

まず1台目、珍車PART673としてご紹介するのが西日本地区で出ていた60年式、AA63として最終モデルとなります。
60系セダンは廉価版のみ88年までの長寿でしたがAA及びTA(TAは3T-GTEU1800DOHCターボモデル)は82~83年に追加されたモノなので3~4年の存在、60系カリーナデビュー時のスポーツモデルはまだ旧世代エンジンの2T-GEUと18R-GEU(1600GT/2000GT)でしたから82年にまず2000GT→1800GT-T/GT-TRの3T-GTEUに、そして83年に1600GTは4A-G換装となった訳です。

↓TA63(ツインカムターボ)セダン1800GT-TR


当時4A-Gは86でデビューして飛ぶ鳥の勢いでしたがカリーナ/セリカに換装されてもそれほど話題にはなりません、この頃は”鬼に金棒、ツインカムにターボ”のコピーで売り出した1800GT-T系をメーカーも推してましたし4A-Gと言えどもスポーツモデルの廉価版扱い、当時私もカローラ店セールスでしたがセリカのAA63なんてまず売れませんでしたねー、これが神扱いされだしたのはスポ根ブームが来る90年代中頃でした。

あっ、1600のGT-RとGT、1800GT-TRとGT-TはRが付くのが豪華仕様、つかないのが普及モデル(1800GT-Tの-Tはターボを示す)という違いですが当時日産がスカイラインに伝統の『GT-R』を付けるに相応しいモデルが出せなく苦慮する中、何のしがらみもないトヨタがいとも簡単にあっけなくこのグレードを付けた時は笑ったナ、日産涙目って感じでwww

↓クーペ1800GT-TR


いけねぇ、珍車PART673でした(^^;

典型的な走り好きが弄った感じのクルマ、内装C,外装Dは納得って感じ、R点(事故落ち)ですが程度は軽い様子、Rがないとしても総合3ってところでしょうか…

↓やる事はやった?24万㎞ですがAE101の20バルブに換装されている点が注目!


↓内装は年式並みですかねー、痛みもそれなりにあります。


↓手荒く扱われた感はありますがそれでも年式考えるとまともな方でしょう!


↓10~20年前はこのような個体、夜中の峠や大黒なんかにはよくいましたっけ!



お次は珍車PART674、これは東海地区で出ていた個体ですが673に較べると程度が良くしかもほぼオリジナル、距離は20万㎞入ってますが何より変に弄られていない点が好感度高し!

↓事故歴なく内装C,外装B、総合3.5は年式からしたら上出来!!


この年代のヨタ車としては珍しく腐食なしとの事、Tベルもしっかりやってますし愛情持って維持されてきた個体である事が伺えます。
一時の走り屋ブーム時に673のように弄り倒される運命をくぐり抜けた個体、年式は673より1年旧い59年式ですが私的には絶対こちらを選びますね、この時代までオリジナルティを保ってきたのは凄い事です。

↓割れがあるようで評価CとなっていますがそれがなければBでもおかしくない美しさが保たれた内装


↓オーディオまでノーマルというのが実働かどうかは別として驚きです!


↓艶、傷、凹など問題ない様子の極上63カリーナ!


↓Rrビューも美しさを保っていますね!



如何ですか?特に674は刺さる方多いんでないですか?

因みに2台とも高額落札、と言っても近頃のキチガイじみた値段ではなく673が40万円台半ば、674が60万手前ってところなんでまだ狙えますね、私は無理ですが(笑)

30年前の魅力溢れるカリーナ、その直系であるアリオンが現在も存命してますがこんな魅力は皆無、まっ、時代が違うと言ってしまえばそれまでですがね、こうした出品車発見する度思うのは…あの日に帰りたい(^^)/
Posted at 2017/02/23 21:04:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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