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元Gureのブログ一覧

2022年07月28日 イイね!

珍車PART941

珍車PART941
今回もココでは数少ない2輪好きに向けて!?って感じの前回に続く珍バイク!

AAでもワタクシは2輪業者じゃないんで落としたり出品はできないけど眺めるのは自由、暇があるとバイクも見てるんだけどそんな中にササる珍しやバイクを発見したんで取り上げっす(*^^)v



⇒『1978~1980(昭和53~55年)GT2502型スズキRG250E』!!

バイク好きな方、ねー、珍しいでしょ!?
これの後続、RG250γだと人気あったし今も残存ある感じながらさすがにRGになると全く見かけない、旧車ショップでもまず見れない、幻の旧車までは大袈裟かもしれんけど同年代のホンダホーク、ヤマハRD/RZ/GX、カワサキZ250FT/KH250なんかと比較するとかなりレアな訳で…

しかし往時、結構コレ人気あったんだけどスズキらしくアングラ?と言うかマニアな人気、元々は60年代からスズキ2ストライトスポーツとしてラインナップされていたT250が元祖、これの発展でGT250となりGTシリーズの改名で250cc以上がGS  以下がRG)となりRG250の場合、更にRGγ、RGVγやWOLFと発展して行った感じ。

RG元祖のGT250
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83年にFMCしRGγがデビュー、後発ヤマハRZの対抗馬としてレーサーそのまま?で出て来た感じのRG250γ、レプリカブームの火付け役!
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RG250は当時、所謂400のお下がりばかりだった250スポーツの中で唯一フレームが250専用設計、これは先代GT250から引き継いでおり250以上(GT380)になると2st3発になるところを2気筒とし重量を抑え同じ2stの250,カワサキSS/KHやヤマハRDなんかと較べると速い、間違いなく俊敏、しかし地味なスタイルでライバルへの訴求力は足りずかつ当時は夢の大型免許に憧れる世代からは250や400でも性能よりも風格がありデカけりゃいいっていう時代でもありRGはスリムで華奢な印象、言わば2st瞬発力とライトスポーツの美点、ヒラヒラ感を愛する玄人好みのバイク、俗物に弱い元Gureなんてこの頃、どストライクの年代で400やそれ以上のデカさで迫力と風格がある見かけ倒しの250に目が行ってたしなぁ、それで実際これらに乗って「おせー、おせー」とほざいていたクチ、2スト好きな友人がRG買い初めて乗った時は同じ排気量?と疑う位速くてこれを上回った250は後発のRZ、そしてγだったしで…。

スズキは78年、星型キャストデザインのホイールを履いた50~750ccに『E』シリーズを設定、RG250も『RG250E』となり洗濯された意匠に変化、この頃からその軽快な走りと洒落た外観で一般にも人気が出始め少なくともモデル末期のKHやRDよりは見かける事も多くなってた印象。

スズキ独自の星型キャストを履いたRG250E
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それでは出品車、残念ながらE/g不動になっているけどその他の程度はCで総合も3なのでほぼ残らないRGの中でも程度は上物の部類かと!?
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出品票だけだと何でE/g不動か不明、単なるB/T不良なのか重大なブローなのかを実車見て判断したところ、外観の程度もかなりいいので実働RGのオーナーさんには部品取りとしても涎モノの筈!

バイクのオドメーター程アテにならんモノはないけど18000㎞台のオドに魅せられる?
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外観はステッカーやライン等が欠品している以外はほぼオリジナルな感じ、テールランプは小型の他車に付け替えれれているのが惜しいけどマフラーやキャストもノーマル状態を維持しているのが感激!
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最近の旧車高騰はバイクの世界でも同様、特に70年代80年代バイクはもう手の付けられない金額になりこのRG250EにしてもE/G始動状態に整備して店売りしたら軽く3桁は超えるレベル、毎度×2ボヤいて恐縮ながらこれもタダでもいらねーっ!て時代を見ているんで信じられない現状価値、しかしあの頃ですらそうはウヨウヨいなかったRGの現在の化け方は納得、あの頃は全然ソソられなかったけど今はこれも欲しい1台、カワサキやヤマハとは異なるスズキ独特のあの2stサウンド、GT380~750もそうだったけどヤマハカワサキと比較するとやや低めで迫力あるあの音、その代わり白煙はライバルより若干少なかったかな!? E/g復活でスズキサウンドを是非響かせて欲しいもんです(^^)/
Posted at 2022/07/28 19:10:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2021年10月22日 イイね!

珍車PART924

珍車PART924
今回の珍車シリーズは倅の”ジムニーシエラ納車記念”って感じで旧いジムニーを捜してみましたヨ♪

所謂”マカロニジムニー”ですね、アラフォー以下には 何のこっちゃ!?かもだけど我々世代ではこのドラマで育ったと言っても過言ではない?刑事ドラマの金字塔「太陽にほえろ!」の初代新人刑事・マカロニ(故・萩原健一氏)が愛用していた事から現在、太陽~マニアやジムニーマニアからそう呼ばれる事が少なくない初代ジムニー(LJ10/LJ20/SJ10)がねぇかなぁ…と。


いや、しかしさすが人気車のジムニー、ワタシが加盟するAAサイトで今現在情報取れるジムニーは全国で約2500台もある、そんだけあっても僅か1台だけの存在っす(*_*;

⇒『昭和50年(1975)初代LJ20W型ジムニー』!!

さすがに初代はもうないですわ、1970~1981という長寿の初代ジムニーでも最終から40年、いくら頑強なジムニーでも所詮は軽自動車ですからねぇ、ある訳ねぇーか半ば諦めかけたところにの出品車発見ってこんでw

倅のシエラとはほぼ関係ないんだけどネ、我が家の家族になる前から実は一目置いていたジムニー、過去を思い出してみようと思い…

初代”マカロニジムニー”
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昭和の大不良?ショーケンこと萩原健一扮するマカロニ刑事の愛車だった事から”マカロニジムニー”また、現行にも用意されるこのクリーム色は”マカロニ色”と一部マニア間では呼ばれる…
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(※マカロニが愛用したのは初代MC後のLJ20型(1972~1976)、LJ10の空冷→水冷となりクローズドボディのバンを追加、Frグリルが横スリット→縦スロットになりこれも現行JB64/74が継承している)

初代ジムニーは今は無き軽メーカーのホープ自動車の『ホープスター』が原案であるの日本初の軽4駆、軽ジープ(但し”ジープ”の名称は三菱-ウィリスのパテントにより使用されない)である事は有名な話、当時の日本では4駆と言えば悪路走破用の特別なクルマ、クロカンとかRVと言われるようになる遥か以前の事、三菱ジープ、トヨタランドクルーザー、日産パトロールという重量級の4駆車のみの時代に軽登録で本格的悪路に優れるジムニーは一般ユーザーというよりもまだまだ林野庁や林業関係、豪雪地帯での業務需要が主、しかし当時も少なからず存在するOFFロード愛好家にも高い評価を受けスズキ、と言うより日本が誇る名車の1台である事は間違いない、初代ジムニーのあまりにも高い功績が伝統になりその基本コンセプトが令和に至る50余年、ブれないのもジムニーの素晴らしさ!

さて若い人には何のこっちゃ?のマカロニジムニーですがワタシも若い頃に下取りでコレを引き上げバイパス含め30㎞程転がした経験あるんですが当時10年落ちのポンコツ、法規もクソも無かった時代なので可倒式Frスクリーンは30㎞超えるとビビリがスゲェし真冬だったんで幌を張る訳ながらドアすら幌、すきま風当たり前だし古くなったアクリルのサイドスクリーンは視界皆無だしマフラーパイプがどっか破れていたんでしょう、2stの煙幕が社内まで入り込んできて見ぇねーわ臭いわ寒いわでさんざんな記憶が今でも鮮明w

そんな訳で初代ジムニーの初印象は非常に良くなかったのが正直なところでそんな不具合がなくとも先代の3代目JB23以前(初代~2代目)ではとても街乗りや普段使いできるようなクルマではなく三菱ジープ同様、ワタシには”特殊な車”のイメージしかなかった、なので98年の3代目JB23が出た時、飛躍的に乗用車に近づきお洒落にファッショナブルになったジ新ジムニーに初めて触れた時は”これがジムニーか?”と信じられない思いをしたのも鮮明に憶えています、しかし内面、走破性や平成の世でも頑固にぺリメータフレームやリジットサスに拘るジムニーの伝統を守る姿勢はスズキのこのクルマに掛ける思いを知りましたし現行JB64/74に関しても更に”立派な乗用車”になっており快適度とワイルドな走りを両立する稀有なジムニー(ジムニーシエラ)は日本の宝とすら思える!

余談ながらそんなジムニーや同シエラに挑んだ三菱パジェロミニ、パジェロJr、ダイハツタフト(旧)もおりましたが今やそれらも過去のモノ、伝統ジムニー一人勝ち状態も長くこの分野では唯一無二の存在ですねー…

さて、貴重な出品車のご紹介w

できればマカロニ型?のフルオープンを見つけたかったながらさすがに皆無、HITしたのは72年に追加されたバンタイプのLJ20W!

R点の内外E、OIL漏れやブレーキ不良、ボディ穴開きや錆多数等、満身創痍状態?ながら実働の様子、今や希少の2stエンジンは後のスズキ軽の代名詞になる3気筒ではなくL50型360㏄という骨董品!
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今でこそクローズドボディが当たり前ながら当時ジムニー=オープンボディが常識、バンモデルは業務用等でしかまず見なかった感じでこれもタコグラフ搭載なのでそっち関係の上がりの個体の様子。
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最早博物館レベルの存在であるLJジムニー、初代としては360ccの最終に近いモデルでそれだけでも希少度はかなりのモノ、内外装、機関にそれなりの修復/レストアは必要でしょうがこれは後世に残したい逸品に思います。
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内装は年式から考えると奇跡的な綺麗さ、シートは他車流用(交換)済、実用度の高いバン、荷台も画像の限りまだ使用に充分耐えうる感じ。
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またまた余談ながらこのジムニーのバンには1台も売れなかった『ビデオジムニー』というのも存在、幼き頃モーターショーで見た記憶ありますがまだビデオなんて市販されていない時代、SONYとタイアップし荷台にβ式ビデオを搭載しルーフには拡声器が備えられ宣伝カー?需要を睨んだモノらしかったですが市販記録ナシって事らしい…

出品車、希少度の割には値段はそんなに跳ねずながらレストアベースにはいい個体、やはりオープンモデルならば高額落札に至ったでしょうがね、しかしその後のジムニーの原型がこのバンモデルでもあるのでこれを綺麗に再生してやるのもジムニスト(ジムニーマニア)にはタまらん仕事しゃねないでしょうか?と思うのはオレだけ!?!?

(^^)/
Posted at 2021/10/22 19:11:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2021年05月12日 イイね!

珍車PART906

珍車PART906
珍車シリーズ、今回のお題は最近の旧車ブームに便乗?一時はこれもポンコツ扱いされていましたが今や名車の仲間入りのようでここのところAAや旧車ショップでも散見されるようになってきましたネ!

先祖に既に古くから”名車”と崇められたLC10W型フロンテクーペを持ちその後継として1977年にデビューした当時唯一の軽スポーツでした、フロンテ程メジャーしゃない存在ながら近頃ではアツィ視線が注がれるコレです!


⇒『昭和57年(1982)初代SS20型セルボCX-G』!!

僅か360ccの旧々々規格の小さなボディながら奇才、Jアーロのデザインでスポーツクーペらしい見事なプロポーションで70年代のミニ市場をアツくさせたフロンテクーペ、1975年の軽規格改正によりその後続となったのがこの初代セルボ、デビュー時は規格改正により大柄になったボディ、360→550㏄化により乗り易くはなるもピーキーさ、スポーツフィーリングが影を潜めてしまった点、そしてそれまで体育会系のスポーツ度を売りにしていたのに対し当時俄かに増え始めた女性ユーザーも意識した軟派な!?イメージ変更によりクーペファンをガッカリさせてモノでした…。

本格的軽スポーツとして大人気を博したフロンテクーペLC10W
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しかしセルボ、排ガス規制の関係からライバル他車が次々に4stとなりセルボ以上にマイルドになっていく中で唯一、クーペから継承する2st3気筒エンジンとこれもやはり当時の流れから軽自動車から2ドアスポーツが次々に消える中で唯一フルファストバックのスポーツクーペと存在感は高かったです、ワタシもコレ、3年程セカンドカーとして乗っていましたが確かに亡オヤジが昔セカンドカーにしていたフロンテクーペよりはマイルド、クーペが小排気量からなるトルクの無さから絶えずパワーバンドに回転を上げるため四十シフトチェンジをしていたのに対し550ccになり余裕が出来た分、3速、4速ホールドでも余裕に加速ができるようになったり新規格のボディ拡大により室内が劇的に広がり大人二人なら余裕を持って乗車できるようになり個人的にはスポーツマインドでは劣るも”自動車”としての扱い易さ、実用度はセルボが遥かに勝っていたと思います!

若き日にセカンド遊びクルマとして愉しんだ元愛車(*^^)v
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クーペから較べるとスパルタンさは薄れるも大好物の連メーターも装備!
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マイルドになったとは言え超絶低い車高でRrエンジンRrドライブ、ハンドリングもクイックで背中から聴こえる2st3発ノートはほぼ同じレイアウトだったかつて(1971~1976)スズキのTOPであった大型二輪”G7ウォーターバッファロー”ことGT750と同じビートが実速以上にスピード感を与えまるでゴーカート気分、今やスーパーカーでしか味わえないようなレイアウトが軽自動車で味わえたこの時代を味わえたのはホント、幸せな世代ですわ…。

そんな初代セルボは1977~1982年の5年生存、現車はほぼ最終モデルのTOPグレードCX-G(CX<CX-L<CX-G)ですねぇ。

初代セルボ発売時はそれなりの人気を獲得しましたし狙い通り女性専用グレード(CX-L)も往時は結構見かけたモノ、しかし2~3年すると時代は確実に4stで静粛性が高く4ドアや同じスズキがデビューさせた大ヒット作である初代アルト47万円に代表されるような実用度が高い節税バンモデルが中心となり唯一の軽スペシャリティが求められる時代は終焉、売れ行き不振となり残念ながら82年にアルトやフロンテの兄弟モデルにFMCしております…。

さて現車、昭和63年に抹消以来大事に保管されていた様子、冬眠中も欠かさずメンテやケアもしていたのでしょう、33年経過でも実働で内外C、総評3.5というこれ以上のコンデションなSS20は他にないのではないかな!?!?
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室内の状況も素晴らしく久々にカート感覚を味わってみたい衝動に駆られますw
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懐かしの多分クラリオンのカーステ、実働なのか?は不明ですがこれがあるだけでも興奮www
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5桁メーターなので通常距離は走行疑義か不明とされる筈が実働の様子、恐らく整備手帳等の書類が残り履歴照明ができる個体のようです、40年超えの軽自動車が残っているだけでも凄い事ですがこの状態、過去オーナー様の努力の賜物!

エクステリアもほぼ問題ナシ、往時の精悍な名作スペシャリティを偲べます!
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出品地は中部地区、お膝元に近い?落札額はこの状態なので安い筈はなしw このままお店にすぐ並べられる状態ですしね、店頭プライスは勿論3桁超えは間違いないレベルでした!

(^^)/
Posted at 2021/05/12 16:16:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2021年02月17日 イイね!

珍車PART897

珍車PART897
久々2輪珍車っす(^^)v

コレ、スズキの有名ブランド”カタナ”の日本1号機(1981)、その割には当時、国内750cc規制がある中で最高排気量ナナハンを背負った後発GSX750カタナ(1982)にほぼ話題をさらわれ地味な存在、現在でもリバイバル?モデルがラインアップするカタナ(下敷きはGSX750カタナ→GSX1100S=ドイツケルンで初めてカタナを名乗り発表された元祖モデル)に較べ発表は1100Sカタナ(カウル付き)と同時でもありカウルレス&排気量が小さい為国内カタナ1号機となったGS650Gはマニア以外にはそうそう話題にされる事もなく750や1100がまともな個体ですとプレミア価格で流通する中、残存も少なくあってもフルレストア等以外はそう驚く金額にもなっていません、そんな不運な!?モデルをご紹介!

⇒『年式不明(推定1982年/昭和57年)GS650MZ型スズキGS650Gカタナ』!!

現車、燃料計が見て取れるのと星型キャスト装着(初期81年MXは燃料計レス、最終83年MDは非星型キャスト)の為、原型であるとして82年のMZモデルと推測します。

GS650G、後発の750や1100カタナがあまりにも有名なため埋もれた存在になっていますが個人的にはアップハンでデザインも750~程尖らず純粋なネイキッドらしさを残す650の出で立ちは好きでした、特に750が発売された時期は国内の安全基準の関係で本来(ケルンショーモデル)ではセパハンやカウル付きだからこそ生きた750(1100)カタナの秀逸なデザインがアップハンやメーターバイザーと称するビキニカウル的な小型のモノに変更されブチ壊し、これなら格段に650の方がバランス取れていて美しい!と思いましたねぇ…

まぁ、それでも当時の”ナナハン”の響きは絶大、弁護士資格より難しいと言われた大型二輪免許持ちら中途半端な?550とか650ってのは当時アウトオブ眼中みたいな感じで今でこそ”ザッパー”として人気高いカワサキのZ650なんかも当時は殆ど話題に登らずって時代、GS650Gもそんな感じでした。

しかし!GS650Gはあの人気刑事ドラマ『西部警察』にてバイク部隊を率いる舘ひろし演じる鳩村英二が隊長だった『特機隊』の白バイ?採用され画面でも活躍、これに触発され他の750以下での大型バイクに較べると一定の注目度があったかな?西部警察はスーパーZやマシンRSに代表されるよに4輪マニアには高い支持を持っていましたが『特機隊』はさほど話題にもならずいつしかこれ、フェードアウトしてしまった印象、4輪の日産に加え2輪ではスズキがタイアップ、GS650Gを始め鳩村専用にはGSX1100S、破壊バイクにGT550やGT750等を提供し番組を盛り上げましたががやはりZやRS程のインパクトは残せずそれらのように後世に語り継がれる事もなく…

西部警察で活躍する『特機隊』のGS650G!
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それでは現車ですがメインキーや書類ナシの完全ジャンク品、E/gも不始動ですし部品取りしか生きる道はない感じですかねぇ、希少なバイクですから勿体無いですが何せ冒頭で記載した通りどちらかと言えば不人気で数もそう出ていない、生産期間も僅か3年(1981~1983)ですんで書類付きフレーム等も探すのは至難でしょう…。

評価ナシ、メーター読み19000㎞台ながらバイクのオドメーターほどアテにならんもんはないしで…
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しかし40年超えの割には外観は比較的まともな状態、勿論サビや腐食、あらゆる経年劣化はあるでしょうが画像の限りシートに切れがある程度で星型キャストからマフラーに至るまでオリジナルのままで残っているのが凄い!
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不動部品取り扱いなので落札はなされるもそれなりの金額で二桁にも及びませんが何とかレストアされあの”特機隊”の走りを再現して欲しいモンですナ(^^)/
Posted at 2021/02/17 15:57:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2020年04月09日 イイね!

珍車PART854

珍車PART854珍車854弾は何ともレアなバイクが出てきたんでご紹介!

早くに2stから撤退したカワサキ、元々2stにはあまりヤル気のなかったホンダを別としてヤマハとスズキは近年まで2stの愉しさを追求し続けその代表がヤマハであれば『RZ』、スズキであれば『RG(γ)』、80年代~90年代では特に中型クラスはその瞬発力から2stが有利でありこの2社が切磋琢磨するように魅力的モデルを発売、それに釣られ?ホンダもカワサキも顔を出すと言った体でしたよね~。

今回取り上げるのはそんなスズキの2st代名詞であるRGシリーズの小排気量バージョンになるこのモデル

⇒『年式不明型スズキRG185』!!

RG以前の70年代に名づけられたGTシリーズは下からGT100→GT125→GT185→GT250→GT380→GT550→GT750という全7種のワイドレンジ、上位3種はスズキ自慢のラムエアシステムを使う2st3気筒エンジンが売りで当時4輪のフロンテやキャリーにも採用、4st6気筒のスムーズさに匹敵すると言われたスズキの2stトリプルは宣伝通りのスムーズさ、振動の少なさ、静粛性が他社2stを上回りまだまだ軽4が2st2気筒全盛の時代に一線を画していましたし2輪にしても同形式を採用したカワサキのマッハ(SS)やKHを凌ぐモノ、ワタシの経験ではGT380とKH250/400の比較程度ですが長時間のツーリング等では正に振動の少なさからスズキ(GT380)が勝っていました、トルクもスズキの味付けは下からモリモリしていましたしねー、音質はカワサキのロケット音に魅力ありましたが2stの醍醐味?欠点?である白煙もスズキはおとなしめだったような…

水冷2st3気筒、スズキ初の750ccという事で今では名車の呼び声高いGTシリーズの最高峰”ウォーターバッファロー”ことGT750!


中免で大型気分を満喫できた4本マフラーがシブいGT380!


さて、出品車のRG185、よくぞ現存していたと感心する個体でその排気量から解るように当時でも極レアな存在。

小型二輪免許で乗れる100・125、中型免許(現在の普通二輪)ながら高速道路も走れ車検不要の250に挟まれたGT~RG185、中途半端なイメージは拭えずまず当時、街で見かけるってのはほぼなかったですねー。

免許や車検制度等法規が異なる発展途上国などではこのような小型二輪の需要が高く当時も今ほどではないにしろどちらかと言えば海外向けっていう立ち位置でしたので国内で見かけるなんてまずないのは当たり前なんですがそれにしてもよく残存していました、画像の限り純国内向けモデルのようですし。

評価ナシのエンジン不始動ですが2stですしちょっとしたO/Hしてやればエンジン掛かりそうな感じ?程度は大古車としてまずまずって感じ!出品票はGTとなっていますが見た目はRG185、外装RG化か出品票の間違いかは不明…


年式不明ですが初めてGTを名乗ったのが380~750デビューの1972年、それ以後に小排気量シリーズがそれまでスズキT〇〇〇(〇は排気量)としていたのをGTに統一、小排気量バージョンがRGとなるのが1978年なのでどんなに新しくてもこの個体、40年前後ですからそれを考えると外装も綺麗なレベルだし書類ナシは痛いながら実働にしてやりたいモデル、このRG185にしてもそうですがカン高のカワサキ、ドロドローンと低音のヤマハ2stに較べその間?を行くスズキ2stの音質は個人的には後のγまであまり好みではなかったですが2stにありがちな振動の少なさには驚きましたっけ。

画像の限りでは未再生でしょうが一定以上の程度の良さを維持している出品車!





上述の通りGT系は380~では比較的人気車種でした小排気量モデルはライバルの後塵を仰ぎました、このため78年に380~は4stDOHCエンジンのGSシリーズに移行(GT380のみ新GS400と併売)に併せGT100~GT250は新名称である『RG』に移行、100~185が単なる名称変更だったのに対しGT250→RG250は大幅に手を入れ直したのが功を奏し当時ライバル他社が400のお下がり的250をラインナップしていた時期に250専用設計であったRG250はその走りが認められ人気を博し79年頃から始まるクオーターブームの火付け役にもなりましたよね、ご同輩!

250専用設計第一弾として大人気を誇ったRG250(E)


その後”250専用設計”であるカワサキZ250FTや、ヤマハRZ250、ホンダVT250F等のデビューにより下剋上となるクオーター界、スズキはRG→γと発展する訳ですが日本ではこれ以下、つまり125やこの185等は永らく地味な存在ながらここ最近、様々な事情から原付が大幅にシュア落とす中、確実に支持を伸ばしている小型二輪、このGT~RG185リアル世代には信じられん感じですナ(^^;

驚愕の?レアバイクRG185登場で余談が多くなりましたが出品車、一桁ながら落札されておりスズキマニアさんによりレストア復活?部品取り?できれば前者を願って止みません(^^)/
Posted at 2020/04/09 18:46:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ

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