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元Gureのブログ一覧

2016年09月22日 イイね!

珍車PART659

珍車PART659 今となってはもう知らない方も多くなったでしょうがかつてのスズキ看板車種だったのが『フロンテ』ですよねー!

50年代のスズキ初の4輪『スズライト』からの流れを含み80年代迄のメイン車種、スズライト→スズライトフロンテ→フロンテとネーミングは変化しましたが軽乗用として重要戦略車種で50年代はスバル360、60年代はホンダN360、70年代~はフェローMAX/ミラ・クオーレ等と激烈な闘いをしてきました。

今回業オクで見つけたのはそんなフロンテの終盤にあたる6代目モデル、次期7代目CN11型がデビューして半年程度でアルトに吸収されてしまいましたので6代目(CB71/72)が実質的に最終モデルと言ってもいいでしょう。

スズライトから継承し実に7代、27年の歴史を持つフロンテですがこれの先代となる5代目SS30/40の時代(1979年)に追加した亜流の“アルト”が大好評、アルトは当時、豪華に高額になり過ぎマーケット力が衰えていた軽自動車群の中に新風を巻き起こし再び市場を活性化したエポックなクルマ、当時、消費税導入前の物品税に着目し4ナンバーであれば大幅に節税できる点を逆手に取り商用でありながら乗用テイストを持つアルトは破格の47万円という価格から大ヒット!室内はカーペットすら省かれる徹底したコストダウンでしたが軽自動車の真の姿を見せつけたモデルとして現在でも語り草のモノです。

この事からフロンテよりアルトの知名度が徐々に逆転、特に消費税導入後、4ナンバーの有利さが薄れた事によりアルトに5ナンバーがデビューした以降はフロンテの存在感が希薄となりフロンテは89年に廃盤、以後アルトが従来のフロンテの立ち位置を継承した訳ですね、今回見つけたのはコチラ

⇒『昭和60年(1985)7代目CB71型フロンテ5ドア』!!

現車ですが先代アルトが女性オーナーに大幅に支持された事からフロンテ/アルトともに大きく女性ユーザーに舵を切ったのが特徴、内装をお洒落に、ATの充実、回転シート等女性が喜ぶアイテムを設定し女性ユーザーに
アピール、CMキャラクターには当時人気の小林麻美さんを起用するなどそのイメージ徹底に勤めたモデル、その分男性やファミリーには商業的には先代を上回る評価は得られませんでしたがアルトには現代で復活した“ワークス”が初めて追加、しっかりスポ根精神も提唱していました。

↓小林麻美嬢を起用して女性ユーザーに強いアピールを行った7代目フロンテ(2代目アルト)


この7代目フロンテはどんなに新しくても88年、そろそろ30年になりますからまず残っていませんし業オクで見かけるのも極稀、スズキというのはクルマ造りも割り切っていていかにコスト最小限で数多く普及させる事を念頭にしますのでどうしても耐久力は低い、富士重や三菱の軽のようにド真面目に造っておらずこれらが20~30年でも使用に耐えうる個体が残る一方スズキ、そしてダイハツのモノは10年10万km超えて来ると一気に数減らしますんでね、現代に残るCB71型フロンテ、超希少です(;・∀・)

出品車、ノークレームコーナー=“ゴミ”扱いコーナーの出品なので評価は入っていません、走行も※なので不明、手を出すには入念な車輌チェックは必要ですが外装C~D、内装Cってレベルでしょうか…

↓レア車には間違いないですがさすがに30年のスズキの軽ではプレミアにはなりにくい!


この型も昔はよく乗りましたが先代(前半)まではスズキが拘る2cy3気筒が存在、4stと併売でしたが2cyは非常にパワフルかつ伝統の心地よいトリプルサウンドが乗っていて非常に楽しかったクルマ、これに較べCB型は優等生的になり当時の軽としては広く運転も特に気を遣わず(2cyはトルク維持など結構神経遣いました)足としては優秀、ウエイトが重くなるややパワー不足感はありまだ軽のATが完成度が低くATモデルはストレスだらけでしたが全般で見れば決して悪いクルマではなかった!しかし乗っていて何も愉しくない、ホントに金のかからない足としてしかの存在感がなくて先代が4stにしてもスタイリングやパッケージに注目点が多かったのに較べ印象に残らないモデルでした(個人的感覚)

↓室内は比較的綺麗です!


大人4人充分に乗れ視界も素晴らしく何ら問題ないんですが何かこう”訴えてくる”モノがない、同時期のミラやミニカに較べても特徴がなくスズキファンが先代から代替えにそのまま購入という意味では無問題でも他車から乗り換える程の魅力はどこだったのか?という部分がありましたね~。。。

↓外装は30年落ちの軽としてはかなり綺麗な状態!



出品地は西でお膝元の近く、さすがにいくらお膝元の静岡・浜松にCBフロンテやアルトが普通にいるとは思えませんが他県よりはまだ納屋にしまわれたこうした年代物のスズキ車がいるのかもしれませんね(^_-)-☆
Posted at 2017/12/04 00:49:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2016年05月21日 イイね!

保存版・珍車PART618

保存版・珍車PART618
今日は”偽装仲間”のスズキさんから(笑)

しかしスズキ、あの問題以降もCMバンバン流すし燃費表示もそのまま、これが三菱だったら大バッシング間違いないでしょう、やはり前科者は迫害されますしね、マスゴミは今、舛添に集中してますし運がイイ!


あっ、決して三菱が不運とか言うつもりはないですよ、ただこのマスゴミの姿勢、公平な報道とは程遠い、ったく、どうなんでしょうね〜…

本題行きましょ(^^;

今回取り上げるのはもう30年も前のものながら人気は高く軽の中の名車扱いも今やされているコレ!

⇒『昭和60年(1985)SS40T型マイティボーイPS-L』!!

83年に前年初のFMCで意気上がる当時軽唯一のスペシャリティ、『セルボ』をベースとし節税と廉価実現のためにこれを2シーターのピックアップのカテゴリーで発売、79年に一世を風靡したアルト47万円の再来を狙いかつそれよりも廉価な45万円の価格で♪金はないけどマイティボーイ、スズキのマー坊と呼んでくれ〜のCMで当時の貧乏学生(=つまりワタクシw)を思わず振り向かせたエポックなクルマでした〜。

当時の税制からさすが軽No1のスズキ(当時)だけあり税金の安い4ナンバーに着目して大ヒットしたアルトの例に倣いマイティボーイはバンボディだったアルトを更に割り切りピックアップ方式を採用、アメリカでは若者に人気のあるこの車型、実用としては殆ど役立たずながらもちょいとした遊び道具を荷台に放り込んで気軽に出かける、そんな姿を提唱し実用にも訴求できたアルトとはまた違うリーズナブルカーの提案をしたモノでした。

ベースのセルボからルーフ後端を切り取りそこを荷台とした斬新なやり方は注目されましたが現役時代は大ヒットのアルトと較べ特にファミリー層には著しく実用性が低く後年〜現在に見られる高人気は得られませんでしたがその個性、そして軽量な事から後年のアルトワークス等のエンジンやパーツスワップで愉しむ文化も芽生え現在ではこのクルマの往時を知らない若い世代にも一定の支持を得ていますね、時折まだ中古車で売りに出ている事もありますがその強気のプライスには現役時代を知る世代としたら驚くものがあります。

↓ベースとなった2代目セルボ


現車は85年の後期モデル、マー坊は83〜88年の存在でしたが85年にMCを受けこの時に豪華装備のPS-LやATモデルを追加しそれまで45万円のベースモデルのみだったところに選択肢を広げています。

現車、ルーフレールやストライプ、ラジオやライターを装備するPS-L、このグレードが追加されてから比較的街でも見られるようになったと記憶しています。

↓内外D、E、R点で走行不明(5桁メーター)A/C不良にOIL漏れと不具合もそれなりですが致命傷はなさそうです!


マー坊は当時友人がセカンドカーで持っており良く借りましたがこれもオモロイ車で原チャリ代わりに気軽に乗れしかも軽量なので550ccF5A型28psというエンジンでも充分な動力性能を発揮、当然FFですがRrの軽さ(Frヘビー)の部分がある意味独特な乗り味がありそれは決して不快なモノではなく愉しめるレベル、足回りもトラックですからベースのセルボより粘るし慣れると振り回しながらも絶対パワーがない分、挙動が予測通りで安心して遊べる、そんなクルマでした。

↓D評価なので室内はそれなりですがクリーニングかけたら見違えるでしょう!


出品車はATなのでそう走りが愉しめるものではないですが雰囲気は未だ健在ですねー。

シートは張替してありオリジナルではありませんが清掃でかなり快適にはなる感じ、今やこのクルマも弄り倒されている事が多いですがオリジナル度を強く保っている点がいいですね。

↓年式なりの痛みはあるようですが磨けばかなり良くなりそうな感じ!


荷台は“トラック”としては使い物にはなりませんがココにサーフボードやらスケボーやらローラースケートなんかの遊び道具をポンと載せて遊びまわった若き日、懐かしいですねー。

今でもこんな気楽でしかもリーズナブルな軽ピックアップ、あれば若者のクルマ離れ防止にもなると思うのですが…

↓前半分はセルボと同じですが何故かクーペのセルボより“荷台”のマー坊の方がカッコ良かった!


出品は東、落札は意外に低くて一桁、やはりATである点とエンジンやACの不具合から安値と推察しますがこれもエンジンやミッション移植で化けるかもしれませんねぇ。。。

アルト、そしてマー坊、カプチーノにツインや最新のアルトワークス等常に時代時代に於いて愉しくエポックなミニを提唱するスズキ、三菱ほどではないですが燃費偽装というレッテル貼にも負けず今後もどんどん愉しめる軽を提唱してもらいたいモノです(^^♪
Posted at 2017/12/01 22:46:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2015年06月22日 イイね!

保存版・珍車PART546

保存版・珍車PART546 久々2輪の取り上げ!

ワタクシ2輪卒業して2年目ですがやはり春先〜今の時期って無性に乗りたくなるんですよね、仕事中に関係のないバイク屋さん覗いたり夜な夜なヤフオク眺めたりと…

「おいGure、そんだけ4輪道楽やっててバイクもか!」なーんてカミさんや娘と同じような声が聴こえそうですが(汗)
2輪と4輪では違いますからね、まぁ、寄る年波の体力や気合の低下で多分もう所有する事はないとは思うんですが!?!?(謎)

欲しいクルマもたくさんあるし2輪まで手が回らない?仕事がよほど快調にならんと無理でしょうナ〜、♪〜車売ってちょーだい、電話してちょーだい〜って感じですわwww

そんなバイクも好きなワタクシの小僧時代に心躍らせていたバイクが久々出品されていたのでご紹介!

⇒『昭和53年(1978)スズキGS400-2』

GS400はスポーク時代が76〜78年、星形キャストになったGS400Eが78〜80年のモデルライフ、現車は修正していますがフレームNoからして78年のスポークホイールのGS400-2型、従って出品モデルは後付けのキャストになっていると判断します。

走行は7万km台、この当時のバイクはケーブル式なのでアテにはなりませんが出品票によればそこそこ程度は良さそうです、そろそろ40年になるバイクですからC評価(エンジン、脚回り)ながら実働ってだけでも大したモノ!

↓km表示なので国内物の可能性大!!塗装は非オリジナルだしエンブレムも欠品が惜しいかな!?


GS400も名車の一つ、ホンダのCBヨンフォアやホークシリーズにCBX、カワサキのSS/KHやZ400FX、スズキGT380、ヤマハRZやXJと並ぶ中型では今では神扱いで高額プライスが付いているのはバイク好きならご承知の事、我々世代がいい歳こいて”旧車会”と称し夜中に小僧と同じ事やってる輩にも大人気でタマに深夜走りしてると見かけたり…
GSはツインらしく♪ドコドコといい音しますんでね、直管がmお約束なのは昔も今も同じですが40年経っても輩のオモチャは気の毒、カスタマイズはいいですがジェントルに大人しく転がしたいバイクだと個人的には思います、できればフルノーマルで(*^^)v

↓78年のMCで当時流行りだしたキャストホイールを装着、星形はスズキ独自でした!


出品車はあの美しいテールカウルを隠してしまうキャリア付が個人的には残念、GSもKHもデュアドロップの流れるようなタンクからテールカウルに続くデザインに魅了されたのでね、これに乗るなら是非外したいところ…

↓キャリアが邪魔?カラーもGS400E-2(79年〜)のモノに似せていますがオリジナル!



80年にGS400E-3型を最後に次期型の新開発であるGSX400、所謂”ザリ”と呼ばれる80年代の新鋭バイクにFMCしますがこれがGSとは打って変わったブサイクさでGSファンからカムバックコールが起き一旦製廃になりながらもGSX発売後にカラーリングの変更のみで出で立ちは以前のままで再生産されたという珍しいケース、400ではカワサキZ400FXとこのGS400(E)のみだったと記憶しています。

尚、89年にも『GS400E』を名乗るモデルが発売されましたがこちらは全くの新開発バイクで70年代のGSとは別物でした!

↓メーター周りの画像がないのが惜しいですが他社にないスズキならではのギアポジインジケーターも憧れの的でした…


ウケの悪い2輪でしたがご同輩のバイク好きには懐かしんで頂けたと思います(^^)/
Posted at 2017/11/25 00:03:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2015年04月04日 イイね!

保存版・珍車PART522

保存版・珍車PART522 長野街角遭遇“珍”

今回は現在、久々に“骨っぽいミニ”って感じで巷を騒がせているアルトターボRSに因んだ訳ではないでしょうがあの『47万円』が未だ忘れえぬ初代アルトを目撃、「おぉ、まだ動いとる!」って感じで感激しちゃいました、しかも初代末期に追加され雪に無縁な?首都圏ではまずは観なかった4WDですからねー、さすが長野って感じで\(~o~)/

⇒『昭和58~59年(1983~1984)初代SS40型アルト4WDスノーライナー』!!

仕事中、自販で休憩中、前からやたら小さくヨロヨロ(ドラバーはかなりの高齢者)とこちらに向かって走ってきたアルト、何十年ぶりでの目撃!

↓のんきに一人缶コーヒーOFFしてたらとんでもない物体が!慌ててカメラ構えたら横からしか撮影できませんでしたぁ、残念!


初代アルト(2st SS30型、4st SS40型)は79年、先に記した“47万円”のキャッチフレーズで爆発的に大ヒット、ナウなヤングな若者で知らんヒトは何故にそうなったかはググるかワタシの過去ブログを参照下さいまし(^_^;)
得々とまたウンチク垂れると負けじと長文で知識自慢してくるのがいますんでね、いちいち細かく書かないのをいい事に揚げ足取りのように長々と解りきった事書かれると正直ウゼー!
それでも最初から4~5回はご丁寧に返していましたが図に乗り出したのでバッサリです、あり余る知識を披露したいなら自分でどうぞ発信して下さいって感じ、こっちも激務の後の趣味でやってるんでね、余計なストレスは抱えたくはないんで…
イケネー、また脱線(~_~;)
まっ、愚痴くらい言わせておくんなさいましwww

そんな事よりアルトですよアルト!
エポックな大人気を博した初代アルトは79年~84年という意外に?そう長くないモデルライフ、デビュー時は当時の排ガス規制→パワーダウン、高額化、重量増に抵抗するかのようにスズキの意地を見せた2stのみでデビュー、ラジオは勿論、フロアカーペットまで省くという徹底したコストダウンで贅沢になり過ぎた軽自動車の姿に一石を投じたのが高い支持を受けたんですよねー、現行新型アルトもこの初代の精神が垣間見れて非常に好感を持ちます♪

↓徹底して無駄?を廃止ながら税制の盲点もつきリーズナブルに庶民のゲタとして大人気を誇りました!(目撃モデルは後期なので角目になります!)


シンプルor低額でデビューした初代アルトも基本は崩さないながらもユーザー、時代の要求からATや流行のデジパネ、そして現車のような4WDモデル、4stの追加など充実してゆき84年、2代目“麻美のアルト”と実用一点張りだったアルトが背伸びしてオシャレに変革、そして現ターボRSの元祖となるワークスも設定される等進化してゆきました。

↓83年追加の4WDは走破性を高める12インチタイヤがタダものアルトではない?オーラを放ちますww


現車、高齢のお爺さん運転のため少し危なかっしかったですが手入れは凄くなされていた印象、パッと見ですから断言はできませんが長野のクルマ、30年超え軽自動車ではあり得ないコンディションに見えましたねー…
きっと40代の頃に購入し今日まで大事に慈しまれてきたのでしょう、という物語が想像できホッコリします、特にお年寄りドライバーですと(^_^)

激務の中でのコーヒーブレイク時に微笑ましい走りの初代アルト、改めて長野県っていいなぁ(何のこっちゃ!ですが…笑)と思えた昨日の午後のヒトトキでした(^。^)y-.。o○
Posted at 2017/11/23 21:24:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ
2013年11月26日 イイね!

保存版・珍車346

保存版・珍車346珍車346…ありゃ、何だかついこないだ“祝!300”なんてやってたのにあれからもう46台取り上げてるんですね(@_@)

まっ、400までは最低頑張りたいです!

な訳で今回は久しぶりに軽の珍しカーを見つけましたのでご紹介⇒『昭和59年(1984)5代目SS40型スズキフロンテFS』!!

現行アルトのご先祖様のフロンテ、これの歴史は古く軽自動車創世記と言っていい1955年のスズライトSFが元祖でしてこれの発展型が『スズライトフロンテ』、この時(1962)に初めてフロンテを名乗り67年の2代目LC10型からは単独ネーム『フロンテ』を名乗っています。
名前の由来は単純でスズライト時代ではまだ珍しいFF方式を採用した事によるFF=フロント=フロンテって訳ですナ^_^;

ただオモロイのは完全なる『フロンテ』名になった2代目LC10型からは由来を無視して一転したRRとなった事、これは後続ライバルの強敵であったホンダN360と差別化したアピールをしたいがため?って訳でもないでしょうがハイパワー過ぎて横転やら強烈なタックインが問題化したNコロに対しRRに変貌したフロンテはRRの特性からなるFFと違う安全性を強くアピールしていました!

そんなRRも2~4代目の2代で終了、今回取り上げる5代目から再びFFとされ名前に相応しいモノとなっています。
2~4代目のRRのフロンテ、それなりの評価はありましたがスペースの限られる軽ではやはりFFの利点は見過ごす事は出来ず再びFF化、結果的にデビュー時RRだったスバルも、やはりデビューから永らくFRを通した三菱も全てFFになっていったのは御承知の通りです。

5代目SS40と言えば忘れちゃいけないのが後に軒先貸して母屋を取られた?的印象の派生車種でもあり現代もラインナップ、フロンテの後継となったアルトの初登場ですがこの辺は前回フロンテ出品ご紹介時( 珍車117 )でここは触れていますので割愛します。

この代まではスズキらしく排ガス規制が厳しくなっていた時代にも関わらず意地で?最後まで2stを用意、これが型式SS30でFXシリーズ、4stをSS40FSシリーズと分けパワフル派にはFXを、環境派にはFSをとアピール、ワタシは両方経験ありますが走りの良さは明らかに2stが上!♪パランパランパランとジムニーでお馴染のスズキ2stサウンドで軽快に走るフロンテFSは結構この型はスクエアで嫌みのないスタイルも好きでしたしお気に入りのミニカーでした。

現車は117よりは新しく角目/ドアミラーにMCされたモノ、事故修復R点でフロアなどに歪みが見られるのが少々気になりますがこの年式の軽で実走8万㎞は珍しい!
少走行までは言えずむしろ軽の微妙なこの距離で事故修復でこの年式ですととうに潰されていてもおかしくないのですがよくぞ生き残りました、ここまでくれば希少車ですしボディの状況も良く機関面には問題なさそうなので今では立派な商品ですね。

↓外装Dはこの年式なら仕方ないでしょうが画像では結構コンディションよし!って感じ。


爆発的ヒットとなったアルトの影に隠れ地味で目立たなかったSS30/40フロンテですが節税対策の低価格“商用バン”のアルトと違い装備や内装のデザインは当時の軽としては水準以上の出来でまぁその分値段もアルトとはかけ離れたモノながらアルトと見較べると非常に豪華に見えたモノです。

↓内装はCだけあり年式以上の綺麗さがありますね!5ナンバーだけありアルトのフロアマットまで廃した室内と較べ格段に豪華!


↓先代から継承したガラスハッチがアルトのテールゲートとは異なるお洒落感を演出


このフロンテの代からはアルトに刺激されダイハツからはミラ、富士重はファミリーレックス、三菱はミニカエコノと節税低価格ボンバンが登場し持て囃されましたのでフロンテに限らず5ナンバーの軽の販売と浸透は非常に少なかったのでこのフロンテ、結構希少ですよ!

↓顔はアルトとほぼ同一。現車、艶はないものの大傷や凹がないので再塗装でかなり綺麗にできますね!


このフロンテの出品は東北宮城、落札は片手オーバー!!
この金額がクルマ的に安いか高いかは断定できませんが約30年前の軽4です、それが立派に流通し販売される事実に素直に拍手ですよね(^.^)/
Posted at 2018/08/28 23:38:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | スズキ | クルマ

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「岸田と宮沢洋一、公明斎藤(広島)、石破(鳥取)、逢沢(岡山)って中国地方ってロクな議員いないな、この地区(ついでに森山の鹿児島、岩屋の大分、村上の愛媛も含め)だけ消費税10%維持、暫定税率維持で良くねぇ?ここの県民は次の選挙でもまだコイツら入れるなら非国民決定!」
何シテル?   09/03 17:55
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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