
しかし暑い、関東は灼熱ですが台風ウロウロの九州/中国・四国の方々の不安に較べたら“暑い”なんて贅沢千万ですね、しかし加齢と共に年々暑さに弱くなる爺ですんでこんな日曜日は冷房ガンガンの部屋にヒッキーして下らんブログでも上げるのが一番(^^;
てな訳で飽きもせず珍車シリーズやりまひょ♪
713弾、キ〇ヲ〇必見ですゼ!っていきなりの憎まれ口ですがどうしてもNG車には愛がないから厳しい口調になるんす(汗)
最初に書いておきますが善良なるスバリストさん、スバヲタさんはここにてブラウザで戻った方が身の為ですよ、趣味の世界で気分悪くなる必要ないですからネ、ハイ、警告しましたヨ(*_*;
⇒『昭和62年(1987)AX7型スバルアルシオーネ1.8VRターボ』!!
レガシィ、インプ前夜のスバル(当時富士重工)、変態臭、ヲタ臭全盛期?時代に「ウチもセリカXXが欲しい、プレリュードが欲しい」との思いで気合を入れてこさえたスペシャリティクーペ、ベースは当時これしかない同然の3代目AA型レオーネとしスバルとしては先にも後にも唯一のリトラを採用した流麗な!?スタイルを載せ気合を入れて発売したものですね。
普通車では長年レオーネのみで一部熱狂的ファン相手に商売してきたスバル、アルシオーネデビューの85年はバブル入口の非常に経済が上り調子の時代でしたので余裕のないスバルと言えどもこの時期マーケットでも重要車型であったスペシャリティの分野に進出した訳です!
それでも経験のないスバルですから慎重を期しまずアメリカで発売、エンジンや足回りをレオーネからそのまま移植しているためコストを掛けずこの種のモデルとしては廉価で抑えたのが成功しアメリカ発売当初は主に女性を中心に“小型廉価クーペ”として人気を獲得、これに気を良くしたスバル、85年に国内発売となりました。
↓元ネタは3代目AA型レオーネ!
日本車で初のCD値0.3を切り0.29という空気抵抗係数を実現したスタイルは極端とも言えるクサビ形、水平対向エンジンだからこそできる技とばかりにリトラの採用も相まってFrを低く抑えRrに行くに従って大空に向かってヒップUP!!という典型的エアロダイナックなボディでした。
個人的にはこういうスタイリング、嫌いじゃないですしアルシオーネ、注目しましたが確かにセンターピラーまでの造形はそりゃ見事!と言える程カッコエエ、しかしBピラー以降のデザインが…(*_*;
この瞬間がスバルだね!!って感じの何とも言えない処理、カクカクとキッチリズバッと断崖絶壁の如く切り落としたRrウインドゥからヒラメのようにベターンとしたトランク、そしてまたもた断崖絶壁のテール、うーん残念、FrとRrがまるで別のクルマのようなイメージ(私感)になってしまいあれだけFrは素晴らしいのに何故にテールはこうなるんだろ?といつもスバルのクルマにつきまとう疑問をこのクルマ見る度に思いますし年数経た今でもその感覚は変わらずでバブリーマツダやいすゞ車のように先進的とも間違っても取れないんですわ、申し訳ないけどw
レオーネ=大衆車ですからW/Bが小さくこれの低く長く幅広くのボディを着せるのも無理があったかな?W/Bがもう少し長くあればいくらかバランスももう少しまとまった気もしますが…
市場的にもアメリカですら当初の人気は急速に衰えましたし国内では鳴かず飛ばず、国内ではXXやソアラ、プレリュード的な高級パーソナルクーペ的訴求したのも間違い、当時まだまだ一般には色眼鏡的な印象の水平対向エンジン、ターボ付きと言えども120psと言う訴求力に乏しい出力でしかも4発、ATはまんまレオーネの3速と来たら高級も何もあったもんじゃなく85年当時でも大衆車以上は既にATは4速が当たり前でしたのでね、これじゃうまくいく訳ねー!!って感じで87年には従来のレオーネEA82型ボクサーに2気筒足したER27型6気筒ボクサーを搭載した2.7VXを追加、ATもこちらは4AT化じ新たな勝負をかけますが付け焼刃で素晴らしい結果は得られず時すでに遅し、大衆車クオリティの見かけだけ大人びたとでも言えばいいかな?幼児が大人のドレスを纏ったようなアルシオーネはハッキリ言ってあの好景気、バブル時代ですら見向きもされなかったと言っていいでしょう、このどこか中途半端な部分を反省し次作、アルシオーネSVX(91y~)は根本から見つめ直しスペシャリティクーペに再度名乗りを上げました!
しかし!!アルシオーネでは当時4WDメーカーとしての信頼を三菱と双璧をで得ていたのもあり4駆システムは斬新な新メカも投入、電子デバイス装備と相まって今日の揺るぎないAWDメーカーとしての地位を築くのに大いに貢献したモデルでもありましたね。
↓先進の4WD技術を投入したアルシオーネ、キャッチコピーは“4WDアバンギャルド”
といつも通りの長い前置きの後に現車です(^-^;
アルシオーネは2つのグレードでデビュー(VSターボ/VRターボ)し先記の通り2.7VXが追加されますが現車、そのVX発売期の1.8モデル、グレードは恐らくはVRかとは思いますがここはキ〇ヲ〇すばっリストさんにお任せしまっサw
出品は評点など対象外の“もってけドロボーコーナー”的の現状車コーナー、このコーナーには事故・不動や冠水も含む基本、部品取り対象ですからまともに動くってのも絶望なんですが目利きが効けば掘り出し物も掴めたりするんですよねー、このアルシオーネがそうなのか否かは画像だけでは判断できませんが…
↓走行は7万km台で少ないですね、あくまで画像だけなら総合3内装E外装D位のレベルかな!?
スペシャリティは外見も勿論、インテリアの妖しい?雰囲気も重要ポイント、アルシオーネはその部分でも一応及第点ではあったと思いますが凝った造形のステアリングやサテライトS/Wも安手のレオーネに取って付けた印象が付きまといそれが哀しくもあり…
いや、次期SVXでもレガシィのイメージとかなりダブりますがレガシィそのものが好印象でしたから全く悲壮感はないのですが。。。
↓内装、シートや内張は綺麗な部類ですがインパネの割れが残念!
↓ヒラメ断崖絶壁のRrスタイルはある意味インパクト大ですナ~www
ボディに大凹や大傷は画像の限りはない様子ですがクリアは剥げサメ肌になっちょるかな?30年経過ですんで下廻りもそれなりのヤレはあるでしょうねー
↓FrはXXやプレリュード、RX-7にも見劣りしないカッコ良さw
出品地は変態スバルマニア、モノ好きの集う北関東のあそこと言いたいながら残念ながら遠く離れた中京地区、落札も無事なされるも解体価格程度で出品店さんは完全大赤字、このクルマが路上復帰は恐らくなく部品取りとでそれこそG馬辺りに移送なんかな?って気もしますが、希少な個体、復活させる酔狂がいるなら朝まで生討論してみたいもんです、♪チャァチャチャッチャララ~ (爆)
Posted at 2017/08/06 17:56:09 | |
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