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元Gureのブログ一覧

2019年08月06日 イイね!

珍車PART836

珍車PART836珍車836弾は滅多にやらないスバル車やりますヨ、おとろしいスバヲタさんの皆さん、大変おまんたせ致しましたwww

何故に苦手な6星取り上げた?いやいや、今回のお題はこんなスバル嫌いの元Gureも乗った時は唸ったなぁ、こればかりは当時の水準からしてもケチのつけようのない隠れた名車に思うからっす!!

⇒『平成10年(1998)KK3型スバルヴィヴィオRX-R』!!

RX-R、出品車はあまりいい状態のモノではありませんが上物だと今やプレミアムが付くクルマ、ライバルだったダイハツミラTR-XX、スズキアルトワークス、三菱ミニカダンガンと並ぶセダンタイプのスーパーミニとしてマニアは外せない逸品…

人気的にはミラ、ワークスを下回りましたが実力と軽として考えると充分以上の剛性と造り込み、脚のしなやかさは先記2ライバルを大幅に上回っていたと思います、菱ヲタだからワタシとしてはココはダンガンを推したいところながら性能や剛性、脚回り等はRX-Rと互角でしたが内装の質感やシートの出来がダンガンはチープ?と言うか軽自動車を感じさせる出来栄え、これに較べるとRX-Rには”軽”を意識させるのは小さい、狭いという点以外なく走りも造りも1級レベル!
このクルマはかつて乗った時は嫌でもスバルの実力、軽に掛ける情熱が手に取るように解りこのワタクシめですら”欲しい”と思ったモノでした(;^_^A

この時代(90年代)は他にホンダビート、スズキカプチーノ、マツダAZ-1(スズキキャラ)等スーパーミニは多数ラインナップしておりましたが本格スポーツミニのこれらとRX-Rを比較しても何ら遜色ない、いや、当時としても普段使いのFFに慣れた身ではある意味玄人でないと扱いに時間を要すMRのビートやAZ-1、FRのカプチよりも速く走らせる事ができたのではないかと思います。
何よりサーキット(私の場合はテストコースでしたが…)での限界が足、ボディともにRX-Rは秀逸、ワークスやミラがシャーシがよれる辺りまで来てもRX-Rやダンガンはカッチリ感が残り安心してツッ込めるサマには感嘆したものです、勿論街中を走るにはどれも何ら問題なくここまで限界を追求していたスバルや三菱、妥協がないクルマ造りは好景気の時代だからこそ設計できたとは思えますがこの2社に共通する”元飛行機屋”(飛行機の場合ボディのちょっとした剛性不足でも命取り)の矜持を感じたものでした!

さて出品車ですがよく頑張った約20万㎞!さすがに660㏄でただでさえ高回転でパワーを稼ぎ尚更飛び道具(S/C)で無理やりパワーを出しているのでそろそろ限界かな!?出品票にある白煙がどの程度なのかを厳重に確認したいところ…

総評は3、内外CDは年式並みの評価に思いますが距離が厳しい、最低限O/Hはしたいところですナ。


C評価だけあり内装は綺麗な状況でこの距離走った軽では確実に破れるシートもまだOK!


軽としては素晴らしい質感を持っていたヴィヴィオ、RX-R以外でもいい造りで過去の“我慢車”イメージは皆無でした!


ヴィヴィオのHOTバージョンであるRX-Rは”ミニWRX”としてスバル好きには持て囃されましたっけ!
菱好きはミニカダンガンにエボを重ねるようにRX-Rにそれを抱いていたのでしょう、気持ちは一緒ですゼw

”親分”のインプWRXとは顔に共通イメージがありスバヲタを喜ばせた?


外装はDですがまだ艶も残り未再生の様子、大凹大キズもない様子ですがFrサイドメンバーの腐りは要注意、サビのレベルによってはE/G脱落は大袈裟でも車検に影響する可能性あるしで…





マニア涎モノの5MTですがやはり距離とボディ腐りからか?落札はなされるも解体価格レベル、恐らく部品取り目的の落札でしょう、希少なRX-Rですがココまで頑張ればお役御免でも仕方ないとは思いますがO/H、レストアの猛者、熱烈スバリストなら有り得るかも!?!?

(^^)/
Posted at 2019/08/06 21:36:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | スバル | クルマ
2019年05月04日 イイね!

珍車PART826

珍車PART826
珍車826弾、コレもウッカリしていたらすっかり見かけなくなってきましたねー、2~3年前までは当たり前に走っていたような気もしますが…

古くからお付き合いある方はご承知の事と思いますがアンチ6星なワタクシが若き日、唯一購入を検討したクルマ、まっ、最終的には菱ヲタ精神を忘れずライバルのエボに行きましたがこれの祖先?と言うかベースのレガシイGT/RSがギャランVR-4の最大のライバルだったのと同様、エボとは切っては切れない好敵手、気にならん訳がありませんですw

⇒『平成6年(1994)初代GC8型インプレッサHTセダンWRX』!!

初期型インプ、エボの第一世代(エボⅠ~Ⅲ)同様にすっかり見なくなりましたがこれもほぼ海外に渡ったかな…!?

冒頭で記載した通り、VR-4 1号機→エボⅣへの代替え期に購入を真剣に検討したクルマ、勿論試乗もしたし当時やっていた仕事上でハンドル握らせてもらった事もありこの時に峠道でのエボとの乗り較べもできる幸せな環境にいたのでね、非常に印象に残っています(^_^)v

どちらもCセグの本来ならファミリー向けセダン、この頃は国産車もWRCに熱心な時代で三菱はE30型ギャラン、スバルは新鋭レガシィで常に競っていましたがより戦闘力を高めるためエボはギャランVR-4から名機4G63I/Cターボエンジン、4WDシステム等を小さく軽いボディのランサーに移植、スバルも同様にレガシィセダンGT/RSから1クラス下に92年にデビューさせたインプレッサに水平対向EJ20型&4WDシステムを持つWRXを設定、闘いはギャランvsレガシィからランサーエボリューションvsインプレッサWRXに移行、ラリー界は勿論、スポ車好きにも常に進化し続けるこのライバル対決、釘付けでしたよね~、ご同輩!

WRXの祖先?はレガシィGT/RS


インプvsエボ、Ⅳの時代で既に電子デバイステンコ盛りのエボ、これに較べメカニカルな玄人向け装備が充実するWRX、乗ってみるとあくまで個人的感覚ではエボがFFベースの4WDらしく曲がらないのを電子力で無理矢理曲げる感触、対するインプは縦置きボクサーエンジンからなる低重心とFR的挙動?ケツが滑り頭が先に入るサマはFR世代には後者がシックリ来ましたがね、三菱伝統のロングストロークのエボ(4G63)はダッシュや街中での俊敏さはWRXを圧倒、その代わり高回転の伸び代、高速走行での速さはエボを上回る感じですかな?まぁ、速いのはどっちも文句なく速いので最後は好みでしょうし競技やるならその競技の特性で選べばいいと思いますがどちらも300万程度でスーパーカー並みの性能を誇るこんなスゲェ車買えるのか!と当時は驚き、しかも家族持ちでも何ら不自由ない4ドアセダンでしたし実用度も結構高い、同じくライバルとしてトヨタがセリカGT-Fourを出していましたがWRCでのポカもあり(レギュレーション違反)エボ/インプのように進化する事なく途中でEND、まぁ、クーペボディで実用性も低かったのも市販レベルで低迷の要因とも思えます、4枚ドア(インプには2ドアもあり)だからこそ成功した2車、こじんまりした扱い易いボディでハイパワー、オマケに性能からしたら破格のプライス、イイ時代でしたよねー…

個人的感覚では例の♪~ドコドコ~がいにしえのスバル1000以来苦手でしたんで結果エボの購入に踏み切りましたがエボは誰が転がしてもその性能をいかんなく発揮させられ速く走れる、WRXはある程度の腕、そしてFRで慣れ親しんだ世代ならばその体験が活かせ玄人を満足させる、そんな印象がありますナ。

現車、このテの低年式モデルではまず付かない4点評価は価値モノ!


内外はCと年式なりですが14万㎞オーバーながら機関には特に異常がない様子、エボもWRXも競技やってた個体はもうコキ使われこうした舞台は廻ってこんでしょうからねー、現車、街乗りで使われていた個体でしょうがその中でもキチンと管理されたイイ状態を保っているようです。

インパネも弄りまわされておらず綺麗な状況!


WRXやエボはクルマの性格上、20年を超えるとまともな個体が残っていないのが殆ど、それでも4~5年前はそれなりに存在しましたがその後に起きた映画『ワイルドスピード』シリーズに端を発する海外での日本車ハイパワーモデルの人気もありそのようなイイ状態の個体もほぼ海を越えてしまった感がありますのでね、この出品車も恐らくは貿易になるんでしょうが本格スバリストさんにはヨダレ物かもしれませんナw

シルバーのカラーにやや劣化は見てとれますがA/Wやマフラー程度のカスタマイズでオリジナル度の高い希少なWRX!




出品は関東、落札は3桁の半分ってところでライバルであるエボ第一世代、Ⅲの異様なプレミアムは除いてもⅠ~Ⅱと比較してもかなり割安、エボが落札でも3桁超えしている中でマニアック度の強い当時のスバル車ってのもあるのでしょう、プレミアにはあともう一息って感じですね(^^)/
Posted at 2019/05/04 00:21:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | スバル | クルマ
2017年08月06日 イイね!

珍車PART713

珍車PART713
しかし暑い、関東は灼熱ですが台風ウロウロの九州/中国・四国の方々の不安に較べたら“暑い”なんて贅沢千万ですね、しかし加齢と共に年々暑さに弱くなる爺ですんでこんな日曜日は冷房ガンガンの部屋にヒッキーして下らんブログでも上げるのが一番(^^;

てな訳で飽きもせず珍車シリーズやりまひょ♪


713弾、キ〇ヲ〇必見ですゼ!っていきなりの憎まれ口ですがどうしてもNG車には愛がないから厳しい口調になるんす(汗)
最初に書いておきますが善良なるスバリストさん、スバヲタさんはここにてブラウザで戻った方が身の為ですよ、趣味の世界で気分悪くなる必要ないですからネ、ハイ、警告しましたヨ(*_*;

⇒『昭和62年(1987)AX7型スバルアルシオーネ1.8VRターボ』!!

レガシィ、インプ前夜のスバル(当時富士重工)、変態臭、ヲタ臭全盛期?時代に「ウチもセリカXXが欲しい、プレリュードが欲しい」との思いで気合を入れてこさえたスペシャリティクーペ、ベースは当時これしかない同然の3代目AA型レオーネとしスバルとしては先にも後にも唯一のリトラを採用した流麗な!?スタイルを載せ気合を入れて発売したものですね。

普通車では長年レオーネのみで一部熱狂的ファン相手に商売してきたスバル、アルシオーネデビューの85年はバブル入口の非常に経済が上り調子の時代でしたので余裕のないスバルと言えどもこの時期マーケットでも重要車型であったスペシャリティの分野に進出した訳です!

それでも経験のないスバルですから慎重を期しまずアメリカで発売、エンジンや足回りをレオーネからそのまま移植しているためコストを掛けずこの種のモデルとしては廉価で抑えたのが成功しアメリカ発売当初は主に女性を中心に“小型廉価クーペ”として人気を獲得、これに気を良くしたスバル、85年に国内発売となりました。

↓元ネタは3代目AA型レオーネ!


日本車で初のCD値0.3を切り0.29という空気抵抗係数を実現したスタイルは極端とも言えるクサビ形、水平対向エンジンだからこそできる技とばかりにリトラの採用も相まってFrを低く抑えRrに行くに従って大空に向かってヒップUP!!という典型的エアロダイナックなボディでした。

個人的にはこういうスタイリング、嫌いじゃないですしアルシオーネ、注目しましたが確かにセンターピラーまでの造形はそりゃ見事!と言える程カッコエエ、しかしBピラー以降のデザインが…(*_*;

この瞬間がスバルだね!!って感じの何とも言えない処理、カクカクとキッチリズバッと断崖絶壁の如く切り落としたRrウインドゥからヒラメのようにベターンとしたトランク、そしてまたもた断崖絶壁のテール、うーん残念、FrとRrがまるで別のクルマのようなイメージ(私感)になってしまいあれだけFrは素晴らしいのに何故にテールはこうなるんだろ?といつもスバルのクルマにつきまとう疑問をこのクルマ見る度に思いますし年数経た今でもその感覚は変わらずでバブリーマツダやいすゞ車のように先進的とも間違っても取れないんですわ、申し訳ないけどw

レオーネ=大衆車ですからW/Bが小さくこれの低く長く幅広くのボディを着せるのも無理があったかな?W/Bがもう少し長くあればいくらかバランスももう少しまとまった気もしますが…

市場的にもアメリカですら当初の人気は急速に衰えましたし国内では鳴かず飛ばず、国内ではXXやソアラ、プレリュード的な高級パーソナルクーペ的訴求したのも間違い、当時まだまだ一般には色眼鏡的な印象の水平対向エンジン、ターボ付きと言えども120psと言う訴求力に乏しい出力でしかも4発、ATはまんまレオーネの3速と来たら高級も何もあったもんじゃなく85年当時でも大衆車以上は既にATは4速が当たり前でしたのでね、これじゃうまくいく訳ねー!!って感じで87年には従来のレオーネEA82型ボクサーに2気筒足したER27型6気筒ボクサーを搭載した2.7VXを追加、ATもこちらは4AT化じ新たな勝負をかけますが付け焼刃で素晴らしい結果は得られず時すでに遅し、大衆車クオリティの見かけだけ大人びたとでも言えばいいかな?幼児が大人のドレスを纏ったようなアルシオーネはハッキリ言ってあの好景気、バブル時代ですら見向きもされなかったと言っていいでしょう、このどこか中途半端な部分を反省し次作、アルシオーネSVX(91y~)は根本から見つめ直しスペシャリティクーペに再度名乗りを上げました!

しかし!!アルシオーネでは当時4WDメーカーとしての信頼を三菱と双璧をで得ていたのもあり4駆システムは斬新な新メカも投入、電子デバイス装備と相まって今日の揺るぎないAWDメーカーとしての地位を築くのに大いに貢献したモデルでもありましたね。

↓先進の4WD技術を投入したアルシオーネ、キャッチコピーは“4WDアバンギャルド”


といつも通りの長い前置きの後に現車です(^-^;

アルシオーネは2つのグレードでデビュー(VSターボ/VRターボ)し先記の通り2.7VXが追加されますが現車、そのVX発売期の1.8モデル、グレードは恐らくはVRかとは思いますがここはキ〇ヲ〇すばっリストさんにお任せしまっサw

出品は評点など対象外の“もってけドロボーコーナー”的の現状車コーナー、このコーナーには事故・不動や冠水も含む基本、部品取り対象ですからまともに動くってのも絶望なんですが目利きが効けば掘り出し物も掴めたりするんですよねー、このアルシオーネがそうなのか否かは画像だけでは判断できませんが…

↓走行は7万km台で少ないですね、あくまで画像だけなら総合3内装E外装D位のレベルかな!?


スペシャリティは外見も勿論、インテリアの妖しい?雰囲気も重要ポイント、アルシオーネはその部分でも一応及第点ではあったと思いますが凝った造形のステアリングやサテライトS/Wも安手のレオーネに取って付けた印象が付きまといそれが哀しくもあり…
いや、次期SVXでもレガシィのイメージとかなりダブりますがレガシィそのものが好印象でしたから全く悲壮感はないのですが。。。

↓内装、シートや内張は綺麗な部類ですがインパネの割れが残念!



↓ヒラメ断崖絶壁のRrスタイルはある意味インパクト大ですナ~www


ボディに大凹や大傷は画像の限りはない様子ですがクリアは剥げサメ肌になっちょるかな?30年経過ですんで下廻りもそれなりのヤレはあるでしょうねー

↓FrはXXやプレリュード、RX-7にも見劣りしないカッコ良さw


出品地は変態スバルマニア、モノ好きの集う北関東のあそこと言いたいながら残念ながら遠く離れた中京地区、落札も無事なされるも解体価格程度で出品店さんは完全大赤字、このクルマが路上復帰は恐らくなく部品取りとでそれこそG馬辺りに移送なんかな?って気もしますが、希少な個体、復活させる酔狂がいるなら朝まで生討論してみたいもんです、♪チャァチャチャッチャララ~ (爆)
Posted at 2017/08/06 17:56:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | スバル | クルマ
2017年07月18日 イイね!

珍車PART706

珍車PART706久々の珍シリーズ(^^;
お珍しい軽が出ていましたヨ、30年を優に超えながらも上質っぽいしこれはスバヲタさん歓喜じゃないですかいのう(笑)
レックスですよレックス、まだまだスバル(旧富士重)がぶっ飛んでた時代に発売され長年同社軽の屋台骨を支えたモデル、時の流れで後続にヴィヴィオ、そして軽自社生産撤退という現在を迎えますがこのレックスが現役の頃、今とは逆に普通車はパッとしませんでしたが軽市場では充分に気を吐いていましたネ~

という訳で今回のお題はコレ

⇒『昭和59年(1984)2代目KM1型レックスコンビ』!!

81~86年の5年間ラインナップされた2代目レックス、この代は割とエポックでスバルの軽乗用(一部商用も含む)はレックスの先祖である1958年発売のスバル360以来、途中これを継承するR-2に代替わりし72年には初代レックスが登場しますがこの初代レックスまではスバルが独自の理論に拘り続け駆動/エンジン=RR方式を採用、当時ではスバルはRRという認識が誰にもあったと思います。

しかし2代目からはこれを一気に変換RR→FFへ改めさすがの頑固なスバルも新時代に訴求するモノへとしたものです。
これまでは“ウチの良さだけ理解してくれるユーザー=スバリスト だけ買ってくれればいい”的に唯我独尊を突き通してきましたが軽市場が1979年のスズキアルト47万円のデビュー以来、注目のカテゴリーとなり激戦区化、そんな中スペース効率に有利なFFが一般化しそれまでFRだった三菱(ミニカ)とこのレックスもFF化し古くからFF方式を採るスズキ、ダイハツに本格的な戦いを挑んだ訳ですね!

レックス、初代は当時のレオーネを小さくしたような出で立ちでこの時代のスバル車のご多分に漏れずアクの強い好き嫌いがはっきり分かれるもので圧倒的に「嫌い」が多かったように思います、元Gure的にもこの頃のスバルのデザインは首を傾げるようなモノばかりでしたからねー、今のレヴォーグやらインプやらの美しく優雅なデザインは信じられない思いですわ、未だにwww

↓72年“ミニレオーネ”よろしく平凡なR-2からド派手スタイルとなった初代レックス


初代に較べ2代目はすっかりアクが抜けスマートに!普通車のレオーネもこの時期からデザインが
一新され一般に訴求、スバリストには不満だったようですがこの頃、一般に舵を切ったのは明らかで2代目レックスもクリーンで奇をてらわず嫌みの無いオーソドックスなスタイルはスバル嫌いのワタクシでも打ち解けられたモノでした(笑)

さて、現車を見てみますが名前に“コンビ”が入るのは例の節税仕様の4ナンバー貨物登録のバンモデル、元祖のアルトがこれにより爆発的ヒットを飛ばし各軽メーカーもこれを模倣、当時はこの4ナンバーモデルがほぼメインになっておりターボモデル、ツインカムでも各社4ナンバーでした(物品税が現役の次期、新税である消費税導入前までこの状況)

それにしても33年前の軽、さすがスバルですよね、スバル、三菱は軽でもオーバークオリティでスズキやダイハツのこの年式の軽が殆ど残らない中、この2社のモノは今でも時々現れ勿論オーナーさんの努力の賜物ではあるのですがその耐久性も無視はできない部分であると思いますねー。

↓総評が3というのが凄い!33年モンの軽としては驚愕な評価です!


内装評価はDですがこれは経年劣化で避けられない痛みな感じですがDという評価は年式勘案すれば立派、外装評価は表記なしですが画像の限り褪せもなく凹、大傷もないようですしね、恐らくALLペンはしているでしょう、Cレベルは確保している様子…。

↓内張の状態も良くダッシュも褪せこそあれど割れもなく大事にされてきたのが解りますネ


走行は実走のようで5万㎞台、OIL漏れがあるようですがこの距離でしたら重症ではないでしょう、84年MCされた後期型で前期の丸目2灯→角目2灯になり個人的には可愛らしかった前期が圧倒的に良かったと思いますが前期にせよ後期にせよこの型が残っている事に敬意を表します(^^;)



↓色艶も良くスバリストなら無視できない綺麗な個体!


節税バン、これはセカンドカー需要にピッタリだったのと同時に女性ユーザーの拡大にも繋がりこの時代は各社各モデル、女性をターゲットにした展開がなされておりレックスも特にコンビはこれに特化、ダイハツ、スズキ、三菱に較べやや訴求は弱かったながらスバルとういう性質?若い女のコより年輩層=おばちゃん~お婆ちゃんが操るレックスコンビはよく見たように記憶していますw

↓Frビューも問題なく美車!


このレックスも過去何度か乗りましたが造りはやはり軽のクオリティの中では上位、パワーこそやや頼りないイメージでしたがハンドリングや脚は充分以上の性能で同時期の三菱の脚が一番だったと思いますがハンドリングではレックスでは初ながら長いFF造りを普通車でしてきており他車が取って付けたような(特にP/S付きが顕著)ハンドリング特性がレックスにはなく自然な感じでドライビングできるのが好印象でした。

出品は東、無事落札がなされ二桁に近い金額まで付いていましたので極端なプライスにはなっていませんがやはりプレミアっぽくはなりつつある感じですネ(^^)v
Posted at 2017/07/18 22:06:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | スバル | クルマ
2017年05月21日 イイね!

珍車PART694

珍車PART694ワタシと長いお付き合いを頂いている方々には承知の事実なんすがワタシの大の苦手なメーカー車も分け隔てなく?取り上げたいと(笑)

いや、別に分け隔てないのですが今でこそトヨタ効果で?好調スバルさんですが30年前まではそれこそマニアしか選ばない特殊車両wメーカーという認識しかワタシは勿論一般ピープルにはなかったのでここの旧車というのはかの有名な旧車王者の1台であるてんとう虫『スバル360』以外にはなくなかなか出て来ないんですよね、まっ、しかし言っても一般市場に門戸を開いた!?初代レガシィからそろそろ30年、そこから飛躍的に販売台数、認知度も上がったので今後はここの珍車も出て来るんではないかなと思ったり。。。

そんな訳で今回のお題はコレ!

⇒『平成3年AA3型3代目レオーネ1.6MAIA』

元祖でありレオーネの前身であるスバル1000以来、2台目レオーネまで「ウチを理解してくれるユーザーだけ買ってくれればいい」的に唯我独尊の車造りをしてきたスバル(当時富士重工)が軽モデル含め路線変更し何とか一般大衆にも受け入れられたい!という希望を乗せて84年にデビューした3代目かつ最終型レオーネ、それまでは素人?には首を傾けるようなあってないようなデザインの群馬テイスト丸出しでしたがこの頃から垢抜けた、取っ付き易いスタイリングに変貌、私感ですが大苦手だったこのメーカーを見直すきっかけにもなったのが3代目レオーネでした。

古くからFFに拘りその長所を生かしたデザインを提唱、しかし世はまだFR全盛でFFなんて異端児の60~70年代、理屈は分かるも全面的にFFを押し出す姿勢にはついていけず市場の意向も無視、それを長年押し通した姿勢はある意味立派でしたがその頑固さにはアレルギーしか残らなかったです、ハイ。

↓1L大衆車ブームの60年代(66年)に独特な姿勢で参入した前身のスバル1000


しかしレオーネになってから一早く4WDセダン(バン)を投入しそれまでジープオンリーだった北国の生活4駆需要の呼応したりしてキャッチコピーも“鋼(はがね)のチャレンジャー”を謳い王者カローラサニーにない耐久力や走破性を訴える事で独自のファンを掴み一般的ウケはなくとも一部には「スバルしゃなきゃダメ!」という所謂“スバリスト”と言われる根強いマニアを得たのも事実、この存在が今日のスバル拡大の原動力になったのは言うまでもないですね!

レオーネと言えば4駆!!そんな時代=が70~80年代確かに存在し広く浸透しましたが80年代半ばからはそれまで他車含めパートタイム4WDが主流だったこの分野が仏・アウディクワトロをきっかけに日本でもフルタイム4WD化の波が訪れ3代目レオーネは4WDのパイオニアとしてフルタイム化に舵を切るもマツダファミリアに“国産初”の称号は持っていかれスバリストが地団駄踏んで悔しがったのは有名ですナwww

さて、現車を見てみましょー。

平成3年式ですからもう後続になるレガシィ発売以後のモデル末期で車種整理された時期のモノ、3代目レオーネは隆盛期にはセダン、クーペ、ワゴン/バンという幅広いボディと1.6/1.8、2WDに4WDというワイドレンジでしたがレガシィ以後はセダンとバンに絞られセダンもレガシィ発売前に追加されたお買い得特別仕様の『MAIA』及びこれの豪華版『MAIA Ⅱ』のみとなった時期のクルマですネ。

↓事故落ちR点、内外Dは年式並みの評価ですが実走6万㎞台はファンには見逃せない少走行?


出品票によるとそれほど状態はよろしくない感じながら画像の限り傷や凹もそれほど目立たずガンメタのボディも再生ナシでまだ乗れるでしょう。

内装も動物臭があるらしい?ですが見た目は充分綺麗、但し犬の臭いはかなりの難物で中古車の査定ではかなりのマイナスポイントになってしまいますので現車要チェックです!

機関面での不具合もない様子、スバル1000から継承するEA型ボクサーエンジンも相変わらず♪ドコドコ~ と快調に回ってくれそう(^^)

↓当時流行のクラスターS/Wが特徴的なインパネ、見た目は全然綺麗です!


3代目レオーネデビュー時は「これがスバルか!」と思う程ビックリ、スラッシュサーフェスとされスクエアで軽快ささえ見られるスタイリングは「やればできるじゃん」w 的にどのボディも嫌みがなく中でもツーリングワゴン等はスタイリッシュでむしろ惹かれるデザイン、古くからのスバルファンには「らしくない」「スバルの堕落」とも言われたらしいですが後のレガシィやインプの快進撃の源流がこの3代目レオーネにはあったと感じます(私感)

↓空前のワゴンブームを造ったレガシィツーリングワゴンはこのレオーネツーリングワゴンの成功があったからこそ!


↓出品車、艶はやや失い気味ながら26年の割にはまだまだしっかりしている様子!



このレオーネは歴代に較べたら明らかに一般にも普及、特にトヨタや日産党からはそれでもまだスバルアレルギーが残り広く普及までには至らなかったながら軽を除きこれ1本で普通車マーケットに挑んでいたスバルの意気込みとレオーネに掛ける熱意は相当なモノでこれがレガシィ成功に繋がったのは間違いなくそいう意味でいえば不振に喘いでいた当時の富士重の隠れた救世主だったと思います!

↓かつてのスバルを知る世代としては見違えるスタイリッシュさが驚きのRrビューも無問題!



90年代の名曲を使いしきりにオシャレなCMでイメージ戦略に余念がない現在のスバルですが大古の“黒歴史”を知る世代としてはこの3代目レオーネを思うと非常に感慨深くかつ驚き!あの?スバルがこれほど大衆迎合するとは隔世の感を今更ながら感じます、しかしかつては4WDとか水平対向とか元飛行機屋のプライドすら感じる技術を最大の売りとしてきたのに今やアイサイトと三菱からブン取った(三菱の自滅ですが…汗)スポーツセダンやRVを売りにしてトヨタ商法丸出しの色濃いイメージ戦略に邁進するスバル、昔が良かったのか今がいいのか外野は解らんですが古くからのスバリストは何思う?と問いたい心境です(^^;
Posted at 2017/05/21 15:04:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | スバル | クルマ

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「旧車とキャラクター…VOL.48 http://cvw.jp/b/2682511/48498202/
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