• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2014年06月05日 イイね!

保存版・ 珍車PART413

保存版・ 珍車PART413久々コイツが出てきました!

コレも既に立派な旧車、いすゞの中では最も硬派でシブさが今も光る今回の主役

⇒『昭和60年(1985)PF60型初代ジェミニセダン1800ZZ/R』!!

前回( 珍291 )のご紹介ももう少し年式の古いクーペでしたが今回はセダン、しかもほぼ最終型PF60となります!

このジェミニについては詳細は291で触れたので割愛しますがいすゞらしく(?) 74~87年、計13年間基本を変えずに生産されたどれも長寿がイメージあるいすゞ車の中でもその在任期間はTOPクラス(トラック除く)になります。

初代ジェミニ、80年代に入ると各社このクラスはFFに転身しますがその風に乗れた?乗った?のは80年代も半ばとなる85年で最も後発、そもそもジェミニというクルマは他社がFR時代でも同クラスの中で「何でこんなに狭い?」と思うほど窮屈なクルマ、1600/1800というエンジンだけはミディアムでも寸法は大衆車、しかもそれの代表であった下級であるFR時代のカローラ(E30~E70)やサニー(B210~B310)に較べても圧倒的に狭い(+o+)
友人がこれの中期(78年型)のLSを持っていて若い頃さんざん乗りましたが小さいボディで大きめのエンジでしたので元々パワフルないすゞのエンジン、1600でも出品車のハードモデル=DOHCのZZでなくともパフォーマンスはなかなかのモノでしたがとにかく狭い印象が一番残っています(*_*;

「このサイズのFRだから仕方ねーべ!」とご意見はあると思いますがこれ、知らない方が想像する以上に狭い…

Rrシートはセダンですらファミリーカーとしては失格、足元スペースなんてFFの軽に余裕で負けてました(笑)
座面、背もたれもミニマムサイズ、ワタシはけっして大男(H174/W68)ではないのですがこのクルマのRrシートは勘弁、前席出してもらっても膝は常に前席にぶつかる、そんな感じでした。

かと言ってこれがFrシートでも足元が狭い、後席乗員に気を遣いシートを前に出そうものなら膝は余裕でダッシュにぶつかる、いや、ハマる?感じで運転席ですらペダルの間隔に余裕がなくクラッチ操作時にブレーキに干渉しないように気を遣う程でしたからねー、干渉避ければコンソロールに膝こする感じでクラッチ踏んでたし(汗)

と、まずは悪口を書き連ねましたがそんなジェミニながら13年もいすゞの表看板そ背負えたのはいすゞの十八番であるDeモデルのラインナップと当時(80y)唯一、トヨタのDOHC展開に対抗したZZシリーズのラインナップ、永いモデルライフだからこそ幾度も改良されMCも多く陳腐化を可能な限り防御したいすゞの努力以外何物でもないでしょう…

Deは現代~後年とは比較できませんが当時としては充分乗用車として許容できる音、振動に納まってましたしこの頃としては充分なパワー、そして低燃費…

ベレル/ベレットでDe乗用市場を開拓しフローリアンでそれの普及に尽力したいすゞの意地と自信のジェミニDe、専門家の評価も高く当時Deなど何ら興味のなかったワタシも後年これに乗りその完成度の高さには“さすがいすゞ!”と感心したモノです。

そのDeに反比例するかのようなZZシリーズは排ガス規制で牙抜かれたトヨタの18R-GEU(2000 135ps)や2T-GEU(1600 115ps)に比較してそれらの中間である1800cc130psを発揮するG180型DOHC+ECGIを搭載、そのパフォーマンスは18R-GEUをフィーリング的には上回りこれを小さく、1tをも切るボディに搭載していたのでランタボやR30のRSデビュー前はREエンジンのマツダを除きレシプロではクラス最速だったと思います!

85年に次期型JT系がようやくFFを得てデビューしますが好評のこのDeとDOHCはPF型を継続、さすがにファミリーモデルはFFに移行しましたがJT型デビュー後、2年も生きながらえたのはPFのDe/DOHCモデルの完成度と人気を物語っていましたネ!

↓距離は飛んでますが全体3.5に内外Cはこの類のスポ車で車としては奇跡的評価のZZ/R!


どうもこのPFジェミニ、クーペにせよセダンにしてもグローバルカーだった割には個人的意見ですがどことなく野暮ったく田舎臭くて乗れば前述の通り窮屈であまりいい印象はないのですがZZに関してはそれらが帳消しになる速さ、玄人好みのドライブフィールが無視できない存在感があり当時峠に凝っていたワタクシ、ZZ/Rはこのクルマのコツさえ掴めば尋常じゃない速さで峠攻めができる楽しいクルマでしたし当時は野暮ったく思えたスタイルも今見ればいぶし銀のシブさもありますしね、いすゞマニアでなくとも当時のスポ車好きには一目置かれたクルマでした!

出品車は次期JT系がデビュー後のモデル、但しこれは前オーナーさんの趣味か?Frマスクは79年にデビューした中期型マスクに変更されています。

PFは81年に3回目のMCにて後期型になっており本来85年モデルは異形角型ライトの顔になっていましたからね、これは現代的でスマートでしたが荒々しさは中期型にあるのでその辺の好みで変更されているのでしょう、インパネもこの後期時代に全面変更されており出品車の出で立ちでこのインパネは存在しないので間違いなくマスク替えです!

↓81年より74年から永らく使用された旧態化のインパネを現代的にリファイン、この手直しで延命効果は抜群でした!


C評価としてもこの類のモデルとしては非常に室内の状態はいいです、狭さだけは相変わらずでしたが新デザインのインパネに野暮ったさはなくこの辺もPFの陳腐化を阻止できた大きな要因でしょうね~。

外装もブラックの割には綺麗、ALLペンしている感じもありますが未再生でしたらかなり気合の入った手入れ、維持で大事にされてきたクルマだと思います。

↓凹、大傷も見られず無問題のRrビュー、出で立ちは普通のファミリーカーですがこのテールに追い付けるのは限られたクルマでした!


どちらかと言えばベレG以来でもDOHCを117クーペで維持してきましたが高級パーソナルだったこれと比較しZZ、高級装備のZZ/T、普及型ZZ/L、そしてZZ/Rが用意されていましたが特にRに関しては後のギャランVR-4に対する同RS、エボGSRに対するRSのように走りに徹した“漢”であり競技、走り屋に絶大な支持を受けたモノ、その分弄られ使い込まれ廃車というパターンが多い中、よくぞ現車、この状態で残っていたものです!

↓顔だけ見たら80~81年のZZですが実は最終型!迫力はこの顔が勝る感じ!(個人的意見)


出品地は東京、落札は…店売りならば3桁付けてもおかしくない価格で立派に“旧車”“絶版車”の価格に乗っています。

今ではトラック専業メーカーとなってしまったいすゞですが数少ない現代のクルマ好きの若い諸君!!
“いすゞというメーカーはこんな熱いクルマを造っていたんだよ~” と声高らかに叫びたい、そんなモデルの御紹介でした(^.^)/    
Posted at 2018/03/11 15:25:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2014年05月22日 イイね!

保存版・ 珍車PART406

保存版・ 珍車PART406前ブログでご報告の通りバントラオク会場に行ったのでその数多い出品車輛の中からとびきり珍度の高いコレを今夜はご紹介⇒『昭和45年(1970)いすゞTWD20ボンネットトラック』!!

いつもはネットの出品車を取り上げてますがね、今回は生ですよ、生!やっぱり生でないとね(爆)




さて、いすゞTWD、かつて日本のボンネットトラックの王者だったTXDシリーズの派生であり1963年にTSD40(4x4 5.5t積)とTWD20( 6x6 6t積)をラインアップ、主に自衛隊に納入されたり路面の悪い現場の多い林業やダム工事等に使用されたりと高度成長期の日本を支えた縁の下の力持ちでした!

現車も聞いた事ない村の森林組合という文字がボディに記載されておりこの類(林業)の使用車でしょう。

44年前の現役ボントラがまだ出品されるこのオークション会場はもはやここは日本か?というくらい外人さん(主に東南アジア・発展途上国)が多く古かろうが何だろうが実働であれば大概は掃ける、業界では“ゴミ捨て場”と揶揄されるココですが希少な珍トラックに会えるマニアにはたまらん場所です^^;

↓滅多に見れないTWDの出品票!


さてこのTWD、6輪駆動という当時としてはもの凄い性能、さすがにワタクシもボントラの経験はないですしね、その運転感覚は未知、しかも6WD、当然パワステなんてない時代ですからこれで狭い山道を毎日仕事していたのですからやっぱり昔のヒトには頭下がります(笑)

↓このレトロ感がなんとも言えない!インパネと言うより“運転席”がピッタリ(笑)


↓(付録…笑)ボントラの運転目線はこんな感じ(*^^)v


現車はクレーン付なのでボディカットしてあり荷台が異様に短くてブサイクですがまだまだシッカリしている!
クレーンはタダノ製でこれも太古のモノですが年式はクルマよりもやや新しく75年製、載せ換えか若しくは当初平ボでクレーンは後加装と思われます。

↓このボディ長で後輪2軸は不格好ですがコイツは走破性のためのモデルですんでね、漢ですよ!


44年モノなので車体はそれなりに痛んでますがシャーシやエンジンはきちんとメンテしていた様でOILの漏れた跡や酷いサビもなし!
塩害(雪)のない地域のクルマなのでしょうかね、下回りはパッと見の段階では奇跡的状態でした。

↓いかにも軍隊顔で勇ましいTWD


↓(付録2)懐かしの旧々いすゞマーク!子供の頃このマーク見て「もじゃバッジ」と言っていたのを思い出す(笑)


この会場は大概こうした驚きの希少トラックが開催ごとに出品されます、下手な博物館よりここは楽しめますヨ!(^^)!

このTWDは今週土曜日にオークションにかけられます、幾らになるか注視してみたいと思っています(ヒマあればだけんど…(^.^)/ )
Posted at 2018/03/18 13:59:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2014年01月26日 イイね!

保存版・ 珍車PART369

保存版・ 珍車PART369
おぉ、これも一時期真剣に購入を考えたクルマでした!

何せ友人がメーカーにいまして(今でもいます)新車でもご紹介という事で破格の安さで手に入れられる条件提示がありましたしね、その友人も持っていましたし何度も試乗、イザ買うか!と決断しかけた時に諸般の事情=カミさんの許可が出ずに買わなかったというこれも忘れられないクルマです


⇒『平成元年(1989)2代目JT190型ジェミニセダンZZハンドリングbyロータス』!!

派手なアクロバット走行シーンを小洒落た演出のCMが有名なこの代のジェミニは今や”トラックメーカー”としての認識しかない若い方も増えてきましたが70~80年代半ばのいすゞ乗用車の屋台骨を支えた主力車種でCMの効果も勿論、ジェミニそのものの魅力溢れる造りがウけいすゞ製としては驚異的な人気/販売を叩き出したモデルでした。

初代はGMと共同開発のグローバルカー、2代目からは時代の趨勢に合わせてFFに移行、乗用の販売力の弱いいすゞとしては初代~2台目は大成功と言っていいモデルで当時の街中で特にワタクシ在住の神奈川はお膝元だった事もあり4大メーカー(トヨタ、日産、三菱、マツダ…当時)のライバルと遜色ない位に見かけたモノです!

現車はその中でもHOTな1600 4XE1型DOHCエンジンを搭載する伝統のスポーツグレード『ZZ』でして先代PFジェミニ時代に上級117のG180型DOHCエンジンを移植した軽量FRスポーツモデルを継承するものでした。

ZZはトヨタ方式に85年の2代目登場時は先代のPFを継続販売しましたが87年、FFスポーツが市民権を得た時期に2代目にも設定され高い人気を誇りました。

ZZ以前に2代目ではスポーツモデルとして1.5Lターボエンジンの『イルムシャー』を設定していましたがこれの上級としてテンロクDOHCのZZをラインナップ、ロータスが脚廻りをチューニングした“byロータス”も高い注目を集めました、今のいすゞでは信じられないコストをかけた小域なライトスポーツは乗ってみると外観のお洒落さとは裏腹に結構硬派なモノでさすが!と唸らせる猫足的なサスセッテイング、ガサツながらストレスなく廻るDOHCエンジン、FFの癖は結構感じるも扱いにくさというのはなく峠を責めても曲がりくねる首都高を責めてもかなり速く走れるクルマ、FFですのでドリフト好きにはイマイチでしょうがタイムだけなら86やCR-Xにも劣らない実力があったと思います!

欠点は最初から最後までジェミニというクルマは室内がかなりタイト!

FF化により2代目以降はかなりマシにはなりましたがあくまで売れ線は ファミリーグレード でしたのでセダンとしてあの車室空間は当時の水準でも劣りこれがワタシもこれを買わなかった大きな理由です。

その分ハードな走りでも取り回しに苦労する事なく見切りが良く小さなボディは非常に扱い易かったのもありますが後席の狭さは最終型(3代目)でも落第点と言わざるを得なかったですねー(+o+)

↓現車、事故落ちR点、内外C.Dですが実走7万㎞台は魅力的!


ワタクシ、2代目ジェミニそのものは前期のスッキリした表情のモデルが一番好物でしたがこの頃にはZZの設定はなくターボは当時興味対象ではなかったので見送り中期以降のZZ、中でも最上級のZZハンドリングbyロータスSEを狙ったのですがねー、縁がなかったです(+o+)

ボディはこのセダンとHBがありましたがHBはピアッツアを布団圧縮袋で縮めたようなズングリしたスタイルが苦手でスッキリしたセダンが好物でした。

↓一時購入を考えたセダンZZハンドリングbyロータスSE(後期型)


現車、Frを当ててるようですがきちんと直っていると信じましょう(汗)
他にはエンジン要調整の感じですが大きな不具合はないと推測します、希少車ですからマニア目線では何ら気にならない(気にできない?)レベルを維持している1台と言えましょう。

↓スレやすい純正装備のレカロも綺麗な状況ですね!


外装Dですから実車はそれなりにヤれてるのでしょう、しかし画像の限りZZのイメージ色だったブリティッシュグリーンの豪華なイメージと精悍さは失っていないように見えます。

↓日本車にない独特なお洒落さは正に欧州風?のRrスタイル


2代目ジェミニは85~90年の在任で2回のMCを87年・89年に受けており出品車は一見89年MC後の後期モデルと見えますが実はMC前の中期型、クリアレンズが後期最終の特徴でこれはサイドマーカーがフェンダーに移設されていましたがこの個体、サイドマーカーもなくクリアレンズには交換してありますがフラッシャーは電球オレンジに交換しながら位置はクリアランスランプ内ですのでこれは中期型となります!

↓後期のように見える中期型ZZ!! クリアがやや劣化している程度かな?まだイケますね!


在任5年でかなりの販売を誇ったジェミニ、90年~のいすゞ最後の最終オリジナルジェミニがGMの意向を優先したがために大コケ、これが乗用車撤退の引き金になる訳で個人的にも当時の空気も最終型はあり得ないヘンテコな形を敬遠しました、当時のいすゞの状況では提携先のGMの意見を優先しなければならなかったのも分かりますが社員でさえ「誰が買うか!」と言わしめいすゞの屋台骨であるジェミニの晩年を汚したのは残念でしたねー…

まっ、例によってデザインが早過ぎるキライがあるいすゞですから今見れば3代目もそうヘンテコではないとは思いますがいかんせん外観だけでなく乗りにくさもあり個人的にはパス!かつてのベレットやフローリアンのように2代目ジェミニが長期政権取れなかったのは皮肉な事に売れすぎてFMCの余裕があったと言う点がいすゞという弱小メーカーの哀しさを表しますネ !
Posted at 2018/08/15 18:54:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2013年12月20日 イイね!

保存版・ 珍車PART357

保存版・ 珍車PART357357弾は久々いすゞ車行ってみましょうかねー、このクルマ、国内ではダットラやハイラックスの影に隠れマイナーメーカーのクルマだった事もありそれ程普及はしませんでしたが海外では“シボレーLUV”の名称でGMから売られピックアップ文化の形成されていたアメリカでは非常に人気が高かったです!

⇒『昭和56年(1981)KBD41型ファスターロデオ』!!


この代のファスター(2駆)でしたら前に上げていますがロデオ(4駆)は初めてです!

この時期、と言うか70年代後半からアメリカで人気のピックアップ4WDが日本でもブームになった頃で国内でも各社これらを発売、前述のハイラックス(トヨタ)、ダットサントラック(日産)、フォルテ(三菱)、プロシード(マツダ)に4駆を設定、いすゞは何気に長い歴史のファスターに4駆をラインナップしました。

いすゞと言えばこの頃はまだ立派に乗用車も生産、名車の誉れ高い『117クーペ』や『フローリアン』などを販売していましたが2t車のベストセラー、信頼の『エルフ』が当時も一番イメージが強くどうしてもトラックメインのメーカーと言う印象が一般的には強かった感じ、エルフはもちろん4tの『フォワード』、大型の『810(現行GIGAの前身でかつてのニューパワーの後続)』も好評でしたのでやはりいすゞ=トラック という感じでした。

その“トラック”メーカーであるいすゞの最少となる“トラック”がファスター、これの4駆モデルが『ファスターロデオ』と呼ばれていましたがクルマ好きには“シボレーLUV”と言った方が通り易かったですね(^^ゞ

1~2t積みボントラは従来の2駆モデルは既にこの頃、ダットサントラックがシュアの約6割を占めており残り約4割を日産以外の各社で取り合いの時代、当然2位はトヨタでファスターは0.?%と言ったレベルだったかと…
やはりいすゞは2t以上の本格的なトラックではシュアも高いながら1t以下~1.5tクラスは所謂“乗用に毛の生えたようなもの”扱いの商用車の世界では乗用車メインのメーカーには敵いませんでした。

ただ、ファスターは前身となるワスプ(ベレットのトラック)から数えると結構伝統のあるものでワタシも何度か乗りましたがダットラやハイラックスに劣るようなモノではなく特にDeエンジン搭載のファスター及び同ロデオは五月蠅いのと振動?だけ我慢すればトルクフルでエンジンそのものの耐久性は非常に秀逸でした。

ワスプが初代ファスター(ベースをフローリアンに変更)と名を変え現車の後続、3代目からは2駆を従来通りファスター、4駆は『 ロデオ 』と独立、このロデオをベースに『ロデオビッグホーン→ビッグホーン』となる訳ですね!

さて出品車、32年前の4駆トラックですからそれなりの不具合はあるようです、水漏れ(冷却水?)やAC不良、走行不明が厳しいですがそれでも総合3の評価!
まぁ、間違いなくこれも輸出でしょう、この手のクルマで輸出ならば上記のような不具合は外人さん、殆ど気にせず買いますからね~…

↓これも探したらもうまず出てこないクルマなので多少の不具合でもマニアなら欲しがるでしょう…


ファスター&ロデオって何気にワタクシ、個人的には好きなモデルで初代なんて“あの”フローリアン”がベースながらトラック、しかも背高の4駆なんて結構カッコ良かった!!

↓とてもベースがフローリアンとは思えないワイルドな初代ファスターロデオ


現車の2代目は色気も素っ気もなくイマイチでしたが3代目=最終はミューとボディ前半分を共有、人気はなかったですが都会的でかなり洒落たボントラでした。

↓C評価の室内、ダッシュの割れもなく手入れは良かったクルマのようです。


現在は国内では新規格の軽トラにその座を追われ海外でしか生産されないピックアップですが商用はともかく4駆、Wキャブでしたらそれなりに遊びとファミリーカー?も兼用できますしね、国内でも需要あるように思いますが我が三菱が近年(2011)までトライトンを唯一国内販売していましたがあまり芳しくない販売台数、“三菱”ってのもあるとは勿論思いますがトヨタですらハイラックスの後続=タコマを海外専売にしている位ですしね、国内でのかつての勢いはもう期待できないようです、この手のクルマが1台あると結構楽しいとは思うんですが…

尚いすゞも海外専売のD-MAXというファスターの後継、現役です!

↓ロデオのみに設定された2トンが泣かせます、懐かしいカラーながら現役時代も滅多に見てないです!トラックの命?である荷台もイイ状態ですね!


↓このカラーとグリル中央のオーナメントを外した外観は非常に“LUV”の面影が強くなかなかです!


出品地は静岡、落札額はやはり不具合が響いたか?意外に低く一桁中間といったところ、発展途上国では引っ張りダコのこの類のモデル、落札の外人さんはまたこれで大儲けかな!?(笑)

距離が実走何㎞だかが気になりますがいすゞのDeエンジンは世界中ゴロゴロしているようですしどこに行こうがまだまだ現役続行でしょー(^.^)/
Posted at 2018/08/16 17:27:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ
2013年08月30日 イイね!

保存版・珍車PART291

保存版・珍車PART291 ここのところ大人しかった?旧車/変態車銀座の愛知会場から久々抜粋!!(笑)

このクルマも一時コアな走り屋には引っ張りダコでしたが今や見る影もなくなってしまいました…⇒『昭和56年(1981)初代PF60型ジェミニクーペ1800ZZ/R』!!


出品票に記載ないですが全体意匠からシリーズで最も硬派なZZ/Rに間違いないと思います(^^)v

初代ジェミニ、いすゞでは名車と謳われる60年代の人気車『ベレット』の後を受け74年にデビュー、ベレットGT-Rの野獣?精神を継ぐDOHCエンジンを搭載したのがZZでしてこれは81年、既存117クーペのDOHCエンジン、G180型を移植して登場、現車の硬派なZZ/Rと豪華装備のZZ/Tを用意、街乗り派にはT、競技ベースや走り屋層にはRが当時希少なDOHCスパルタンカーとしてこれを複数のモデルに搭載するトヨタ勢に真の意味で太刀打ちした唯一のモデルでした!

翌82年にはRとTの中間的グレードのZZ/Lも設定、DOHCモデルを3種揃えて市場に広く訴求していました。
このZZ/R、友人が持っておりかつてさんざん乗りましたが当時所有していた71レビンなど簡単に蹴散らす実力、シャーシが古いのでややパワーが勝り過ぎていてジャジャ馬ではありましたが若い頃遊びまわっていた首都高や箱根や垂水の峠で張っても全敗(*_*;

まぁ、腕がなかったと言えばそれまでですが200ccの排気量差、15psの馬力差(ZZ=G180型 1800cc130ps、レビン=2T-GEU型 1600cc115ps)を遥かに上回るような獰猛さ荒々しさは例えトヨタ上級DOHCの当時2LNA最高psを叩き出していた18R-GEU型をも超える迫力と実力を感じさせたモノです!

ジェミニと言うクルマ、いすゞらしく Deエンジン 搭載車も広く設定し一方では経済性や頑強さもアピール、そして一方ではZZのようなハードモデルを揃えるという憎い演出は先代ベレットや次期型FFジェミニになっても同様の手法で少なくないファンを掴んでいましたが残念ながら最終(3代目)の大失敗やバブル崩壊による経営危機などでご存じのように採算悪い乗用部門を撤退、今やトラック専業になって久しくかつてこのメーカーが乗用車を造っていた事すら知らない人間も増えたようですorz…

ワタクシ、地元が神奈川なので現役時代は他地区よりはかなり見かけたジェミニですが今では仕事でいすゞ藤沢工場に入っている時等にマニアな社員さんがビッチリ手入れして乗っているのを見る程度、90年代終わり頃?走り屋層に当時ありふれたお馴染S13シルビアや180、AE86やミドルクラスFRセダンとは一風変わったマシンが欲しい!という層にランタボと並んで大注目され一時的に生息が増えた?感もありましたが現在、神奈川と言えどもさすがに街中天然はなかなか見なくなりました、最後に見たのは この時 ですねー…

さて、出品車ですがそれなりの不具合はありそうですね、しかし30年に時を超えたスポーツモデルとしては奇跡的コンディション!!
次期2代目ジェミニがFFになった事から比較的早い時期に初代ZZは将来的価値を見出したマニアも比較的多くそういったファンに大事にされてきた個体なのでしょう、総合3点はその賜物ですね(^.^)

↓走行13万超えですが年式からしたら少走行、当時のG系エンジンは頑強なのでパーツさえあればまだまだ大丈夫!


ジェミニというクルマは初代から最終までどうしてこんなにタイトなの?という位狭い!!
当時のカローラやサニーと較べても室内の狭さは異様な程でFF化されてもその不満は残り一応ファミリーカーながらこれは致命的に感じ特に家庭を持ってからクルマ代替時にZZは候補にしながらいつも見送っていました。
ただ、今ではこんなタイトさがZZだとヤル気にさせてくれたりするのでしょうが現代の軽4よりもFR時代では絶対狭かったですね、運転席ですら左足の置き場に困った記憶も懐かしいです^^;

↓当時は閉口モノだったタイトな室内ですが今見れば男の居場所!って感じがイイ!!当時モノの純正(と思われる)カセットも鳴れば涙モンですね~


PF60のZZ/R、1tを切るウェイトでグロスと言えども130psのDOHCエンジンはとにかくスパルタン!エンジンそのもは117でお馴染ながらも性格上ATが殆どだったそれとは別物の印象でベレG-R以来の硬派さの復活、大歓迎でしたねー(^.^)
81年と言えば排ガス規制の暗く長いトンネルを抜け各社一気に70年代のハイパワーブームを思い出したかのように魅力的高出力車がデビューした“第二次ハイパワーブーム”の幕開けの年、トヨタからはDOHC-6 170psのソアラ/セリカXXが、日産からは久々の4バルブDOHCのスカイラインRS、三菱はランタボ、マツダはREターボ、そしていすゞの回答がこのZZでしたがこれらライバルに何ら遜色ないパフォーマンスを誇っていたと思います!

↓いかにも走りそうな出で立ち!状態も良く萌えますねー


出品車、さすがにプレミア値で落ちていました!!

店頭価格は検整備、加修したら安くても60~80万程度は付く落札価格できっと走り屋専門店が落としてるでしょうしそれより高価プライスになるかもしれませんねー…

↓この程度なら高額でもマニアは欲しいでしょうね!


やはり愛知からは目が離せません、今後も要チェックです(^.^)/
Posted at 2019/01/11 00:16:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ

プロフィール

「今日の捕獲 http://cvw.jp/b/2682511/48544213/
何シテル?   07/15 18:55
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/7 >>

  1 2345
678 9 101112
1314 1516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation