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2013年11月01日 イイね!

保存版・珍車PART334

保存版・珍車PART334BC戦争第2弾になります(^^)v

コロナのT130系(TT131)が続きましたので同時期のブル、探してきましたヨ!⇒『昭和58年(1983)6代目UJ910型ブルーバードセダン1800GF』!!

言わずと知れた歴代ブルーバードの中で名車と言わる510(3代目)と甲乙付け難い人気を得、販売も好調で宿敵コロナを遂に撃沈したこれも名車である事は間違いない!

ただ年代の旧い510の影に隠れがちで今一つ現在でもパッとした扱いは受けていないようですが程度のいいものは値段もかなり上がり始め現代でもですが今後は手に入りにくくなる事は確かでしょう…。

910も80年代前半の人気車特有の運命=後の好景気~バブルの影響であれほど、死ぬほど街を走っていたのにこの時に代替され中古で第2第3の人(車)生を過ごしてから90年代にほぼ死滅、今や全く見なくなってしまいあのBDファミリア同様に「あれは何だったんだ?」と思わせる程いなくなってしまいました、仮にバブルがなければきっともう少し現生での存在も多かった気がします。

出品車は83/2登録、910ブルは79/11~83/10の存在でしたので現車はもうモデル末期のモノ、82/1のMC、更に82/10の新型エンジン(CA型)搭載後の後期も後期、最終型です。

グレードは『セダン1800GF』、普及グレードのTOPにあたるモノです。
ブルーバードは昔から普及グレードとスポーツグレード(SSS)の差別?性格分け?は非常にシビア、その中でGFは普及版の高グレードながらタコメーターはなし、見かけもSSSに遠慮するかのように豪華な意匠はあまりなされず素グレード(DXやGL)とあまり変わらない質素さ、但し内装は430セドグロなどのようにルーズクッションシート等を採用、当時では高級の証であったパワーウィンドウも装備、外観の質素さからはイメージが合わない内外でこれを初めて触った時、グレードを確認せず「ん?910の下取り?どうせGLか何かだろ」って感じでドア開けて一瞬驚いた事を憶えています^_^;

現役時代圧倒的な人気の910でしたからGFとてそれほど珍しい存在ではなかったのですがそれでも往時の売れ線はSSSシリーズ、普及版では廉価こそこれの存在意義!!って感じのDXとせいぜいGLが多かったと思いますのでGFの生存も今となってはかなり希少だと思います。

出品車、残念ながら不動車記載がありますねー…
ラジエーター水漏れのため動かせない=不動なのかエンジンそのものが死んでいる不動なのかは解りませんが内外は30年経過車の恐らく未再生原型としては上の部類なだけに惜しいです。

CA型で16万㎞は…まぁそうかな!?って感じの距離ですが比較的近年までありましたからまだ実働エンジンの手配は可能かと?思います。

↓ノークレーム現車コーナーのため評価ナシですが内外C、総合(E/g実働として)3は付くでしょう…


910ブルと言えば沢田ジュリーですね(笑)
“ブルーバード、お前の時代だ!!”が有名なCMで一世を風靡、同時期のコロナ(130系)やデビュー時は高人気を得たギャランΣ(A120/130)モデル末期で人気も落ち始めた中でデビュー直後から510の再来を思わせるに相応しい端正なスタイリングで断トツの人気を獲得、このブログのように後世にも語り継がれる車種になっています!

ブルはこれの先代810、更にぞの前の610がパッとしなかったので久しぶりの大ヒットでしたからねー、当時の日産、この910人気でイケイケでした…

↓インパネ&室内も綺麗な状態です!


↑画像でお分かりのようにプラスチッキーなインパネが910の特徴、これ、デザイン的には80年代らしくスッキリとしていて見切りも良かったですが材質が安っぽ過ぎてオモチャっぽくSSSでは更にメーター廻りに赤いラインが入りますますオモチャ度合いが強かったのでイマイチでした(個人的感想)

GFなのでフル装備にルーズクッションシート!外装の質素さとアンバランスなこの感じ、久々に見ましたわ^_^;

↓Rrビュー、凹、目立つ傷なしなのでE/g載せ換え復活希望です!


910ブル、ドライブ感覚は視界広々でしてしハンドリングは劇的に610~810の70年代チックから変化、ドライブしていてライバルよりは格段に楽しいクルマでしたがMTのフィーリングだけが610やケンメリ時代と同様のスパッとモノではなくどちらと言うとグニョっ感じ、ここが惜しかったですねー、これもあくまでワタクシ個人の感覚ですが…。

↓Frまわりも問題ナシですね、見かけは低/中グレードのDXやGLと大差ない質素さ!


この910は東京会場からのお目見え、落札は無事なされ片手にやや欠けってところでした。

解体価格よりは上回りましたね、これは是非E/g載せ換えで復活を希望したクルマで仮に少々お金かけてもマニアはコロナと違い多いですしね、きっと路上復帰を果たしてくれる事と思います(^.^)/
Posted at 2018/09/01 15:03:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2013年11月01日 イイね!

保存版・珍車PART335

保存版・珍車PART335 “BC戦争”第3弾は一気に年代が下がります!⇒『昭和41年(1966)3代目RT40型コロナセダン1500DX』!!

ワタシら世代ではコロナと言えばこの型、アロ-ラインが有名で他にもバリカンとかカミソリとか言われますがこのT40系のイメージが強いのではないでしょうか!?


物心ついた頃、街角にはこのコロナ、溢れていましたねー…

少し裕福な?ファミリーや小型タクシー、果ては遊園地の10円入れて前後に揺れる遊技や幼児用足こぎ自動車までこのコロナ多かった!
それだけ広く普及していたという事で事実コロナは2代目T20/30型までは先発のライバル、ブルーバードの常に後塵を仰いできたものの3代目では日本初のHTや後のトヨタの必勝法となるワイドバリェーションを導入、ベストセラーとなったモデルです!

RT40はS39~S45の6年に渡り生存、このため3回MCしており4つの意匠があり現車は1度目のMC後の中期型の1500DXとなりますね…
中期はS41~S42の僅か1年の生存前期が3年近く、後期が1年、派生上級モデルのコロナマークⅡ(初代マークⅡ)デビュー後の最終が2年でしたので当時多かったのは前期と最終だった気がします。

現役時代の人気から後年ではマニアも注目する存在になり今も愛好家の手により大事に保護された個体が多く太古車の部類になりますから現存するモノで実働はほぼレストア車の様子、関東でもひょっこりと街を流すRT40、年に一度位は見かけたりもしています。

出品車もフルレストアで博物館展示車の如く新車のような出で立ち、走行実走6万㎞台で「名古屋5」シングルナンバーで1オナ度も高く元々のベース車もかなりの良質だった様子が伺えます!

↓フルレストア車なので総合3.5!! 不具合もほとんどないマニア垂涎のバリカンですね!


個人的にはこの型のコロナ、巷の人気ほどあまり好きではなくやや遅れてデビューした510ブルの方が格段に好きでした。

510が売りの“スーパーソニックライン”でそれまでの60年代スタイルから脱却し一気に垢抜けたのに対しT40は野暮ったくてジジ臭くて…
ブルの各ラリーでの活躍や流麗なクーペの晴れ姿は子供心に虜になりましたがコロナはこの頃から「おじさんの車」的イメージ、事実親戚の伯父さんも幼稚園の親友のお父さんも乗っていたのでそういう印象が強くインプットされているんでしょうね、もっともその頃の“おじさん”よりも今はより年上になっていますが(笑)

それら知己がコロナを愛用している頃、我が家はKE10カローラでしたからたまにコロナに乗せてもらうとその造りの豪華さはカローラと較べ子供でも一目瞭然で軽や大衆車にはない時計やコラムシフト/ベンチシートに目を奪われたモノでした。
中級車以上ではポピユラーだった横長のメーターも後年は単なる古臭く見えるだけでしたが当時はこれも感動^_^;

↓懐かしいRT40のインパネ、時計、横長メーター、キー付きグローブBOXに萌えたモノでした!


T40型といえばこれまでコロナのブログで語ってきた5ドアセダンや2HTなどのエポックメーキング的な車型を次々にラインナップ!
これは後年では“後出しジャンケン”が通例となったトヨタ戦法しか知らない世代の方には新鮮に思えるのではないでしょうか?

昔のトヨタはこうした市場に新アイディアを提案するチャレンジ精神も旺盛で初代クラウンしかりパブリカ700やトヨタスポーツ800、2000GT等、国産エポックメーキングに意欲を持っていた時代もありながらも先陣を切って失敗も学び(パブリカ700やコロナ5ドアがいい例)いつしか他社が出したものを様子見してから後出しで勝負を決定する!という現代にも通じる商法に転換、何かとそれは批判もされますが今日のトヨタを築いた原動力の一部でもありますね。

HTは大成功、5ドアは大失敗でしたが結果として6年の長寿と68年のマークⅡデビューではこれに移行して廃版も検討されながらも“コロナ”として残り2000年代まで屋台骨を支え現在でもライバルが次々にミニバンに駆墜されて行く中、プレミオに名を変えながらも5ナンバーミドルを守り通し存続しているのはさすが!って感じです。

↓フルレストアの成果もあり文句のつけようのない外観!懐かしのRrスタイル、この時代でオレンジの入るコンビネーションテールランプは珍しかったのです。


出品地、納得の愛知、落札は三桁の半分やや欠けって感じでフルレストアの割には安い?と言いましてもこれも店頭では100近いプライスになるでしょうからね、仕上げてあるので当然の値段ながらも草ヒロやら一桁時代を知る世代としてはやはり感慨に浸れますわ(^.^)/
Posted at 2018/09/01 14:58:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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「あのクルマの系譜・その38~トヨタノア/ヴォクシー/タウンエース編~ http://cvw.jp/b/2682511/48520000/
何シテル?   07/02 22:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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