• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2013年12月14日 イイね!

保存版・ 珍車PART355

保存版・ 珍車PART355354弾でスカイライン(DR30)を取り上げましたがねー、スカイラインとくればやはりコレを出さずにはいられんでしょう

⇒『昭和54年(1979)2代目S130型フェアレディ200Z-T 2シーター』!!

スカイラインとフェアレデイ&同Z、国産スポーツシーンを古くから沸かせ現在これだけ車名変更が行われる中、立派に由緒あるネーミングを維持、スカイラインの方は今や違うクルマ?ってな感じになってしまいましたがZの方は名車の呼び声が定着している“元祖Z”のS30型から引き継ぐ精神を感じさせてくれていますよね!

カーマニアには極めて当たり前なクルマ1、2を争うZとスカイラインですから今更クドクドは書きませんがやはりこの2台は昔からクルマ好きの心をくすぐりハートを熱くする、現代にそんなクルマ存在するのか?って程カーマニアなら注目せずにはいられない、そんなクルマ達だったと思いますが如何でしょうか…

さて、本題の2代目S130Zは78yにデビュー、しかしZを語るにはどうしても初代S30に触れない訳にはいきません!

初代Zは69yに登場、トヨタ2000GTとマツダコスモスポーツに並ぶ我が国の代表的スポーツカーでしたが70yにトヨタ、72yにマツダが撤退(廃版)して以降日本では唯一のスポーツカーとなりました。
また、海外でも世界一リーズナブルなスポーツカーとして“、プアマンズポルシェ、Zカー”と親しまれ内外で憧れのクルマとして大人気、このため9年間もFMCなしの長寿を誇りあのGT-Rと同じS20型DOHC 24バルブ搭載の『Z432』や輸出仕様の国内版、ロングネーズ(Gノーズ)がド迫力で432以上の人気を誇った『240Z-G』と言った今ではお宝の絶版名車もラインナップ、75y以降は悪夢の排ガス規制でZにもその魔の手は及び牙も抜かれてしまいましたがそれでも“唯一のスポーツカー”の称号は健在で当時、スポ車好きにとっては暗黒の時代の中、希望をくれたのがこのクルマでした。

当時アンチ日産のワタクシでもZとスカイラインは別、S30やハコスカが現役の頃は子供心に大人になったら絶対乗りたい!と思っていたんですよねー、この頃は変態でも何でもなく至って正常な子供でした(^^ゞ

そんな初代Zも時代の要請もあり78yにFMC、S30のイメージは限りなく残しながらS30のスポーツマインドをやや落としグランドツーリング的性格に振って2代目S130Zはデビューしました。(S30/S130Zについては詳細 こちら にて触れています)

個人的にはS30のスパルタンさが薄れブクブクと肥大したグラマラスなボディととても2LではZらしい走りは得られないだろうナ?のイメージ(S130デビュー時はもちろん免許取得年齢に達していませんので…)から正直ガックリとしたものですが現在、S130を振り返ると完璧にZしていてカッコいい!

ここまで来ると性能がどうの、排ガス規制がどうのなんて事は一切関係ないですしね、走りを気にするなら新車の軽ターボやコンパクトの方が速いかもしれない現代、Zらしい雰囲気、味わいだけで充分ですから~。

現車は久々?愛知からのお出まし、ナンバーも名古屋登録ですので(3桁ですが)地元の取れたて新鮮Zですね(笑)

色替え、5桁メーターですのでR点、走行不明でマイナスポイントが付く筈ながらリスト的には実走行ですし奇跡の3.5評価!これは記録簿や整備手帳で過去が証明できる書類付属と推測できます!

↓A/C不良以外に致命傷もない3.5点評価の極上S130、マニア垂涎です!


画像の限り不具合は最低限度、外観もFrスポイラーとドアミラー、そして280Z用のバンパーオーバーライダーを装着し雰囲気を高めていますがほぼオリジナル状態を維持、過去に走り屋さん達にこれも徹底的に弄くられた個体が多いのでこの程度のカスタマイズされた個体は現在では希少だと思います。
車高も落ちていませんしね、大事にされてきた個体である事を充分伺え知る事ができます!

グレードは多分Z-Tで間違いないでしょう、ド初期に近い年式ですので今でも人気高いTバーやマンハッタンカラーも登場していませんが全体意匠、室内からZ-Tと推測します。

↓オーディオ外し跡が痛々しいですがこんなのはどうとでもなりますしね、これ以外は綺麗な状態に感じます!


室内画像見て残念なのが前オーナーさんが灰皿やライターを殺し元々のオーディオ部に無理矢理2DIN
を入れたのでしょう、大きな穴が空いており痛々しいですしこの部分がオリジナルでないのは惜しいですがここは新オーナーさんがお気に入りのオーディオやナビを組んでもいいですしね、気にしない気にしない^_^;

S130はかつて友人が持っていてよく借りました!
友人のも当然?当時3ナンバーなんて若い身空でクソ高い税金でしたからね、当然払える筈もなく5ナンバーの200Zでしたので走りは正直萎えましたがその出で立ちはやはりどこに行っても注目を浴び乗っていて非常に気分良かったのを憶えています。

高速などでも別に威圧しなくとも前のクルマが避けてくれますしね、Zの顔がミラーに入ると例え遅い200だと分かっても何か嫌なのは分かりますが(笑)

↓顔もいいけど抜き去る後ろ姿もサマになる130ZのRrビュー、200なら楽に追い付けましたが(爆)


S130Zがデビューした78yはマツダから強敵となる初代サバンナRX-7(SA22C)がデビュー、“スポーツカー”の称号はZだけのものではなくなりREパワーの7にはかなり苦戦でしたがそんな中でもZファンは多く性能的には200ですと7には完敗ながら人気/販売ではZが勝っていたのもZのプライドを感じさせました!(^^)!

↓往年のホシノインパルがZらしくて泣かせます、Frも問題なくイイ状態!


気になる落札額は…おぉ、スゲェー!!!

やはりこれだけの極上Zですね、3桁寸前で落とされています、って事は店売りは安く見積もっても150万以上!

いやいや、ワタシ世代はS30Z人気に隠れS130が底値の時代も知ってますからこれは驚きです、“エッ、S130が150万(*_*;”って感じですが今ならば当たり前ですね、何十年前の話してんだ?と怒られちゃいますわ(^.^)/
Posted at 2018/08/16 17:41:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

プロフィール

「究極の自己満💦 http://cvw.jp/b/2682511/48491364/
何シテル?   06/17 18:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/12 >>

12 34 5 6 7
8910 111213 14
15 16171819 2021
2223 2425 262728
293031    

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation