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2014年01月07日 イイね!

保存版・ 珍車PART361

保存版・ 珍車PART361
新春1発目の業オク珍はコレ

⇒『昭和61年(1986)5代目EE80型スプリンターセダン1300XLサルーン』!!

80マニアの方々には申し訳ないですがこ80系スプリンターはカローラもですが個人的には歴代の中でも苦手な部類、保守的ユーザーの多いこのクラスで2ドアスポーツ系はこの有名なAE86を頭としたFRを残しながらもセダンと5ドアは初めてFFにしたモデルなのは有名ですよね!

FFの主張をする意味も含む全体的に丸味帯びたスタリリングはずんぐりしててどうも好みに合わず市場の評価も決して高くなくちょうど先代の評判が高かった70系→80系にFMCした時に販売に携わっていたのもありその不評さは肌で痛いほど感じ苦労したモデルなので悪い意味で印象深かったりします。

昭和58年~62年の販売前述の通り日本のファミリーカーが競ってFR→FFに変換されていく中、ライバルのサニーやランサー、ファミリアが一早くこれに対応、トヨタは保守層が多くカロスプのFF化はやや遅れましたが後出しだけあり見かけの印象とは逆にFFの悪癖も目立たず乗ってみればトヨタ車らしく素直で誰でも扱えFFとしては素直で好印象、現代の駆動方式を全く意識しない!までは言えなかったながらも70に較べたら軽快さは失いつつもファミリーカーとしては充分以上の車室空間をFFの恩恵を得ており当時の不人気に対し決して低評価ほど悪いクルマではなかったと思います。

85年を境に前後期に別れ現車は後期型の1300モデル、後期は後発EP70系スターレットの俊敏な新エンジンである2E-LU型に換装(前期はターセルコルサの2A-LU)車重がある分スターレットほどの“カッ飛び”度合いは減るも旧2Aやそれ以前のTTCの4Kから較べるとドライバビリティは大幅UP!!、1300は廉価版でしたがそれ以上の走りを与えてくれていました。

↓走行何と1万5000km台!総合3.5の評価ですのでさすがに不具合はほぼなし!奇跡の27年前の廉価グレードモデルがまたも現れました!


出品車輛、かなり大事に27年間慈しまれたのでしょう、経年変化以外の不具合はほぼないですが走らな過ぎ?かオルタが不調の様子、2Eのオルタなんてまだまだリビルトで沢山出るでしょうしこれさえ買えれば日常ユースにも充分耐えますしレアな80スプですからね、変態さんがイベントで注目を集めたいなら買いのクルマに思います(^^ゞ

現車、外観の意匠から多分所謂お買い得モデルの“○○サルーン”と推察、ベースのDXやXLにホイールキャップや専用デザインのシートを採用、言葉悪いですが1300では高グレードながらシリーズ全体では下位に位置したモデルがベースなので基本は安普請なところにトヨタお得意の見せかけの豪華さをちょいとプラスして価格は若干の+で済ましたモデルであり当時も今もこういった“特別仕様”は多いですしカローラでも同様にしつらえたGLサルーン等がありこれが結構売れたりしました…。

↓インパネもイイ状態!セミトリムと言うのが泣けてきますし当然この時代の廉価版(カロスプの場合は1300モデル)はMTなら4速、ATなら3速が当たり前でした!


前述の通り80デビュー時には販売の最前線にいましたしT内部の情報も当然多く手にできましたが80スプを見ると思いだすのがショーケン(萩原健一氏)ですねー。

何?古谷一行でしょ?…いやいやこの80スプは発売直前までショーケンがキャラクターで売り出しを予定しカタログまで出来上がっていたところのショーケンの“大人の事情”でこれが幻になり急遽古谷氏にキャラ変更なされたモノで当時別チャンネルながら(オート店)そこ向けの販促品やら何やらパニクッたのをよく憶えています、トヨタからのショーケンに対する賠償請求は目ん玉飛び出る程だったとかで氏はこれ以降、正に“傷だらけ”の人生を歩みますが大好きな役者さんの一人です。

この事からいよいよ80カロスプ発売迫る!となっても我々カローラ店のセールスにはかなり以前から販売資料が渡されましたがオート店にはギリギリまでセールス氏に配られずオート店からカローラ店に80カローラのセールスマンハンドブックを見に来たりしてましたっけ、部数が必要な首都圏だけに限った話かもしれませんが…

あっ、いけねーまたカビ生えた余談してしまいました^^;

出品車です!

外装の状態も問題ないレベル、経年変化や街を走れば付くであろう小傷以外はなさそうですしホワイトのボディカラーも未再生ながらまだまだイケるクチの様子ですね。

↓Rrビューも無問題!後期のしかもXLサルーンになればカラードバンパーやガーニッシュで貧乏臭さ?は皆無!(笑)


こうして業オクチェックしていると時々こうした廉価モデルの極上車輛が出てきたりします、何度も書いてますがこのようなモデルってあまりクルマに情をけけないユーザーが多く距離行ってなくても外装ボロボロだったり営業用で使われ20万、30万走りズタボロになって潰される運命の個体が多い中でこのような生存は希少なのですが意外と注目してると出てくるモノですよね、また旧型車増税の煽りからこうしたクルマがどんどん流通してきそうな予感もしますが…

↓”セクシースプリンター”がコピーで当時は高級イメージの6ライトをカローラに差別して採用、スタイリングのバランスはこれも手伝ってスプリンターの方が“マシ”だったような…!?


この80スプ、出品地はお膝元の愛知で落札額は意外に?安く二桁をチョイ切った感じでオルタが正常ならもっと跳ねたかもしれません、海外需要の可能性は大きいですがこの低走行はまだまだ国内で頑張って欲しい気もしますね(^.^)/
Posted at 2018/08/15 20:16:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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