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2014年06月09日 イイね!

保存版・ 珍車PART415

保存版・ 珍車PART415今回のお題、スバリストさんお待たせ致しました!って感じのコレ

⇒『昭和61年(1986)3代目AL5型スバルレオーネツーリングワゴン1.8スーパーツーリング』!!

3代目レオーネはここでも何回か取り上げましたがこれの中でも一番好評かつ般的人気?も高かったツーリングワゴンは初めてのご紹介!

後続レガシィで空前のステーションワゴンブームを作りそれまではバンと混同され敬遠されてきたワゴンの新境地を拓きましたがそのベースはこのレオーネツーリングワゴン(T/W)、過去ブログでも散々記載した通りスバル1000~2代目レオーネまでは熱狂的スバリスト以外にはその独特なスタイルや機構が万人受けするものとは言えず“変わったクルマ”的イメージが大きかったのですが一早い4WD乗用の一般訴求などは熱心でしたので2代目のT/W辺りから4WDモデルが注目を集めていました。
そして更にそれまでのアクの強さが控えめになった3代目ではセダンやクーペ、そしてT/Wもそれまでの富士重デザインではないシャープさ、お洒落さを纏い90年代に向かう好景気の中、RVブームもあり
T/Wはアウトドア派に注目、その流れがバブル突入と共に次期型レガシィにそのまま継承、レオーネ以上にワゴンの究極を目指したレガシィT/Wの他を寄せ付けない爆発的人気となっていました!

さて、レオーネT/Wは84年、セダン系のMCにやや遅れてデビュー、これは先代がそこそこモデル末期でも台数を稼いでいた事と生産調整もあったのでしょう…

3代目は初代レオーネ以来伝統のサッシュレスドアを継承、直線基調のクリーンでシャープなスタイリングはボディ車型に関わらず非常にワタシみたいな凡人、スタイル派にも好感が持てる出で立ち。

特にT/Wは先代の好評であったアップルーフを継承、1.8Lクラスのこの類もモデルでは非常に広大なラゲッジを持ち余裕のある世の中でクルマを余暇にも活用しよう!と世が謳い出したこの時期にピッタリとハまるモノで現役~後年も比較的一番多く見れたのがT/Wでしたねー。

セダン系も随分一般的にはなりながらどうしても“スバル”“レオーネ”には一種、一般人には近寄れないイメージもありましたからその中でワゴンは異端児?までは言いませんがワタシの仲間でも「レオーネ?あぁ、ワゴンなら乗ってもいい!」って言う意見、ワタシも含めて多かったです^_^;

現車をここで見てみますがよくぞ頑張った22万㎞!EA81型水平対向は永年守り通した?先代までのOHV→OHCに進化、相変わらず例の♪ドコドコドコ~は健在でしたが先代までのモノと較べるとOHCの恩恵か高回転の伸びが劇的に気持ち良くなっていたのを憶えています。

T/Wはこれに加え4独、しかもRrはありがちなストラットではなくセミトレのしっかりしたコストのかかった形式でやや柔らかすぎるキライはありましたが乗用ワゴンとしては及第点だったと感じます。

↓お疲れ様の実走22万㎞オーバー!ここまで飛んだEA型エンジンって経験ないのですがパーツはまだ出るでしょうしO.Hでまだまだ延命可!?


R点で前ヒット、後遺症もあるようですが特に大事ではない様子、ただOIL漏れやドラシャも×な様子なのでそれなりに修復には予算必要ですね~。

しかしこの型のT/Wも全くと言っていいほど見なくなりました、まだ旧車価値としては出ていない感じながら程度のいいモノであれば“マニア向き”のセールス文句が付き結構なプライスボードを掲げているよですしこれからは跳ね上がるのみでしょう…

↓C評価の室内、28年モノですからね、極上部類でしょう!


レオーネを語る時はどうしても元祖“AWDのスバル”ですからね、永らくパートタイムで4駆をリードして来ましたがWRCで脅威の強さを見せたアウディ・クワトロに端を発し世界的にフルタイム4WDが主流となり日本ではこれを初採用したのがマツダ、ここに先を越された更にフルタイムのAT化も遅れを取り“元祖”の面目も怪しくなりかけましたがラリーのような競技の世界では別として生活4駆としてはパートタイムの方が理に叶っている部分もありましたしね、初期はパートタイム方式ですが何らレオーネの魅力を失うモノではなかったと思います。

↓外装も未記載ですがCレベルは行く感じ、プラ部品の経年変化のヘタリが見られますが塗装はまだしっかりしてますね!


余談になりますがT/Wは商用バンとボディを供用、いすゞにも『 ジェミネットⅡ 』としてビッグホーンとの相互OEMで供給しておりワタクシの地元神奈川ではいすゞ関係企業も多かったのでレオーネバンよりこちらの方を見かけた度合いも多かった感じ、勿論T/Wはスバル専売でしたが提携していたいすゞの工場社員PにはこのT/Wも多かったですね、当時は。

↓凹、大傷も画像の限りはナシ、マニアにはお宝になる可能性大きいですね!


出品は北関東と思いきや岐阜!お膝元の群馬やその近県茨城栃木の会場でもまず出品もないですが岐阜とかって意外…。

落札額は両手をやや下回る感じでやはり機関の不具合や距離的に不安要素もあるからでしょう、しかしこれがもう少し距離浅でしたら価格の伸びは間違いないでしょうしやはり“マニア向け”でいい値段を出せる希少車になってきていますねー(^.^)/
Posted at 2018/03/11 14:48:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | スバル | クルマ

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