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2014年06月14日 イイね!

保存版・ 珍車PART416

保存版・ 珍車PART416新車、現役時代はパッとしなかったこのクルマ!

これはまるで日産車のように中古になってからやたら人気の出たクルマ、しかし日産と違い製廃暫く経ってから(15~20年以上)見直された感があり現役~後年の評価を知っていますと今のお宝扱いが嘘だろ?って感じのこのモデル

⇒『平成元年(1989)A187A型スタリオン2600GSR-VR』!!

現役時の低人気のおかげで台数が出ていない分だけ生き残りも少ないですが現役時代、無骨さとスポーツカーとしては流麗さがなくただただゴツさだけが目立ち人気も販売もイマイチでしたが現在、逆にそれが際立つ個性でもあり現代車では決して得られない佇まい、迫力が注目されトヨタや日産に較べて”名車”と呼ばれるモデルが少ない三菱に於いてTOPクラスの絶版車人気を誇るようになっています!


いやー、コレも是非ともワタクシの基地妄想博物館に所蔵したい逸品!

スタリオンは この時 に取り上げていますがワイドボディの2600GSR-VRはお初!

これはスタリオンシリーズのモデル末期に三菱がヤケクソのように?出したモデル、82年の発売後、ベースとなったA160系ギャランΛ/エテルナΛから引き継ぐ2L G63Bターボ(廉価版GXはNAのG63B搭載)をメインにしてモデル展開しましたが当時は第二次ハイパワーブームの真っ只中、いや、パワーという部分ではスタリオンは他ライバルに見劣りする事はなかったながらこのブームのお陰で各社この類のスポーツモデルが充実、トヨタのセリカXX、日産のスカイラインRS/GTシリーズにZ、マツダはRX-7やルーチェ/コスモのREターボ、いすゞはピアッツァなど新鋭の並み居るスポーツモデルがひしめく中、どれもスポーツカー(スポーティカー)らしく伸びやかで美しい流麗さを誇る中でスタリオンは冒頭記載したように”流麗”というよりただただゴツイイメージ、このため美しさは皆無、まるで装甲車のような無骨さが当時の空気には会わずライバルの後塵を仰ぐ結果になってしまいました。

当時ももちろん菱ヲタGureですが特にXXやZがピカイチの美しさに目を奪われるのに対しスタリオンは決してそうではなかただただ”ゴツイなー”と時折見かける姿を見て感じていましたネ~・・・

スポーツカーというものってうには大概いつの時代もまず第一に求められるのが”流麗””スタイリッシュ”という点、これらを優先させるたまなら居住空間やラゲッジなど二の次ッていう感じながらスタリオン、三菱らしく真面目なんですねー…
この類のモデルとしては後席の居住性も悪くなくラゲッジの積載性もライバル以上のモノがありました。

G63Bターボエンジンはライバルに何ら当時遜色のない145psのパワーを誇っていましたしΛから引き継ぎながらより強化された4独の脚廻り(GXはリジット)は当時のレベルとしては高水準!ハンドリングは古くから定評ある三菱でしたのでシャープでとてもドライブが楽しめるものでした!

走りの部分では何らスポーツモデルとして劣る部分はなし、流行のリトラを持つスタイルながら後席やラゲッジの利便性を考えた結果、スタイリングに思いっきりさが欠け今一手歩これが”流麗”をぉ殺してしまっていた感が強い、個人的意見ですがこれが2シーター、若しくはこれに順ずるようなBピラー以降にもう少しRrウィンドウの傾斜をボディ中央部からつけていけばより美しくなったのでは?と思います。

そんなスタリオン、並み居るライバルが次々をパワーアップを繰り返すのに対応、84年には200psを発生する3バルブのシリウスダッシュエンジンを搭載、そして88年にはとうになくなっていたデボネア(A30型)に搭載していたG54Bアストロン2600ccを引っ張り出しそこのターボで武装、psこそダッシュエンジン以下の175psに落ちながら強大な32kgmという当時としては唖然とする大トルクを載せた2600GSR-VRが追加されました。

2600GSR-VRは87年に限定販売された2000GSR-VRの普及版?的になり88年のこれのデビューでは従来モデル/グレードを廃止しモノグレードとしていました。
このVRは従来のナローボディと決別、3ナンバー専用ボディとなり迫力のブリスターフェンダーを装着、これに合わせてFrデザインも若干改められておりただでさえ無骨なスタリオンはますます無骨にになりますが迫力は増しモデル末期になってのこの思いっきりには感心?感動?したものでした(笑)
何気に50タイヤ国産初採用ってのもソソられましたしブリフェンの効果もありRrは225/50というぶっ太いタイヤでRrスタイルはかなりの迫力モノ!

ライバルのXX(→スープラ)やZとの販売差はもう歴然としており発売6年を経過して既に商品寿命も衰えたスタリオンにまさかデボネアのエンジンが再び国内ラインアップ、しかもターボ付けてっいうのに非常に驚きましたねー。

これのATは何回か乗りましたがその大トルクで当時はまだ発進がトロイと言われていたAT、コレに関してはそんなマイナスなイメージは皆無、もともと北米対象にしたモデルだけありいかにも大陸向けの大トルクの味付けには唸るモノがあり従来のシリウスダッシュやライバルのオーバー200psという輝かしい馬力競争からは外れるものの街中での乗りやすさはこれに適うライバルはなかったと思います、L28のZやレパード、5M-GEのソアラやXXでもこれほどの最初からモリモリくる低速トルクはなかった…

ありぁま、またまた前置きが(^.^;

現車でした(汗)
平成元年のほぼ最終型、10万kmを少し出たところですが実走ですのでまだまだメンテすればOKですよね~・・・

↓R点ながらA評価m内外Cというこの類のこの年式車ですからかなりの好成績!


このスタリオンと言えば刑事ドラマ好きとしてはやはり現在CSにて放送中の”ゴリラ警視庁捜査第8班”です(゚∀゚)

舘ひろし演ずる伊達刑事の愛機でしたがガルウィングの特別仕様で素直にこれはカッコいい!
まぁ、信頼できる筋からの情報ではボディ剛性は著しく低くてカマほられたら一発で全損になるという代物だったとの事ですが東京三菱から当時、ゴリラ放映記念として5台が限定販売されていますが現在まだ生きてるのでしょうかね~…!?

↓C評価の室内ですがかなり状態はよく比較的イイ状態の多いスタリオンですがかなりレベルは高いです!


シタリオンは新車時に人気がなかった分、本当に好きなヒトしか買わなかったケースが多いのでしょう、中古として扱って今ほど希少度がない時代でもRX-7やZ、スカイラインなどのように荒く乗られたクルマって少なかった感じです、従って現在残っているものは内面はそれなりの年月経ってますのでヤレていても外見は非常にメンテせれている固体が多いです。
世間の見方同様、ワタシもこれが現役時ってブリフェン以外には何ら興味なかったですしブリフェンは『オッ!!』とは思いながらも”買おう!”まで思いませんでしたが今となってみたら底値時代(15年位前)に手に入れておけば良かったと激しく後悔!化けました~、スタリオンも…

↓ブリフェンGSR-VRはRrスタイルの迫力は相当のモノ!海外モデルの『コンクエスト』のエンブレムが元オーナーのマニア度を感じさせます!


ギャランGTO→ギャランΛ→スタリオン→GTOと続く三菱の伝統のスペシャリテイ、後続のGTOツインターボやE39A/EC5AのVR-4などこのスタリオン2600以上の動力性能を誇るモデルはありますがこれほどのド迫力とオーラを持つモデルは他にない気がします、GTOは確かに流麗ではありましたが今現在見るとスタリオンの骨っぽさ、男っぽさは非常に魅力的ですしね、毎週ゴリラを見ている影響か?うちの倅らもこれは欲しい!なんて言ってますし何とかして次男にでも買わせようと企んでますが(^Д^)ギャハ

↓画像の限りボディはかなりの程度良さ!A/C不良だけが気になる点かなぁ…


出品は宮城、落札額はこれもいい値段、50は軽く超えてきていますので整備他でプライスカードは3桁前後付ける事でしょう。。。

いやー、手が出ん!高い!! GTOもVR-4も上がってきてるしエボ廃止=三菱スポーツモデル撤退の影響、じわりじわり中古に影響が出始めているような気がします、この辺狙っている菱ヲタさん、今のうちですよー (^o^)/
Posted at 2018/03/11 14:30:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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