• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

元Gureのブログ一覧

2016年01月09日 イイね!

保存版・珍車PART573

保存版・珍車PART573 新年1発目の業オク珍です(^◇^)〜♪

これもなかなか珍しい出品、昨年から続く貿易市場の低迷であまりいい金額にはなっていないようですが中近東などでは引っ張りだこのクルマです。

⇒『平成13年(2001)TSF55型いすゞロデオスーパーWキャブ』!!


ロデオ、元々はベレット時代の『ワプス』が元祖となるいすゞの小型ボントラでベレットのトラックボディのワプスがベレット製廃後フローリアンのトラックボディとなったのが『ファスター』、そしてこれの4駆バージョンが『ファスターロデオ』と名乗りその後4駆動モデルのみが『ロデオ』に独立、現車はこれの最終型になりこれの次世代はタイで生産され海外専売の人気ピックアップの『D-MAX』となる訳ですねー。

↓いすゞ小型ボントラの元祖はベレットベースのワプス


ロデオの国内販売は94年で終了、その後は海外専売になっていたので出品車は逆輸入、若しくは在庫登録を2001年に行ったかどちらかですが販売終了後7年で新規登録というのもなかなか考えられないので恐らく輸入でしょう、2002年には海外モデルもD-MAXに切り替わっていますのでホントの最終ロデオになります。

ファスターから数えると3代目、いすゞが強い東南アジアやアメリカでもシボレーラブ等のシボレーブランドで親しまれたモデル、逆に国内ではトヨタ(ハイラックス)、日産(ダットラ)、三菱(フォルテ→ストラーダ)、マツダ(プロシード)などのライバルの影に隠れ存在感は薄かった印象…

しかしロデオはキャンパーなどでは広くベースに使われそれの愛好家には人気の高かったモデル、いすゞならではの信頼の4JB-1やC233Deエンジンも捨てがたい魅力がありました。

出品車ですが評価2の内装C、外装は点数入らずであまりいい状態ではなさそう、特に下廻りとフレーム錆びの表記がありこれが一番気になる点かな?

↓注意事項は現車確認をきちんとしたいものです…


スーパーWキャブは5人乗車を可能としながらも荷台もシングルキャブ並の大きさを誇り積載と乗車人数をしっかり確保、海外需要に応えるモデル、しかしこのためロングW/Bとなり国内法規では全長が小型枠を超える普通車1ナンバー登録のためRVブームの頃になる92〜94年のみの国内販売、この時代には同様ロングW/BのWキャブである三菱ストラーダやマツダプロシードなども販売されましたがRVブーム終焉と共に維持費の面で売れ行き不振となり各社国内販売から撤退しています。

↓ド迫力の大型Wキャブはなかなか精悍!


この型のロデオは同時期に販売されていた乗用RV(商用登録もあり)である『ミュー』とほぼ共通ボディ、言ってみればミューのトラックバージョンとなる訳でして当時既に乗用車の自主生産を終えていたいすゞ、かつてのベレットやフローリアンのようなセダンをベースとする事ができずRVをベースにしています。

ミューも個人的には好みのモデル、ブリスターフェンダーを採用しこの手のモデルとしてはスタイリッシュかつ質実剛健ないすゞ車のイメージも継承、2.6Lのガソリン、2.8LのDeを用意、Deは相変わらずのエルフ的騒音と振動はいすゞらしいものではながらパワーもトルクも充分、実際これも友人が一時期乗っておりよく借りましたが見かけによらず?機敏に走れたモノでした。

↓ロデオのベースはRVの初代ミュー!


スーパーWキャブも何回か転がしましたが全長約5mありましたんでトラック慣れしていない人間には取りまわしは気を遣う感じでしたね、まだバックモニターなんてない時代ですからバックは特に…。

RVブームの衰退、軽トラに進化により日本ではボントラカテゴリーが死滅、それに伴い4駆ピックアップモデルも死に体となってしまいましたが海外ではいすゞD-MAXやトヨタタコマ、三菱トライトンなど今も人気、国内でもリリースすればマニアもいますし雪国では頼もしい足として需要はありそうなんですがね、昨今のSUVブームもありますし国内ラインナップを何故しないのか?不思議。
数年前まで三菱が唯一トライトンを国内販売しそこそこの実績も出していたので変なOEMばっかしやらんでまたトライトン売ればいのに!なんて思ったりします(^^ゞ

↓いすゞらしい機能的インパネ、内装はC評価なのでまずます…ステッキ式サイドが懐かしい(笑)


スーパーWキャブ、お膝元神奈川でもなかなか見られないもので現役時代でもストラーダやプロードよりも目撃度は低かったです、しかしスタイリングや迫力、個性はこれらを上回る感じでいすゞでなければ?もう少し普及したのではないかと思います、乗用にしてもなかなか斬新でスタイリッシュなデザインには定評があったいすゞの小型車群、今更ながら惜しいですね〜。。。

↓外装は決していい程度ではない感じながらRVモデルですからそれほど気にしない×2!!


出品地は西、落札額は約30万…

時期が時期ならこれの倍、3倍の落札額にもなる貿易カテゴリー車ですが海外情勢の悪化からこのレベルで収まっている感じです、この類がお好きなマニアには中古RVを手に入れるにはいい時期かもしれません(*^^)v
Posted at 2017/11/28 20:36:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | いすゞ | クルマ

プロフィール

「オウチ弄り記 2025.6/14 http://cvw.jp/b/2682511/48485636/
何シテル?   06/14 18:18
元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/1 >>

     1 2
3 45678 9
10111213 1415 16
171819202122 23
242526 2728 2930
31      

リンク・クリップ

あのクルマの系譜・その21~三菱GTO編~  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/04/16 22:31:38
《新企画》あのクルマの系譜・その1~三菱ギャラン編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:21
あのクルマの系譜・その2~三菱ランサー編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/02/12 17:16:05

愛車一覧

三菱 ランサーエボリューションIV 三菱 ランサーエボリューションIV
2015年導入、当時凝っていた菱旧車集めの1台で一時息子に乗らせながら共同所有、2022 ...
三菱 eKスポーツ 三菱 eKスポーツ
2023年11月より愛用、常に2~3周遅れで三菱軽を愉しむワタクシ、パジェロミニVR-Ⅱ ...
ヤマハ XJR1300 ヤマハ XJR1300
単車らしいオーソドックスな80年代風ネイキッドスタイルはやはりワタシの年代には刺さる!! ...
スズキ ジムニーシエラ スズキ ジムニーシエラ
次男坊が初購入の新車!我が家として平成9年のエボⅣ以来24年ぶりの新車迎い入れ! 次男 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation