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2016年04月18日 イイね!

保存版・ 珍車PART609

保存版・ 珍車PART609 今回取り上げるのは77〜80年の初代チェイサー、所謂“ブタ目”ってヤツですね!
リアル世代ですが現役当時はブタ目なんて愛称はなかったです、いつ頃からでしょう、こんな失礼な愛称になったのはw

という訳で行ってみましょう。

⇒『昭和55年(1980)TX40型初代チェイサーセダン1800XL』!!

言わずと知れたマークⅡの双子兄弟モデル、3代目マークⅡが76年にデビュー、その1年後に発売されたのが初代チェイサー!

マークⅡは初代当初、コロナの先行モデルとしてデビューしますがその後日産のローレルやスカイラインに対抗させる独立車種となりました。

初代〜2代目半ばまではスカイラインを意識するスポーティ路線でしたが73年にクラウンのM型6気筒の搭載を機に高級路線へ傾倒、しかし2代目はセリカとも通じるイケイケスタイルであり中身を下手に豪華路線に向けたため中途半端なイメージが仇になり人気販売はジリ貧、その汚名返上のため3代目マークⅡはジャガーをも彷彿させるヨーロピアン調の落ち着いたスタイルとなりようやく内外がバランス取れた事により人気は急上昇、後の爆発的販売を誇るGX71系人気の基礎をこの3代目マーク?が築きました。

そんな中、先代マークⅡまで纏っていたスポーティ路線は新車種チェイサーに継承、基本3代目マーク?のスタイルながら前後意匠やインテリアを若向きにアレンジ、マークⅡが完全にローレルを射程にしたのに対しチェイサーに対スカイラインの役目を負わせた訳ですねー。

それを表すようにマーク?には先代の最上級『LG』以上に高級化、クラウンの高級グレードロイヤルサルーンやスーパーサルーンと同等装備が与えられた『グランデ』を新設、チェイサーにはマーク?にないハーダーサスを与えエクステリアも原色やストライプをあしらうスポーティバージョン『SGS』をTOPに据えていました。

↓チェイサーのTOPグレードの『2000SGS(HT)』(㊤前期㊦後期)



マークⅡグランデも今で言うVIP好き?には大層人気ありましたがチェイサーSGSはスポ車ファンが注目、ただあくまで内外のみの雰囲気を味わうモノで所詮エンジンはTTCの51〜53年規制のM-EU型SOHC-EFI125psですからね、パワーは排ガス規制の影響が一番ある時期のエンジンですので悲しくなる位走りません、ただ、固められた4IRSの脚廻りはスカイラインには及ばないながらもなかなか秀逸で脚がパワーを上回るある意味安心のモデルでした。

それでは現車を見てみますがこれは「現状車コーナー」と言って現車確認の上ノークレーム前提での出品車輌、このため評価や走行距離は自己責任といった意味合いで事故車、不動車も含みますのでとにかく現車を見ないと手が出せません(+_+)

↓走行は11万?か21万?かはたまた…画像だけで評価すれば走る前提で総評3、内装D、外装Eってところでしょうか…


グレード記載はありませんが全体の意匠から1800XLで間違いないでしょう、TX40→13T-U型1.8L搭載で1800にはDXとXLのラインナップしかなくセンターに時計、フェンダーミラーがタルボ型である事がXTの断定根拠!

↓インパネの割れが気になりますが他は比較的綺麗な状態!マークⅡは丸型メーター、チェイサーは角型メーター


30(51年規制)/40(53年規制)マーク?との違いはマークⅡがスモールをマスクに独立して与えていたのに対しチェイサーはバンパー内のターンシグナルとコンビ、その分マスクが大型化し迫力ある顔付。

テールはマーク?に較べ大型の3分割コンビネーション化され視認性を上げていましたがマークⅡののMCでテールがバックランプを独立させFrと一貫性を持たせ後期型になってからはこちらの方が人気はありましたね。

↓前期マークⅡに較べると高級&スポーティ感の強いテール!


現車、外装は完全に終わっている感じでグリーンメタはボンネットフードに関してはクリア剥げのレベルを超え下地が出てしまっている、サイドやテールはまだグリーンは残るもクリアは終了、全塗装必須ですね〜

↓大凹はなさそうなので全塗装で見違えるようになる感じ!


初代チェイサーは77年デビューながら兄弟のマーク?に合わせて翌年にはMC、前期型は僅か1年でしたので往時もあまり目撃頻度は高くなかった…

現車は後期モデル、セダンとHTでマスク意匠が異なりHTは格子状の非常にカッコいいもので個人的には後期HTの顔は好きでしたがセダンに関してはゴテゴテしていてNG、マーク?の方が好みでした。

出品は西、落札は無事なされますが解体+αなのでこれは不動かもしれんですね、ブタ目は今も人気が高くまともなら例え低グレードの1800XLでももう少し跳ねると思われますから。。。

お化粧直しして見違える路上復帰を期待しますが部品取りの可能性も大、これも今や希少車ですからどんなカタチにせよ生きて欲しいモノです(-。-)y-゜゜゜
Posted at 2017/11/30 18:23:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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