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2016年04月19日 イイね!

保存版・珍車PART610

保存版・珍車PART610 今回はみんな大好き?スカイラインやってみましょ。

スカイライン、かつての日産、いや、日本を代表する人気車、クルマ好きなら一度は憧れ乗りたいと思えたクルマだったと思います、さすがの菱ヲタGureもマイカーとしましたしw

例え縁がなかったとしてもディーラーで、モーターショーで、はたまたTVCMやカタログを意識せずにはいられない、そんな御仁も多いのでは?何故か魅力のあるモデルでしたよねー。

スカイライン好きは熱狂的信者も多く各型式により派閥?もあるようですしファンが多いだけあり下手な事書けません、特にケンメリやR30、R32のGT-Rにはうるさ方も多いようなので粛々とやりますw

今回取り上げるのももう珍しい、てか往時でも「史上最低のスカイライン」と言われしかも低グレードの不人気モデルでしたんであまり見かける事もなかったコレ!

⇒『平成元年(1989)7代目R31型スカイラインセダン1800エクストラG』!!

7th(セブンス)スカイラインの低グレードですねー…

語り尽くされているのでクドクド書きませんが当時、てかV系以前のスカイラインで冒頭にも述べたように一番評判の悪かったのがこの7th R31、バブル期のデビューとその狂乱時代を象徴するかのように豪華イメージでTOP人気を誇っていたGX71マーク?に刺激され“伝統のスポーツセダン”スカイラインをも狂乱させファンから大ブーイングを喰らったR31、当時私もそのブーイングをした一員でしたがセダンはともかくあれほど有り得ん!と思っていた4HTなんかは今見れば立派な(?)かつてのスカイラインらしさを醸し出しているように思えます。

往時はメタクソに言われましたがね、これも知ったかハチマルかぶれの功績か近年では見直されているようです。

R31は極端なボディの大型化、スポーツ心を忘れたかのような豪華絢爛イメージが嫌われた要因、上級にローレルという高級モデルが存在しているのにも関わらずそれまも兄弟車的な存在であるでローレル=高級 スカイライン=スポーツという棲み分けを壊しややスタイルが若々しいというだけのまるで“双子”車的な出で立ちになったR31はとにかく出た当初は首を傾げずにはいられない、そんなモデルでした。

時代の流れもあり3代目C10ハコスカ以来スカイラインの象徴でもあった2HTがこの代で消えたのもファンは大きく失望、先代R30型の中国劣化コピーのようなセダンとC32ローレルと大差ない4HTのラインナップも失望を与えるだけでした…

当然、それまでの神的人気気は急降下、販売も芳しくなくこれに慌てた日産はR31デビュー翌年に従来のスカイラインイメージを注ぎ込んだ2ドアクーペを追加、どうにかこれにてファン離れを食い止める訳ですねー、マーク?にもチェイサーにもローレルにもクーペもHTもありませんでしたし従来の2HTに変わるスカイラインの象徴となったのは言うまでもありません。

↓大ブーイングの中慌てて追加した2ドアクーペで面目躍如したR31クーペ


しかしR31の本流はあくまでセダンと4HTだったのですが4HTはそれでも当時のハイソマンセーの空気に乗り見かける事、少なくなかったですがセダンは先代R30やその前のジャパンのセダンに較べ極端に見る回数、少なかった…

歴代スカイライン、伝説の始まりとなった2代目S50の2000GT(-A/-B)から継承された羊狼=“普通のクルマで速くスポーティ”であるセダンが本流、セダンという車型の性格上、ややもすればジジ臭い地味なクルマになってしまう事の多い中でスカイラインセダンは常にスポーツイメージを忘れず若者が乗ってもサマになる、また、走り好きの年配層でも違和感ない、そんな独特な風味が魅力でしたがR31セダンはこの法則?から外れ下手にハイソ路線に行ったのもありR30をブクブクと肥大化させR30のバランス良いスタイルを崩し見るからにブサイクなイメージ、これはあくまで私の個人的感覚ですが市場感覚と合致していたようでその人気・販売はクーペ、4HTは較べ物にならない体たらくでした。

出品車はそんなセダンの低級グレードであるエクストラG、出品票にグレード記載はありませんが意匠から間違いないと思います。

エンジンはグロス100psのCA18Sという廉価版丸出しのモノ、R31デビュー時はセダン1800はジャパン、R30の廉価版『TI』を受け継ぐ廉価グレードでありGとエクセル(ワードではないっすよw)の基本2モデル、エクセルは廉価版1800と言えどもP/W等高級装備は2000GT系のモノを纏いますがGはホントの廉価版、タクシー並のショボイ内装に手巻きウィンドウ、タコメーターさえなく代わりに大型の3針時計が計器盤にそびえるというものでした。

エクストラGはそんなショボイGの内装を豪華にしたモデルで86年に追加、87年にはより高級化しながら価格を抑えるお買い得グレードの『Gリミデット』『エクストラGリミデット』も追加されセダンの充実を図りますが最後までパッとしませんでしたね、言うなれば ライバル、チェイサーXGエクトラやマークⅡGRサルーンのライバルだったのですがそれらに較べ見かける頻度は低かった…。

そんなレアな?R31 1800の出品車、走行7万?台の年式からしたら少走行、ダッシュひび割れ程度で致命傷もなくとてもイイ状態の様子。

↓内外C、総合3という年式並みの妥当評価ですが評価以上に期待できそうな個体


この個体も当時スカイラインに憧れる年配層が購入、長年乗り続けお年を召し出されたクルマでしょう、購入時40代位?1800なら何も値段の高いスカイラインにしなくてもブルやオースターでもよかろうに!と思われる方もいるかもしれませんが腐っても、もとい、1800でもスカイラインはスカイライン、ケンメリのショートノーズからR30までを見ても意外に1800(ケンメリやハコ時代は1500や1600もあり)選ぶ層は多かったです。

↓この時期の日産特有“絶壁”インパネですがこの部分だけはいかにもダサかったR30よりはイイ!


MTと手巻きウィンドウに豪華シートが現代目線ですと違和感アリアリですがこの豪華モケットシートこそがバブル期モデルの典型で上級となる2000GTパサージュには例のキャバクラ仕様も存在したました。

現車、内装Cの割りには手入れも行き届いている様子、ダッシュ割れがなければB評価も付いたかも!?

↓Rrビュー、バンパーの塗装剥げが残念ですがボディは綺麗な様子!


スカイラインと言えば◎テールがケンメリ以来の象徴ですがセダン廉価版(1500〜TI及び1800)はハコスカ時代から別あつらえのテール、R31はR30のTI系の意匠を継承しますがその安っぽさはR30以上に磨きがかけられとてもじゃないがいらねー!!って気にさせてくれるに充分でしたw

R31は85〜89年のモデルライフ、87年にMCがあり現車は後期モデルになりますが前期のいかにもオッサン臭いマスクからR30に先祖還りしたような若々しい顔になり個人的には後期が好み、GT系の◎テールは前期も後期もなかなかいいデザインでしたのでねR31(GT)はRrスタイルが好きですね。

↓Frも大凹大キズはない様子…後期はR30のスポーティさを彷彿させますがそれでもセダンは全体のスタイルバランスが何か変orz


クーペのGTS、4HTのGTパサージュがR31のメジャーなモデル、エンジンはこの代から当時鳴り物入りでデビューの新開発RB20系が2000には搭載、長年頑張り晩年は排ガス規制で見る影もなくなったL20系に較べRBはその胸のすく加速と良質なエンジン音が日産の6発らしい魅力をもたらしこの部分ではジャパンやR30を上回る魅力もありこれだけでR31を選ぶ理由にもなると思います、見た目で悪印象だったR31も乗るとイメージUPせざるえを得なくなる、そんな感じ。

ただ1800のCAはやはりスカイラインにはアンダーパワー、音も煩く力ないので踏み込み燃費悪化、廉価版の悪い例そのものでしたね、ジャパンまではボディも違いました(2000GT系ロングノーズ、廉価版ショートノーズ)から1800(1600)でも2000GTにない味があったモノですがR30→R31の1800(ジャパン後期、R31には2000 4気筒のTIも存在)に至ってはスポーティ好きとしたら選ぶ価値はなかったでしょう、1800選ぶならまだ最もスカイラインには不釣り合いだったLD28のDeモデルの方が速く力もあったなぁ…

出品は東、落札は意外にいい値段で驚き!状態もいいし今や希少車ですししかもハチマルかぶれのド変態をくすぐるに充分のモデルですからね、因みに店売りでは安くても40万以上でないとペイできない、ネッ、高いでしょう、1800のクセにwww

私ら世代ではV35以降は勿論ですがR31もリアル時代の失望が大きくハコ〜R34までの旧世代?のスカイラインの中では苦手な部類でしたが振り返れば前述のRB系エンジン搭載、HICAS、GT-Rの再来『GTS-R』などエポックな事柄も多かったんですよね〜、まぁ、4HTはおかげ様で昔よりは好きになりましたが(^^)
Posted at 2017/12/01 22:03:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ

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