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2016年07月16日 イイね!

保存版・珍車PART637

保存版・珍車PART637
スタリオンと来たらコレでしょ!ってあまり関係ねーかw

一時期ライバル関係にあったとは言えRX-7と結び付ける回路持つヒトは稀な筈、何せRX-7と言えば伝統あるスポーツカーですし日本では元祖的な存在、新参モノ(当時)のスタリオンはまず人気も実力も敵わなかったですし…


サバンナと言えばやはりスカイラインかな、GT-Rの連勝記録を止めたRX-3以来お互い意識の中には常にある存在だったと思います。
しかし方や箱型のツーリングカー、方や2+2のスポーツカー、その事がお互いの走りに決定的差はなかったですがなかなか市場ではライバルって感じでは受け取られていなかった、スカイラインにはやはりマーク?やチェイサーのハードモデル、RX-7はフェアレディZやスタリオン、セリカXX〜スープラなどを対峙させるのが普通だったと思います。

サバンナは元々はファミリーカーのグランドファミリアベースのRE専用スポーツモデルとして71年にデビューした経緯もありマツダREの象徴として生き91年のアンフィニRX-7→マツダRX-7と継承、2002年のRX-7の生産終了まで30年近くその使命を果たし現在でも復活が望まれる1台ですよね。

さて今回の取り上げはそんなRX-7の初代(サバンナとしては2代目)を見っけましたんでご紹介!

⇒『昭和58年(1983)SA22C型サバンナRX-7 REターボGT』!!

SA、これもマツダの名車なので年数経っている割には時折こうして出品されます、今となってはマニアも多くちょびちょび出るんですが勿論街を走る姿はもう見れないですねー。

SA22Cは78年〜85年でしたので現車、もう末期のモデル。

SA、デビュー時はセンセーショナルでしたしまだ排ガス規制やOILショックの影響が色濃く残る時代では本当に衝撃的でした、販売/人気ももの凄い勢いでしたが末期になるとさすがのRX-7もライバルが乱立、第二次パワー競争の中でREパワーも見劣りしだし人気は急降下という状況、そんな逆境にマツダが用意した飛び道具はターボチャージャー!

ただでさえ俊足なREエンジンに+ターボは一気に従来型12A型REを;35psアップの165psを発生、日産やトヨタのDOHC+ターボ攻勢を迎え撃った訳ですネ!

↓レシプロにないスムーズ加速にターボが加わり当時は究極の反則!?に映ったRX-7ターボ!



12AのNA/ターボともに経験ありますがNAでも他にないスムーズに静かにとんでもない速度に到達するREエンジン、逆にレシプロほどターボの有難味は感じず燃費悪いのが更に悪くなるので不要じゃね?とあくまで個人的な感想を持っていましたがそれでもスペック的には当時の他社ハイパワーと孫色ないモノを得ましたんで7たるものそれらに劣る事はできないというマツダの意地の現れであったとも思います。

出品車、83/10登録、REターボデビューが83/9なのでターボ追加とほぼ同時に登録されたものですね、この当時でSAは既に発売5年、私などはもう古臭くてターボが載ろうがそう萌えませんでしたが次々にスペック的にライバルのDOHC/同ターボが超えて行く中、REファンには待望のモデルでした!

↓総合3.5という素晴らしい内容、距離は出ていますが3〜4回のOHを推察できる程度の良さ!


外装評価は入っていませんが未再生かやっていても1度位?自然劣化も感じさせるに充分な感じながら程度は悪くない、C〜D評価は充分入るでしょう。

大凹大傷も見受けられませんね、A/C不良が大きな−ポイントですが最早このクルマを選ぶマニアさんには大した問題ではないでしょう(^^;

↓内装はC、オーディ穴以外では常識的経年劣化程度で綺麗な状態!


SAは今でこそかなり小さい部類ですが当時操るには大きくもないながらそれほど小ぶりって印象ではなかった!Frミッドシップによる絶妙なバランス配分やリジットながらよく煮詰められた秀逸
な脚廻りは振り回すのも面白い、MRのトヨタMR-2のような独特な癖に較べると素直でしたし軽量+REにパワーに負けないシャシはかつてのREクーペやカペラREを知る者としてはマツダの成長をSAに乗るとつくづく感じたものでした。

トヨ2以来のリトラは当時、ポルシェ924のパクりと揶揄されたものでしたがあの時代では正にスーパーカー的存在感がありあの頃青春期を過ごしたご同輩、SAを一度は欲しいと思った方多いと思います、最後に「REじゃなければ…」と余計な締め言葉と共に(笑…ガス喰いという意味)

↓80年以降(後期)から採用になったブラックテールも精悍さが増し個人的には後期好みです!


70〜80年代ですとスポーツ/スポーティカーを謳ってもまだまだ未完成部分が多いモデルだらけだった中、RX-7はどの部分のポイントも高く特に78年では“唯一”とも言える国産スポーツ、その後の改暦で6PIやREターボを採用し内容も充実、各レースでも大活躍し後年のルマンでの栄光の下地を作りそして85年に次期型FC3S/C→FD3Sに継承され完成度を深めRX-8に発展しましたが最後までREの−イメージから抜け出せずしかも時代も環境/燃費一辺倒となり現在のところREは消えたままですが近年復活の噂もありますしね、“新生RX-7opRX-8”(個人的にはサバンナ名復活を希望したい…)が見れるのもそう遠くない!?!?

↓オリジナルティを保つ出品車、「三重500」の再登録ナンバーですがマニア保管の様子でイイ状態!


出品地は西、落札額は思った程ではなしで余裕の二桁、距離飛び(と言っても年式考えれば少走行)のREターボという部分に怖さがあり以外に値段は出ないみたいですね。

ご承知の通りこれの先代になる初代サバンナは既にお化け価格、また、後続FCもマニア人気はSA以上、しかもFCもかなり数が減少しておりこちらもプレミア化、SAだけが何故かそうはなっていない印象ですが70年代の末期、これほどワクワクさせてくるクルマもなかったですしね、現在価格は関係なくSAも名車!できる限りのこ
の状態での保存を願いたいところです(^^)v
Posted at 2017/12/04 00:34:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

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