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2016年07月18日 イイね!

保存版・珍車PART639

保存版・珍車PART639 何だかリトラ特集みたくなってきましたが(^^)v

まっ、空気抵抗だ外国ではNGとか色々あるもやはりリトラはカッチョエエですよね〜。
スポーツカー、スペシャリティって雰囲気が盛り上がる!
一時はブームにもなりファミリーセダン(アコード/ビガー)コンパクト(カローラ?兄弟)や軽(キャラ/AZ-1)にまで採用されまましたが今は前述の理由で皆無、80〜90年代の象徴って感じがします。

今回の取り上げはそんなリトラが一番決まってたんじャね?(個人の意見)って感じのコレ!

⇒『昭和58年(1983)2代目MA61型セリカXX2800GT』!!

XXは何回かこれまでも取り上げてきましたがニッパチはお初だと思います、今残ってるのはやはり一番人気、一番売れた1G-GEUのGT TWIN CAM24ばかり、勿論61XXのTOPグレードは2800GTなんですが旧税制の時代、5ナンバーの倍近くの時代でしたので3ダッシュのしかも2+2なんてのはまず売れない、当時のよほどの富裕層しか手にできなかったグレードで私もXX売ってましたが3年の営業時代、ニッパチ売ったのは1台きり、殆どが2000GTとワンカムの2000Gでしたしね、ニッパチは他営業も殆ど売ってない、メーカーもそれは承知の上でのラインナップであくまでイメージリーダー、長年3ナンバースポーツとして君臨していたフェアレディ280Zに対向させるべく81年、ソアラでデビューし170psという当時としては度肝を抜く5M-GEU型DOHC2.8LをXXにも搭載してZにぶつけた訳です。

XXは元々はセリカの78年、セリカのノーズを伸ばしてM型6気筒を搭載したパーソナルクーペとしてデビュー、セリカLBのボディを使いながら体育会系スポーツで売るセリカに対し高級車の位置付け、2Lと2.6L→2.8Lを搭載、コスモや117クーペ位しかまだ存在しなかった高級クーペ市場に名乗りを上げました。

↓初代MA40系セリカXX


40系はM-EU/4M-EU→5M-EUというSOHCの6発をクラウンやマーク?から移植、トヨタラインナップでも上位のモデルで扱いのカローラ店初の3ナンバー車でした。
4気筒セリカが不人気で終わったのに対しXXはそこそこの成功を収め81年のFMCではその高級パーソナル性はソアラに継承、XXはスーパースポーツの性格を強めました。

因みに有名ですがXXの名称はアメリカではNGワード、あちらでは『セリカスープラ』とされ後続モデルは国内でも『スープラ』になっていますネ。

それでは現車を見て見ましよう!!

くどいながらそれはそれは珍しい2.8GT、2000L→2000S→2000G→同Sターボ→同Gターボ→2000GT TC24のTOPに立つXXのイメージリーダー!
またこれも珍しいのがボディカラーが赤という点(色替えでなければですが…)2000系では赤って多かったんですが2.8GTで派手な赤は珍し、2000系の赤も大概は黒との2トンで赤一色は2000も含み珍しいと思います。

現車、このカラーが災いし各部クリア剥げがあるようで再塗装は必須の状況ですが内装C、総合3は年式的に考えるとかなりイイ評価、外装は現状D以下でしょうが全塗でビシッとなるでしょう…

↓26万kmとかなり走りこんでいますがM系エンジンは頑強ですんでまだまだ現役でしょう!


距離からしてエンジン以外の駆動系、ミッション等に不安はあるも現状は大きな不具合なし、日常使用はさすがにキツいもコレクション、イベント出動には充分活躍できそうです。

ATってのがやや残念ですがまぁ、2.8ですしね、当時新車でこれを買えるお金持ちならばAT選ぶのも34年前でも理解、因みに私が売ったのもATでした…

↓ATで追加メーターってのが個人的には「いらんだろ?」ですが内装そのものは非常にイイ状態!


前にMZ11ソアラの取り上げ時に書いたと思うんですがソアラ/XXデビューまでトヨタは頑なにDOHCにATってラインナップしなかったんですが5M-GEUは載せるクルマがクルマ、価格が価格だったんでこの“掟”を破り遂にAT設定、当時(今もかw)MT信者ですからね、トヨタも堕落したなんて思ってましたが初代ソアラ/2代目XXはまだMTの販売比率が上でしたが次期型ではこれが逆転、そして今のAT王国に繋がる訳で70年代男としてはこんな時代になるとはトホホ…

しかしニッパチGT、トルクが太くDOHCと言っても回してパワーを出すタイプではなかったんでATでも何ら不都合はナシ、瞬発力はMTに分がありましたが当時でもイージードライブもここまで走れば十二分!と感激した憶えがありますね〜。

60XXもこの時代のクルマなんで現代目線ですと細長いですが背が低い分重心も低くこの頃になるとトヨタ4独の脚廻りも非常に良くなっておりワインティングではジャパンのロングノーズやR30よりも楽しく飛ばせるクルマだったと思います、少なくともスカイラインの直線番長的な部分は少なかった…

↓スポイラーは外品かな?色褪せが結構来てますが完全オリジナルのXX、希少車です!


出品車は83年にMCされた後期型、個人的にはRrゲートがブラックアウトされていた前期が好みですが後期も悪くはない、Frの造形は後期の方が迫力が増しています!

嬉しいのはあの人気の純正15インチアルミがそのまま履いている点、てかほぼノーマルでオリジナル度満点っていうのはクルマの性格上珍しくほぼオーナーの手でどこかしらカスタマイズされてましたから久々フルノーマルのXX、感激!(^^)!

↓リトラを纏うスタイリングでは未だにこれを上回るモノはナイ!と信じるGureでございますw


出品は西、落札額は距離飛びと外装痛み−ポイントになったようで意外に伸びず三桁の半分以下でしたが仕上げて三桁以上で多分売るんでしょうね、XXも10年位前までは適正価格で手にできましたがもはや高騰、後続70スープラのターボRですらプレミア化してますしこれも底値の時代に乗っておけば良かったと後悔ある1台、お色直しで末永い現役を通して欲しいものです(^^)v
Posted at 2017/12/02 19:19:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | トヨタ | クルマ

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