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2017年05月07日 イイね!

珍車PART691

珍車PART691
連休最終日、朝から既に8/31の小学生のように憂鬱な気分になっておりますが(笑)

G/W、お父さん達は家族サービス、サービス業の方などはG/W関係ナシですもんね、お疲れ様ですぅ。。。
ワタシも4日までは何だかんだ動いていたのでこの最終3日はゴロゴロのんびりとみんカラで遊んで明日からの業務に備えて英気を養っています(^^)v

な訳で連休中お休みしていた“珍車シリーズ”をまたやってみたいと…(代わり映えしねーナw)

復帰1弾目はやはり菱車から参りましょう!

第691弾は初代パジェロですねー。
初代パジェロ、Deがメインでしたし排ガス規制の関係で首都圏、それに準じる地区ではもう乗れなくなってしまい見かける事も皆無、私の生息地である横浜でも勿論皆無、しかし根強い人気があり第二生息地山梨では少なくなったとはいえまだ普通に見れたりします、特に山岳地帯に行けば1日1台は見かける感じです。

⇒『平成元年(1989)初代L146GW型パジェロミッドルーフワゴンスーパーXL』!!

戦後からジープをライセンス生産、4駆パイオニアの三菱はこれにより雪道、悪路でのヘビーデューティな場所ではとにかくジープという時代を長く培いますがジープ、走破性は右に出るモノはないながら快適性は皆無の正に“漢”のマシン、エアコンやP/Sなんて勿論の事、乗り心地は最悪で女子供は悲鳴を上げる、とてもじゃないがファミリーユースなどに使用できる筈もなく特殊なクルマであった事は否めません。
しかし70年代も後半になると生活スタイルの変化や雪国からの切望もありジープの走りに快適性を備えるモデルが切望されておりこれに応えたのが2代目ジープであるパジェロでした。

既にこの時代、スバルレオーネを主とする生活4駆も普及しており以前のジープ一辺倒という時代は過ぎていましたがそれでも路面状況の厳しい山岳地等ではジープレベルの走破性が求められておりヘビーユーザー待望だったパジェロは大ヒット!それまでの“4駆”のイメージをガラリと変え男臭さ一辺倒の中、お洒落にファッショナブルに快適にと4駆生活を変えこれによりRVブームも訪れました。

火付け役の三菱はこの時に4WD戦略を前面に打ち出しパジェロシャーシベースのデリカスターワゴン、またパジェロのベースになったフォルテ(ボントラ)を始め各乗用や軽自動車にも次々に4WDモデルをラインナップしこの分野破竹の勢いでした。
他社もこのRVブームに追従、ランクルやサーフ、サファリ、ダットラやテラノ、ビックホーンなど本格クロカンがそれぞれ充実し正に4駆花盛りの時代で激戦区となりますが三菱は世界一過酷な「パリ・ダカールラリー」にパジェロで参戦、 1984年には著名のアンドリュー・コーワンにより総合3位、クラス優勝を飾りパジェロ人気を盛り上げています。

↓アンドリュー・コーワンによりクラス優勝を飾ったパリダカ・パジェロ!


ギャラン、ランサーでサファリやサザンクロスでのラリー実績を活かしたパリダカ参戦は大成功、これによりパジェロの名声を高め特にバブル期に発売となった2代目パジェロ(91y~)は”パジェロ現象”と言われる程ブームになり300万、400万するパジェロがゴロゴロ街、山に生息していた時代を迎えましたネ、個人的にはクロカンは対象外の私ですが漢のジープから変貌したパジェロにはさすがに目を奪われましたしスキーブーム時に友人のパジェロでスキー行きその走破性と快適性には舌を巻きました♪

そんなパジェロの初代後半のモデルである現車、革シートにフル装備、V6ガソリン6G72型150psエンジン搭載の高グレードモデル、初代パジェロは82年~91年のモデルライフでしたが後半はもうバブルでしたので現車のような高グレードが販売の主流で泥臭いクロカンのイメージを変えました。

↓出品車、まだまだイケる実走11万㎞!内外Cの総合3.5は30年落ちとは思えないレベルを維持!


今でも“パジェロ”と聞くとこの初代(L系)か2代目(V系)を思い浮かべます、V系はまだまだ現役も多いながらL系は地方でないと見れない、この時代はDeメインでしたので出品車、ガソリンV6はかなりの希少度です。

↓C評価の室内、革シートの割れもない様子で前オーナーの愛着度が解ります!


今でそこのL系見ると無骨でジープの面影を色濃く残す印象ですが当時はこの種のモデルとしては青天の霹靂的驚く程の変貌を感じたものです。歴代パジェロもこのL系のイメージは継承していますが現在のSUV花盛りの時代にはやや時代遅れ的な印象も拭えません、しかしパジェロはいつの時代であってもこうあって欲しいは菱マニアの願いかもしれません…

↓サンルーフ以外は経年劣化を除き大きな不具合もなくボディも問題ナシ!


尚、ジープに多彩なボディがあったようにパジェロもワイドレンジの車型を誇ったのも支持が高かった要因、メインは現車の4ドアワゴンながらショートW/Bの2ドア(ソフト/メタルトップ)は特に山岳部で人気でしたし名機G63B→4G63、6G72、4D55→4D56等ガソリン/DeにMT/ATの組み合わせで好みにより車種選択がこの種のモデルとしては幅広かったのも人気でした。

↓無骨で一番パジェロらしさが感じられる初代、少なくなりました!


初代でこの程度、距離なんてもうまず出て来ませんがV6は燃費の関係で貿易でも国内でも人気はイマイチ、依って落札額は二桁超えた程度でリーズナブル、まぁ、店売りでは50万以上にはなるでしょうがまだ狙えますね!

菱マニアとして目が離せませんが残念ながら菱は菱でもエボやVR-4的4駆ハイパワーのファンなのでコイツはこらえてつかいwww
Posted at 2017/05/07 12:32:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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