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2017年06月13日 イイね!

珍車PART698 

珍車PART698 
気を取り直して…

いつもの珍車シリーズ、また菱www

前回のスタリオンを~三菱きっての人気高額旧車~と書きましたがスタリオンがそれならコイツは~三菱きっての熱い旧車~かもしれませんネ(^_-)-☆


⇒『昭和61年(1986)A175A型ランサー1800GSR I/Cターボ』!!

ランタボ!久々にここで取り上げます、2~3年前まではこれもチョビチョビと顔出してましたがここ最近はすっかり出品も見なくなり完全なる絶版旧車の殿堂入りした感じ。。。

ランタボについてはかつて「Heart Beetはもう聴こえない…三菱ランサー“ザ・ベストテン”」なんてのやりそこに詳細書いたので手抜きしてそこから抜粋(汗)

~これもワタシがこれまでの自動車遍歴でマイカーとしなかったのを大きく悔いる1台ですので今や永遠の憧れになった感が強いランタボです!
2代目ランサーEXのモデルライフ期に折からのターボブームによりランサーの頂点としてデビュー、81年2月に欧州向けにWRCバージョンである2000ターボを発売、これは国内では上級に2000ターボを持つΣ/Λとの兼ね合いから発売はされませんでしたがこれを少しデチューン?1800としたEXターボが81/11に追加されました。

1800ターボでも当時としては充分以上のスペック、伝統のシャープなハンドリングにシフトフィールが非常に生きるモデル、脚はノーマルでは頼りない部分もありましたが手を入れてやると素晴らしい乗り味に!
外見も素のランサーEXにはない大型スポイラー一体型のFrバンパーが厳つくカッコ良かったです。
4G63型2Lターボは170psという当時としては破格のスペックでしたので国内向けG62B1800ターボは135psと控え目には見えましたがその実力はクラス最速、しかもFRモデルでしたのでこれで峠で腕を磨いたご同輩も多いのでは?と思います…

豪華兼街乗り仕様には『GSR』、競技ベースに『GT』を設定、GTは後のRSに繋がる漢仕様でGSRの快適装備が取っ払われた内外は廉価版というよりも独特のオーラがあったモノです。

ランタボは菱ファン以外の走り層にも大人気となり現在でもファンが多い数少ない三菱名車の一つに挙げられておりますが現役時代、やはり2000ターボの存在が偉大で135ps/1800のランタボはそれと比較対象されて評価は不当に低い部分もありましたが83年にはMCが行われこの時、G62BTエンジンにI/Cを追加、出力を165psまで高め外観的にも2000ターボに準じる改良が加えられた『ランサーEXインタークーラーターボ』がデビュー、GSR/GTはI/Cモデルに格上げし2000ターボシンドロームの面々を納得させたモノとなり大人気を博します。

↓前:GSRインタークーラーターボ 後:GTインタークーラーターボ


この時に従来のI/Cレス135osエンジンは新設グレー『GSL』に搭載、GSLには5MTの他に3ATも設定され後年のエボGT-Aの元祖として一部マニアには羨望?まずATのGSLターボなんて売れてませんからね、現存するのかどうかも解らずで…

ランタボは87年まで現役、人気はありましたが性格的にバカ売れとは行かないながらFRライトウェイトスポーツとして86レビトレ、いすゞジェミニZZと並ぶスポ根系、走り系では伝説のモデルとして現代でも人気高いのはご承知の事と思います~

ランタボ、仲間内でもオーナーさんがいますが日々、サビとの闘いの様子、80年代はまだまだ防錆技術が低くランタボに限らずトヨタでも日産でも80年代車オーナーさんの一番の悩みどころ、90年代になってから飛躍的に防錆技術が向上したのでワタシが一番多く所有した、或りいわ所有していた90年代車ですとそれ程サビで苦労する事はないのですがね、80年代車は当時、どんだけメンテしていても7~8年もするとサビが浮いてましたから現在まで残るこの時期のクルマ、維持の苦労が偲ばれますナ。

現車はランタボとしては末期の86年モデル、メインのランサーは既にFF化したミラージュと兄弟のランサーフィオーレに移行、スポーツモデルと廉価版のみに車種編成が整理された時期以降のモデルで当時でも7年落ちになるランサーEXですがことターボに関しては走り好きには高い支持を最後まで持っていたものです。

↓内外C、R点ですがランタボとしては上物の部類!


走行不明ですし機関も多少不具合はある様子ですがそれでもこれも弄るためにあるクルマだった?のでオリジナリティー度が高く希少車の中のまた希少車だと感じます。

ナンバーは「仙台530」の3桁ナンバーですのでマニアが維持していたクルマでしょう、今となってはグロス165psなんて笑ってしまいますが当時は1.8Lクラスでは信じられない高出力でしたしね、見た感じの迫力はスタリオンには劣るも走りでは断然ランタボでしたし三菱最後のFRハイパワー、かなり少なくなっていますしこの個体も長生きを祈りたいです!

↓C評価ですがインパネや内張、シートのヤレも画像の限り見られずランタボとしてはかなり綺麗な部類!


外装はワタシの記憶が確かならばガンメタってあったかな!?って感じ、少なくとも135psの初期型には設定のなかったカラーなので塗り替えかもしれません。

ロールバーやアンダーカバーが見えるところから競技使用も考えられますがその割には痛みは少ない感じ、雰囲気だけのものかもしれませんがアドバンのA/Wと併せて当時の軽いランタボ弄りの定番って感じが郷愁を感じます!

↓バンパー?エンドパネル?が歪んでるのが惜しいですがそれ以外は比較的綺麗なボディ!


エボⅣやE39Aでももうパーツで苦労するのでランタボやスタリオンクラスですとかなり部品には悩まされこれが手にできないために降りるユーザーも多いらしい、先日日産がR32のGT-Rの部品供給を充実させる、なんて報道がありましたが三菱も同じフランス野郎のグループになったんですから分け隔てなくこうした絶版菱車にも愛の手を!! と思いますがまぁ無理でしょうね~、ワタシもギャランやエボ、いつまで維持できるんかな…

↓艶も残り大傷や凹も見られないFrビュー、若い頃の憧れがボロボロなのは見るに耐えないのでこの個体はソソられますw


出品地はナンバー通り東北地区、落札額はこれも高額です、3桁こそ乗りませんが加修して整備して…プライスカードは間違いなく3桁超えでしょう!

(^^)/
Posted at 2017/06/13 23:50:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | 三菱 | クルマ

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元GureのHNで活動、新規ネタ&過去ネタをUP中、過去記事はかつてほぼ移住していた山梨や本拠でのクルマ弄り記録や過去シリーズ的に上げていた独自の企画モノを再U...

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